なでしこ・川澄のTV出演ギャラは本田に匹敵
なでしこジャパンFW川澄奈穂美(26=INAC神戸)に破格の値がついた。サッカー全日本女子選手権の準決勝で27日、INAC神戸は岡山湯郷を4―1で下し、2年連続の決勝進出を決めた。
この試合で2得点1アシストの大活躍を見せた川澄はプレーだけでなく、人気も急上昇。テレビ出演などのギャラはなんと日本代表FW本田圭佑(25=CSKAモスクワ)に匹敵するという。
準々決勝(23日)の狭山戦で左手甲を踏まれて「今季絶望」とまで言われた川澄は準決勝に強行出場し、開始2分で先制点をアシスト。さらには2得点をマークするなど、INAC神戸の全得点に絡む圧巻のパフォーマンスを見せた。
これに星川敬監督(35)は「貴重な得点源だし、日本の中でも質の高い選手」と絶賛。ご機嫌の川澄も「リーグ戦と全日本(選手権)の両方を取るチームが最近少ないので、本当に強いチームだと証明するためにも元日(決勝)は勝ちたい」と力を込めた。
そんな川澄はなでしこジャパンの一員として優勝した女子W杯(7月)後、美女ストライカーとして爆発的な人気を得た。テレビや雑誌、その他イベントなどに引っ張りダコ。チーメートのMF沢穂希(33)とも並ぶ存在になったが、それは最近の稼ぎにも反映されていた。
ある民放局関係者は「実は(女子)W杯の前の春の特番で川澄と芸能人のフットサル対決をやったけど、その時の川澄のギャラは3万円。でも今はそんなわけにはいかない。ウン百万円という金額がINACに支払われている」と川澄のギャラの相場を暴露した。
W杯後はINAC神戸側が川澄の単独出演を認めなかったため、チームの代表の7人を基本に複数選手でのセット出演となっている。本紙の調べでは7人セットの場合、ギャラの総額は約700万円。1人当たり100万円の計算で川澄のギャラは実に33倍以上に跳ね上がった。
「来年のロンドン五輪で金メダルを取るようなら(ギャラは)さらに倍近くになる。もはや(全盛期の)ヒデ(中田英寿氏=元日本代表)や本田(圭佑)クラスです。川澄も家が建ちますよ」(同民放関係者)と、沢とともに女子サッカー界の顔となった川澄の勢いは加速しているという。
すでに川澄は沢らINAC神戸のチームメートとともに年末年始のテレビ特番に多数出演中。ギャラだけで500万〜600万円を稼ぐ見通しだ。さらに今季はW杯優勝の賞金やボーナス、テレビCMの出演などのギャラも合わせれば、即金で家の購入も可能なはずだ。
来年にロンドン五輪を控え、ますます大注目のなでしこジャパン。なかでも川澄のシンデレラストーリーに終わりは見えない。
東スポ テレビ出演破格待遇!川澄に本田級のギャラ!3万円がW杯後は33倍増の100万円
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