何故2ちゃんねらは「2」を取りたがるのですか?
2ch内なら直リンでOK>1
>>2 「に」が発音しにくいから省いてるだけだと思われ
2を付けずに理解できる間柄でしか通用しないから別にいいんじゃない
5 :
さく・え/ななし:04/11/19 20:51:15 ID:cyNO9HvB
>>1 おお、新スレ立ったんですね、お疲れさまです
早速ですが、「孫悟空(西遊記)」で観音様はどうして三蔵法師のお供に喧嘩っ早いサルとか意地汚い豚とかかっぱやらとかばかりつけたんでしょうか?
三蔵法師にしてみれば、毘沙門天とかでもつけてもらった方がよっぽどありがたいと思うんですが。
>>5 けんかっ早いサルは天界でもかなりの暴れ者として鳴らしてましたし、豚も悪行が目につきます。
実力はあるし、根本から邪悪と言う訳でもないんで、人格者として名高い三蔵に教育させつつ、三蔵の護衛もさせるという一石二鳥の妙案です。
7 :
さく・え/ななし:04/11/20 23:34:57 ID:9tx/iz2y
>>6 すると、その場合、三蔵法師の護衛とゴクウたちの教育のどっちが優先してたんでしょうか?
なんか、三蔵法師にゴクウたち押しつけてたとこからして、あんまり彼の事考えての人事じゃないように思えるんですけど。
>>7 鋭い。
特にサルは天界の神々達をたばかった海千山千の魔物。その上様々な術を使いこなし戦闘力も高い。
お釈迦様なら退治も調教もお手の物だがなにぶん忙しい。
そこで人間にサルが調教できるならちょっとしたアイテム(金の輪っか)を与えてでも、やらせた方がいいと考えたのです。
天界は人間がサルに反逆されて死んでも別にかまわないと考えたのでしょう。
9 :
さく・え/ななし:04/11/22 11:13:18 ID:kMw1nzfn
昔話「かちかちやま」を子供(4歳)に読んでやったところ、
兎が狸に「あー、あそこにあるのがかちかちやまだからカチカチいうんだよ」
と言うところで、子供が「ウサギさんって嘘ついたんだね、なんで?」と
聞いてきました。
さらなる悪に対抗するするためには小悪も許容すべき。とは教えたくないのですが、
ウサギさえ、正々堂々と戦ってくれればよかったのに。と思いました。
このような事例は昔話にはよくありますが、昔の人は卑劣な作戦でも勝さえすれば
よいという考えだったのでしょうか?
>>7 天竺への旅は、ただ行って来ればいいというものではありません。
サルや豚にとっては前非を改めるための贖罪の一環であり、
また三蔵法師にとっても獣上がりの連中を教え導くことで己を高めるのです。
いわば旅そのものが仏門の修行なので、大変だとか危険だとかはあまり問題ではないんですね。
>>9 「こうあるべき」という真・善・美を示し導くばかりでなく、
醜い現実をさらけ出して直視する勇気を育むのもまた、別の形での「教育的配慮」と言えます。
昔は現代以上に生きにくい時が長かったので、
「よく生きること」よりも「生き延びること」の方が優先されたのでしょうね。
お子さんには
「狸の方が先にお婆さんを殺したりお爺さんを騙したりしたよね。
そんなひどいことをする悪者は、逆に自分がひどいことをされても文句をいう資格はない。
悪いことをされても対抗できるように、自分から悪いことをしちゃいけないんだよ」
と教えてあげてください。
>>9 「因果応報」悪い事をすれば巡り巡って自分に返ってきます。
悪い事をすれば同等以上の報いを受けると言う事です。
要約すると「悪人に人権はない!」
自分が正しいと信じられる生き方を教えてあげてください。
謙虚さも忘れずにね。でないと傲慢な子になるから。
13 :
さく・え/ななし:04/11/23 21:35:59 ID:daFSc/vh
「わらしべ長者」で、最後、主人公が馬一頭と家屋敷交換した屋敷の主人は、いくら馬が必要だったとはいえ、ちょっと太っ腹すぎるのではないでしょうか?
>>13 主人が馬を必要としていたのは、実は夜逃げをするためだったのです。残された屋敷に
どんないわくがあったのか私は知りませんが、所詮わらしべごときでまっとうな家を手に
出来るほど世の中は甘くない、ということなのでしょう。
15 :
さく・え/ななし:04/11/24 17:32:11 ID:uN8Un6V/
レオ・レオニ「スイミー」について質問です。
群れで大きな魚のふりをする小魚のうち、1匹だけ色違いの奴が
「僕が目になろう」と志願するのですが、
魚の目って、実は狙われにくい部位だと思うんですが。
赤い小魚は、実は自分だけは助かろうとするチキン野郎じゃないんですか?
>>15 マジレスですが、南のほうには目の上を通る暗色の縞で目を見えにくくしたり、尻尾のほうに目玉模様が
あったりする魚がたくさんいます。これは攻撃されるとヤバい本物の目から肉食魚などの目をそらす効果が
あるとされています。
一方、肉食魚が小魚の群れを襲う場合、群れの中の1匹に狙いを定めて攻撃するといわれています。(逆に
言えば、小魚が群れをなすのは肉食魚に狙いを定めにくくする効果があるといえます)そして「スイミー」の
小魚たちの中で誰がいちばん目立つかは一目瞭然ですね。つまり、赤いのがチキンだろうがそうでなかろうが、
肉食魚に襲われれば真っ先に喰われます。憤慨するようなこともないかと思われます。
17 :
さく・え/ななし:04/11/24 21:06:47 ID:pcxcpFS8
>>14 それが本当だとすると、主人公はもともと観音様のお告げに従っていたわけですから、観音様もずいぶんと意地の悪い方なんですね?
18 :
9:04/11/25 02:28:47 ID:dtKyx/r5
>>11,12
狸がひどい目にあうことは、因果応報仕方ないでしょうが、だからといって
ウサギが嘘をついたり狸に私刑を加えたりしてもよいのか?と疑問です。
というか、子供の一言で疑問を持ってしまいました。
その理論では殴られたら殴り返してもよい。卑劣な手段をもってしても復讐
をしてもよいとなってしまうような気がします。
(極論です、からんでるわけではありません)
だからと言って狸に弁護士つけて裁判して・・・というのは改変しすぎだし
むつかしいです。
19 :
11:04/11/25 07:35:44 ID:???
マジレスになりますが、
>殴られたら殴り返してもよい。卑劣な手段をもってしても復讐をしてもよい
と本気で思っていますが何か?
21 :
さく・え/ななし:04/11/25 20:20:57 ID:zybe5+fX
>>18 マジレスになってしまいますが、もともと「カチカチ山」の原型の話ではウサギが間抜け、ということ以外何の罪もない他の獣(熊とか狸とか)をだまして殺してしまうという話だったらしいです。
狸の因果応報、という設定になったのは、仏教とか儒教とかの文化が入って来てから何の罪もなくてやっつけられるのは理不尽すぎるという理由で後付けで出来たらしいです。
これは個人的な見解ですが、自然の驚異の前に無力だった原始の人々は本来なら喰われる弱い立場にあるはずの兎が熊や狸を逆にやっつける、という設定に自らを重ね合わせ、溜飲を下げていたのではないでしょうか。
あんまりこだわりすぎてスレが荒れてもつまらないので、次の質問です。
安野光雅「旅の絵本」シリーズの主人公?の青い服の旅人は、
どこに行っても、上陸時に買い求めてまで馬に乗って旅を続けていますが、
いまどき旅行用に乗用馬を買うなんてものすごく不便じゃないですか?
23 :
12:04/11/26 05:59:12 ID:???
>>18 正直、私も殴られたら殴り返してもよいと思ってます。
自分の大切な人を殺した人間が十数年の「行動に制限を受けるが、衣食住が保証された」服役を終えれば、社会との軋轢はあろうがまた生活を開始することに理不尽さを感じてなりません。
復習は何も生み出さないと言いますが金などで保証されるのもごめんこうむる。
私は罪に等しい償いを求める。
それにはやはりイスラム的にならざるを得ない。
イスラム信者ではないが、そういう点は評価している。
24 :
9:04/11/26 21:46:44 ID:???
すみません、微妙にスレちがいな話題で。
結局、幼稚園児には殴られたら殴りかえせという教育はしたくなかったので、
「体力に劣る兎が、狸に対抗するのには知恵を使うしかなかったんだね」
みたいな強引な解釈で話を進めてしまいました。
(と強引にスレの主旨にあわせました)
>>22 旅人が通る町ではガソリンスタンドなどなさそうですよね。
馬ならそのへんの雑草でも食わしとけば経済的ですし。
いざという時の非常食にもなります。むしろ自動車よりも合理的なんですな。
いらなくなった時に売り飛ばすにしても自動車より値落ちが小さいですよ。
25 :
さく・え/ななし:04/11/27 00:28:05 ID:VpVUnXbA
桃太郎とか瓜子姫とか親指姫とかは、みな植物の果実や花の中から生まれていますが、彼等は生物学的にいうと、植物なのでしょうか、動物なのでしょうか?
27 :
さく・え/ななし:04/11/27 15:21:29 ID:Zt1frzTN
さるかに合戦では、猿、蟹、蜂、栗など異種の動植物が会話していますが、
どのような言語を使用していたのでしょうか?
それと、生物はまだいいとしても、臼と牛糞がしゃべるのは無理があり過ぎ
だと思いますがどうでしょう。
28 :
さく・え/ななし:04/11/27 17:19:45 ID:BODKhllY
>>27 彼等はみんな、この世とは別のワンダーワールドの住民達です。
そこではほ乳類も甲殻類も昆虫も植物の果実も人工物も動物の排泄物もみな同様の言語を操れるんです。
これじゃマジレスかな。
>臼と牛糞がしゃべるのは無理があり過ぎ
ご指摘のとおりで、実のところさすがに無生物までは言葉を使っていたわけではありません。
では実際何があったのかといいますと、たとえば
『カニの子の仇討ちを助ける連合義勇軍』のメンバーが道端に転がっている古臼を見つけて
「見ろ、この臼も仇討を助けたいと言っているぞ」「ソウ、ソノトオリ!(裏声)」と、
腹話術ごっこの末、何かに使えるだろうと転がして運んでいった(牛糞等も以下同様)
のでしょう。
30 :
さく・え/ななし:04/11/28 10:36:10 ID:S+0xUXzk
「てぶくろ」っていう絵本はおじいさんが道に落とした片っぽの手袋に動物達が何匹も住み着く話でしたが、おじいさんの手はそんなに大きかったのでしょうか、それとも動物達がみんな手乗りのミニチュアサイズだったのでしょうか?
>>30 その手袋は「魔法の手袋」であり、自在に伸び縮みします。
子供から巨漢まで使えるように作られています。
誰がつけてもピッタリです。
ですので動物たちが住めるサイズにまで巨大化するのはたやすいことです。
「おじいさん」が人間であるとは確かどこにも書いてありませんでしたよね?
