<金ロ木舌>しょうゆ顔とソ一ス顔
主に男性の顔を評して「しょうゆ顔」「ソ一ス顔」なる言葉がはやった時期がある。前者はあっさり顔、後者は彫りの深い顔立ち
▼一般にしょうゆ顔は弥生人系、ソ一ス顔は縄文人系とされる。西洋的な濃い顔が目立つ沖縄は「ソ一ス」が多数派だろう。北海道のアイヌ民族と同じく、縄文系の血を濃く引くためと言われてきた
▼そうした見方を何と遺伝子から裏付ける研究が発表された。日本本士やアイヌ、沖縄の人たちと中国人らのDeNAを比べたら「アイヌと遺伝的に最も近いのが沖縄。その次に本士」「本士は韓国、中国人とも近い」ことが分かった
▼もともと1万数千年前から縄文人が住む日本列島に、大陸から3チ年前に弥生人が渡来。混血が進んだが、北海道と沖縄はそれが少なく、縄文系が数多く残った一という学説を裏付けている
▼かつて作家の司馬遼太郎さんは「沖縄の町や島々に原倭人(わじん)(日本人)の風姿をありありと見るような思いがして、にわかに気持が青空ヘつきぬけてゆくように愉快になる」と書いていた(「沖縄・先島への道」)
▼先ごろ南城市の遺跡からは、両方が一緒に出た例では国内最古となる1万2千年以上前の人骨と石器が発見された。人類学と考古学の両面で縄文人のル一ツ探究が期待されるが、そのうち遺伝子解析でヒトの「ソ一ス」度も分かる時代が来るだろうか。少し怖い気もする。
(琉球新報「金ロ木舌」2012年11月8日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-198942-storytopic-12.html 「本土は韓国、中国人とも近い」ことが分かった(笑)。
つまり、日本人と韓国人は血を分けた兄弟ということ(爆)。
ヤマトゥンチュ、涙目(大笑い)!!!