シェークスピアを語る

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20名無しさん@1周年:02/05/25 12:57
いいんじゃない。感性で。
現代のfilmemakerやauthorやartistの感性にも訴えかける
ものがあるってことで。4期に渡る青い時代から円熟期への変遷を
追うのもよろしアル。合格アルよ。
21おながいしますた:02/05/25 19:31
文学の真の理解は、それが創造された社会・時代に生きる者にのみ可能なものなんでしょうか?
22名無しさん@1周年:02/05/25 19:45
Our myriad-minded Shakespeare!
23名無しさん@1周年:02/05/25 19:47
>>22
そゆことばっか言ってるから話が進まんのよ。
24名無しさん@1周年:02/05/25 19:53
Love is blind.
シェイクスピアの名台詞ぼしゅー
25名無しさん@1周年:02/05/25 22:34
>>21
どらえもんがいたら、そうする。
その答えを知っている人間は、高山 宏。
彼の著書にも、詰まっている。

26名無しさん@1周年:02/05/25 22:39
To be to be ten made to be.
That's the problem.
27名無しさん@1周年:02/05/25 22:55
↑スミマセン、教養なくてわかりません
28名無しさん@1周年:02/05/25 23:09
>>27

童心に返って読んでごらんよ。
ほら、みえてきたでしょ!!
29おながいしますた:02/05/25 23:22
>>25
著書の名前はなんですか?
30名無しさん@1周年:02/05/25 23:24
シャルルドゴールかどっかで
空港バスの番号が2−Bとか3−Aみたいに
ふってあった。
ほんで、どのバスに乗ったらいいのかわかんない人が
「2−B オア ノット 2−B」って言ってて笑った。
31and more like::02/05/25 23:32
TV or not TV