そう、この「おじいさん」は、実は巨人のおじいさんだったのです。
33 :
さく・え/ななし:04/11/30 14:00:48 ID:2rgGC0Zk
『ぐりとぐら』に出てくるカステラを作れと子供にせがまれたので
挑戦してみたのですが、卵を泡立てるのに非常に苦労しました。
あの小さい泡立て器で楽々とあの巨大な卵を泡立てるとは、ぐりは
どのようなテクニックの持ち主なのでしょうか。
また、見つけた卵が持って帰れないのでお鍋などを家から持って来た
わけですが、その間に他の動物に拾われたらとは考えなかったのでしょうか。
というか、なぜ卵が落ちていたのでしょうか。たまたま巣から落ちたとか
であれば、食われるまで親は気付かなかったのでしょうか。
そもそも、あの大きな卵は何の卵だったのでしょうか。ダチョウの卵より
数倍大きいように見えますが、知られざる巨大生物の最後の卵だったなどと
いうことはないのでしょうか。森のみんなで食ってしまってよかったのでしょうか。
34 :
さく・え/ななし:04/11/30 17:03:51 ID:+gLWwsjf
>>33 いちどに大量の疑問を提示されると、答えるのも一苦労ですが、一気に行きます。
>あの小さい泡立て器で楽々とあの巨大な卵を泡立てるとは、ぐりは
>どのようなテクニックの持ち主なのでしょうか。
あの2匹の野鼠は「世界で一番すきなのは お料理すること食べること」という貪欲な連中です。
ただがっついているばかりではなく、テクニックも磨いているのですね。
>その間に他の動物に拾われたらとは考えなかったのでしょうか。
卵を拾って、よしんば食べてしまった動物がいたとしても
卵の大きさや野鼠どものすばしこさから考えて、そう遠くまでは行けなかったことでしょう。
その場合、野鼠どもはメニューをカステラから「何か別の動物料理」に変更していたんじゃないかと思います。
>というか、なぜ卵が落ちていたのでしょうか。
さあ……。「落ちていた」んじゃなくて、生んだまま放置する習性の動物だったのかもしれません。不運なのは餓えた獣に見つかってしまったことですね。
>森のみんなで食ってしまってよかったのでしょうか。
珍しい生き物が絶滅の危機に瀕したことは残念ですが、弱肉強食が大自然の掟です。
卵を落としたまま気付かなかったり、そこらへんに放置するような不注意な習性を持っていたりする方が悪いのだとあきらめてください。
確かに、ダチョウの卵が2,3個落ちていました
とか
鶏卵が20個ばかり落ちていました
だと、何の神秘性も無くなりますね。
36 :
さく・え/ななし:04/11/30 19:08:11 ID:G1D7TBFj
「ぐりとぐら」といえば、あの二匹、親から独立して暮らしているところからみて、動物の世界では大人に達していると思うのですが、メスさがしもしないでオス二匹でいつも行動を共にしているのは自然の理に反しているのじゃないでしょうか。
(二足立歩行したり、道具を使ったりしているのもそうじゃないか、といわれそうですが、それは他の登場動物達もやってるので、あの二匹特有の特殊性についてってことで)
彼らは文化的に生活している所から察するに、彼らの品位も文明に併せて高まっており、現代人並みには性の観点と言うものが発達しているのでしょう。
彼らの年齢を人間で言えば大体、大学生ぐらいの年齢に相当しましょうか。
つまるところ彼らは独身の若者と同じぐらいには女性に関心を持ちつつも節度を守って生きていることになります。
38 :
さく・え/ななし:04/12/03 20:37:17 ID:0sBWVnhr
桃栗三年、柿八年といいますが、「さるかに合戦」の柿の種は蟹に「ほじくる」とか「ちょんぎる」とか脅されてアッという間に実を付けるまでに成長しています。
そんな方法が効果的なら、最初からみんな八年も待たずに柿の脅迫に走ると思うんですけど他に成功例を聞かないのはなぜでしょう?
脅迫されて育った柿は、栽培者に復讐を遂げるからです。
「さるかに合戦」の中でも、柿が野生動物を凶暴化させる特殊なフェロモンを発して猿を操り、
蟹を殺害させる様子が描写されているではありませんか。
むしろ、脅迫された柿は、一日も早く栽培者に復讐せんとして成長速度を速めるのでしょうね。
その場合、柿栽培農家が「身代わりを立てる」ことを実施していないことが新たな疑問ですが、
……やっぱり脅迫されて育った柿の実は美味しくない、とか、そんな問題があるのかもしれません。
なぜ手袋を買いにのきつね母は現金を持ってたんだろう と疑問
41 :
さく・え/ななし:04/12/04 14:17:36 ID:OfdzUt5y
ぐりとぐらについてですが、
あの卵の親が、猛禽類など、野鼠を食すような生き物だったら、
ぐりぐらは戦うつもりだったのでしょうか?
もしくは、ぐりぐらのまわりにいると美味しいものにありつける
と知っている連中が援護してくれるなどして、負ける気がしないのでしょうか。
>>38 柿という木は、実を食べてもらうことになみなみならぬ執念を持っています。
柿の実をとらずに放っておくと、たんころりんという妖怪になると言われているほどです。
で、柿の種とか苗にはやく芽を出せとか大きくならないとちょん切るぞとか言ったりすると
柿は情熱的に成長します。その柿の実を食べなかったら情熱的な妖怪が発生します。これは非常にうざいです。
>>41 大型鳥類の卵を狙う小動物は多いです。
見つからなければOK。見つかったら全力で逃げるってのが小動物の大まかな行動なので多分そういう事でしょう。
いつだって命がけです。
44 :
41:04/12/04 21:52:30 ID:OfdzUt5y
>>43 なるほど、ありがとうございます。
やはり弱肉強食、サバイバルは厳しいですね。
45 :
さく・え/ななし:04/12/04 22:54:17 ID:08y+Wc7Y
>>40 実は、帽子屋が疑ったとおり、狐伝統の葉っぱをお金にかえる手段を取りました。
帽子屋にばれなかったのは、狐の化かし方も時代と共に技術革新を遂げていたからです。
46 :
さく・え/ななし:04/12/05 16:49:01 ID:PwFK8M1c
継母とか誰かに主人公がいじめられてて、
でも最後に王子とハッピーエンド。
主人公をいじめた人たちは最後痛い目にあう。
白雪姫以外にこのパターンがあてはまる話ってどなたか
知っていますか?
周りは白雪姫以外はないというんですが
私はもっとあった気がするんですが・・・
47 :
46:04/12/05 16:51:11 ID:PwFK8M1c
スマソ・・・上スレちがいでした
ほかでききます
49 :
さく・え/ななし:04/12/07 19:47:19 ID:UYkUFcUJ
よく、おとぎ話で一夜のうちにお城とか橋とかを造るという話がありますが、大体が主人公が寝ているうちの出来事で朝、目が覚めたら出来上がっていた、という話ばかりで、実際の建造場面は読んだことありません。
あれは実際にはどんな風にして造ってるんでしょうか?
もちろん、コンクリートの養生期間や壁紙の水貼りが乾くまでの時間を考えれば、一晩でお城や橋なんか作れるわけありません。
一夜のうちに巨大建造物を作ることを請け負うのは、鬼とか悪魔とか、妖怪変化の類ですよね。
要するに彼ら人外の建築家たちは、魔法の力を使っているのです。
不思議な力で、主人公はもちろん周辺の住民全員を「歳も取らない眠り」につかせて、その間に数年かけて作っているんですね。
建造期間中は、いってみれば国じゅう総眠り姫状態なので、誰も実際の建築現場を見たことがありません。
ただ、やっていることは普通のお城作りや橋作りと大差ありません。
どうして(・○・)は神経がないのに痛がるのでしょうか?
>>49 豊臣秀吉の一夜城って奴かも知れません。
とりあえず目立つところは張りぼて。
それもあらかじめ主要パーツは作っておき、一夜のうちに急ピッチで組み上げるというやり方です。
53 :
さく・え/ななし:04/12/08 19:34:41 ID:n+gYGKuK
「眠り姫」でお姫様が百年の眠りにつくと、良い魔法使いは王様とお后様を除いたお城の中の者すべてを一緒に眠らせていばらでお城を囲ってしまいましたが、そのあと王様とお后様はどうしたんでしょうか?
>51
脱線してしまって心が痛みました。
機関車トーマスでは、貨車が非人道的な扱いを受けているんですが
(事故ってバラバラになっても何のフォローも無いなど)、
擬人化している以上、このような待遇の違いは差別の助長に繋がりかねないのではないでしょうか。
>>55 世の中そんなもんです。
人種間、宗教間での差別がまかりとおっている現在、擬人には差別があって当たり前なのでしょう。
57 :
さく・え/ななし:04/12/11 12:29:58 ID:4jPOLNER
桃太郎は挿し絵では本人が「日本一」と書いた幟を背中にしょってますが、あの格好はおかしくないですか?
普通ああいう旗とかは大将が背負うんじゃなくて、足軽とかが持つもんじゃないでしょうか。
>>57 「日本一なのは俺だから
日本一の旗持つのは当然俺だろ」
と桃太郎は考えているわけです
59 :
さく・え/ななし:04/12/11 21:12:15 ID:JDApdX96
小川未明の「月夜のめがね」の眼鏡売りは、一体何者で、どういう目的で縫い物で細々と暮らしているお婆さんに不思議な眼鏡を売りつけたのでしょうか?
>>57 絵本によっては猿が持ってる事もあるので無問題
>>59 ノルマにおわれたセールスマンです。
売れさえすれば後の事はどうでもいいのです。
62 :
さく・え/ななし:04/12/14 20:48:02 ID:pvNe5xz/
「ほうせき姫」とかいうグリムの童話
口からしゃべる度に宝石を吐き出す娘と虫を吐き出す娘が出てくるけど、彼女たちの身体の内部構造はどうなっているんでしょうか?
>>62 一種の召喚術の類でしょう。
きっと彼女たちは生まれつきそれに近い呼吸をしてしまうのですよ。
64 :
さく・え/ななし:04/12/16 10:43:14 ID:kS1SOCPp
童話 人魚姫などに登場する人魚は、通常メスしかいないようですが、繁殖は
どのようにするのでしょうか?
そもそも、下半身があれでは魚類に近い種のように思えますがオッパイがある
ので哺乳類のようにも思えます。
>>64 文献によっては、雄の人魚も描かれています。で、どうやって繁殖するのかと
いうと、鮭のように雌が卵を産んだところに雄が精子をかけます。
雄の数が減ってきたときは、グッピーのように自ら性別を変えられる機能もあります。
66 :
さく・え/ななし:04/12/16 15:45:44 ID:3yOwa9Si
ラプンツェルは塔に閉じ込められている間に伸びた髪の毛を地面まで垂らしていますが
人間の髪の毛が伸びる長さなんてたかがしれていますよね?
それで床についてしまうのなら、わざわざ髪の毛を垂らさなくても
簡単に出入りできる程度の高さだったのではないでしょうか?
