56 名前:転載君 投稿日:2001/03/07(水) 01:30
「金持ち父さん貧乏父さん」
他にもお金に関する本があるけど、この本の特徴としては
(1) 無駄な出費をしない(つまり節約)に関する説明が抜け
ている。
(2) (特に後半部)リスキーな投資でないと意味がないとい
う煽りがある。普通、初心者に競売物件やIPOは薦め
ないぞ。
(3) 仕事をさっさとやめて好きなときに働けばいいという
傾向がある。
(4) 変な自己啓発やらマルチ商法の薦めなどが入っている。
一部、カードを使うなとか持ち家は負債というまっとうな意
見もあるがそれは他の本にも書いている。そういう意味で、
この本はお金に関する本としては、かなり危ない本なのでは
ないかと思う。煽りが入っている分、売れると言うのもある
けど。
ちなみに比較したのは以下の書籍。
(1) イヌが教えるお金持ちになるための知恵
ボード シェーファー
(2) 賢いはずのあなたがなぜお金で失敗するのか
ケーリー・ベルスキー、トーマス・ギロヴィッチ
(3) 「投資戦略の発想法」
木村剛
(4) 「おカネに目覚めよ、日本人!」
ティモシー・マッカーシー
(1)〜(4)は言っていることはそれほど変わらないけど、「金
持ち父さん貧乏父さん」ほど変な煽りは入っていないので、
最初はこちらから入った方が良い。個人的には日本の現状を
踏まえた(3)、(4)がお勧め。
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=stock&key=981287558&ls=50