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チーム内で影響力の強い選手をどの時点で切るか
2009年07月27日14時54分 / 提供:サポティスタ
サポティスタ
26日に放送された新BSディベート「W杯サッカー日本はどう戦うのか」 の終盤、
山本浩、加茂周両氏は、慎重に言葉を選びながら、次のように語った。
山本浩(元NHKアナウンサー)
「岡田監督が今改革をしなければならないことがあると感じているかどうかですよね。
たとえば、ある選手を切りたい。切りたいけれど、今の状態では切れない。
何か大敗をしたときに切ることができるかもしれない。あるいは怪我をしたに切ることができるかもしれない。
そういうことを考えているかどうかですよね。
それはわれわれにはちょっと理解のできないこと。監督と数限られたスタッフにしかわからないこと。
そういうものがあるのだったら、それは改革をすべき試合の敗戦を迎える前に手をつけるべきだと思いますけどね」
加茂周(元日本代表監督)
「さっき山本さんが言われたように、チームの中に、本当はこいつはいらないんだけど、今はいる。
ほかの選手に対する影響力を強く持っている選手で、というような選手がいる。それをいつどの時点でアウトにするかといういうようなこともすごく大事です。
若い選手を呼んだら使うのは簡単ですから、テストはどんどんできると思うんです。
今言ったように、岡田くんが監督になってからずっと中心として使ってきた中に、そういう選手がもしいるとしたら、
それを外すタイミングというのは非常に難しいと思いますね。それは外部の人間には、今この時点で絶対にわかってはいけないことですから」
岡田武史監督は、いつ、どんなタイミングでどのような決断を下すのか。
その決断が、来年のワールドカップ本大会を戦う日本代表チームに、大きな影響を与えるのは間違いない。