自分としては、さすがに魚類と人間のハイブリッドには無理があるので、
彼らの正体は実はイルカのように進化した人間(人間のように進化したイルカでもいいですが)
ではないかと思います。
魚のようなヒレや鱗は、イルカを見たことの無い内陸の欧米人によって
付け加えられたものかと思われます。
よって、交尾も哺乳類式で、オパーイも普通に機能します。
最初は、伝説のように人間の♂との異種交配で子孫を残しているのだと思いましたが、
それでは生まれた子供が全て路頭に迷ってしまうので
やはり雄は深海などで人知れず暮らしているのでしょう。
人魚は人間の男(主に船乗りなど)を自分のテリトリーの岩場などに引き込み、
人間に似たやり方でアレします。
その後、男は夫として人魚の住処に招かれるわけですが、なにしろ水の中なので、
家庭を築く暇もなく溺死してしまいます。悲しい運命です。
こうして生まれる子供は、オス人魚、メス人魚ともにありうるわけですが、
もともと異種交配ということもあり、生物として強いメスだけが生き残ります。
オス人魚は染色体が弱く、生まれる前に死んでしまうか、生まれても病気がちで、長くは生きられません。
完全にいないわけではないのでまれに報告されることもあるようですが、
メスに比べてお世辞にも美しいとはいえない姿だったりするのは、このためです。
かくして、メス人魚だけが成長して、やむなく相手になるような男を海の上にまで捜しに行きますので、
一般に目撃されるのはメス人魚ばかりということになるわけです。
69 :
さく・え/ななし:04/12/16 19:59:30 ID:eM4Xf+xC
>>66 実は髪の内3メートル分くらいは付け毛でした。
塔の窓までは4メートルくらいありました。
70 :
さく・え/ななし:04/12/18 23:47:49 ID:QjUSeBOa
「星の王子さま」は宇宙船も瞬間移動装置も持っていないようでしたが、どうやって星間移動をしていたのでしょうか?
>>70 超能力です。超人ロックです。だからこそバラしかないような小さな星で生きて行けたのです。
大気もなく食事もないような所で生存できる超生命体である彼には瞬間移動ぐらいたやすい事です。
72 :
さく・え/ななし:04/12/21 23:22:02 ID:zJTaZazb
前のスレでも聞いたんですが、回答が無かったんで、もう一度質問させて下さい。
「葉っぱのフレディ」の葉っぱたちは一枚一枚名前がありますが、あんなに沢山の葉っぱに誰が名前をつけたんでしょう?
>>72 彼らが勝手に好きな名前を名乗ってるだけです。
74 :
さく・え/ななし:04/12/22 23:48:39 ID:IZ9wvXvQ
童話で絨毯やほうきに乗って空を飛ぶ話がよくありますが、力学的にはどうなってるんでしょうか?
>>74 魔力を物理的なエネルギーとするなら、ほうきの後ろからジェット噴射する事によって飛行します。
故に飛び方はほうきに引っ張られるようになります。
ちなみに「パンヤ」ってネットゴルフゲームに出てくる「ティッキー」というキャディがそういう飛び方をしてるので見てみると参考になるかも。
76 :
さく・え/ななし:04/12/23 18:50:37 ID:erQhx8M/
>>76 ほうきがジェット機、もしくはロケットであるなら、絨毯はVTOL機という事になります。
VTOL機とはエンジンの向きを自在に変える事によって飛行機をあたかもヘリコプターのように自在に動かす機体の事を指します。
すなわち絨毯の裏側から魔力エネルギーを噴出し、その反動で空に浮き上がります。
絨毯の裏は起毛になっており、その起毛をエネルギー噴出口として利用します。
これの向きを変える事で前進、ホバリング、後退ができます。
絨毯の一部を折り曲げつつ飛行する事で急旋回やアクロバティックな飛行も可能です。
ただしほうきと比較した際の欠点としてエネルギーの莫大な消費、効率の悪さから来る速度の低下などが挙げられるでしょう。
コントロールもほうきより格段に難しいはずです。
それでは何故魔力の素養のない者が扱えるのか?
本来余りにも操縦に高い技量が必要となるので、魔法使いといえど長時間のコントロールは困難です。
それに魔力の消費が莫大なので飛んでいるだけで疲労困憊です。
そこで絨毯そのものに意志を与えたり、精霊を宿らせたりして制御、魔力確保に専念させます。
コンピューターで飛行機を自動操縦するような物だと思ってください。
つまるところ、ほうきよりも絨毯の方がずっと高級品なのです。
78 :
さく・え/ななし:04/12/24 22:28:12 ID:hw43eqR3
童話やおとぎ話で、猫が実は王子様だったりお姫様だったり(正体は人間の場合も猫の場合もあり)という話はよくありますが、犬が王子様だったりお姫様だったりという話はお目にかかったことがありません。
この違いは何によるものなのでしょうか?
犬は人間に忠実な生き物で、屋外で飼う事の多い生き物ですから、
王子様、お姫様というイメージとそぐわないのではないでしょうか。
>>78 ムーンブルクの王女のしわざです。
彼女は世界に平和をもたらし祖国を復興させた後、
自分の忌わしい過去を思い出させるような話をすべて抹消してしまいました。
81 :
さく・え/ななし:04/12/26 21:46:57 ID:QTUGgdIG
「セロ弾きのゴーシュ」のゴーシュは、動物達とのつきあいで、実質的には練習の邪魔されただけで特に演奏の奥義を会得したようなシーンもありませんでしたが、その後、結果的に格段に演奏が上達したような展開になってるのはどうしてでしょうか?
>>81 人間、苦難を越えていけば知らず知らずのうちに成長するものですよ。
83 :
さく・え/ななし:04/12/29 13:12:36 ID:RNTTen12
「みにくいアヒルの子」の卵はどういうわけでアヒルの卵の中に一個だけ混じっていたんでしょう?
カッコウに代表される、他の鳥に自分の卵を育てさせる習性を持つ鳥は多いです。
なぜ白鳥が急にそんなことをしたのかはよくわかりませんが。
もしかすると取り替え子と言う奴かも知れません。
妖精・妖怪には生命体の赤子を別の何かと交換するという風習があるそうです。
鳥類を対象に取り替え子を行うなにかがいるのかも知れません。
もしかするとアヒルが自らの身を守るために新たな進化を遂げてアヒルを超えた何かに変体したのかも知れません。
それがたまたま白鳥に似てるだけ。
もしかすると心優しい人間が「おやおや、巣から落ちてしまったんだねぇ、可哀想に。さ、巣に戻してあげるよ。」と勘違いして戻したのかも知れません。
もしかするとアヒル×白鳥の異種交配の結果でたまたま末弟が父親似なのかも知れません。
86 :
さく・え/ななし:04/12/29 23:12:06 ID:cQYmPuD5
>もしかするとアヒル×白鳥の異種交配の結果でたまたま末弟が父親似なのかも知れません
ああ、なんか、それが一番納得できる説かもしれませんね。
あの主人公のみにくいアヒルの子、とても託卵されたカッコーみたいにたくましくもずうずうしくもなさそうだし。
87 :
さく・え/ななし:04/12/30 09:40:49 ID:MOIzoJkP
在日の皆さん戦争中でもやらないような凶悪犯罪を平和な日本で起こすのはもう止めて下さい
マスコミが演出してつくりだす可哀想な在日よりも、現実の在日の姿を学びましょう。
下記はほんの一部です。
■麻原彰晃 ■オウム真理教
父親が朝鮮籍。ちなみにオウムの幹部には在日が多数
■織原城二 ■イギリス女性強姦殺人
在日朝鮮人で大学在学中に日本人に帰化。家族は本人以外全員朝鮮籍
■宅間守 ■大阪池田小学校の児童殺傷
朝鮮人部落出身の密港在日
■東慎一郎(酒鬼薔薇聖斗)■神戸の首切り事件の犯人
在日 帰化
■林真須美 ■毒入りカレー事件
在日、帰化人
■和田真一郎 ■早稲田スーパーフリー集団レイプ事件
在日、帰化人
■関根元 ■埼玉の愛犬家連続殺人事件
在日、帰化人
【おまけ】
●金原加代子 @遺伝子情報スパイ
●金允植 @韓国人の強姦魔
日本で主婦を連続強姦 被害者数100人以上
●李昇一 @韓国人の強姦魔
「ガキの使い」語り140人以上の少女を強姦
88 :
前スレ:04/12/31 14:12:52 ID:2LNfPNiD
89 :
さく・え/ななし:04/12/31 21:05:15 ID:V63YqgHB
宮沢賢治の「貝の火」は狐にそそのかされたり、脅されてちょっと道を踏み外しかけた主人公のウサギのホモイは失明の憂き目にあうのに、当の狐はなんの罰も受けてないのは理不尽だと思うんですが。
>>89 世の中そんなもんです。悪い事をしたからといってそれに相応した罰を受けるとは限らないのです。
理不尽かも知れませんがそんなもんです。
…「罰を受けてません理不尽では?」「…が悪いと思うのですが」みたいな質問はやめないか?
こんなところで倫理観を論じたところでどうしようもあるまい。
90氏の最後の3行はこのスレの主旨に反して理不尽だと思いますw
93 :
さく・え/ななし:05/01/02 00:54:59 ID:pG3yAObf
赤頭巾ちゃんで、何故お婆ちゃんは不便な森の遠い家に住んでいるのでしょうか?同居は出来ないのでしょうか?
病気で隔離されているのかと考えたのですが、何故そんな所へ赤頭巾ちゃんを1人行かせたのでしょう?
>93
赤ずきんちゃんのお母さんは、実は本当の母親ではありません。
赤ずきんちゃんは実はお婆さんとその息子の間に出来た禁忌の子供だったのです!
だから、お母さんはお婆さんをひどく憎んでいます。
ゆえに、赤ずきんちゃんのお父さんが亡くなった後は、
お婆ちゃんは傷心のあまり少しおかしくなった上に病気になったのです。
赤ずきんちゃんのお母さんも同居しようだなんて考えません。
赤ずきんちゃんのお母さんは復讐のために、赤ずきんちゃんを
危険なおつかいに出したわけです。勿論、オオカミとお母さんは契約済みですよ。
>>94 (((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
とすると猟師のおじさんはお婆ちゃんが危険を察知して雇っておいた可能性があるな。
急に凄くダークな愛憎劇に(((( ;゚Д゚)))
だが、お婆さんも高齢なのに出産とはなかなかやるな
98 :
さく・え/ななし:05/01/05 03:08:01 ID:wFPaj9+w
「かぐや姫」についてですが、元は「人は必ず死ぬんだよ」という
仏教的な教えの作品であるといいます。
しかし、どー斜め読みしても、我がままな宇宙人が大騒ぎして去って行く
話にしか思えません。「かぐや姫」は死んだのですか?
>>98 月へ去った=天へ去った=昇天した=死
と言う事でしょう。
恐らく元はかぐや姫は死ぬ話だったのが残酷すぎるという理由で変節していったのではないでしょーか、と全く調べないでレス。
>>98 殿方の方はポコポコ死んでます
「あはれ」ですね
はだかの王様
自称仕立て屋に「馬鹿には見えない服」と信じ込まされ、それを着て(?)
街を歩いた王様。それって、「馬鹿になら裸を見られてもいい」ってことになりませんか?
>>101 彼は実際少しばかりおばかさんなのでその様な事まで気が回らなかったのです。
>>101 王様はガチガチの国粋主義者だったので、「我が国には馬鹿な国民など一人としているはずはない!」と頭から信じていたからです。
>>103の発展型。
おそらく、これを着用して見せる事で、ヴァカの炙り出しを狙った可能性もあります。
シンガポールは人間以外に有効な資源を持たないため、国民に出来る限りの
教育を行い、「頭脳国家」としての生き残りをかけている事で有名ですが、
高等教育を受けていない国民に対する露骨な差別が問題になっています。
有名な所では、政府管理の公団住宅の入居抽選や育児手当の額。
最近では、与党内部で「所得税率も学歴で分けるべきだ」との
意見が出始めているようです。
例の国も、このように「ヴァカの炙り出し」で国民をレッテリングした上で、
低脳国民に対して重税を課するつもりだったのかも知れません。
>>104 ええっと…どうやったらあぶり出せるのかちょっとわからなかったんですが…。
あの仕立屋は王様の息がかかっていてあの「バカには見えない服事件」そのものがいわば踏み絵の様なものだったと言う事ですか?
