森本争奪戦!フィオレンティーナも調査開始
イタリア・セリエAの強豪フィオレンティーナが、カターニアのFW森本貴幸(21)の獲得に乗り出していることが13日、分かった。
欧州チャンピオンズリーグで16強入りしたフィオレンティーナは、昨季7得点とブレークした森本をリストアップし、来季の獲得に向け調査を開始した。
森本にはマンチェスターUも興味を示しており、今後の活躍次第では激しい争奪戦が繰り広げられることになりそうだ。
かつて中田英寿氏も在籍したイタリアの強豪が、日本の将来を担うストライカーの獲得に向けて動き出した。
今季、欧州チャンピオンズリーグで旋風を巻き起こしているフィオレンティーナが、来季の補強リストに森本をリストアップした。
関係者は「フィオレンティーナは森本の才能を高く評価し獲得を狙っているようだ」と証言した。
(中略)
フィオレンティーナは東京Vに在籍していた05年頃から森本に注目していた。
高級靴ブランド「トッズ」のオーナーでもあるディエゴ・デラバッレ会長がGOサインを出し獲得に動いた。
そのときは「まずは小さなクラブから(スタートしたい)」という森本サイドがカターニアを選んだため移籍は実現しなかったが、
イタリア3年目の昨季7得点するなど急成長を遂げた森本の獲得に、満を持して再び名乗りを上げた形だ。
森本は10月10日のスコットランド戦で待望の日本代表デビューも果たし、来年6月のW杯南アフリカ大会での活躍も期待されている。
欧州での評価も高く、ACミランのブラジル代表FWパトも絶賛。そしてマンチェスターUのファーガソン監督も注目し、獲得を狙っているとされる。
カターニア側は「森本は今季終了後にビッグクラブに移籍させる」と断言しているが、今後の活躍次第では移籍が早まり、冬の移籍市場で実現する可能性もある。
21歳のストライカーから目を離せなくなってきた。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2009/12/14/01.html