素朴な疑問。言語学で「なぜ」っていう問題設定ってできるの? 日本語も「母」の発音は、室町の頃はfafa、それ以前はpapaだったって言われてる。 なぜ、子音の変化が起こったか?そんなの説明できんのかなぁ・・・
86 :
名無しさん@1周年 :02/04/02 19:51
>>84 リキんでるつーか、英語ってどうしてこんな勉強しにくい変な言語に
なったのかつーことに興味があるのよ。
87 :
名無しさん@1周年 :02/04/02 19:56
中国語は過去も現在も三人称も同じ動詞だね。
>>85 ラテン語の子音の発音変化を他の言語の影響によって
説明したものは読んだことがある。
89 :
名無しさん@1周年 :02/04/02 20:05
リキんでるって・・・(w ここ学問板だから、英会話学校叩きなんかよりは 遙かに適切な話題だと思うが。 言語でのシフトが起こる原動力はやっぱり めんどくさい、こっちの方が言い易いってことだと思う。 85さんのいう「ふ」も両唇くっつけないから「ぷ」より楽だし、 「ら抜き」然り。
90 :
名無しさん@1周年 :02/04/02 20:09
>>80 根拠を教えてくれ。
>>1 への回答としては>>2が正解に近いと思う。
命令形というより、本当は接続法なんだろうけどね。
God help you. みたいに。
米語の、I insist that he go there. はshouldの省略
などと説明されることもあるけど、接続法の名残だよ。
使う頻度の高い三人称単数で、最後まで直説法と接続法の
区別が保存されたのではないのか。
91 :
ポケモン見てます。 :02/04/02 20:36
73death. まとめるなら、三単現の-sが唯一残存したのは、 やはり他の語尾に比べて「残りやすかった」と言うほか無いでしょう。 中英語期(Chaucer前後、と言うより前)で複数語尾(we, you, theyに対応) は一応-enにまで統一されてはいたものの、理由はともあれ 鼻音の-nは消滅し、摩擦音の-st, -s/-th、つまり2,3人称が 15世紀まで生き残った。3人称は16世紀から-sが一般化し、 -stは主語のthouとともに消滅した、と。 -sはいつ消えるのか、と言うことですが、当分消えないと思います。 大体be, do, haveといった不規則変化動詞が睨みを利かせているから、 とでも申しましょうか。ピジン・ネイティブの独裁者でも登場しない限り、 これ以上英文法を脅かすものは現れないと思います。
92 :
名無しさん@1周年 :02/04/02 20:40
2と90が分かりやすいんじゃないか。 一応、英語しか知らない人のために簡単なラテン語の動詞の曲用を 示しておきます。 amo(I love) amamus(We love) amas(You love) amatis(You love) amat(He/she/it loves) amant(they love) 要するにすべて動詞は人称に応じて変化するということです。 ヨーロッパの言語は大体こんな感じです。 英語には、これに相当するのは3単現のSと云われているものしか 生き残っていません。 名詞の格変化については人称代名詞が生き残っています。 「私はバラに水をやる」をラテン語では do aquam rosae./ rosae aquam do./ do rosae aquam.とまあ いろいろ表現できます。これが格変化の利点です。英語はこの格変化 が衰退し、その代わりに語順に重点が置かれるようになりました。 ちょっと長くてうざいのでこの辺で。
>>91 たしかに、なかなか変わらないだろねー。
日本語みたいに語尾を自由に変えたり、「てにをは」を簡単に省略できる
ような言葉じゃないしな。
ただhe don't, she don'tは、あと100年ぐらいしたら当たり前になってるかもよ。w
94 :
名無しさん@1周年 :02/04/02 20:57
>英語には、これに相当するのは3単現のSと云われているものしか >生き残っていません。 I am you are he is を忘れちゃいやん。
95 :
名無しさん@1周年 :02/04/02 20:58
↑しかし、疑問詞whomも消える消えると予言されつつ、 意外としぶとく人口に膾炙している。データなし。
>93だす。
>>94 そう言えば、
I am, he isなのに、過去形になると
I was, he wasと同じになっちゃうのも理屈で考えたら、おかしなもんだよな。
98 :
名無しさん@1周年 :02/04/02 21:27
>>97 印欧語根wesからゲルマン諸語のbe動詞過去形が派生した。
ドイツ語のwar, waren, gewesen等。一方で"be"はbeu,
"am,are,is"はesという語根からきている。結局am→was、
are→wereという対応関係から変化しているのではなく、
was,wereがbeの過去を表す記号として存在しているのに過ぎない。
ていうか、対応関係というか 相互の派生関係はないということね。 こんがらがってスマソ。
理屈で考えたら「カ変」「サ変」なんかも困りものだよねー。
101 :
名無しさん@1周年 :02/04/02 21:46
>>97 簡単に言うと、ドイツ語でも現在形だと
ich bin, er ist
だけど、過去形だと
ich war, er war
で、同じになるということだね。
102 :
名無しさん@1周年 :02/04/02 21:48
>98 ありがとうございます。ためになります。 でも質問。 isはesから、というのはわかるけど、 am/areはesから来てるとは思えないのですが。
>>102 うが、母音幹(アタマが母音)
が共通だからとしか言えん。
もう言語学板かな、これは。
無念。
104 :
名無しさん@1周年 :02/04/02 22:13
>>102 脇からの発言ですが、英語語源小辞典(中島・寺沢)では以下の様に
説明されています。
現代英語のbe動詞の変化形は3つの語根から形成されている。
1)bheu-:印欧祖語でbecomeの意味。beの語源。ドイツ語のbin,