最初っから服なんか着て無くって「素敵な服」だと言ったらイエスマンとして処刑で「裸じゃないか」と言ったら不穏分子として処刑ですか?
>>105 「炙り出し」ってのはちと難解でしたね。
要するに、こっちを見てニヤニヤしてるような連中や、あからさまな嫌悪を示す連中。
こういった連中を「服が見えてないヴァカ」とみなし、
後で重税を課するつもりだった、と解釈しました。
107 :
さく・え/ななし:05/01/08 14:03:24 ID:RUnMA19J
>>106 するとその場合、
「王様は裸だ!」
と叫んだ例の子供は、どの部類に入れられたのしょうか?
実際、あの話は
仕事をサボってた仕立屋がとっさのウソでその場を逃れようとしたペテンに国中が振り回された。
王様は権威主義だからバカだという訳にはいかない。側近はバカだと周囲の人間&王に思われたくない保身からウソをついて褒めちぎり、
民衆は「裸だとか言うとどんな目に遭うか(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル」でウソをついて王を讃えた。
が、細かい事一切考えない子供は平気で王様は裸だとぶっちゃけたので周囲の空気は真っ白。
という話だからヴァカでも見えない服が実際にあったわけじゃないから、炙り出し論は無理があるだろう。
みんな引きつった笑顔とか、頬に不自然な汗とか、不思議な空気が流れてたと思われる。
炙り出し論ならみんな処刑の対象になってしまうだろうw
109 :
108:05/01/08 14:47:56 ID:???
ああ、すまん忘れてくれ。
揚げ足コレクター氏は王様が「ヴァカには見えない服」を着て町に出た動機を語ってたんだっけ。
王様は「ヴァカには見えない服」を一応信じてるからこそ、コレを着ていけば誰がバカか反応で見極められるのでは、と考えたのだな。
自分もバカだが、それはそれとしてwバカな部下、民を抽出してやろうと考えた訳だ。
110 :
さく・え/ななし:05/01/09 23:29:56 ID:fEQllTGl
グリム童話「がちょう姫」の喋る馬は、
首だけになっても喋れたのにどうして王様に
「本物の姫はがちょう番の娘です」と言わなかったのでしょうか。
子供の頃読んだ時、とても不思議だったのですが。
馬は実は偽善者で、腹の中ではヒロインを嫌っていたので、わざと黙っていたのです。
112 :
さく・え/ななし:05/01/10 18:29:54 ID:KzrHfNht
馬の背後に行動を手引きするプロ市民が、介在していますな。
宮沢賢治の「氷河鼠の毛皮」で白熊達のスパイをやっていた男は、人間の癖になんだってそんなことやってたんでしょうか?
>>98 もともとかぐや姫は月世界で罪を犯したので地上に来ていたのです(マジレス)。
しかし、その地上でも好き放題やらかしたため、強制送還の上で処刑されました。
115 :
さく・え/ななし:05/01/15 21:13:18 ID:6yUY1bzZ
「注文の多い料理店」で猟師たちが猫たちに襲われてる時に
二匹の猟犬が飛び込んできましたが
あの二匹 冒頭でとっくに死んでませんでしたっけ?
>>115 あの二匹は日本犬です。
日本犬の猟犬は信頼できない人間だとたとえそれが飼い主であってもバカにしていうことを聞きません。
二匹の飼い主たちはその後の行動を見てもおわかりのように信頼するに足りないかなりの愚か者です。
馬鹿な飼い主につき合うのにイヤ気がさして死んだ振りしてたんです。
で、最後にいいかっこ見せて飼い主達に恩を売ったんですね。もしかしたら、最初から二匹と山猫達で仕組んだ狂言だったのかもしれません。
良スレ
絵本に描かれてる金太郎は、子供とはいっても大人顔負けの体格で、あの図体でおかっぱ頭に腹掛け一枚という格好は見ていてかなり不気味なんですが、挿し絵画家は誰も変だと思わないのでしょうか。
だとしたら、どうしてでしょう?
プロだから
>>118 大人顔負けの体格で普通のカッコをしていたら、読者は間違いなく
金太郎に「大人」のイメージを付与することでしょう。しかし、それでは金太郎は
「いい年して動物と一緒に子供じみた冒険ごっこに没頭する大人」であり、
物語全体の牧歌的なイメージが崩れ去ってしまいます。
あの出で立ちは、金太郎の幼稚性を示す記号として不可欠なものなのです。
>>120 だったら、金太郎の体をもっと子供らしく描いた方が、読み手に受けるんじゃないかと思うんですが、どうしてそうしないんでしょう?
金太郎こと坂田金時は、のちに源頼光の家臣になって大江山の酒呑童子を退治しています。
で、頼光や金時に討たれた酒呑童子なんですが、こいつもおかっぱなんです。人間に化けた時の髪型が。
なんかの本では、髪だけ童子のようなおかっぱのごつい大男でした…そして、正体である
鬼の姿では諸肌脱いで赤銅色の肉体をあらわにしておりました。
つまり、おかっぱ頭で大人顔負けの体格で腹掛け一枚で肌をあらわにしている金太郎の姿は、酒呑童子に
対するアンチテーゼであり、金太郎が鬼にも匹敵する力を備えていることをあらわしているのです。
123 :
さく・え/ななし:05/01/22 20:10:12 ID:JhqHslYg
>>122 なるほど、なんか納得してしまいました。
絵本のイラストでもう一つ質問です。
よく、絵本の表紙とかで河童が雨の中、芋の葉を傘替わりにさしてる絵を見ますが、河童って元もと水中で暮らしているのに濡れるのがいやなんでしょうか?
芋の葉の笠が河童連中の間では粋なのでしょう。
人間でも別にそんなことする必要ないのに…ってことも多いでしょう?
皿に酸性雨が入ると、河童は弱ってしまうんです
126 :
さく・え/ななし:05/01/22 23:21:58 ID:ImxGgMt2
>125
うけたー!!
でも、かっぱは、昔の生物だろ。酸性雨って??
河童は好奇心が旺盛です。
また人に興味を持ってます。
子供と相撲を取ったり、村のために魚を捕ってキュウリを貰ったりした記録もあるようです。
おそらく人間が傘を持っている姿か、コロボックル等がフキの葉を傘にしてるところを真似たのでしょう。
そんなお茶目な精霊である河童達も、人間に住むところを奪われ、次第に凶暴化していきました。
尻子玉と呼ばれる生命エネルギーを抜き取る事で人間を捕食するようになり、危険な妖怪の一種とされました。
河童はどんどん退治されていき、また清流にしか住めない河童は数が猛烈な勢いで減っていき、ついには絶滅してしまいましたとさ…。
めでたくなしめでたくなし。
128 :
さく・え/ななし:05/01/23 19:25:48 ID:KO0BOm9C
そういや、阿武隈川から「これ以上汚れたこの川には住めない、100年経って、川がきれいになったらまた戻って来るぞー」という河童の声がして、それから間もなく公害病が発生したって現代民話があったな。
129 :
さく・え/ななし:05/01/23 22:50:24 ID:uNtkhkDY
くまのプーさんで、ティガーはラビットのことをバニーボーイと呼んでいるのに
なんで日本語訳だととっつあんになるんですか?
>>123 アレは濡れ対策というより、雨滴が皿に当たるのを恐れたのではないでしょうか。
髪の毛に守られ、地肌自体それなりに防衛力のある人間でさえ、
雨滴が頭に当たればすぐに分かります。
ましてや河童の皿は(諸説ありますが)河童最大の弱点と言われており、
手元の資料の中には、「目玉と同じで神経がむき出しの状態」とする
説を唱えている物もあります。
多分、彼らにとっては雨滴が直接目に入るようなものと考えられます。
さらに、傘をさすほどですから、即座に水中に潜れる状態ではないのでしょう。
水中に漬かっていれば皿に水が入り込み、その水が衝撃を緩和してくれますが、
乾燥した状態では水の防御も期待できません。
131 :
さく・え/ななし:05/01/24 20:24:00 ID:e3MqgfUB
>>129 これは文中には書かれない暗黙の了解ごとなのですが、ラビットはとっつあん坊やだったのです。
で、原語では後の方をとってボーイ、日本語では頭の方をとってとっつあんと表現されているわけです。
132 :
さく・え/ななし:05/01/27 20:44:17 ID:rDfQA25c
アンデルセンの「豆の上に寝たお姫様」(タイトルうろ覚え)とかいうお話。
どうして布団の下の豆粒が痛くて眠れなかったら「本当のお姫様」と判定できるのでしょう?
その理論でいくと、世の過敏体質・気質の女性はみんな「お姫様」と認められることになるんじゃないでしょうか?
>>132 豆布団テストで「本当のお姫様」を探そうとしていた目的を思い出してください。
「本当のお姫様」をお嫁さんに迎えるためでしたね。
つまり、布団の下の豆粒を気にするほどの過敏体質・気質の女性こそが、彼らの求める
理想のお嫁さん=「本当のお姫様」だったのです。
世間一般でいうお姫様(いいところのお嬢さん)とは直接関係なかったのです。
当然のように
「過敏体質・気質の女性のどこが理想のお嫁さんなんですか?」という疑問が湧くと思いますが、
そこは「広い世の中にはさまざまな好みの人がいる」ということで納得してください。
そうでもなければ、私やアナタに何の希望もないじゃないですか……
135 :
さく・え/ななし:05/01/30 22:20:56 ID:YEOSi/fZ
「バンビ」はドイツの鹿の話のはずなのに、「ディズニー絵本」(もとはアニメだけど)では外見から見てアメリカの鹿になってるのはなぜでしょう。
>>135 何でもかんでもパクった上に好き放題改変しまくるのが奴らのやり方です。
あなたの疑問は童話や絵本の理不尽な点というより、ディズニーやアメリカのそれです。
激しく同意。
138 :
さく・え/ななし:05/01/31 22:51:33 ID:V36hOZym
>>136 確かにマジレスとしてはごもっともな回答で、同感ですが、強引な解釈だとどうなるのでしょうか。
強引に解釈すると。
ドイツでもアメリカでも、鹿にまつわる同じようなエピソードがあったんです。
古今東西を通じて、偶然よく似たエピソードが語り継がれるというのは意外によくあることなんですね。
イエス・キリストと聖徳太子がどちらも馬小屋で生まれていたとか、
引越しで離れ離れになった犬や猫が長い旅の末元の飼い主と再会する話とかと同じです。
140 :
さく・え/ななし:05/02/02 19:53:13 ID:WzSy2uN8
確かグリム童話だったと思うんですが「ネコのお姫様」というお話について。
あの話の主人公である王子様はラストの方で、跡継ぎレースから脱落してまで猫のお姫様と一緒になろうとしています。
あの時点でお姫様の正体が人間であることは知らないはずなのにどうして彼はお姫様にそこまで執着したのでしょうか?
ひょっとして彼は獣姦嗜好の変態なのでしょうか?
142 :
さく・え/ななし:05/02/03 19:46:51 ID:QxWfJ1xO
>>141 やっぱりそうだったんですか!!
