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名無しさん@お腹いっぱい。:
攻守にわたり献身的なプレーでチームを引っ張った長谷部選手。
長谷部選手は、「日本では盛り上がっているってのは、友達とかいろいろな人から連絡が来てたんですけど。
ここまですごいことになっているとは、知らなかったですね。
(空港に着いた瞬間は?)
いや、本当にうれしかったですし、自分たちが頑張ってやった結果、
いろんな人たちが喜んでくれてるってのは、すごく素直にうれしかったですね」と語った。
大会直前の強化試合で、結果を出せなかった日本代表。
浴びせられた多くの批判について、長谷部選手は、
「そういう批判は当たり前だと思ってましたけど、ちょうど合宿中に読んだ本で、
『キノコは風通りの悪いところに生える』って。
僕の好きな、フリードリヒ・ニーチェというドイツの哲学者がいるんですけど、その人が批判とか意見っていうのはね、
そういうのがなければ人間は成長しないって。その言葉を僕は大好きで」と語った。
キャプテンを支えたのは、ドイツの哲学者、ニーチェの言葉。
出版界では、ニーチェの言葉を解説する本が、40万部を超えるベストセラーになっている。
「超訳 ニーチェの言葉」は、発売から半年近くたった現在も、1日10冊程度売れているという。
この種の本としては、驚異的な売り上げだという。
書店の店員は、「こういった本で勇気づけられましたという言葉を聞くと、
私どもも、こういうふうに展開して良かったなというふうに思います」と話した。
長谷部選手が話した「キノコ」の話は、本の中で
「批判という風が吹き込まない閉鎖的なところには、必ず腐敗や堕落が生まれる」、
「批判は風だ。ほほには冷たいが、乾燥させ、悪い金を防ぐ役割がある」と説明されている。
長谷部選手は、「その言葉が僕は大好きなんで、それが今ちょうど、合宿中に読んだんで、心に響きましたね。
(なんか、いい話ですよね?)
そうですか? 使ってください」と語った。