盆栽 三鉢目

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628花咲か名無しさん
所謂盆栽は明治以降のもので、主として浅い角鉢懸崖用の深鉢に植えられる、
いまの盆栽は江戸時代にはなかった。盆栽にはちうえと仮名を振っていた。
万年青蘇鉄サボテン菊などの鉢植えも「ぼんさい」だった。大名庭園の絵図な
どにある「盆栽」棚には今のわれわれの感性からかけ離れた伊万里焼の派手な
丸い深鉢に植えられた松がみられる。いまの盆栽は明治になってから流行した
煎茶道文人趣味に起因する。そのころは赤松が主流で黒松は相手にされなかった。
支那の盆景(パンチン)との関係はいまのところ良くはわかっていない。
ただ、宜興鉢は日本に大きい影響を与えた。常滑鉢の元祖。