そうすると、その後、元通り人間に戻ったお姫様と夫婦生活はうまくいったんでしょうか?
143 :
さく・え/ななし:05/02/03 19:59:59 ID:oqhBDRch
>>142 ペットに猫を飼って、万事解決。
世の中には動物を溺愛する人も沢山いる事ですし、
対外的には何の問題もないと思われます。
144 :
さく・え/ななし:05/02/06 23:52:23 ID:QSMbnRaz
「海の水はなぜからい」(別名「塩吹き臼」)という昔話で小人たちが主人公の持っていた餅を欲しがってまわせば何でも好きなものが出てくる臼と交換します。
どう考えても臼と餅一つを引き替えにするより、臼をまわして好きなだけ餅を出した方が得だと思うのですが。
自分たちでは大きすぎてまわせないなら、主人公にまわしてもらってなにがしかの謝礼を渡せばいいわけだし、何れにせよ、餅一つと交換では余りにも割に合いません。
なんであんな損な取引を小人たちはしたのでしょう。
145 :
さく・え/ななし:05/02/07 00:48:28 ID:3/dSdOBq
>>144 どうしても「主人公の持っていた」餅が食いたかったんです。
代用品じゃ小人達の飢餓感は満たされなかったので、仕方がなかったんです。
>>144 そんな素晴らしい臼は誰もが欲しがります。
小人達の間でも臼を巡っての内乱が耐えなかったし、別種族からの侵略を受ける事もしょっちゅうでした。
彼らは長い戦乱の歴史に疲れ切っていたのです。
小人達(穏健派)は賢者である老人に相談しました。どうしたらいいのかと。
彼は答えます。「その様な臼があるからいけないのだ」
しかし小人達には臼は破壊できません。ヘタに破壊すれば強大な魔力で何が起こるか判ったものではありませんし、
勝手に臼を処分すれば小人達(臼必要派)の糾弾を受けます。一族の宝である事は間違いないからです。
老人は彼らにアイディアを授けます。
「ではわしが見込んだ誰かにその臼をくれてやれば良かろう。目印にそやつに餅を持たせておくから。仲間には盗まれたと言えばよい。」
こうして主人公は臼の所有者に選ばれたのです。
要するにやっかい払いですね。指輪物語の「サウロンの指輪」みたいなもんですね。
147 :
さく・え/ななし:05/02/07 20:25:38 ID:dRF0Mr3y
>>146 そんなサブストーリーがあったとは!!
本編よりもすごい話ですね。
148 :
さく・え/ななし:05/02/07 21:38:07 ID:TlK7nSg/
149 :
さく・え/ななし:05/02/10 00:09:39 ID:AxMrLdGk
アラビアンナイトはイスラム圏の話で、女性は普通、人前ではチャドルやベールで顔を隠してるはずだと思うんですが、絵本ではやたらと顔や体の露出度が高いのはどうしてでしょう?
>>149 アラビアンナイトはもともと、寝屋での夜伽話を集めたものです。
イスラム圏の女性だって「そういうところ」でまで顔や肌を隠している訳じゃありません。
だから露出度が高いのはある意味リアルなんです。
151 :
さく・え/ななし:05/02/10 23:41:29 ID:+4MxoRfS
>>150 すると、「アリババと四十人の盗賊」のモルジアーナが機転を利かせて×印つけまくった近所の玄関口も、盗賊の親分斬り殺した客間も寝屋だったわけですね?
へえ〜。
>>151 マジレスすると、
アラビアンナイトが訳されたのは9世紀で、
イスラム教の成立からさほど時間がたっていません。
まだイスラムの習慣が完全に浸透していなかったんではないでしょうか。
元ネタの話の年代はさらに遡ると思いますし。
>>151 何を言っている。
「寝室での噂話」だよ。
要するに「こういう事があったんですってよ」「ほー」みたいなとりとめのない噂話を集めた物だよ。
寝室で話すから露出度の高い女性が出てくる様な話が多くなるだけ。
154 :
150:05/02/11 21:40:35 ID:???
>>151 物語中の登場人物が玄関先や客間でどんな格好をしていたか知ったこっちゃないですが、
少なくとも私の場合、美人のおねいさんが肌も露な姿で語る話に登場する女性について
チャドルやベールで肌を隠した慎み深い服装として想像することは難しいと思います。
聞き手の心象風景が描かれちゃっているんですよ。
155 :
151:05/02/11 22:03:43 ID:mKpv9Oi2
>>154 あっ、なーるほど!
それならなっとくできますね。
>149
さらにマジレスしますが、
日本で出版されているアラビアンナイトはヨーロッパ経由です。
18〜9世紀にフランスやイギリスで翻訳され、人気を博しました。
中東ではそもそも口伝でしたから
絵もこの時つけられたと思われますが、
時代的に「性的に奔放なオリエント(日本含む)」な
白人ドリームフィルターが激しくかかっていますので、
厳密な考証などはお求めにならない方が良いと思われます。
アラビアンナイトって、シェーラザードが処刑を免れる為に
面白おかしい話を夜毎王様に話し続ける話だよね。時代考証無視な話が出てきても
「面白い! 続きが知りたい! 処刑は先延ばしに決定!」
と王様に思わせられさえすれば何でも良かったんじゃない?
魔法のランプなんて舞台は確か中国じゃなかったっけ。
158 :
さく・え/ななし:05/02/13 00:44:10 ID:H2C4DDzI
アラビアンナイトの話題が続いてるとこ、申し訳ありませんが、別の質問をさせてください。
「ブレーメンの音楽隊」の動物達は、楽器も所持していなければ、それまで演奏の経験もなさそうなのに、どうして音楽隊を結成しようなどと無謀なことを思い立ったんでしょうか?
バンドの始まりってそんなもんですよ。
ある奴が「そうだ!俺バンドやろう!」って思い立って、楽器買って仲間探して勉強して…。
それが伝説の第一歩になるか、青春のはしかで終わるかは神のみぞ知る、だ。
160 :
さく・え/ななし:05/02/13 22:45:25 ID:fXdBvc4T
>>159 なるほど。
バンド小僧の場合は青春の熱で分かるのですが、年老いてリストラされた動物達の場合は、年寄りの冷や水でってことなんでしょうかね?
>>160 そんな風に言うもんじゃありませんよ。
老いらくの恋という形での情熱もあり得ますが、引退後の楽しみとして音楽を始めるご老人は結構多いのですよ。
音楽はボケ防止に非常に良いらしく(音とリズム感と指が鍛えられて脳に非常によい)、そう言うご老人はバイタリティに溢れています。
そういう事でしょう。
桃太郎より
「……川上から大きな桃がどんぶらこどんぶらこと流れてきました。
おばあさんは、おじいさんと食べようと桃を拾って帰りました。」
と、ここで子供から
「ひろったものはキタナイからたべちゃダメなんだよね」
と言われてしまいました。どう答えたらいいのでしょうか。
163 :
さく・え/ななし:05/02/14 22:27:09 ID:0z/hldWS
>>162 とりあえず、
「昔はみんな貧しかったから、そんなこと言ってると飢え死にするしかなかったんだよ」
とでも言っておけばどうでしょう。
>>162 単純に考えて、洗い物も洗濯もその川でやっていたのでしょう。
・川から流れてきた桃をその場で洗って持ち帰り喰らう。
・畑から農作物を収穫し、洗って喰らう。
この二つにどれほどの違いがあらんや。
>>164 自分トコの畑からの収穫物と、どこからか流れてきた産地不明のナゾの桃とでは
安全性に天地ほどの差があるかと。
>>162 普段から子供さんに「汚いから駄目よ!」と言い過ぎてはいませんか?
過度の清潔志向は免疫力の発達を妨げ、
アトピーやアレルギー症の原因にもなるといわれています。
この際少々の雑菌は気にしない生活に切り替えてはいかがでしょうか。
まずは3秒ルールの導入から始めましょう。
>>165 安全性…。例えばどんな危険があるかな?
>>162 桃太郎の時代には、日本の山間部の渓流にはタカエダキリサワガニ(仮称・アカテガニ科)という
蟹がいました。このカニは川で卵を産み、生まれた卵は川を流れていって河口近くで孵化し、
子ガニは大きくなってから成体のすみ場である山間部の渓流に上ってきます。
そして、親は川の上に突き出した木の枝になっている果実を切り落とし、川に流して
ずっと下流にいる子供達に与えるのです。
このカニは残念ながら環境の悪化によって絶滅してしまいましたが、川を果物が流れてくる=
タカエダキリサワガニがいるということはきわめて良好な自然環境が保たれているということを
意味していたのです。
というわけで子供さんには、美しい自然を守ることがすべての生き物にとって
大切なことなのだと答えておいて下さい。
169 :
さく・え/ななし:05/02/16 20:41:07 ID:mfVf4JIZ
>>167 一番考えられるのは、大腸菌汚染とかでは。
それはさておき、
「ちびくろサンボ」で最後、溶けてドロドロの虎のバターをサンボはどうやって地面からすくい上げて家に持ち帰ったのでしょう?
地面に直に溶けた状態なのだから、土と混じってしまってるのでは?と昔から不思議なのですが。
土に触れてない部分だけをすくって持って帰りました。
少々(?)泥土がまじっていてもものともしない性格だった。
>>167 大腸菌なんて微生物ならまだしも、拾った桃には人間の子供が混入してたんですよ!?
桃真っ二つにしたら中にいた白いニョロニョロまで分断して((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルなのに、
拾い物などに安全性などありましょうか?
>>169 そこでスポンジの出番ですよ。
>>172 拾い物って言うけど、大腸菌だったら畑から取った農作物でも大量に付着してるよ。
果物なんか野生の木からもいだり、熟して落ちた物を拾って喰うんだから。
今の人間みたいに食べ物に毒物混入させるような暇な馬鹿はいないし。
果物に人間入ってるなんて普通考えないでしょ。
砂浜に流れ着いた貝を食べるようなもんで、当時としては全く自然の行為。
現代人の感覚で語ってはいかんよ。「昔々…」と前置きもあるじゃないか。
174 :
さく・え/ななし:05/02/17 20:30:31 ID:vrO6cen1
>>173 きっと、「桃太郎」の話は人間が大腸菌に免疫が出来たり、食べ物に毒物混入させるような暇がなくなる以前のもっと「昔々」なんですよ。
>>174 ええええー。どんな時代よ。免疫能力もないって…。アメーバ?
そんな時代に衛生観念あるわけ無いじゃん。
食べ物に毒物混入させるような暇がなくなる以前って…するってーと何かい、
わざわざ毒物混ぜた物を放流するのが常識の時代があったっていうの?
