「英語が使える日本人」の育成のための行動計画

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603サーウィッ ◆CvSO3c570M
日本人は、なぜ映画がわからないか?
それは、映画がわかるようになるピンポイントの勉強をまったくしていないからです。
たとえば、「映画がわかるようになる勉強法」なんて、
各論的目的論で、1パッケージの勉強法を作ってもいいのです。
でもなぜか、そんなことまでも頭が回らない。
前にも言いましたが、日本人は、英語という言語は、どのように構成されているかという、
主にstaticな学問的分析にのっとった学習方法を使って勉強しているが、
もっと実用的合目的論にのっとった方法論をとるべきであって、
上に書いたように、ターゲットを限定し、映画が聞き取れるため(だけの)勉強法
というのがあってもいいのです。
これは、まったくの怠慢であり、かつ英語産業の人間、もっと言えば英語講師、
英語の権威にいたるまで、その方法論がわからず、それどころか
自分たちも映画が、まったく聞き取れないのです。
自分もできないことを教えることはできませんよね。
言わせてもらえば、こいつらは映画すら聞き取れないのか・・・ということです。
聞き取れないし、分析すらできない、問題意識も、やる気もない、なんという不毛な
日本英語教育界よ。

ヒントなどいくらでもある。帰国子女に聞けばいいが、こいつらは自分たちの地位が
脅かされるのが怖くて、聞くこともしない、というか勝手に国内では通用しないと
乏しい腐った頭で考えて行動すら起こさないのだ。

たとえば映画のドラマのセリフがどのように作られるか、
それなども今やっている、NYU留学などを見ればわかる。
"reduced English"、彼らはシットコムを作るのに、普通のセリフを
使うことを否定され、最低限の表現で通じるような簡略された英語表現を使うことを、
教えられるのだ。そのことひとつとっても、聞き取るときの着眼点になるはずだ。
杓子定規な英語ばかりを教えられ、ようやくスラングを丸暗記しても、
音の省略を覚えても、文章そのものが省略されている事実は誰も教えない、
気づきもしない?バカじゃないの?