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【無農薬】自然農を語るスレ 4株目【有機農法も】
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F1の危険性
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2009/05/05(火) 06:41:15 ID:wBmtEywN
農家さんはF1種を購入します。今の日本の農業はF1種メーカーのお得意様になってしまったのかも。
しかも、F1種は流通性を高める為、きちんと化学合成農薬で消毒されています。農薬とセット販売ま
でされているものも。
もちろん、F1種メーカーは農薬も手がけているんです。
ですが、問題はそれだけではありません。
流通するたねの種類が限られているという事で、日本各地で同じ遺伝子を持つ作物ばかりが作られるという
事になってしまいます。
これは、比較的病気に強い種であっても、一部がやられると全滅するという可能性が高くなります。多様性
がない為に、品種として「弱くなる」からです。
現在、食糧危機が叫ばれている中、人間にとっても、生態系全体にとっても非常に危険な状態と言えます。
http://www.makuro.jp/digi35.html
アイルランドのジャガイモ飢饉
しかし、1845年から1849年の4年間にわたってヨーロッパ全域でジャガイモの疫病が大発生し、
壊滅的な被害を受けた。これは"Great Famine"と呼ばれて、歴史の方向を変えたとさえ言われている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%A2%E9%A3%A2%E9%A5%89
さらに、ジャガイモは通常前年の塊茎を植えるという無性生殖による栽培法を用いるが、ヨーロッパ
では、収量の多い品種に偏って栽培されており、遺伝的多様性がほとんどなかった。そのため、
菌の感染に耐え得るジャガイモがなく、菌の感染がこれまでないほど広がった。ジャガイモが
主食作物であった原産地のアンデス地方では、ひとつの畑にいくつもの品種を混ぜ
ぜて栽培する習慣が伝統的に存在し、これが特定の病原菌(レース)の蔓延による飢饉を防い
いでいたのである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%A2%E9%A3%A2%E9%A5%89
遺伝的多様性を持たない個体群は,環境の変化による絶滅のリスクを負う。アイルランドのジャガイモ
飢饉は,モノカルチャー(単式農法)の孕む危険が現実のものとなった代表的な事例として引用される。
また,少し文脈を一般化して,多様性を保つことの重要さを示す教訓として用いられることもある。
http://www.radiumsoftware.com/0612.html