日本人の英語力が低いわけは

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56サーウィッ ◆CvSO3c570M
私は、この3年の間、NHKのすべてといっていいほどの
テレビとラジオの英語講座を視聴してきた。
基礎英語1から、ドラマから、ビジ英、NYU留学も全部だ。
普通に英語講座を視聴している人が、出会うであろう英語量の10年分は余裕だろう。
聞いている講座は1つだけなら、30年分くらいはあるだろう。

それでいえることは、、、これだけ聞いても覚えるべき表現は、まだまだあるということだ。
見たことがない表現で、講座に取り上げられてもおかしくないような表現がまだまだいっぱい出てくる。
これでは、普通の人が、たとえばラジオ講座を2つくらいをいくら聞きつづけても
ぜんぜん足りないということ。そしてつくり手としては、小出しにしている分
いくらでもネタが尽きず、同じようなダイアローグの作り放題、これだから
やめられまへんな、状態だということ。

こんな申し訳程度の知識を与えられてもどうしようもないだろう。
さりとて英語感覚を身につけてくれるような講座になっているかというとそうでもない。
ほんのささやかな知識を覚えほんのささやかな英語感覚を身につけ、
ほんのささやかにダイアローグのシナリオを楽しんでいるのである。
私は前も書いたが、この構成を根本改造すべきだと考えている。

(簡単な)英語で進行する講座も聞いてみたいが、たとえばもっと深い知識を与える講座、
英語感覚を徹底的に鍛えられるような講座、そういうものが可能なはずだ。
英語を徹底的に楽しめるような番組も可能かもしれない。
視聴者に得意分野を作らせるような番組も十分ありではないか?