■■ 挿し木総合スレッド ■■

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71花咲か名無しさん
>69
なぜ根が出るか、と聞かれても、そりゃ根を出さなきゃ枯れるからでは?

なんて答えは多分期待されていないと思いますので、
勝手に発根のメカニズムについて聞かれてると解釈してしまいます。

・まず、親株から切り離される、もしくは下向きに枝を誘引される、
形成層を除去される、などの刺激をうけた場合、植物体は独立して
生きていくための体勢をととのえようとします。

・まずはカルスで傷口をふさぎ、樹液の流出を防ぎます。

・その後根をつくるために発根ホルモン(オーキシン)を挿し穂の先端
におくります。発根促進剤(ルートン)などはこの作用を促進してくれる訳です。

・先端に近い根原体を発根ホルモンが刺激し、新しい根として発達が始まります。
根原体は節のすぐ下に多くありますので、葉をとった場所のすぐ下から
発根することが多いのはこのためです。

・発根までのエネルギーは挿し穂のなかに元々蓄えられていたものと
切り離されてから後の同化作用によって生み出されたもので
まかなわれますので、あまりにも挿し穂が小さいとエネルギー切れを
起こします。大きすぎると葉からの蒸散に水揚げがついてゆかずしおれます。

だいたいこんな感じでいいですか?なつかしの生物のノートひっぱり
だしちゃったよw