「英語が使える日本人」の育成のための行動計画

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817サーウィッ ◆CvSO3c570M
だけど、私をのけ者にするっていうのは、どれだけあなた方がダメかを証明することだ。

おまえらに英語教育の要諦を教えてやるが、よく聞いておけ。
英語を教えるということは、英語を教えることではない。
英語でコミュニケーションをとることを教えることであり、英語で理解することを教えることだ。
つまり教えるという過程そのものが、英語の理解の場ではなく、
英語でのコミュニケーションの場であり、英語での理解の場であるべきことだ。
英語は道具だと口先で言っていても生徒は理解できない。しかし、英語を学ぶ過程で
常にそれを実践しておれば、口に出す必要もなく、生徒に身をもって体験させ、教えることになる。

それがおまえたちに致命的に欠けていることであり、生徒の英語力が伸びない原因だ。
ほかの国の英語教育と決定的に違うところであり、日本だけが英語ができない唯一絶対の理由だ。

英語を教えるのではない。英語でわかるようになることを教えるのであり、
英語でわからせることができるように訓練してやるのだ。
英語が主ではない、コミュニケーションが主である。わかることが中心だ。
そして、そのための、そのようになるための材料を与えていくことも授業の重要な一部となる。

授業が終わったとき、今日は、どれだけたくさん覚えたかではなく、
どれだけたくさんコミュニケーションがとれたかが、
生徒の満足度の基準になるような授業をすることである。
コミュニケーションの経験を積ませることこそ、英語の授業そのものであるべきだ。
コミュニケーションの成功体験こそ、生徒の英語力向上の唯一の手段であり、知識の集積では断じてない。
知識は、コミュニケーション成立のための補助にしか過ぎない。
覚えるためだけの知識はすぐ忘れるが、コミュニケーションの補助として覚えた知識は忘れない。
成功体験とともに半永久に記憶に焼きつくだろう。
その上に新たな経験と知識が着実に積みあがり、英語力は伸びていく。
生徒が英語を習得できないなんて ゴキブリが教えでもしないかぎりありえないだろう。