「英語が使える日本人」の育成のための行動計画

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779サーウィッ41歳 ◆CvSO3c570M
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050718i204.htm

公立中、英語で授業は4%だけ…文科省の目標に遠く

英語の授業の大半を英語で行っている公立中学校は約4%にとどまり、
「授業の大半を英語で行う」とする文部科学省の目標に遠く及ばないことが、
同省の調査で分かった。

また、ビジネス界で英語力の指標とされる「TOEIC」で730点以上の英語教員は、
中学で1割、高校で2割にも満たず、英語教育のお寒い実態が浮き彫りになった。

調査は今年2月、全国の公立中学校約1万200校と、公立高校約3800校を対象に実施した。
授業での英語の活用実態を調べたのは初めて。

それによると、中学校で「英語授業の大半を英語で行っている」のは、
1年3・9%、2年3・7%、3年4・0%。
「英語を用いるが、半分かそれ以下」が各学年とも6割を超え、
「半分以上は用いる」学校も約3割にとどまった。

一方、高校では、国際関係の学科を除くと、通常は1年で学習する
「英語1」の授業を「大半は英語で行っている」学校は、わずか1・1%。
聞くことや話すことを重点的に学ぶ「オーラル・コミュニケーション1」
の科目でも、25・1%にすぎなかった。

さらに、中学の教員約1万9200人と、高校の教員約1万9600人に、
TOEICやTOEFL、英語検定などの受験状況を聞いたところ、
受験経験がある英語教員は、中学、高校とも半数以下。
多くの企業で“英語ができる”目安とされる「TOEICで730点以上」
(通常会話が完全に理解でき、応答も早いレベル)だったのは、
中学で8・3%、高校で16・3%。
また、英検の準1級以上も中学で10・1%、高校で19・6%だった。