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片目の“ボロボロ猫”との出会いから『ノラ』の苛酷な生きざまを知らされて以来
“ノラ猫”撲滅のために町のノラ猫を一匹づつ不妊・去勢手術、里親探しなど、
コツコツと続けてきました。
それから丸3年たった現在、商店周辺の地域に、約30匹余りもいたのら猫はすっかり減りました。今では、手術を済ませた“のら猫”が8匹ほどになったのです。
この猫たちは、決まった場所でエサをもらい、寒さ、暑さをしのげる軒下を借り、ふっくらと肥えて毛艶も良く、のんびりと余生をおくっています。そして、なによりうれしいことは、この町の人達が、広い心を持って、
地域の猫としてのら猫たちを受け入れ、穏やかに、やさしい眼差しで、のら猫たちを見守っていてくれるようになったことです。
子供たちも、のら猫が町にいるのは当たり前のこととして、猫を自然な形で可愛がっている様子を目にするとき、人間の素晴らしさと可能性を信じることができ、胸が熱くなります。
猫の手術の成果は、頭数が増えないだけではありません。私たちを悩ませる発情期の喧嘩、騒音(かん高い鳴き声)も極端に減るのです。猫たちもエサが確保されているために、ゴミあさりをする事もなくなり、
かつてのように、猫をめぐるストレスと住民間の対立から開放された町は、ギスギスとした刺々しさも消え、以前よりもずっと静かになり、清潔さも保たれています。
残念ですが、この町の名は明かせません。それは、のら猫のエサやりに対する非難、罵倒にもめげず、エサを運び続け、小さな命を守ってきた方々や、
“ストップ・ザ・ノラ”の活動に賛同して不妊手術のためにカンパを寄せてくれた方々の協力と努力の後にも、いまだに“猫を捨てる心無い人間がいる”からです。
のら猫問題は、猫をあなたの町から他の町へ追いやっても、エサやりへの非難や飼育禁止のみを声高に叫んでも、なんの解決にもならないばかりか、
飼育禁止を強行しようとすると、切羽詰った人が猫を捨てるという悪循環を招くことになってしまいます。
のら猫が一向に減らないと困っているみなさん、ぜひ、私たちが実際にやってきた方法を試してみられてはどうでしょうか?
「北風と太陽」の話を思い出して下さい。命に易しい方法が結局は早道なのです。あなたの背中を見て育つ子供たちのためにも、どうか頑張ってください。