衛生がなってないからこそ怖いんですよ
普通に考えれば
いや、だからさ。
それはその通りだけどここで問題になっているのは、桃太郎の話でさ。
衛生観念が発達していない世界に生きているならば、そもそも人々は大腸菌だの何だのそんな事気にしないでしょう。腐ってるとかならともかく。
流れてきた桃を食べるのは普通に食料ゲットという感覚でさ。
「拾い食い→危険・いけない」って感覚なんか無いのよ。
それに無目的に毒物を入れて流すなんて奴はいないと思うな。
そんなお金(or食料)をドブに捨てるような真似はしないと思うぞ。
>>162は「今はそうだね。でも当時は別に悪い事じゃなかったんだよ。」と答えるべきだと思うんだがどうだろ。
178 :
さく・え/ななし:05/02/18 00:17:19 ID:diK2KUHT
>>177 それじゃ全然「強引に解釈」してないからスレ違いの回答ですね。
ねむりひめ で長らく眠っていたお城の人々。
生き物は眠っている間も新陳代謝はしているはずですが、
どうやって養分をとり、また排泄していたのでしょうか。
理不尽です。
>>179 眠りが長く、同じ姿勢が続いたので体から根っこが生えました。
それで大地から養分をとり、排泄も根を通して行っていました。
>>179 コールドスリープをすると呼吸の回数や脈拍数が激減し、新陳代謝が非常に遅くなるそうです。
彼らは呪いによって新陳代謝のスピードを極端に下げられた事で睡眠状態になり、疑似コールドスリープ状態だったのではないでしょうか。
睡眠時に呼吸法で波紋を練っていれば排泄も養分摂取もいりません
みんな波紋法を習得してるのか。
むしろの呪いなんぞ跳ね返せるじゃないのか?コォォォォォォ
強引にも色々あるよな。
強引なりに道理の通ったレスの方が良いと思う。
そうでないと荒唐無稽な話ばっかになってしまう。
>>180も個人的には大好きなんだが、強引さがあさっての方向に大ファールって感じじゃないか?
185 :
さく・え/ななし:05/02/19 23:29:03 ID:VO29YLea
自分的には強引であれば何でも可だけどな。
つまらなければ、難点を指摘して、更に再回答を求めればいいし。
そんな無粋なツッコミ入れようと
てぐすね引いて待ってるような人きらいです
私はお前らが好きです
浦島太郎の乙姫様は何のためにあんな危険な箱を太郎に持たせたのですか?
煙を浴びた途端に老衰して昇天してしまうだなんて毒ガスと変わりありません。
『太郎の時間をしまっていたものだった』と聞いたことがありますが、
なら竜宮城で大事に保管してあげれば良いではありませんか。
理不尽です。
乙姫の意趣返しです。
自分を捨てて故郷に戻って、
その上約束を守らずに箱を開けるような男は
いっそ「老衰して死ね」という怨念が感じられます。
>>188 「太郎の時間を閉まっていた」
この説が本当だとすれば、太郎の時間を固定しつづけるために、常に太郎のそばに玉手箱があるという事が必要だった可能性があります。
玉手箱には有効な効果範囲があると言う事です。
竜宮城内なら効果範囲内ですが地上までは届かないとか、
竜宮城の空気を閉じこめていた竜宮フィールド(今命名)に時間の流れを食い止める作用があり、それを中継するor持ち運ぶための装置だった可能性があります。
浦島の行為は「水中で酸素ボンベを破裂させる」とか「宇宙空間で宇宙服を脱ぐ」に等しい行為だったのでしょう。
また、浦島は科学水準の低い時代の人間ですから、乙姫様も説明には苦労したでしょう。
竜宮フィールドの原理を教えたところで浦島にはチンプンカンプンです。その上、早く帰りたいと抜かします。
「すぐ戻ってくると言ってるし…」と考えた乙姫様は「決して開けてはいけませんよ」と念を押した上で生命維持装置たる玉手箱を渡して地上まで送り届けたのです。
浦島が老衰死してしまった事を知った乙姫様は嘆き悲しみ、深く後悔した事でしょう。
「あの時もっと引き留めて、浦島に竜宮フィールド原理を教えていればこんな事には…よよよよ」
こうして考えるとこのスレで長らく優勢だった「乙姫悪女説」がひっくり返るのですよ!
191 :
さく・え/ななし:05/02/22 00:12:02 ID:t9ISzf7K
話によっては、乙姫が亀に変身して海辺まで来て、太郎がおじいさんになって昇天するのを目撃し、
「だから、あんなに開けないように言ったのに」
と涙を流したところで「完」になってます。
これだと189、190どっちの説も当てはまらないように思うのですが、別の第3の説はあるのでしょうか?
192 :
さく・え/ななし:05/02/22 00:15:56 ID:t9ISzf7K
あ、よく読んだら190は当てはまりますね。
でも、やっぱり、強引にでも地上に行くのを引き止めるのが得策だったと思うなあ。
>>192 しょうがないだろ。浦島が「どうしてもすぐ帰るんだ!」と駄々こねたんだから。
>>191 「だから、あんなに開けないように言ったのに(プゲラ」
という訳です。
195 :
さく・え/ななし:05/02/22 20:12:52 ID:sWXhL/n4
「きかんしゃやえもん」で、やえもんの火の粉で稲藁を焼かれたお百姓さん達は、やえもん自体に腹を立てますが、普通、ああいう場合は責任者である管理・運転していた鉄道の職員達の方に怒りを向けるんじゃないでしょうか?
>>195 多分鉄道会社からは賠償金が出てるor鉄道会社のお偉方が地元の有力者で誰も文句は言えないのでしょう。
鬱屈した感情が、怒りをやえもんにシフトさせたのでしょう。
アレですよ、『坊主憎けりゃ袈裟まで憎い』が『坊主、憎めないので袈裟だけズタズタに』という感じでしょう。
197 :
さく・え/ななし:05/02/25 20:35:56 ID:yMOjA9J6
「風の又三郎」の冒頭、転校生高田三郎が登場する場面で、村の子供達はその内の一人が彼のことを「ああ、あいつは風の又三郎だな」と言ったのに納得して、そのまま高田三郎=風の又三郎として話が進んでいきます。
けれど、読者に対しては、ほとんど説明がなく(話が半ばを過ぎた途中で登場人物が一言だけ「あいつは風の神の子っこだ」と言いますが)読者の方では風の又三郎が何者なのかはっきりとはわかりません。
童話としてちょっと不親切じゃないかと思うんですが、作者がこんな書き方したのはどうしてでしょう?
198 :
さく・え/ななし:05/02/25 22:14:14 ID:0LMdRDHp
うーん、これは今の小説の手法にもよく使いませんか_?
この場合>そのまま高田三郎=風の又三郎として話が進んでいきます。
って言うのは、読者もおのずと分かる事ですよね、
それをわざわざ読者に説明するというのはくどくなるだけです。
この場合、むらの子ども達の視点=読者の視点なので
不親切ではないと思います
199 :
さく・え/ななし:05/02/25 23:03:57 ID:UalM1a/H
いや、高田三郎=風の又三郎ってところまでは分かるんですけどね、
そもそも「風の又三郎」って何?ってことについての基礎知識が読者、特に子供の場合はない、という点を作者が無視してるんじゃないかと。
たとえば、転校生は魔法使いとか、宇宙人とか作中人物達がみなす話はあるけど、読者の方が魔法使いや宇宙人という存在自体を知らない、というようなことはまずないと思うんですが。
200 :
さく・え/ななし:05/02/25 23:36:33 ID:v6kxYKGB
うーん、たぶん賢治は、読者の知的水準を信じていたのだと思うんですよ
優れた創作家、例えばスピルバーグも同じ事を行ってます
「観賞する側の、想像力は素晴らしい。それは我々創り手の水準をはるかに上まわる。自分はそれを何よりも信じている」と
私も長年書籍の仕事をしとぃますが、頭でっかちの編集者ほど、読み手が頭の程度が低い、と勘違いして、必要の無い説明文を
多く付けようと、やっきになっていました。読者は頭が悪いと思っているんですね
でも賢治は違います。読み手は想像力があり、それは自分のそれを上回ると信じていた
そしてそれは間違っていないでしょう?
201 :
さく・え/ななし:05/02/26 16:41:49 ID:HdE0XSnB
すると、リアルタイムで初めて「風の又三郎」を読んだ人たちは、少なくともインテリなら、「風の又三郎」という存在を知っていたわけですね?
その本読んだ事無いけど「風の精霊、風の神(またはその使い)、妖怪、風使い、旅から旅の流浪人の俗称」とこれだけ想像できた。
知るとか知らないとかじゃなく、想像力を働かせて楽しみたまえ。
そんな事言ってたら「銀河鉄道の夜」なんて読めないぞ。
203 :
さく・え/ななし:05/02/27 00:19:59 ID:oXvuFeLJ
アリストピア
ところで「風の又三郎」は文学作品であって童話とは言えないような。
205 :
さく・え/ななし:05/02/28 20:31:49 ID:q6E7g9Es
でも、「宮沢賢治童話集」に入ってるよ
むしろその本が「童話」と区分してるのがどうかと。
子供読むのか?
207 :
さく・え/ななし:05/03/02 19:57:43 ID:MQOOFpgz
自分は小学3、4年の頃読んだけど?
それほど面白いとも思わなかったけど登場する子供達の心理には既知感を感じたな。
「ああ、こんな気持ちになったことあるな、わかるわかる」って。
むしろ、なんでそんなに「風の又三郎」が童話や子供が読む本であることを否定したがるのか?
その点について強引な解釈をお願いします。
スレ違いだ
かぐや姫は求婚者に無理難題押しつけて、結果数人を死に至らしめていますが、彼女がそんな手段を取ったのは何故ですか?
普通に断ればいいのに。
210 :
さく・え/ななし:05/03/03 11:05:14 ID:U+3qw9rC
その1.かぐや気弱説
強引でしつこい求婚者だったので、普通に断っただけでは諦めませんでした。
仕方なく無理難題を押し付けて「これは無理だ」と思わせようとしたのです。
(というか、普通に断って諦めない相手に対して無理難題を出した)
その2.かぐや強欲説
惚れた弱みに付けこんで宝物を貢がせようとしました。
現代においても女性が当然のようにやる手口ですね。
結果として、せっかくの宝が贋物だったり男が死んでしまったりしたので、
かぐやは内心たいそう悔しがったそうです。
(万が一本物の宝を持ってきても、何だかんだ難癖つけて結婚を断りそうな気はしますが)
>>210 > 万が一本物の宝を持ってきても、何だかんだ難癖つけて結婚を断りそうな気はしますが
「馬鹿者がぁ!こんな物は本当の○○とは言えぬわ!出直してまいれ!…しかしこれはこれで頂いておきましょう…」って感じですか?
212 :
さく・え/ななし:05/03/03 19:41:34 ID:Z3PfSXwp
>>209 ぜんスレでも同じ質問が出てましたね。
その時の回答は、男達が自分に惚れてるのを確認して快感を感じたいがためという、かぐや姫=悪女説だったような。
213 :
さく・え/ななし:05/03/04 23:19:55 ID:s15VlPdx
「地雷ではなく花をください」のサニーはうさぎというより一見すると犬にしか見えません。
うさぎなら耳を立てた姿に描いた方が子供にもわかりやすいのに、どうしてわざわざまぎらわしく垂れ耳になってるんでしょうか?
>>209 無理難題というか、かぐや姫が要求した品は月世界ではわりかし普通な物だったのです。
地上世界にはないものだということは知らなかったようですが。
>>214 とするとかぐや姫はわりかし普通の物を要求し、先着順で誰とでも結婚するカムカムエブリボディな人だったと言う事でしょうか?
216 :
さく・え/ななし:05/03/05 21:57:18 ID:9kknz/VW
>>215 214の説が正しいなら、どうせ自分はその内月に帰ってしまうんだから、地上の男は所詮あとくされがない一時限りの現地夫とみなしていたんでしょう。
217 :
さく・え/ななし:05/03/05 22:22:12 ID:c4nnhBZ+
い
218 :
トビー:05/03/06 20:58:54 ID:???
