forは、求めるが元の意味です。look for 探す wait for 待つ ask for 求める 何かを求めるとある方向へ出かけていくことになります。ここから方向のforが でてきます。leave for〜へ向けて出発する For Ueno 上野行き。toとちがうのは toは到達までを意味し、forは向かっているということを意味します。例えば。to Ueno というと、上野に着いたというニュアンス。for Uenoと言うと上野に向かってはいるが まだ到達まではしてないということです。この方向を表すforは「心の方向」にも使われます 「I'm for...」なら私の心は〜に向かっている=私は〜に賛成だ。an eye for the artなら 芸術向けで見る目がある。才能の方向も表せます。もとに戻します。求めるforから交換してもいいから ほしいという気持ちがでてきます。交換のforです。buy (something) / for xxxx yen. pay xxxxyen/ for (something)これらのforはどちらも「〜と引き替えに」と訳すことが できます。交換してもよいなら、代理のforもOKになります。attend the meeting / for him なら、会議に出る/彼の代理で。となります。また、NHK stands for Nihon Hosou Kyoukai. も代理のfor。NHKは日本放送協会を意味している。日本放送協会という長い名前の代理として NHKですませているということね。
次に代理を立てるからには「理由」があるはずと考えます。 「理由目的のfor」がでてきます。be famous / for....とか、be good / for your healthなどが それにあたります。最後に、期間のforですが、これはduringやwhileとあわせて出題されますので、 ちがいを押さえておきましょう。まず、whileは接続詞。While SV...のように うしろにはSVがこないといけません。それに対して、during とforは前置詞。当然ながら、 「名詞の前に置かれるから前置詞」というのです。直後は名詞か動名詞でなくてはなりません。 誤解をおそれず言えば、forのあとには数字が来ます。for three daysとか、for two yearsとか。 duringのうしろには数字は来ません。during the class, during the winterとか、期間を表す 言葉は来ますが、数字は普通の場合来ません。