オファー殺到 沢穂希 極貧から一転してW杯バブルまっしぐらの異様
フジのバラエティー出演ほぼ決定
ドイツで開催中のサッカー女子W杯で優勝に王手をかけた“なでしこジャパン”。破竹の快進撃を続ける日本代表のエース、MF沢穂希(32=写真・AP)を取り巻く環境が一変している。準決勝のスウェーデン戦でも逆転の決勝ゴールを決め、大会得点王の可能性も出てきて、W杯バブルが始まろうとしているのだ。
沢の場合、存在感、インパクトの強さが評価されているわけだが、国内外で争奪戦になっているというからビックリ。
国内で“獲得”を狙っているのがTV局。今後を見据えて着々と出演交渉を重ねている。なかでも熱心なのがバラエティーや情報番組のプロデューサーで「連日、日本サッカー協会や沢が所属するINAC神戸レオネッサに足を運んで口説いている」(キー局関係者)という。
しかし、W杯開催中ですぐの出演は難しく、とりあえず「OK」と了承してもらったのが「とんねるずのみなさんのおかげでした」と「SMAP×SMAP」。いずれもフジテレビの番組だ。
「フジは準決勝の試合を急きょ放送。女子代表の試合に並々ならぬ意欲を見せていて18日の決勝も放送します。そんな姿勢が『スマスマ』の出演などを取り付けることができた理由でしょう」(事情通)
◆世界的企業がCM出演を画策
沢に興味を示しているのはテレビ局だけではない。芸能プロと大手広告代理店も水面下で接触を始めている。
「実は広告的な価値はン十億円といわれているんです。しかも、日本以上に沢に興味を示しているのが米国やヨーロッパです。彼女はINAC所属で、広告などの窓口がどこになるのか分かりませんが、今後、あらゆるエージェントが押しかけることになると思います」(マスコミ関係者)
ちなみに、沢の年収は300万〜400万円といわれているが、W杯で優勝ともなれば、ケタ違いの収入になるのは確実。海外に向けたCMでは出演すれば最低3億円を出すという話まであり、日本でも3000万円以上の出演料を提示した代理店があるという。
18日の米国との決勝戦でさらに価値が上がることになるのか。
日刊ゲンダイ 2011/7/15
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