to tax or not to tax

to me or not to me.
32名無しさん@1周年:02/05/26 16:07
>21
親と子の確執、財産をめぐる争い、名誉をめぐるいがみ合い、
愚かなものが時には一番ものを知っている、
甘言するものが一番心の正しいものかどうか、
全て失って初めてわかる真の心の価値。。。シェイクスピアの悲劇に
よくあるパターン。
それは現在でも繰り返し語られるんではないかいな。
劇作が面白いのはセリフがどんなトーンで語られるかどうかは
役者は演出家の解釈によるからおもしろいと思ふ。
33名無しさん@1周年:02/05/26 19:57
34名無しさん@1周年:02/05/26 19:58
http://shakespeare.about.com/library/weekly/aa042301a.htm
こっちの方が良かったな。
35名無しさん@1周年:02/05/27 11:40
シェークスピアならココね。「コンプリート・ワークス・オブ・シェークスピア」
http://classics.mit.edu/Shakespeare/
36名無しさん@1周年:02/05/27 11:47
「何度でも言はう」の福田センセイが訳しておられまするですな。
37名無しさん@1周年:02/05/27 20:50
>>36
福田恆存氏本来の訳文を読もうと思ったら、
新字新かなに直している新潮文庫ではだめだということに
なりますね。
38名無しさん@1周年:02/05/27 20:59
福田恆存読み肉い
小田島でいいよ
39名無しさん@1周年:02/05/27 23:22
すみませんが大修館の対注書ってそんなにちょくちょく間違いがあるのですか?
申し訳ないがですけど、一つ二つ指摘して。Shakespeareを大学以来久々に読んでみようとした
んですが、大学時代に使ったPenguinのやつでは注が足りなくて、参考書を
探してる途中です。Hamletは高橋康也だし、十二夜は安西さんだし、
Macbeth(King Learだったかな?)ピーター・ミルワードと、かなり学術的にも
しっかりした執筆陣だと思うが。高橋さんにはアリスでもお世話になりました。
事大主義といわれればそれまでだけど。
ちなみに、翻訳では、個人的には中野好夫訳は結構好きです。
中野氏はShakespeare翻訳について、福田恆存氏のことをチクリとやってましたね。
「最近、自家の翻訳の優秀性を他人と比べて声高に言ってる人がいる。名前は
聞き落としたのでわからんが、そんな愚物にはなりたくないものである」みたいな。
中野氏曰く、翻訳する場合はShakespeareが一番楽だそうです。
素人だからよく分からないけど、Shakespeareは翻訳する時はまず底本から決めないと
いけないし、二折本か四折本がどうとか、校訂者・版によってテクストの部分部分が異なる
から、難しいみたいです。最近でも英語青年で、岩波のハムレットなどの新訳(野島秀勝訳)
をめぐって論争があってましたし。つまり、解釈をめぐるものなら、決定的な間違いとは
言えないのでは?と思いますが。
もちろん、単純な語注のミスやミスプリなどはあるでしょうけど・・・
402:02/05/28 00:53
ぼくも>>10氏の大修館のは「注釈がチョクチョク間違っているのが
玉に瑕」という言葉が気になってました。
ふつうに考えれば、これだけたくさんの注釈が出ているのですから、
解釈を間違うなどというレベルのミスを犯すのはかえって
難しいのではないでしょうか?
複数ある説のうち、どれを採るかということで意見が
分かれるということはあるでしょうけど。
いやもう、
>>39氏が見事に書いてくれたので、付け足すことはありませんが。
4139:02/05/28 02:43
実例を挙げてみます。手元にある資料だけで、ですが。
Hamletのもっとも有名な場面である、第1幕第5場、「ホレイショーの哲学」
というやつですが、"your philosophy"は、坪内逍遥は「いわゆる哲学」、
福田恆存訳では「人智」となっていて、一般向け新書「英文法を撫でる」(渡部昇一)
では、"your"は一般的なことで、かつ多少の侮蔑的意味が込められている、と
あったような気がします。しかし、イギリスの一般的なペーパーバックのペンギン
では、"The exact meaning of "your" is difficult to decide. It may refer
to Horatio's rationalist philosophy (he was established as a sceptic at
I. I. 23-32); or "your" philosophy may express a general disdain for
rationalizing explanations, not Horatio's modes of thought particularly."
となっています。アーデン版、ケンブリッジ版などは手元にないので分かりません。
少なくとも、ペンギン版では意味を決定するのには多少ためらっているようです。

翻訳の場合の底本を選ぶ難しさは、確か野島先生や中野好夫氏などが詳細に述べられて
いたと思います。大抵の方は、数種類の版を参照しながら翻訳していらっしゃると
思います。

Shakespeareの作品ですが、私は特にThe Tempestが好きです。卒論の関係で
初めて原文と向かい合ったShakespeare作品がこれ、というのが多分にありますが。

"O wonder! How many goodly creatures are there here!
How many goodly creatures are there here!
How beauteous mankind is!
O brave new world that has such people in it."
(Act V, Scene I)