鶴の恩返しのような、動物や妖怪と結婚して
「機織をしているところは絶対に見ないでくださいね」と言われ、
好奇心に負けて覗いてしまい破局というパターンの童話がありますが、
無理に元の姿に戻る必要はない気がするんですが。
鶴の姿では機織が満足に出来そうにないですし。
何故なのでしょうか。
220 :
さく・え/ななし:05/03/06 22:51:32 ID:fP8Asq4g
「鶴の恩返し」の場合は、羽を織り込んでるわけだから、鶴に戻らないと機織り自体が出来なかったからでしょう。
他の話は「鯉女房」のように人間の姿で動物の時と同じ行動して夫に誤解されるか、「狐女房」のように昼寝してるときうっかり正体現して、というパターンなので、「無理にもとの姿に戻」ってるわけではないでしょう。
221 :
さく・え/ななし:05/03/08 00:16:59 ID:rdlu5DI5
「おおきなかぶ」についてですが、おじいさんたちは引っこ抜いたあと、あのかぶをどう処理したんでしょうか?
絵本にそのことが書いてないので気になるんですが。
喰った。大味で不味かった。喰いきれなくて大部分は腐った。以上。
223 :
さく・え/ななし:05/03/08 12:56:57 ID:p5jqjKqt
>>221 確か最後に「カブのスープにして食った」と書いてあったような気が・・・
お味のほうはわかりません。(マジレス)
224 :
さく・え/ななし:05/03/08 14:06:02 ID:qSlY0Fyh
>>221 王様に献上して褒美をもらっていたような・・・あれえ?
225 :
さく・え/ななし:05/03/08 22:58:13 ID:OrlyZ92I
>>224 たぶん、それは別の「おおきなかぶ」の話だと思う。
褒美をもらったのは弟で、欲深な金持ち兄がもっといい褒美をもらおうと立派な馬を献上したら、褒美に王様が与えたのは弟から献上されたかぶだった、というオチの話。
>>225 初めて聞きましたが、余りに間抜けで爆笑しました。
ところで大きなかぶで、じっくりと周りを掘るという考えはなかったのでしょうか。
それほど早く食べたかったんですね。
>>227 地上の葉っぱ部分を見て、かなり大きくなっていることは想像できましたが
地下部分がどのくらい横方向に太っているかは予測がつきませんでした。
下手なところから掘り始めるとかぶ本体を削ってしまう恐れがあったのです。
だからと言って、あまり広く掘り始めてしまうと、
掘るのに消費するカロリーがかぶの栄養価を上回ってしまうんですね。
要はかぶ食べておなかいっぱいになる以上におなかが減っちゃうんです。
つまりは費用対効果の問題です。
なにせそんなに大きなかぶができるという事は畑の栄養素を吸われまくっちゃってますからね。
ほかのかぶはほぼ全滅状態じゃないですか?
とするとそのかぶが収穫のほとんどすべて。
それを削ってしまうかも知れない周り堀りは出来なかったのかも。
230 :
さく・え/ななし:05/03/10 00:27:21 ID:n2kBnm0M
>>223 そのスープはひっこぬくのを手伝った動物達にもふるまわれたと思うんですが、その中の猫も食べたんでしょうか。
かぶを食べる猫ってまだ見たことないんですが。
>>191 遅レスですが、エピソードによっては「浦島が昇天後亀に転生し、それを見た
乙姫も鶴となって亀の元へ行った。そして二匹は千年万年の長きに渡って
添い遂げた」というお話もあります。
つまり浦島が神通力か何かで神獣化した際(これも乙姫の配慮かも分かり
ませんが)姫も付いて行ってるんですね。決して見捨てたと言うわけではなく、
意外と情の深い人だったとも言えます。意外と
>>190説で有っているかも。
>>213 遅くなりましたが、それは貴方の思いこみに過ぎません。ロップイヤーという
種類のウサギだっているのですから。
例えば「ウサギが白い」と言うのも完全な思いこみに基づく物です。雪ウサギや
なんかなら兎も角、は茶色単色や黒単色だって普通に生息していますよ。
>>221 別の昔話に、こんなのが有りました。でかいダイコンが出来たので、それを
乾かし船にした人達がいました。長い航海の末に新天地へたどり着くと、船は
塩が良く浸みてうまい漬け物になっていたそうです。
この事からすると、すぐ喰わずとも漬けるなり売りさばくなり手段はあるかと。
もしくは何か建造物でも作ったか。
232 :
さく・え/ななし:05/03/11 23:28:41 ID:VALZ1zbs
>>231 >何か建造物でも作ったか。
というと、具体的に想定できるのは、どんな建造物なんでしょう?
234 :
さく・え/ななし:05/03/12 15:18:45 ID:jFCAEqu1
235 :
さく・え/ななし:05/03/14 20:25:21 ID:c2YgrHWo
「白雪姫」の魔法の鏡はいったいもともとは、誰が何のために作ったんでしょう?
もちろん、軍事目的で作られたのです。
まさかあの鏡が「世界一の美人を教えてくれる」だけのものとは思っていませんよね?
アレは、質問に対して正確な回答を返す、非常に強力な魔力を秘めています。
情報通信技術の発達していなかった当時、遠く離れた地の正確な情報を得ることは非常に困難なことでした。
逆に言えば、他国の内情を正確につかめれば外交・軍事面で極めて優位に立つことができたのです。
あの鏡が城内の秘密の部屋に設置されていたことも、
為政者が秘密にしたい目的で使用していたことの傍証といえるでしょう。
「誰が」という問題については、今となっては具体的な人物名は不明ですが、
鏡に備わった魔力の強大さから推し量るに、いずれ名のある強力な魔法使いでしょう。
情報技術が発達した今でも十分に強力だな。
政治的ブラフに惑わされる事がないもんな。
238 :
さく・え/ななし:05/03/15 20:20:18 ID:GaS+D8oa
>>236 >他国の内情を正確につかめれば外交・軍事面で極めて優位に立つことができたのです。
>為政者が秘密にしたい目的で使用していた
それにしては、白雪姫の国では「世界一の美人を教えてくれる」道具としてしか使った形跡がないようですが、なぜなんでしょうか?
>>238 ま、どんな強力な兵器も使う奴次第ってこった。
実質的に世界を牛耳ってるお妃のご機嫌さえとれてれば総てが無問題だったからですな。
それを独裁体制という。
242 :
さく・え/ななし:05/03/16 19:21:08 ID:Byda4Z+H
>>240 つまり、あの鏡はもとは別の国にあったのをぶんどってくるか何かしたわけでしょうかね?
兵器としてあの国で作られる必然性がまるでない、としか思えないので。
>>238 全ては女王の私欲が招いた悲劇です。
使い方しだいでは周辺諸国を支配する切り札ともなりえた魔鏡を隠匿・私物化し、
魔鏡に秘められた力を「自分が世界一美しいかどうか」などという些事・私事に濫用し、
あまつさえ王位継承権に係わる王女を追放、謀殺さえしようとしたのです。
暗殺計画は結果的に未遂に終わり、他国との姻戚関係が成立したことによってひとまずの安定を得ましたが、
一歩間違えれば王国は後継者を失い、さらにその後予想される女王の暴走により亡国の危機さえあったのです。
天下国家の規模で物事を見ることができなかった女王は、まさに傾国の魔女といえるでしょう。
244 :
さく・え/ななし:05/03/16 23:45:04 ID:scb4G6jb
>>243 だけど、結果的に外国と戦争しないで平和な時代が続いたわけだから、民衆にとってはよかったんじゃないの?
傾国の魔女って、見方によっては救国の聖女ともいえますね。
面白いなあ。
すでに鏡の力で数世代前に世界は征服されており、王家は腐敗していって鏡を私的な理由にしか使わなくなったという可能性もあるな。
246 :
さく・え/ななし:05/03/19 19:10:27 ID:9uUSLa4U
「アラジンと魔法のランプ」のランプの精はなんだって見ず知らずの相手でもランプをこすった人間なら誰でも「ご主人様」と呼んで言われるままにこき使われてるんでしょうか?
「精」という位なんだから、もともとランプとは一体の存在で別に呪いや魔力をかけられてる訳でもないと思うんですが。
>>246 私が読んだ本では「ランプに封じられた魔神」になってましたが…ま、それはともかく。
「ランプの精」ですからランプの力をただ具現化した存在で自由意志は無いです。
魔法のランプを作った存在がそう言う風に作ったんでしょう。
自分以外の誰かにも使わせなきゃならない理由があったじゃ無いですかね。
魔力を持ってない部下に魔法を使わせるためとか。
248 :
さく・え/ななし:2005/03/23(水) 20:11:23 ID:5PTyAGtV
「ヘンゼルとグレーテル」の魔女が捕まえた2人のうち、両方ともでなく、ヘンゼルだけを食べようとしたのはなぜでしょう?
249 :
さく・え/ななし:2005/03/23(水) 21:03:17 ID:4H+ew93J
グレーテルをこきつかったあと
娼婦に育てあげ売ろうとしたからです。
さすれば金になりますし。
弁当の中にエビフライとポテトサラダが入っていたとしたら、
どちらを先に食べますか?
魔女は好きなものはあとに取っておく派だったんですね。
女の子の肉は柔らかくておいしいそうですから。
>>248 今日の晩ご飯→ヘンゼル
明日の朝ご飯→前日の残り物
明日の昼ご飯→グレーテル
明日の晩ご飯→昼の残り物
252 :
さく・え/ななし:2005/03/23(水) 22:29:41 ID:c6PnPJX5
>>249 お菓子の家をこしらえる魔力をもってすれば、グレーテルを売り飛ばさなくても、錬金術で貨幣を作るくらい容易だったのでは?
>>250-251 グレーテルをあとで食べるにしても、ヘンゼルだけ太らせようとしたのはどうしてでしょう?
>>252 グレーテルは後で太らせる。
消化途中の食べ物がたくさん入ってる方がご馳走なんですよ。
タイ焼きだってあんがたくさんつまってる方が美味しいでそ。
>>252 > 錬金術で貨幣を作るくらい容易だったのでは?
むろん。魔女が錬金術師かどうかは知らないが錬金術師ならたやすい。
ただし錬金術を使う者なら誰でも思いつくので当然対策はしてあるでしょう。
国家錬金術師の様な者がいないとは思えません。
>>248 女の子を「食べる」趣味は無かったからです。
魔女はSの気があるショタです。
256 :
さく・え/ななし:2005/03/24(木) 02:02:33 ID:XlEeh/LA
奈を
257 :
さく・え/ななし:2005/03/24(木) 23:42:56 ID:duYHA28a
「眠り姫」の王子様の母后は眠り姫だけでなく、王子様と姫の間に出来た自分の孫達まで平気で喰っちまおうとしてますが、どういう神経してるんでしょうか?
昔は人権がなかったからねえ・・・ 息子の嫁からして100年生存してなおピチピチなもんだから
その子供込みで「美味しそうな・ご利益ありそうな」食材に見えたのでしょう。
他の生き物を殺して喰うより、『作って喰らう!』
それが母后のジャスティス。
260 :
さく・え/ななし:2005/03/25(金) 20:10:44 ID:uDAZGQMl
>>259 正確には「作らせて喰らう!」でしょうね。
自分が作った王子様は喰ってないわけだから。
>>260 なるほど。養殖って訳だな。
俺たちが喰ってる家畜の肉もそれとさしてレベルは変わらないぜッていうのが教訓か。
262 :
さく・え/ななし:2005/03/27(日) 14:46:09 ID:2WqgbhsP
よく昔話で3人兄弟(姉妹)の上の方から順に親がある用件を命じて上の2人はアホバカ間抜けで同じ過ちを犯して失敗し、結局賢い末っ子が見事使命を果たすのに成功するというパターンのものがあります。
親なら日頃の子ども達の言動から出来の善し悪し分かってるはずなのに、最初から末っ子にまず用件を命じないのはなぜでしょう?
