ザッケローニジャパン PARTE121

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サッカー香川に「厳重注意」 リハビリ中にTV解説

 1月のサッカー・アジア杯韓国戦で骨折した日本代表MF香川真司(21=ドルトムント)のある行動≠ェ批判の的になっている。日本でリハビリ中の香川はこのところイベントやテレビ出演が続いた。
5日にはJリーグ開幕戦、名古屋―横浜Mのテレビ中継(NHK)にゲスト出演するなど「負傷中の選手にあるまじき行動」と疑問視する声が噴出。このため日本サッカー協会が厳重注意を与える可能性も出てきた。

 負傷中の香川は2日、アジアチャンピオンズリーグ・C大阪―アレマ戦の会場(長居競技場)を訪れイベントに出席。さらに5日にはゲストとしてスタジオからJリーグ開幕戦の名古屋―横浜Mの試合を解説した。こうした香川の行動に疑問の声が上がっている。

 ある在京テレビ局のサッカー担当者はこう言って首をかしげる。「NHKに香川が出ていたけどいいの? NHKがオファーしたのかな。オファーするほうも問題だけど、普通なら出ないよね」

 Jリーグでは、負傷している選手がイベントやテレビ番組にゲスト出演することはまずない。負傷中の選手に求められるのは治療やリハビリに専念することだ。当然ピッチ外の活動ではない。
これはサッカーに限らず、スポーツ全般で同じ考え方が浸透している。もちろん負傷した選手が「テレビに出てはいけない」というルールがあるわけではないが、負傷中は表に出ないで治療に専念する――これが不文律で、選手としてのモラルだ。

 在京Jクラブ広報担当はこう補足する。「一般論ですが、クラブとしては負傷している選手は(テレビに)出さない。報道取材やクラブ関係のものを別としても、早くピッチに戻ることが最優先ですから、リハビリに専念するということが大事。
禁止ではないけど、Jリーグのクラブならどこも出さないでしょう」

 さらにこんな事情もある。香川は日本代表の一員として出場したアジア杯中に負傷したことで、日本サッカー協会は治療やリハビリ費用に加えて1日3万円の休業補償も支払い、リハビリを全面支援している。
こうしたことも香川への不満をエスカレートさせている。厳重注意や各種補償の打ち切りを求める声も噴出しかねない状況だ。

 協会側は所属のドイツ1部リーグ・ドルトムントに対し、香川のリハビリ計画などを提出するなど細心の注意を払いながら復帰を支援してきた。そういう状況だけに、ドルトムントが香川のピッチ外の活動を知れば、協会側に監督責任≠追求することも考えられる。
代理店等の周囲の強い要望があったとはいえ、今回の行動は「軽率」と見られても仕方ない。

 リハビリ中の香川の活動に関して日本サッカー協会は「日本代表の活動期間中ではないので、協会がスケジュールを管理しているわけではない。あくまで個人の問題」との公式見解を出した。リハビリをサポートしているとはいえ、ドルトムント所属の香川の行動に口を出すことはできないという。

 ただ協会内にはやはり疑問の声は強い。今後もリハビリ中の香川がイベント参加やテレビ出演などを頻繁に続けていけば「香川側に自粛を促すことも考えないといけない。本人にも伝えないといけないかな…」(協会関係者)

 香川はエースナンバー「10」を与えられ、日本代表の中心選手として関係者やサポーターの期待も大きい。それだけに、1日も早い復帰を目指すべく治療に専念することが最重要事項なのだ。

東スポ芸能 2011/03/10
http://g.tospo.jp/v/entame/ArticleTop.asp/jskycmi/Ae2ji7zjs9hdSXN/DPRHdqSFViEW55xXxwPnWi1gI9PjKpuD6azjvOOD4oPvHOMc44Ptg+Uc40zjg+qgMDAwMDAw/ArticleTop.asp?Cornerid=004&Entid=0000029781
2011年03月10日(木)付の東スポ:【裏1面】テレビ解説、イベント出まくり香川厳重注意
http://www.tokyo-sports.co.jp/touspo.php?tid=406


>代理店等の周囲の強い要望があった