丹久枝とは、職場で会って挨拶するぐらいの関係だった。
他の部署だけど、同じ場所で仕事をする事もある・・・夏頃・・・・
仕事をしながらふと丹さんを見ると、少しキョロキョロして目が合った。
「ちょっとこれを取ってくれませんか?」そう言われて快く取ってあげた。
それは想い出に残る出来事でもなかった。
ただ、それからしばらくして丹さんと急激に親密になって、
毎日のように雑談するようになった。
そして、少し前の事・・・・仕事で2人きりになって雑談していると、
丹さんが、あの仕事頼んだ時って、もう私と○○さんは話するようになってたっけ?そう言われて
ん〜話してたんじゃないかな?となんとなしに返事をした。いい想い出たったのですか?
丹久枝さん、あなたの好意は嬉しかった。
第一印象は、あまり良くなくて丹さんの事は何も思ってなかった。
顔も話し方も「おばさんだな〜」という印象だった。
スタイルも、不格好でどちらかというと見ても全然魅力的じゃない。
でも、丹さんは僕を気に入ってくれた。
僕が何か言うと面白いと笑ってくれた、心底笑っていた。
目が合うと、それだけで笑ってくれた。
会えた時は手を振りながら喜んで走って近寄ってきてくれて、
その時の笑顔が本当に嬉しそうだった。
せっかく会えたのに話出来なかったね、と言われて嬉しかった。
丹さんとなかなか話せないねと言うと、毎日来ればいいのにねと言ってくれた。
会えた時の嬉しそうな笑顔が忘れられなくて、
いつも心配してくれて、僕を見てくれて、そして僕が丹さんを見てると喜んでくれて
本当に好かれてるんだなと思った。
顔がむくんでいると言われたから見てと言われて、むくんでないよ、と答えると
きちんと見てくれてたんだと喜んでくれた。
いつも丹久枝さんを見てなきゃいけないんだなって思った。
危なっかしくて、すぐに驚いて怪我も多くて
それだからいつも見ていた方が安心だった。
それに丹さんは人見知りが激しく自分の思ってる事は言わないので
何を考えているのかわからない事が多かったけれど
いつも顔を見ていれば考えている事がわかる事もあった。
驚きやすい体質については検診の時に相談してください。
すぐに驚くのは鬱からくる精神的なものだと思います。
何が不幸なのかわからないけれど「不幸だ、楽しくない、嬉しくない」とばかり言う丹久枝。
周囲からは人気があってみんなが喜ばせに行ってる。
丹久枝さんは、何もしてない時はそれほど綺麗でも可愛くもない。
けれど本当に喜んでいる時の笑顔だけは最高です。
丹さんを少しでも楽しませたい、丹さんの笑顔を増やしたい。
いつもそう思ってた、楽しい時間を過ごせていた。
ずっとこのままでよかった。
クレームが出て、落ち込んでいる時にも声をかけにきてくれた。
こんな事してくれる人って少ないよなって思った。嬉しかった。
丹久枝は犬が嫌いだけど、丹さんの行動はまるで犬みたいで
僕と会うと喜んで嬉しがって走って寄ってくる。好意を感じて嬉しかった。
本当に嬉しそうな笑顔だった。
それでも僕は何もしなかった。誘いもせず連絡先も聞かず、
誘って欲しそうにされても何もせず。
それは他に好きな人がいたからです。
でも、好きな人とはとっくの昔から駄目な状況だった。
そこに丹久枝さんがアプローチしてきた。この人、本当に僕が好きなんだなって思った。
誘えばすぐに一緒に来そうだなって思った。
サブに行って、2人きりになった時に丹久枝さんから「噂になってますよ」と言われ
「何の噂?」と答えると、「男は噂を気にしないんじゃないですか?」と返事。
気になると答え、何の噂かわからないままに、
「噂が出てるのなら迷惑かかるから来るのをやめないといけないなー」と言うと
「冗談ですよ。」と丹久枝。 来ていいんだなって思った。
これ見て?と言われて近くに呼ばれたり、
私の顔がむくんでるって言われたんだけど、どうかな?って言われて
むくんでないよ、この前やつれてた時はあったよね?と返事。
丹久枝は小声で、きちんと見てくれてたんだ・・・・・
人見知りの丹久枝が耳を痛めたとのことで、大丈夫か声をかけてみた。
耳なおった?すると丹久枝が不器用そうに答えてくれた。
はい、薬を塗りました。えっとえっと、あなたの方は何かなかったかな?
それを聞いた俺。無理矢理話題作ってまで話かけてくれなくてもいいよwと心の中で苦笑w
ある日仕事中2人っきりになって誰もこなかった時、ぼそっとつぶやいた。
誰も来ないな・・・・。
すると丹久枝さんが、私達2人に気を使ってるから誰も来ないんですよ。と答えた。
え?2人は会社公認の恋人?
またある日の会話、
仕事だけだと1週間に1回ぐらいしか会えないのでニュースやドラマや時事ネタがなかなか話せないね。
丹久枝さんは笑顔で答えた、毎日来ればいいのに♪
はいはい、毎日会いたいんですね
1人でいると寂しいうさぎさんなんですと言う丹久枝。
あなたは怖い人なんですか?と何度も聞いてきて
怖いところもあるよと答えると、優しいですよ怖くないですよと答える丹久枝さん。
まるで口説かれてるようだった。
不器用で、傷だらけが口癖の丹久枝
自意識過剰で悲劇のヒロインな丹久枝 あるそうですよ。
あんあんというカラスについて調べてみた事を伝えたかった。
カラスの鳴き方には意味が
夏頃の飲み会でどんなトラブルがあったのかな?
