鳥吸い込み緊急着陸 新千歳
2010年01月04日
■日航機トラブル連日
3日午前11時すぎ、新千歳発神戸行き日本航空3302便(ボーイング767型、乗客乗員231人)は
新千歳空港を離陸直後、左エンジンが鳥を吸い込んで過熱したため、同エンジンを停止して緊急事態を
宣言し、15分後に同空港に戻って着陸した。乗客らにけがはなかった。
また、国土交通省新千歳空港事務所によると、同空港で2日夜、日本航空545便(ボーイング777型)が
着陸後に滑走路から左折して誘導路へ入るところを行きすぎて動けなくなったトラブルで、同機の前輪は
滑走路を過ぎた先のオーバーラン部分の左側、ショルダーと呼ばれる幅15メートルの路肩部分に
かかっていたという。
このトラブルでは乗客190人がバスの到着まで約2時間、機内から出られなかったほか、同機は
約5時間後に空自千歳基地の第2航空団の車両がワイヤで後方へ牽引(けんいん)するまで現場で
立ち往生した。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001001040005