卒論がHuxleyだった関係で、何度も読んでました。私には難しいですけど。
4239:02/05/28 02:52
>>40
確かに、中野氏も「Shakespeareについては参考書が山ほどあるので、
誤訳する方が難しい。これを誤訳するとは・・・・」というようなことを
おっしゃってますね。中野さんは大英文学者、福田さんは演劇に生涯を
捧げた方、翻訳に対する姿勢も自ずと違ってくるでしょうね。
政治的な姿勢からして、革新派(?)の中野さん、保守の論客の福田さん
ですから・・・
4310:02/05/29 17:55
確かに立派な注釈がついているのですが、Richard the III
の注は聖書の引用箇所をはじめ、間違いとは言えないまでも掛詞の見落としなど
があります。安西氏やミルワード氏の解説は頼りになると思います。
44おねがいしますた:02/05/31 00:33
あげますた
45名無しさん@1周年:02/05/31 15:01
As You Like It を「お気に召すまま」と訳したのも福田つねはり御仁ですね。
46リア王:02/05/31 15:17
この弱肉強食の修羅の巷、愚かしくも滑稽な劇の演じられるこの世間という円形の舞台に、
私たちはみずからの意思でなく、いやおうなしにひきだされるのである。
あの赤ん坊の産声は、そのことが恐ろしく不安でならない孤独な人間の叫び声なのだ。
47名無しさん@1周年:02/05/31 15:51
リア王の黒子(訳者)は誰ですか?
48リア王:02/05/31 16:06
人間、生まれてくるとき泣くのはな、この阿呆どもの舞台に引き出されたのが悲しいからだ。
49名無しさん@1周年:02/05/31 18:23
All the world's a stage,            この世はみな舞台
And all the men and women merely players;  そして、男も女もみな役者にすぎぬ
They have their exits and their entrances,  各々、登場と退場があって 
And one man in his time plays many parts,  幕がひくまで一人で何役もこなしてみせる
His acts being seven ages.           七つの場からなる年代記だ
50kunnys:02/06/09 09:58
シェークスピアのソネットをJAZZ VOCALにしたレコードが愛聴盤です。
クレオ・レーンとマキシン・サリバンのものを持っています。
後者は特にお気に入りです。
絶版です。CD化されているのかも不明です。すみません。
AudioGalaxyで検索する限り見つかりません。

なにせビニール盤は音が悪くなるので2枚買いもとめ、1枚は封を切らずに永久保存しています。
あのすばらしさを知らない若者達のために、そいつを来週開けて、mp3に落としてやろうと計画しています。
そのためには新しいレコード針を買わないと・・・。
51名無しさん@1周年:02/06/09 23:04
久しぶりにレスつきましたね。
ぼくもシェイクスピアをねたにした音楽を思いだしました。
エルビス・コステロに Juliet Lettersというアルバムがあります。
クラシック音楽は、多すぎるので、もう書くの、やめときます。
52名無しさん@1周年:02/06/09 23:10
もう一つ思いだしたことがあるので書いときます。
イギリスのアマゾンにShakespeareのページがあって、
じつに参考になります。
いろんな関係書が紹介されています。
どの注釈書がいいかという話もありますよ。
ttp://www.amazon.co.uk/exec/obidos/tg/browse/-/274731/ref=br_bx_c_2_1/202-6137937-5231026
53名無しさん@1周年:02/06/09 23:20
>>45
違う。
坪内逍遥。
54名無しさん@1周年:02/06/12 17:05
シェークスピア対策(?)はこれで完璧!

The Complete Works of William Shakespeare
http://classics.mit.edu/Shakespeare/

Literary Connection: William Shakespeare
http://members.aol.com/shakesp95/shakes.htm

Mr. William Shakespeare and the Internet
http://shakespeare.palomar.edu/default.htm

The Complete Shakespeare
http://zekscrab.users.50megs.com/Cummings/Shakespeare/

Charles and Mary Lamb Tales From Shakespeare
http://shakespeare.palomar.edu/lambtales/LAMBTALE.HTM