ラテン語のfuiと同根。2)es-:existの意。isの語源。ドイツ語の
istと同根。ラテン語のesse-も同根。amもこのグループに属し、
OEのeomが変化したもので、サンスクリット語のasmiにみられる活用
を保存している。3)ues-:remainの意。wasやwereが属す。ドイツ語
のgewesenと同根。
105 :
名無しさん@1周年 :02/04/02 22:47
おおお、じゃamのmは ラテン語のsum,ギリシア語のeimiのmでもあるという訳か。 つながった。感動した。
こういう瞬間て感動するよね。 高校で微積を習って中学で習った公式が いろいろ腑に落ちたときも感動したよ。
>>105 ギリシャ語とかラテン語とか全然知りませんが、
上記の辞書はこう書いてあります。
OE eomの発達であるModE amはサンスクリットasmiに
対応し、語尾のmはラテン語sumの語尾やギリシャ語の
-miと同語源、いわゆる-mi動詞の英語における唯一の
名残である。
らしいです。
さらに問う。 じゃes→areの過程における s→r化のナゾはどうなんでしょうかね。
109 :
名無しさん@1周年 :02/04/02 23:15
s⇔rはよく見られる音変化じゃない? 例を思い出してみるからちょっと待ってね (寝ちゃったらごめんね)
>>105 よくわからないけど、OEではsindとearonが並立して
いたらしい。両方ともes-系らしいが、詳細不明です。
独語のseinの語源(es系だと思うが)誰か教示してください。
16世紀に、aron=>are(n)=>areが標準になったらしい。
111 :
名無しさん@1周年 :02/04/02 23:47
Perfect Beraberaな香取くんにはわかんないことかな、 このスレッド。
>>110 ひとまず感謝。
後はOEDかな。
お休み様。
113 :
名無しさん@1周年 :02/04/03 00:02
>>109 s → r は rhotacism ってやつかな
ラテン語では頻出
flos, flosis → floris
母音に挟まれた s が有声化して
それから r になるんだと
>>90 I get up at six. 意味は明白。
You get up at six. Get up at six. 二人称が主語の場合、相手に行為を促す意味になる。→主語を取り去り、命令形。
He gets up at six. 三単現のsはなくてもいい気もする。
Jim gets up at six. Jim, Gets up at six.主語が代名詞でない三人称の場合は、区別つきにくい。sがあると確かにハッキリする。
>>114 訂正
○ Get up
× Gets up
116 :
himajin :02/04/03 02:35
何気に息の長いスレ。学者崩れの溜まり場にも見える。
>>114 >Jim, Gets up at six.
と言った時点でJimは呼格。つまり呼びかけ。
諸賢が繰り返し述べているように、
getに-sが付いてるのは3人称単数の
記号以外の何の意義も無い。
ハッキリするって何だ?
じゃあ他の人称は明確にならなくてもいいのか?
我々とお前らと彼らはいっしょか?
深夜、喧嘩腰。
117 :
himajin :02/04/03 02:48
>>116 訂正
○ Get up
× Gets up
118 :
名無しさん@1周年 :02/04/03 02:59
そこを間違えたら話にならないよ
119 :
名無しさん@1周年 :02/04/03 03:03
ヨコですが Jim gets up at six ジムは毎朝、6時に起きる Jim, get up at six ジム、6時に起きろよな では?
120 :
名無しさん@1周年 :02/04/03 03:05
>>116 まぁ少し落ち着け。
ここは2ちゃんねるだし。
121 :
上で怒ってた人 :02/04/03 03:11
>>119 とりあえず、普通文と命令文の違いを
認識してから問え!
結局ここは白痴とジョンソン博士のカケアイか?
122 :
名無しさん@1周年 :02/04/03 03:13
ここは、「なぜ三人称単数のsは必要なのか?」 というスレですか?
123 :
名無しさん@1周年 :02/04/03 03:14
質問を認識してないのは、121だ
124 :
名無しさん@1周年 :02/04/03 03:15
I think so.
なら落ち着いて言わせてもらおう。暇だから。 結局3単現の-sがどうこう言っているのは、 文法アレルギーの証だ。 日本人の語学レベルの象徴のような話だ。 なにがOEだ、印欧祖語だ。 「英語学大系」の9巻でも紐解けば、 5秒で片がつくこった。 既成の問題を白痴のように与太りあうくらいなら もっと勉強しろ、本を読め。 せめてこんな所に頼らないで済むような 真っ当な自由を持て。
>>125 暇なら引用してやれば?
このスレにいるのはあんたみたいに『英語学大系』を
持ってる学者崩ればかりとは限らんよ
ていうかあんた結局何が言いたいのかよくわからん
もう少し落ち着こうや
127 :
名無しさん@1周年 :02/04/03 10:11
まぁまぁ、みんなまったりしましょう。 英語を歴史から考えてみるのでしたら、 中尾・児馬(編)1990。 『歴史的にさぐる現代の英文法』大修館書店 なんて読んでみるのはいかがですか? 今日みたいな温かい日に、公園で読むといいですよ。
今日は寒うございます。
>>128 失礼しました。
うちの方は暖かかったもので・・
(東京都)
130 :
名無しさん@1周年 :02/04/03 15:57
>125 Nonne epistolam expectas ? Noli amicos neglegere. Videre est credere. Monstra nuntium mirabilem quem habes.
125=暇人さんは もう暇じゃないみたいだね >130
>132 残念。ラテン語の辞書を買いに東京に着てると思うよ。
134 :
名無しさん@1周年 :
02/04/29 16:38 age