「英語が使える日本人」の育成のための行動計画

このエントリーをはてなブックマークに追加
437サーウィッ ◆CvSO3c570M
では、文法はどうするのか?無視していいの?、となりますが、
これも違います。いつかは勉強しなければなりません。

この「いつか」というのが、今日のコラムのポイントなのですが、
英語の勉強を続けていれば、文法が嫌いという人でも、自然に
「勉強したい」と思うときがきます。そのときに、初めて
勉強するればいいのです。

「文法が嫌い」な人は多いかもしれませんが、その一番の理由は
かんたん、難しいからです。人間は自分の手に負えないものに
ついては、嫌いになる傾向があります。

逆に、簡単に出来るようなことであれば、その簡単さゆえに、
好きになっていきます。好きにはならなくても、簡単に出来る
のであれば、やろうかなという気にはなります。

文法でも、リスニングでも構いませんが、あなたが嫌い・苦手と
思っているものがあるとすれば、それはあなた自身の実力以上の
ものであるせいです。

でも、ここが勉強のいいところなのですが、ある分野のスキルが
上がると、それにつられて違う分野のスキルの実力も上がります。

ですから、例えばリスニングだけをひたすら勉強していた人でも、
数ヶ月ぐらいたつと、以前はなかなか理解できなかった文法が、
すぐに理解できるようになったりします。