「英語が使える日本人」の育成のための行動計画

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646サーウィッ ◆CvSO3c570M
英語ができる人や、長年携わってきている人が、ロクな提言ができないから
私が言っているだけ。「学ぶ側」から、いいたいことはいっぱいある。
感じる英文法ではないが、何で最初からこういう風に教えてくれなかったの?であふれている。

私が書いている勉強法はひとつのブレーンストーミングであり、
そういう観点にたったトレーニングもありだろうということ。
今の型にはまった教え方にはまったく満足できないよ。
たとえば言い換え練習で必ず出てくる疑問形や否定形に変えること。
まったく無意味とはいわないが、何が何でも、いつも最初に
あのような形で、ほかのすべてを押しのけてやることなのか、私は大いに疑問だ。
一番の問題点はものをたずねるとき、必ず疑問形にするとは限らない。
疑問=疑問形ではないのだ。平叙文で語尾を上げるだけでも疑問の意味は通じる。
文法的形式と内容表現は必ずしも一致しない。話される言葉の柔軟度は高い。
1対1対応で、「形から」教えることは、あとで非常な戸惑いを覚え、現実に話される
英語が難しい、などと思うことになる。疑問形でない疑問がいっぱい出てくる。
教えてもらったのと違う。ネイティブにはかなわない・・・。
本当に不幸な勘違いだ。最初から語尾の変化に声色ひとつでの意味の変化を
形の変化以上に教えれば、こんなことにはならないだろう。
未熟だからこそ、そういうしゃべり方を最初に経験させれば、
あとから難しいなんて思わないですむのに・・・。

否定文についても、たとえば動詞の後ろにNOTを入れるだけでも
相手に意味の理解はさせることはできる。まずは、自分の気持ちを伝える、
ということを優先するのなら、そのような表現も排除しない教え方もいいと思う。

なにしろ今の教え方では、自由に発話する気持ちをなえさせるとともに、
教えられた方法と違うため、ネイティブが話す英語に対応できず、
難しくもないものを、難しいと思い込んでしまうのだ。

形の変化を教えるより、同じ文章でも声色ひとつで 意味の違いを話し分けることを教えるほうがよっぽど現実的で役に立つ。
アメリカの学者は面白い。American Accent Training CD3Terack55-57は笑ったよ。