小学校の時に園芸委員をやっていました

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37ひでお
6月2日(晴れ) 
 おちんちんのつけ根のところをよく見ると、
 ハムスターのようにうす〜く毛が生えていた。
 ゆび先でいじってみるとこそばゆい。
 これが友だちがじまんしていたちん毛ってやつなんだ。
 ジンジロ毛ともいうらしい。
 やった、とうとうぼくも大人の仲間入りだ!
38ひでお:02/12/27 16:14
7月7日(雨のち晴れ) 
 今日は七夕。
 でも、ぼくにとってはおり姫やひこ星のことよりも、
 ちん毛の方がじゅうようだ。
 ちん毛は植物の仲間だろうから、
 たまにはお日様に当てたほうがよく育つだろう。
 家にだれもいないのをみはからって、
 えん側でパンツをおろす。
 おちんちんも気もちよさそうだ。
 だけど、ゆだんしてうとうとしていたら、
 いつのまにかおちんちんを蚊にさされていた。
 図かんを調べてみると、
 血をすうのはメスの蚊だけと書いてあった。
 メスはおちんちんが好きなのかな?
39ひでお:02/12/27 16:15
8月15日(晴れ) 
 家族旅行で伊豆の海にきています。
 でも、ちん毛の観察はおこたりません。
 ちん毛のつけ根がかわいていたら、
 霧ふきで水をやっています。
 おかあさんからなんで海に霧ふきなんてもってきたの?
 と聞かれたけど、
 カニに水をかけてびっくりさせてやるんだ、
 といってごまかした。
 このことは、ぼくとちん毛ふたりだけのひみつなんだ
40ひでお:02/12/27 16:15
10月22日(曇り) 
 ちん毛はその後も順調にのびている。
 だけど、とてもたいせつなことを思いだした。
 前に学校の花だんでひまわりを育てた時のことだ。
 タネをたくさん植えて芽がたくさんでてきた。
 ぼくはたくさん芽があるのがいいことだと
 思っていたけど、
 先生は混んだところの元気のない芽を
 ぬいてしまいなさいといった。
 あまりたくさん芽があると、
 根が養分をうばいあって
 丈夫な苗に育たないからとおしえてくれた。
 たしか、間引きといった。
 そうだ、ちん毛だって間引きをしなければ
 りっぱな毛に育てられないはずだ。
 あしたの朝みんながおきるまえに、
 間引きをしてから学校へいこう!
41ひでお:02/12/27 16:16
10月23日(雨) 
 今日は朝6時に起きた。
 すぐに間引きにとりかかる。
 おかあさんの化粧箱から毛ぬきをとってくる。
 おかあさんはこれでまゆ毛なんかを間引きしていたから、
 それと同じ要りょうでやればまちがいないだろう。
 よ〜くちん毛をみてみると、
 たしかにたくさん生えているところと
 まばらに生えているところがある。
 ぼくはこみあっているちん毛を毛ぬきでつかむと、
 思いっきり引っぱった。
 いっ、痛い!
 おちんちんが悲鳴をあげた。
 おちんちんの奥でかみなりがなったような痛みだ。
 だけど、ここでめげては
 りっぱなちん毛を育てることはできない。
 勇気をだして20本も引き抜いた。
 少しさみしくなってしまったけど、
 これでもうだいじょぶ
42ひでお:02/12/27 16:16
12月25日(晴れ) 
 きのうにくらべて、急にちん毛が長くなった気がする。
 今日はクリスマスだから、
 きっとサンタさんがちん毛をのばしてくれたんだ。
 小さいころからふしぎだったけど、
 どうしてサンタさんは
 ぼくの欲しいものがわかるのだろう。
 サンタさん、すてきなちん毛をありがとう!
 そうだ、来年はおちんちんを
 もっと大きくしてくれるようにおねがいしてみよう。
 うふふふふ
43ひでお:02/12/27 16:16
1月18日(曇り) 
 去年の6月にくらべると
 ひかくにならないくらいのびたけど、
 まだおとうさんにくらべると
 ちん毛のひよこぐらいなものだ。
 どうすればいいのだろう。
 そう思っていたら、
 社会の時間にボルネオ島の人たちの農業を
 テレビでみてひらめいた。
 ボルネオの人たちは草や林を焼きはらって、
 そこにタネを植えて農業をしていた。
 焼いた草や木が栄養分になるんだ。
 ぼくのちん毛も焼畑農業で育ててみよう。
 でも、マッチで火をつけて
 ちん毛火事になってしまったら大変だ。
 そうだ、虫メガネで太陽の光を集めて燃やそう
44ひでお:02/12/27 16:17
1月19日(晴れ) 
 冬だけど夏みたいに太陽が照りつけている。
 さっそく焼畑農業を実行してみる。
 しばらくすると、ちん毛から煙があがってきた。
 あっ、あちい〜〜〜。
 光が毛をつきぬけて、おちんちんをこがしてしまった。
 だめだ、このままではおちんちんが炭になってしまう。
 ぼくはこわくなってちん毛焼畑農業を中止した
45ひでお:02/12/27 16:18
2月10日(雨) 
 今、ぼくが手にもっているのは
 おとうさんの柳屋のポマードだ。
 そう、ぼくはちん毛にポマードをつけて
 オールバッグにしようと思ったのだ。
 キャロルやクールスのおにいちゃんたちみたいに、
 大人になったらビシッとキメたいけど、
 今のぼくはちん毛をオールバッグにするのがせいぜいだ。
 ぼくはちん毛オールバッグで学校へいった。
 ちん毛全開バリバリだぜ!
46ひでお:02/12/27 16:27
3月23日(大雨) 
 ぼくの人生の中で、今日ほどつらい日はなかった。
 ぼくが1年生のときから大好きだった
 のんちゃんが引っ越してしまったのだ。
 いっしょに中学校にいけると思っていたのに。
 2年生の時、お医者さんごっこをした仲なのに。
 大きくなったら結婚して、
 ししのたてがみのようにりっぱになった
 ぼくのちん毛をみてもらおうと思っていたのに。
 もう、何もかもおしまいだ。
 ぼくは希望をうしなってしまった。
 りっぱなちん毛なんて生えていたって、
 のんちゃんに見てもらえないなら意味がない。
 ぼくは洗面台からおとうさんの電気かみそりをだすと、
 一気にちん毛をそってしまった。
 昔のようにつるつるになってしまった
 おちんちんをみると、
 ぼくの目から大粒の涙がこぼれてきて、
 おちんちんをぬらした
47花咲か名無しさん:02/12/27 16:28
日記はそこで終わっていた。
3月23日の日記には、
涙のしみが残り、ページがゆがんでいた。