83 :
名無しさま:
絵本『せかいを すくった おしっこ』
きたのくにの金正雲は、てれびで、にほんのかこひめさまをみて、すきになりました。
金正雲は、かこひめさまに、てがみをかきました。
「かこぽん すきです おしっこ ください」
すうじつご、にほんせいふから、てがみがとどきました。
「かこひめさま は にほん の たいせつな おひめさま です
その おしっこ は おとうさま と おむこさま しか のむことは できません」
「いやだ いやだ かこぽん の おしっこ のみたい」
金正雲は、だだをこねました。
すうねんご、金正雲はしょうぐんになりました。
「かこぽん の おしっこ を くれ
さもないと みさいる を うちこむぞ」
ろっかこくきょうぎのせきじょうで、金正雲しょうぐんはいいました。
くりんとんこくむちょうかんは こまってしまい、にほんせいふにたいし、
すみやかにひめのおしっこをていきょうするよう、めいれいしました。
すうじつご、きたのくにに、にほんからおしっこがとどけられました。
きたのくにでは、くにじゅうではなびがうちあがり、
だいきぼな、ますげーむがおこなわれました。
金正雲しょうぐんは、きたのこくみんがみまもるなか、おしっこをのみほしました。
「げーっ まずい かこぽん の おしっこ は にがい汁 だーーーっ」
金正雲しょうぐんは、しょっくのあまり、たおれてしまい、そのまましんでしましました。
おしっこのはいっていたびんには、「ぷれぜんてっど ばい つぐこ」とかいてありましたとさ。
めでたし、めでたし。