【なでしこJAPAN】日本女子代表総合スレッド Part76

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テレビ各局ロンドン五輪でなでしこジャパン争奪戦
女子競技最大の目玉に

◆ツイッター騒動局は脱落

 12年ロンドン五輪女子サッカーのアジア最終予選でなでしこジャパンが最終戦の中国戦(日本時間11日午後8時開始)を待たずして五輪出場を決めた。

 お家芸の「小気味良いパス回しから積極的に相手ゴールに迫る」サッカーは見られず、消化不良の感は否めないが、それでも五輪大好きの日本人は、今から「なでしこたちは金メダルを取れるのか?」とソワソワし始めている。

「女子サッカーは一躍ロンドン五輪の超目玉競技となり、今後は“なでしこ争奪戦”が熾烈さを増すでしょう」とサッカーライターの平野史氏。

「五輪女子種目で注目度の高いマラソンは第一人者の高橋尚子が引退してしまい、国内最高記録保持者の野口みずきは引退同然。スター選手が見当たらず、代表候補の記録はメダルには程遠い。陸上や水泳もメダル当確選手はいないし、女子バレーもメダルは苦しい。
メダル常連のソフトボールはロンドン五輪から男子野球とともに競技種目から外され、国内リーグも閑古鳥が鳴いている。04年、08年五輪出場で脚光を浴びたホッケー人気も下火になった。人気女子競技の地盤沈下も手伝って、なでしこジャパンの商品価値は、天井知らずの上がりようなのです」

 中でも「本大会のなでしこの試合の放送権獲得競争」が、水面下で激しさを増しているという。

 ロンドン五輪の日本向け放送権は、10年バンクーバー冬季五輪とセットにしてNHKと民放各局で構成されるJC(ジャパンコンソーシアム)が契約した。

 放送権料は100億円超。莫大なカネを回収するために特に民放は、高視聴率が稼げるなでしこの試合を何としても放送したい。

「1次リーグの3試合、準々決勝、準決勝、それに3位決定戦と決勝のどちらかの計6試合をNHKと民放の6社が分かち合うのが妥当だが、NHKはドイツW杯とアジア最終予選を放送した実績を前面に押し出し、半分以上を放送したいと主張しているみたい。
民放で旗色の悪いのがフジテレビ。W杯凱旋帰国の直後、DF熊谷がツイッター騒動に巻き込まれたが、合コンをセッティングしたのがフジテレビのバイト。サッカー協会は“フジテレビがなでしこフィーバーに水を差した”と不満タラタラ。
これが放送権獲得競争にどんな影響を及ぼすのか、業界中が大注目しています」(放送関係者)

 いずれにしても、なでしこブランドを巡る狂想曲は、五輪出場が決まった今からが本番である。

日刊ゲンダイ 2011/9/10
http://v.gendai.net/q?uid=1&sid=A817&i=article%2Fdetail&aid=244062