◇もの凄い勢いで質問に答えるゾ◇その5

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234花咲か名無しさん
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[消石灰] 
石灰の主成分は水酸化カルシウム。水に溶けるため急激にpHが上がる。また成分が溶けきる
までpHの上昇は止まらない。したがって使用には事前に現在の土壌のpHを測定しておき、目標
のpH値にするにはどれくらいやればいいかの計算が必要で素人にはお勧めできない。
その他で土壌の消毒目的に使用することもある。

[苦土石灰]
苦土石灰の苦土はマグネシウムのことでマグネシウムを含んでいればどんな石灰でも苦土石灰
と言えるが一般的には炭酸カルシウムを主成分としてマグネシウムを加えたもののことを指すこと
が多い。炭酸カルシウムは水に溶けない。土壌の酸性によって徐々に溶かされる。したがって酸性
の中和には時間がかかる。通常植物を植える2週間前までに施しておくこと。
土壌の酸性が少なくなれば石灰が溶け出すこともなくなるので、消石灰の時のようにpHの上昇に
歯止めが利かなくなること無く、ちょうどいいところでとまってくれる。また施す量を多少間違えても
影響はでにくく、綿密な計算も必要ない。一般に園芸にはこちらを使用する。