用事も無いのに、僕の名前を何度も呼ぶ丹久枝さん。
「名前を呼ばれるだけじゃ、なんて答えればいいかわからん。」
そう言ってあしらっていた。
丹久枝は色々と僕に個人的な質問をしてきて、
かなり興味もたれてるんだなって思った。
自分は馬鹿で聞いた事を忘れるので勉強が出来なかったと言ってた丹久枝なのに
僕と話した事は細かい事まで全部覚えていた。
あかん警察で犬がしゃべって
鈴木福がしーってやる真似をした。
そんな一面があるんだって大喜びした丹久枝。
折り鶴を投げた時、ビックリしていたけれど
優しいんですねと喜んでいた丹久枝。
服が表裏になったときの爆笑が忘れられない。
そして目があったら服を触って笑ってた。
遠くからもいつも僕を見ていた。視線は感じてましたよ。
服が表裏になったときの丹久枝の爆笑が忘れられない。
そして久枝と目があったら服を触って笑ってた。
丹久枝は遠くからもいつも僕を見ていた。
丹久枝と職場で会った時に何気なく近寄ってきたので、
あれ?どうして近寄ってきたのかなと思ったら少しだけ話して仕事でどこかへ行ってしまった。
そして次に会った時には丹久枝が手をふりながら笑顔で小走りで近寄ってきた。
せっかく会えたのにあまり話せなくて残念だったねと言ってくれた。
遠くにいても視線を感じて、振り向いて目が合うと笑顔で目と目の会話、
丹久枝と会えばいつも嬉しそうに対応してくれていた。
職場なのに髪の毛をいじって、ふっと飛ばす丹久枝
家よりリラックスしてないか?w
家では小さくなってるんですという丹久枝。
職場でストレス解消しているようだった。
おとなしい時は、眠かったんですと言う丹久枝。
僕と会うと、テンションあげていきましょうと喜んでくれた。
丹久枝のしてくれた事は嬉しかった。
たくさんの楽しみと幸せをくれた、その分だけは返したかった。
いつも喜ばすネタを考えていた。
その毎日が楽しくてそれが続くと思っていた。
あなたの好きな食べ物は何ですか?と何度か聞いてきた丹久枝。
暑いからソーメンを毎日食べていると答えた。
昨日は何を食べた?と僕に聞く丹久枝。ソーメンを食べたと答えると、
あなたの好きなソーメン♪と、ぼそっとつぶやいた。
丹久枝に気に入られたのは、去年のこのぐらいの時期だった。
主婦だと思って冗談だと思って全く相手にしてなかった。
丹久枝とは会社で仲良くする相手としてそのままの関係を保っていくつもりだった。
丹久枝に好かれてるのが嬉しくて仲良よくしていて
その毎日が楽しかった。また同じような状態に戻って欲しい。
丹久枝には、かなり個人的な事をたくさん聞かれて、
それを答えて誰に聞かれたか覚えてなかった事でも、
答えた事に対して確かこう言ってたけれどってわざわざ僕に質問してきてた。
いつも僕の名前を2回呼んで、けっこう必死に僕に絡んできてた。
用事がなくても何度も僕の名前だけ呼んでいた。
それでも、何ヶ月かは丹久枝を相手にせずあしらってた。
それから数か月後、仲良くなって僕と話せるようになったって喜んでいた丹久枝。
かなり深いことまで話した
会うと喜んで手を振りながら走ってきてくれた丹久枝。
せっかく会えたのに話せなかったねと残念がる丹久枝。
やっと話せると喜んでくれる丹久枝。
服が表裏になったときの丹久枝の爆笑が忘れられない。
そして久枝と目があったら服を触って笑ってた。
丹久枝は遠くからもいつも僕を見ていた。
丹久枝から好意を寄せられ最初は冗談や社交辞令だと思っていた。
なので、こちらからはアプローチしなかったけれど
丹久枝とは、ほっとけば勝手にゴールインする流れだった。
丹久枝は、「私は人見知りで気を許せる人は少ないけれどあなたには気を許していますよ」と言ってくれて、
いつも心配してくれたしコーヒーも誘ってくれた。毎日来ればいいのにとも言ってくれた。
久枝の顔のむくみのチェックまでさせられた。クレームで落ち込んでいるとフォローにきてくれた。
僕が言いにくい事があると先に丹久枝の方から言い出してくれて助かる事もあった。
深い話も出来てなんでも話せて信頼できる相手だと思っていた。
丹久枝が僕の事を気に入ってくれているのは伝わってきたし丹久枝は基本的に僕を好きだと思って安心していた。
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最初は冗談や社交辞令だと思って丹久枝の事は相手にしていなかった、
「あれ?丹久枝って僕の事が好きなんじゃないか?」と思った事も何度かあって、
それを最初に思ったのは丹久枝に誘われてコーヒーを飲みに行くようになるよりもかなり前だ。
一時期はガンガンアプローチされていた。丹久枝と会えた時に、もの凄く喜んでくれたのが嬉しかった。
手を振りながら走って寄って来られた時は「おいおい、相手は僕でいいのか?何か違うんじゃないか?w」とも思った。
丹久枝に好かれていると感じて意識するようになった。