秋篠宮家資料庫6

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女性自身 2012年7月24・31日号
■ 雅子さま悲痛!天皇家元主治医が”非情”暴露した「癒えぬご病状に手立てなし・・・」 @

金澤一郎前皇室医務主管(71)が『文藝春秋』で明かしたご闘病8年半
「光なき深刻現状」の波紋──

6月1日付で退任したばかりの金澤氏が応じたインタビュー記事(※朝日の岩井克己が相手)には、
治療方針を問題視する言葉も。雅子さまをとりまく治療体制の寒々しすぎる現状とは──

・7月3日午前11時から御所で、明治天皇の業績についてご進講があり、天皇陛下と
 美智子さまがご聴講された。雅子さまも、その場に同席されたのだ。

・「今年7月30日は、明治天皇の崩御から100年にあたります。当日は宮中三殿の一つである
 皇霊殿で、明治天皇百年式年祭が行われる予定です。それに先んじて、3日にご進講がありました。
 皇太子様は、先日の東南アジア歴訪について両陛下に報告するため、一足早く参内されていて
 ご進講は四方で聞かれました。しかし……」 (宮内庁関係者)

・実はご進講後、両陛下と皇太子ご夫妻、そして皇居に野鳥観察に来ていた黒田清子さんの
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 5人で、昼食を召し上がる予定だったという。だが、皇太子ご夫妻は、ご進講終了後に、
 東宮御所に帰られたのだ。「雅子様のご体調がすぐれなかったからだと伺っています」
 (前出・宮内庁関係者)

・そして昼食会のキャンセルから一週間後の7月10日、雅子さまのご病状にも言及された
 インタビューが『文藝春秋』8月号に掲載された。 《両陛下も、雅子妃殿下のご病気に対して
 言葉に表せないほどのご心労がおありになるようなんです》 そう語っているのは、6月1日付で
 退任したばかりの前皇室医務主管・金澤一郎氏。

・皇室医務主管とは、天皇皇后両陛下をはじめ皇族方の医務を統括する重要ポストで、いわば
 ”天皇家のホームドクター”だ。 金澤氏は’93年に美智子さまが失声症になられたときに
 主治医を務めて以来のご縁もあり、’02年に皇室医務主管に就任し、10年間同職にいた。

 (美智子写真あり)キャプション: 金澤前皇室医務主管は美智子さまの主治医だった
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 現在は侍従職御用掛を務めている。 インタビュー前半は、両陛下のご健康問題などについて
 穏やかに語っていた金澤氏だが、後半に入り、テーマが雅子さまのご病状に及ぶと、がらりと
 雰囲気が変わる。
女性自身 2012年7月24・31日号
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*「雅子妃にはもっと厳しい意見を」(太ゴシック体と《》内は太い文字)

 《大野先生に来て頂いていたところまでは良かったのですが、少なくとも私が意図した方向で
  治療システムが構築されたとは、残念ながら思ってはおりません。その点に関しては、私は
  皇室医務主管として残念ながら失格だったと思っています》(文藝春秋より。以下同)

・大野先生とは、雅子さまの適応障害の治療にあたっている、精神科医の大野裕医師のことだ。
 なんと天皇家の元主治医が、雅子さまの治療システムを問題視するという異常事態が展開されて
 いるのだ。(太文字)

・金澤氏の不満は、1つは雅子さまのご病状がきちんと国民に説明されていないこと。
 そしてもう1つは、大野医師が、皇室の医療の責任者ともいえる金澤氏にも、雅子さまの
 治療情報を報告していなかったことのようだ。

・大野医師の主治医就任は’04年6月。金澤氏の紹介だった。

 《私は大野さんとできるだけ力を合わせていい方に持っていくことができればと思っていました。
  しかし、ご病気の性質などのために、ある時からこちらには情報が入らなくなってしまったのです》 

・ある東宮関係者は言う。「大野医師が、”患者のプライバシーに関わることですから”と、雅子様の
 ご体調や治療状況を、金澤前医務主管にも報告しなくなったのは、治療を始めてから1年ほど
 たってからのことでした。

・これは”私のことをほかの方には絶対に話さないで下さい”という雅子さまご自身の強い要望も
 あったからのようです。大野医師も、雅子さまとの信頼関係を築くために、その要望を受け入れたのでしょう。 
 金澤氏は雅子さまの状況について質問を続けましたが、大野医師は答えようとしなかったのです」
                           

