国連英検を廃止に追い込む運動

このエントリーをはてなブックマークに追加
702名無しさん@英語勉強中
国連協会は1947年設立。52年に日本の国連加盟に向け30万人分の署名を集めたほか、
53年には世界各国から集めた古銭で鋳造した「平和の鐘」を国連本部に寄贈した。現在は
国連本部訪問が副賞の「高校生の主張コンクール」などを実施している。
 しかし、ピークの80年代後半には約7万人だった国連英検の受験者は、TOEIC(国際コミ
ュニケーション英語能力テスト)などの普及で04年には約1万3000人に激減。さらに年間
3000万円程度出ていた外務省からの補助金も、一連の見直しで04年度からゼロになり、
赤字経営が続いているという。
 協会は今年から英検の受験料値上げに踏み切ったが、改善の見込みはない。協会副会長
の波多野敬雄元国連大使は「目的がはっきりしているユニセフなどと違い、具体的に国民に
訴えかけるものが足りないのかもしれない」と頭を抱えている。【山下修毅】
(毎日新聞) - 10月29日15時3分更新