チーム快進撃に貢献した香川がなんと一転放出リスト入り
早期復帰を急がすクラブのソロバン勘定
ドイツ・ブンデスリーガ1部のドルトムントに所属する香川真司(21)が、このままツブれてしまうかも知れない。
1月のアジアカップで右足小指を骨折した香川は現在、日本でリハビリ中。
「今季絶望といわれていたが、香川本人の強い希望で3月中旬にはドイツに渡り、4月までにリーグ戦に復帰する予定です」(サッカー記者)
10日ほど前まで歩くのに松葉杖を使い、ジョギング程度しか出来ないので、「まだムリしない方が……」と、周囲も困惑しているともっぱらだ。
「仲の良い長友(24)のインテル移籍には刺激をもらった、と前向きにとらえていたが、18歳の宮市がオランダで欧州主要リーグ日本人最年少ゴール記録を更新したことには、ヤバいと脅威を感じていた。
ドリブル突破からゴール前に顔を出してシュートを狙う。プレースタイルが似ている上に、スピードもフィジカルも宮市の方が上。健在アピールのための4月復帰です」(前出の記者)
完治に時間のかかるケガなのでクラブとしては「ムリは禁物」と待ったをかけるべきだが、香川の早期復帰をクラブも後押ししているという。
「香川抜きでもチームは首位をキープ。フロントは、香川を放出リストに載せている。骨折前、香川にはイングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドから移籍金20億円を用意していると打診があった。
ドルトムントとしては“終盤にプレーさせて骨折前と同じ状態を証明し、今季終了後に高値で売り払う”とソロバンをはじいているのです」(マスコミ関係者)
ドルトムントは、香川の前所属C大阪に「育成費4000万円」しか払っていない。大商いのチャンスというワケだ。
日刊ゲンダイ(2011/3/2)
http://v.gendai.net/q/jskycmi/AW8jPdgjD639RW4sDPNve3CYhlIm4mVXOA8nge1n29FjcKs/KahjuGM/Ij8vGGMYYz8tPyUYY0hjPyqgMDAwMDAw/q?i=article%2Fdetail&aid=227302&p=1 >プレースタイルが似ている上に、スピードもフィジカルも宮市の方が上。