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■ 雅子さま悲痛!天皇家元主治医が”非情”暴露した「癒えぬご病状に手立てなし・・・」  B

・金澤氏本人はインタビューで次のように嘆いている。

 《私と大野先生が違うのは、私は神経内科が専門で、彼の専門は精神科ということなんですね。
  精神科医は患者の意向にあまり逆らわない傾向があります》

・7年にも及ぶ情報遮断もあり、天皇家の主治医でありながら、金澤氏は雅子さまへも批判的に
 なっていったようだ。

 (太字)マスコミによく登場する、ある皇室コメンテーターに金澤氏は、こう言ったという。
 「雅子妃に関しては、もっと厳しい意見を言ってください!」
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 とても天皇ご一家を守る立場にいる人物とは思えない発言だ。
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「金澤さんは、雅子さまに関しては『あちらは……』という、人ごとのような言いかたをすることも
 多かったですね」 (宮内庁担当記者)
                       

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*雅子さまが続ける回復への闘い

・金澤氏のインタビュー記事について、立教大学教授で精神科医の香山リカさんは

 「金澤先生もご自身のことを”(皇室の)メディカルスポークスマン”と言っています。
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”国民の理解を得ることが、長い目で見ても、雅子さまの治療に役立つはず”と信じていたのでしょう。

 一方大野先生は、宮内庁という組織から依頼されているという意識よりも、”一人の患者としての
 雅子さまを守る”という考えなのだと思います。

 それにしても、医学会において、まだ治療中の問題に関して、ここまではっきりと、他の医師に対して
 批判的な発言をするのは異例なことです。 雅子さまの回復が進んでいないことに、金澤先生は、
 医師として心配していると同時に、治療スタイルに関しては強い不信感を持っているのでしょう。

 大野先生の治療スタイルを否定していても、もし回復がある程度進んでいれば、今回の発言は
 なかったと思いますが……」

・『文藝春秋』の記事では、「(雅子さまの)ご病状の深刻さはかえって深まっている印象を受けます」
 というインタビュアー(※朝日の岩井克己)の問いに対して、

 金澤氏はあっさり、「そうですね」と肯定し、さらに、「(ご病状に関して)今後の見通しが明らかに
 なっていないことが、天皇陛下のご心労になっている」とさえ語っている。
                                    

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■ 雅子さま悲痛!天皇家元主治医が”非情”暴露した「癒えぬご病状に手立てなし・・・」  D

・皇室ジャーナリストの松崎敏弥さんは嘆息する。

 (太字)「皇室の医療を統括していた金澤氏が、雅子さまの治療体制の深刻な状況を暴露して
 しまった形ですね。(太字おわり) 金澤氏と大野医師の関係がしっくりいっていないことは以前から
 噂されていましたが、ここまで距離があったのかと、慄然としました。

 皇室の医療関係者が一丸となって雅子さまをお支えするべき時期にも関わらず、協力するどころか
 コミュニケーションすら満足にとれていなかったとは、本当に残念です。雅子さまを取巻く治療体制は
 あまりにも寒々しい状況と言えます。

 さらに私が驚いたのは、金澤氏が『雅子さまと周囲の間に行き違いが生じている』と語りながら
 『これだけ長い時間が経ってしまうと(誤解や行き違いを)どうほぐしたらいいものか…』と、
 匙を投げてしまっていることです。

 (太字)雅子さまのこうした現状に、”もう手立てなし”とは、皇室の医療トップにいた人物にしては
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 あまりにも非情で無責任すぎると思います」 
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 しかし、こうした希望の光なき状況のなかで、雅子さまご自身は、ご回復への努力をやめられて
 いないという。 松崎さんは続ける。

 「その後の昼食会をキャンセルされたのは残念なことですが、3日に雅子さまが、明治天皇の業績の
 ご進講に出席されたことは、素晴らしいことだと思います。 7月18日には両陛下と皇太子様が
 明治神宮に参拝される予定です。 そして30日には百年式年祭が行われますが、ご体調が許せば
 出席したいと考えていらっしゃるのでしょう」

 光差さぬ状況のなかで、雅子さまはご病気との孤独な闘いを続けられている──。(要約おわり)