なんか今の状況スラムダンクに似てるな

2010南アフリカW杯　決勝トーナメント一回戦　日本対ブラジル

今野「さあこっからが日本、炎の追い上げだぞ！」
家長「そのとーり」
一同「おおーー！」

中田英「こいつらも全くあきらめちゃいねえ…！！
　　　　相手はブラジルだというのに！！」
　　　「……………」

四年前

高原「はははは」
ギャルサポ「ねぇ、小野君たち、練習はいいの？W杯近いんでしょ？」
高原「リハビリで遅れるって言ってある」
小野「オレは怪我ってことに」
ギャル「えー、ウソじゃん」
　　　「中田君に怒られるよ、コワイよー」
高原「大丈夫、根が単純だから。コワイけど」
小野「はっきり言って……
　　　あいつにはついていけねーよ」
高原「武士だもん！なんかあいつ」
小野「そう……今日もさ、なんかふっるいサカマガ見せられてさ」
　　「これがオレの原点であり……
　　　最終目標なのだ…」
高原「…なのだ」
ギャル「…なのだ」

ガラッ

小野「ヒデ！」
　　「うああああーーっ！」
ブンッ　ドシッ　小野「ぎゃっ！」
小野「ぐっ…うぐっ…」
中田「はぁはぁはぁはぁ」
小野「き……強要するなよ　W杯制覇なんて」
　　「ここは日本代表だぜ
　　　とりたてて何のとりえもない……フツーのサッカー選手の集まるところさ
　　　おまえだって体が強いだけでヘタだからビッグクラブにも行けなかったんじゃねーか
　　　ベスト８だって雲の上なんだ
　　　強要するなよ…W杯制覇なんて
　　　お前とサッカーするの息苦しいよ…」

川口「何やってたんだヒデ！みんなとっくに帰っちゃったぞ！！」
　　「シュートしてくれよー！！この人形、ちゃんとシュート返してくれないんだ」
中田「わはは！
　　　それはセービングが下手だからだ」
川口「何ーーっ！だから練習してんだろーっ
　　　くそーーっ」


中田「…………感情的になるな………」
　　「まだ何かを成し遂げたわけじゃない
　　　なぜこんなことを思い出している　バカめ…」