1 :
名無しさん@英語勉強中:
スピーキング能力については、各々の専門分野や職種などにより、要求される英語能力レ
ベルが大幅に異なるために、いっそう厳密な能力評価が必要とされる場合も少なくありま
せん。TOEICではこれに応えるため、スピーキング能力を測るインタビューテストとしてTOEIC Language Proficiency Interview (TOEIC LPI)を有料で実施しています。
http://www.toeic.or.jp/toeic/lpi/index.html
2 :
レベル5 :2005/04/13(水) 08:15:23
スピーキングの能力は、教養があり、非常に明晰な英語を話すネイティブスピーカーと同
等であり、英語が母国語として使われている国の文化も完全に理解していることが窺え
る。このレベルの人は完璧な柔軟性と直観力を持ち合わせて英語を使える。語彙やイディ
オム、話し言葉特有の表現や適切な文化的知識の幅広さなども含めて、あらゆる面で、教
養あるネイティブスピーカーが完全に理解できる高レベルの英語を話すことができる。発音
は英語らしからぬアクセントなどのない、高等教育を受けたネイティブスピーカーと同等であ
る。
3 :
レベル4+ :2005/04/13(水) 08:16:06
スピーキングの実力は通常、全ての点で優れていて、教養のある、非常に明晰な英語を
話すネイティブスピーカーと同等である。どのような英語を使用して行う業務でも支障なく
こなせる能力がある。しかし、文化的にもネイティブスピーカーであるとまでは、思われな
いレベルである。
4 :
レベル4 :2005/04/13(水) 08:17:11
業務上、通常必要とされるあらゆるレベルの英語を流暢に、かつ正確に使うことができる。
英語をうまく使いこなし、英語を使って目的を達成する十分な能力がある。適切かつ巧み
な言葉遣いと、英語圏文化への知識と理解に基づいて、会話をうまく構築することができ
る。仕事上、英語能力が支障となることはほとんどありえないが、ネイティブスピーカーと
まちがえられることもほとんどないであろう。特に努力することなく流れるように英語を話す
ことができ、個人的な経験や仕事上の経験の範囲であれば責任をもって、どのような発言
の場においても、きわめて効果的に、高い信頼性の得られる表現で、詳細に話をすること
ができる。予期せぬ場面でも、プロとしてでなければ、通訳の役割を果たすことが可能であ
る。教養のあるネイティブスピーカーにとっての関心事のほとんどから、自分の専門に直接
関係しない業務まで、広範囲にわたって高度な英語で対応することができる。
5 :
レベル3+ :2005/04/13(水) 08:18:03
しばしば、業務上、広範囲にわたる高度かつ要求度の高い仕事を、英語を使いながら遂行することができる。
6 :
レベル3 :2005/04/13(水) 08:19:02
構文の正確さや語彙力は十分であり、フォーマルな場でもそうでない場でも実用的、社交的
、また専門的な会話に対応できる力がある。とはいえ、通常その力には限度があり、誰もが
知っている業務上の事柄や、または国際的にも分かりきっていることなどであれば問題ない
という範囲にとどまる。会話にはまとまりがある。英語を適切に使用できるが、明らかに不完
全だと認められる箇所もある。しかし、ネイティブスピーカーの理解を妨げるようなミスではな
く、ネイティブスピーカーに混乱を与えることはめったにない。構文や語彙をうまく組み合わ
せて、自分の言いたいことを正確に伝えることができる。会話はすぐに始めることができ、間
があきそうなときも、上手に埋め合わせることができる。発音は、明らかに外国人のアクセン
トがあると言える。個々の言葉は正確に発音できても、強弱の位置やイントネーション、音の
高低に不自然さが残る。
7 :
レベル2 :2005/04/13(水) 08:19:56
日常業務では、ある程度の要求を満たすことができる言語レベルである。一定の範囲内であ
れば、業務上のルーティーンワークに関連したやりとりも可能であるが、より複雑で高度な
業務においては大抵、ネイティブスピーカーとの会話に支障がでてしまう。一般的かつよく話
される話題(時事問題、仕事、家族や自分の生い立ちなど)であれば、容易にではないが、自
信を持って対応できる。発言には、最低限ながらまとまりがある。多くの場合、文の構成はあ
まり複雑でなく、全体が首尾一貫していないこともあり、ミスも多い。使用頻度の高い言葉は
正しく使うことができるが、そうでないものについては、不適切な使い方や不正確さがみられ
る。
8 :
レベル1+ :2005/04/13(水) 08:20:52
予測可能な範囲の話題であれば、対面式の会話を自分から始め、それを継続することが可
能であり、社会生活上のニーズもある程度ではあるが満たせる。しかし、会話における慣習
はほとんどわかっていない。このレベルだと通常、簡単なことを述べていても、ネイティブス
ピーカーには分かるための努力が必要で、状況判断や、話者の発言背景を推測しながら内
容を理解しなければならない。本人の言語知識が乏しいため、話が滞ってしまうことや、話
題を変えなければいけないようなことが起こる。英語の知識は限られており、使いこなす力
は低く、話せる範囲はせまい。話は短く、細切れの表現をつなぎ合わせたものであることが
多い。
9 :
レベル1 :2005/04/13(水) 08:21:36
日常の挨拶などはきちんとでき、なじみのある話題で、(電話などではなく)対面式であれば、
ごく簡単な会話を維持することが可能。英語の運用能力はあるが、その範囲は限られている
。誤解したり、されたりしがちであるが、対面による会話であれば、ネイティブスピーカーの発
言内容を確認したり、質問することによりわかりあえる。あらかじめ練習した言い回しで会話
を続けることができたとしても、継続的に自分の言葉で考えを伝達するのは無理である。こ
のレベルだと、簡単な発言や質問であっても、ネイティブスピーカーは状況判断や、話者の
発言背景を推測しながら内容を理解しなければならない。
10 :
レベル0+ :2005/04/13(水) 08:22:13
発言をあらかじめ練習しておけば、当面のニーズは満たせる。自分の考えを表現
したり、柔軟性と即応力をもって会話に対応することができない。暗記したフレーズや決まり
文句を使えば、ある程度正確に質問したり、発言したりすることができる。自分の言葉で話そ
うとしても、なかなかうまくいかない。