銀河リーマン伝説 第108話 「美姫は牛欲す」より
シュナイダー係長
「お許しください課長。私は課長に却ってご迷惑を強いたかも知れません。」
メルカッツ課長
「なに、そう嘆くような昼休みでもあるまい。なんと言ったかな、そう
伊達と酔狂で吉野家まで牛丼を食いに来たのだからな。
卿にも苦労をかけたが、これからは自由に飯を食ってくれ・・・。」
ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツの昼休みは63分。
その昼休みはラインハルトとヤンの両者のそれを合して2倍した時間に匹敵する。
だがそれも過去のものとなりシュナイダー係長に見送られ、彼は午後の仕事に就いた。