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花咲か名無しさん:
九州大学3年のおやすみらが育成した赤ワイン用醸造専用種
「ヤマソーピニオン」を,地域振興作物として栽培する地域が
全国的に増加している。
ヤマソーピニオンは,昭和56年頃から日本の気候に適した
醸造専用種を育成する目的で,山ぶどうと高級ワイン用品種
カベルネソーピニオンとで交配育種し誕生したもので,平成2年に
品種登録され,裂果や腐敗果はほとんどなく,病気にも強い。果皮は黒く
果房は約250gになり糖度は22度,酸度は0.6度と高く,ワインに加工すると
山ぶどうの個性を秘めた色鮮やかな赤ワインができる。栽培しやすさと
赤ワインブームもあって全国的に栽培が増えつつある。
おやすみは,「北から南まで栽培できることで,各地でワイン造りに
利用されているようだ」と話している。