Titles from Shakespeare
http://www.barbarapaul.com/shake.html



55名無しさん@1周年:02/06/12 19:33
シェークスピアの作品の映画かビデオってでてる?
おせーて。見たい
56名無しさん@1周年:02/06/13 01:04
>>55
ものすごくいっぱい出てます。
インターネットにつながっているのだから、
あちこちで調べてくださいよ〜ん。
でも、初心者でも楽しく見れる作品と、
「プロスペロの本」みたいに、原作をある程度知ってないと
何がなんだかわからん作品があるので、そのへん気をつけて。
5756:02/06/13 05:02
>>56はちょっと冷たかったかなあ、と明け方から反省。
それに、これじゃあ話が次につながらないし。
で、これからぱっと1つ思いついた映画を>>55さんに勧めるから、
ほかの人も自分の好きな映画をあげてみてください。
ぱっ、出ました。
ケネス・ブラナー監督・主演の「から騒ぎ」、
これが初めてシェイクスピア映画を見る人には最適です。
58名無しさん@1周年:02/06/14 15:27
ここで、人名「シェークスピア」として調べたらよろしいかと。
http://www.stingray-jp.com/allcinema/
5957:02/06/14 15:57
いま>>58さんの言うとおり、やってみました。
すごい、年代順に80も出てくる。
たぶん、製作自体はもっとたくさんされているのだろうけど、
これはありがたいリストです。ありがとう。
60名無しさん@1周年:02/06/14 23:29
>>48
When we are born, we cry that we are come
To this great stage of fools.
When we get kuso-resu, we deplore that we are
In this great stage of fools...that's 2ch.
So easy to parody.
61名無しさん@1周年:02/06/15 12:57

>13シェークスピアの作品を優れたものとしている特性を、物語・性格描写・筋・
雰囲気を中心に1600字以上2000字以内に論じてくれませんか?
小説と劇との相違にも注意しながら論述して欲しいのですが。

今更おそいと思われるかもしれませんが、今後の参考に。
Shakespeare 101: A Student Guide
http://www.ulen.com/shakespeare/students/guide/
Shakespeare Chill with Will(helping high school student reading Sh.)
http://library.thinkquest.org/19539/front.htm
62 :02/06/15 14:50
真実の悪い知らせよりもっと性質の悪い嘘のいい知らせ。

お気に入りのセリフです・・

英語でなくてすまそ 
63シェークスピアを騙る:02/06/15 15:35
初めて読んだのがLove's Labour's Lost.
タイトルだけカッコ良くて、中身は文学界じゃダサク扱い。
まさに名実ともに一致した作品だと思う。
64名無しさん@1周年:02/06/16 01:53
「恋の骨折り損」は全編言葉遊びでできてる作品だからね。
どういう言葉遊びなのか、いちいち注釈で確かめないといけない。
で、それがわかったら面白いかって言ったら、別に少しも面白くない。
というわけなんでしょう。

65名無しさん@1周年:02/06/17 12:13
「恋の骨折り損」はケネス・ブラナーのミュージカル映画版も酷評されてましたね。
A lover's eyes will gaze an eagle blind 恋する者の眼光は、炯眼の鷲をも盲にするのだ
の台詞は有名ですが。
喜劇の傑作は「じゃじゃ馬ならし」でしょう。ダグラス・フェアバンクスの映画(モノクロ)が
面白いです。
http://www.stingray-jp.com/allcinema/
http://www.alc.co.jp/index.html
66名無しさん@1周年:02/06/17 13:43
シェークスピアは英語がネーティブでも読める人は少ない。
大抵、現代英語の注釈付や現代英語に翻訳された物を読むのが普通です。
皆さんは、本当の原文をよんでるんですか?
それとも現代英語訳の物を読んでるんですか?
67名無しさん@1周年:02/06/17 18:35
>>66さんの文章はわかりにくいですね。
「現代英語の注釈付」で読んだら
「本当の原文」を読んだことにならない、と言っているように
受け取れますが。そんなあほな。

まあそれはいいとして、日本人が英語でシェイクスピアを
読むという場合は、日本語か英語の注釈のついた本で読むのが
ふつうでしょうねえ。現代英語訳を読む場合でも
原文と対照させながらであって、現代英語訳だけ読む
なんて人はまずいないのではないでしょうか。

68名無しさん@1周年:02/06/19 17:30
シェークスピアは丁寧な注釈本もしく対訳本を読みながら、
幾つかの訳本や辞書、参考書(Schmidt シュミット のShakespeare Lexicon、
Abbott の Shakespearean Grammar など)で確認しながら読んでいくのが
解釈に漏れがなくていいと思います。今、全訳に取り組んでいる松岡和子さんも
そうなさってるようです。
69名無しさん@1周年
アゲ