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中田サイドのマスコミを使った巧妙な印象操作は奏功し「勝てば中田のおかげ
負ければ他メンバーのせい」という雰囲気を国内に形成させていった。
海外イメージを前面に出し、フィジカルやスタミナばかりを繰り言にして。
これで選手としてフィジカルとスタミナ以外のすべてを不足する中田でも、自身の出来に
関わらず、エキセントリックな発言を繰り返しておきさえすれば、しぜん
「中田“は”良かった」と印象付けられる。
問題なのは、サッカー以外の才能でスタメンの座を不当に長らえている選手のエース扱いが
他の選手のパフォーマンスに、つまり試合の重要な局面に確実な影を落とすということだ。
中田のミス、あの独特の「またか」というチームの雰囲気。今回のW杯はそういう大会だった。
所属クラブで度々あったとされる監督批判も彼特有のジェスチャーだ。
この4年かそれ以上の期間、我々含めファンや代表選手ですら
中田と「中田利権」に取りまくごろつき共の被害者だった。
一部専門誌ではようやく彼の批判が行われ始めたが、時は遅く
商才豊かな中田サイドは「売り抜いた」とばかりに既に代表引退をほのめかしている。