その方が手間も犠牲も省けると思うんですが。
>>262 親の目は曇るものです。幻想を見るのは止めなさい。
複雑な用事であれば年長者の方が上手にできるだろう、という方が
人の子の親として常識的な判断です。
3人兄弟ものの定番で任務遂行の成否を分けているのは、キチンと読めば分かりますが
「おつかいの途中で出会った人に優しく接するかどうか」
「おつかいの途中で聞いた助言を素直に受け入れるかどうか」
という性格的な問題であり、これは子供らの出来うんぬんとは全く別の問題です。
265 :
さく・え/ななし:2005/03/27(日) 22:35:10 ID:mc1Eg0a+
>>264 するとその場合、
・親に子供達の優しさ・素直さの度合いを見る目がなかった
・親自身も優しさ・素直さが任務遂行の成否を分けることを知らなかった。
・上記の両方
のうち、どれが一番正しいのでしょう?
>>262 一番可愛い末っ子に、最初から危ない用件を言いつけたり出来ません。
まずは出来の悪い上の子たちで実験… あqwせdrftgyふじこlp;
268 :
264:2005/03/28(月) 01:41:31 ID:???
>>265 「お兄ちゃんは意地悪で頑固なところがあるから、おつかい向きじゃない」
とか考えるような親は、控えめにいってちょっとどうかしています。
「意地悪で頑固だけど、いい経験になるからおつかいして貰いましょう」と考える方が真っ当でしょう。
……ひょっとして、アナタ自身が親御さんから
「意地悪で頑固だから放っておこう」と言わんばかりの扱いを受けたせいで
そんなにも世を拗ねたモノの見方しかできなくなってしまったんでしょうか?
「親だけは選ぶことができない」と言いますが、万に一つもアナタが人の子の親になるような場合、
アナタが受けたようなひどい仕打ちをお子さんにしないよう、祈念申し上げます。
まあまあ。そこまで言わんでもよか。
…ひょっとして
> そんなにも世を拗ねたモノの見方しかできなくなってしまったんでしょうか?
というセリフに「自分だってそうじゃん!!」とツッコんで欲しいのでせうか。
270 :
さく・え/ななし:2005/03/28(月) 21:30:12 ID:VDinvYjb
まあ、そんなところでしょう。
268の見方では、そもそもこのスレの主旨自体、「世を拗ねたモノの見方をする」ことになりますからねえ。
閑話休題。
インド人でターバン巻いてるのはシーク教徒だけだそうですが、絵本のインド人はヒンズー教徒でも、仏教徒でもおかまいなしに頭にターバン巻いた姿なのはどうしてでしょう?
単なるイメージです。
絵本のインド人がヒンズー教徒とか仏教徒とか、どうやって分かったのですか?
たまたま絵本に登場していたのがシーク教徒ばっかりだったのです。
273 :
さく・え/ななし:2005/03/29(火) 22:56:08 ID:BLB1YNuw
>絵本のインド人がヒンズー教徒とか仏教徒とか、どうやって分かったのですか?
それらの絵本が仏教経典やヒンズー神話を絵本化したものだったからです。
>たまたま絵本に登場していたのがシーク教徒ばっかりだったのです。
お釈迦様やその弟子やヒンズー神話の神々の話に登場するのが「シーク教徒ばっかり」とはこれいかに?
だから描いた人がインド人=シーク教徒みたいな考えの人だったんだろ。
仏教説話、ヒンズー神話におけるそれは
「俺達はシーク教徒すら改宗させた」という示威表現です。
イスラム国家におけるイエニチェリのようなものです。
ヒンズー教とか仏教とかの信者にだって、流行のファッションというものはあります。
「ターバンて、ちょっと良くね?」という時期の絵だったんじゃないでしょうか。
277 :
さく・え/ななし:皇紀2665/04/01(金) 02:11:46 ID:QzpYHmRD
狼と7匹の仔ヤギで、狼がチョークの粉食って声を変えるというのが納得いきません。
実際は違うモン食ったんじゃないかと踏んでるんですが、実際はどうなんでしょうか。
それともヤギママは実はすっごいかすれ声で、粉食って咳き込んだ後みたいな声してたんでしょうか。
あぼーん
>>277 実際にあなたは試してみましたか?
私が試したところ48歳バツ2七匹の子持ち(関西在住)の声になりました。
281 :
さく・え/ななし:皇紀2665/04/01(金) 20:53:47 ID:h8aIGnvp
だけど、自分も子どもの頃あの話読んで、チョーク飲んで声がなめらかになる、という設定はわけわからなかったな。
昔話の「天道さん金の綱」みたいに山芋呑み込んで声をなめらかにするってのだったらまだイメージとしてわかるんだけど。
昔のドイツ人は本当にそんなこと信じてたのかな?
282 :
さく・え/ななし:皇紀2665/04/01(金) 23:21:39 ID:QzpYHmRD
>>280 私が試した時は、67歳未婚親同居(国民年金受給)の声になりました。
ヘリウムでもあるまいし、チョークなんぞ食ったら
声を出すとか以前にマジで吐きかけるでしょう。
ダイレクトに声を変えたということは考えにくいと思われます。
むしろ具合が悪くなって息も絶え絶えに家にたどり着いたママのふりをし
(あまり演技でもなさそうですが…)
母思いの子やぎたちにドアを開けさせようとたくらんだのではないでしょうか。
個人的にはチョ−クをどこから持ってきたのかの方が気になります。
284 :
さく・え/ななし:皇紀2665/04/02(土) 00:09:31 ID:s0PKabbq
>>283 前足を白くした時は粉屋を脅して小麦粉で偽装した行為から推測すると、雑貨屋でも脅して強奪してきたんでしょう。
>284
だったらわざわざ行ったり来たりしなくても、雑貨屋の人間食べるんじゃない?
ひょっとしてこのオオカミ偏食?
>>285 手元に食べるものがあったとしても
「今日はあそこのラーメンが食いたい」と思ったら
わざわざその店まで出かけて行く人の心理がわかりませんか
287 :
さく・え/ななし:2005/04/02(土) 19:14:07 ID:wH6yzATm
普通に考えても、雑食の人間の肉より、草食の山羊の肉の方がおいしいと思いますが。
288 :
さく・え/ななし:2005/04/03(日) 20:53:27 ID:mnxY+CCv
「ピーターパン」とか「青い鳥」とかで異世界に招かれる子どもの基準ってどうやって決まるんでしょう?
大抵他の子と抜きん出た違いのない普通の子が招かれてるような感じなんですけど。
まったくのアトランダム。まあ運が悪かったっつうこった。
神隠しは一般的に見目のいい子が狙われる。
291 :
さく・え/ななし:2005/04/04(月) 22:41:18 ID:hJovfPmb
創作童話の主人公の魔女はドジで落ちこぼれ、おつきの動物はしっかりしてるようでどこか間が抜けてる、とだいたい同じようなキャラクターばかりなのはなぜでしょう?
お約束。おまいが新機軸を編み出してくれ。
>>291 実際就職活動してみれば分かりますよ。
求められる人材ってのはいつも似たような人間ですから。
今の社会で求められるのは協調性があり積極的で向上心溢れ発想豊かな人間です。
それがたまたま童話の世界で魔女という職種に求められる人物像が
ドジで落ちこぼれというだけの事でしょう
なるほど2ch語の「魔法使い」と似たようなモンだな?
面白難しいスレですね
296 :
さく・え/ななし:2005/04/05(火) 22:42:50 ID:y7BFrjyy
>>294 ごめん、スレ違いだけど、無知なもんで教えて。
『2ch語の「魔法使い」』って世間一般の意味とどういう違いがあるの?
>>296 あー…。
【魔法使い】
ある意味で尊称であり、ある意味で蔑称。
彼女どころか女友達もいない独身男性が、30歳まで童貞であった時、魔法使いとなる。
『1人でだって生きていける』という誇りと、『人生負け組』的負のオーラが混在している。
魔法使いの使える魔法一覧
○マホカンタ
自分に向けられた「キモイ」等の罵声をそのまま相手に返す
○凍てつく波動
つまらんギャグを飛ばして周辺を凍らせる
○コンフュ
意味不明な発言で周囲を混乱させる
○メガンテ
自虐ネタで周りを巻き込みます
○サイレス
空気を読めないとんちんかんな発言で周囲を絶句させる
○臭い息
周囲の人間をことごとく不愉快な気分にさせる
○マヌーサ
自分自身に幻影を見せ、現実に対する命中率を下げる
○グラビデ
重苦しい雰囲気や嫌われオーラで
周囲の人間を疲れさせ、体力を削り取る
○ラスピル
周囲の人間を精神的に疲れさせ、精神力を削り取る
○バイキルト
周囲の人間に不快感を与える力が倍増する
○トラマナ
クリスマス等にカップルだらけの街を一人で歩いてもダメージを受けない
○トヘロス
自分の周囲に人が近寄ってこなくなる
○アストロン
自分の殻に閉じこもる
○テレポ
飲み会などの喪男が苦手な場から脱出する
○スカラ
周囲の「キモイ」等の罵声や嫌がらせに対する忍耐力アップ
○フバーハ
世間の恋愛至上主義の風から身を守れる
○メテオ
高層ビルから飛び降りる
○ザラキ
周囲の人間を練炭自殺に巻き込む
○死のルーレット
練炭自殺する仲間を周囲の人間の中から無作為に選ぶ
○死の宣告
練炭自殺する仲間として指名する
○レムオル
周りから注目されない。空気のようにいないと認識される
○ルーラ
仕事が嫌になるとバックレ、自宅にひきこもる。唯一の安息の地である家にまっすぐテレポートできる
○ラリホー
昼間なのに自分を眠らせる
○ラナルータ
自分だけ昼と夜を逆転させる
○メガザル
合コンに行くことで周りの男の評価を相対的に上げます
○バシルーラ
バイト先などで人がどんどんやめていく。もしくは、自分を転勤で地方に飛ばせる
○ドラゴラム
ネット上では竜のようになります
○エナジードレイン
貯金が減っていき、生活レベルが下がる
○リレイズ
高額生命保険
300 :
さく・え/ななし:2005/04/06(水) 22:55:22 ID:DxmWc9Lh
>>297-299 サンクス。
自分がいつも覗くスレでは話題になったことないんで、初めて知ったよ。
301 :
さく・え/ななし:2005/04/08(金) 22:11:10 ID:qw+bppT7
「養老の滝」と同種の昔話で息子が滝や泉で汲んできたヒョウタンの中味を親が飲んだら酒で息子が飲むとただの水だったというのがあります。
あれはどういう仕組みになってるんでしょうか。
それに親だけ得をして汲んできた息子は利益を享受できないというのも理不尽だと思います。
(「養老の滝」の場合は親孝行の褒美をもらったようでしたが)
>>301 あれは本当にただの水だったのですが、酒だと思い込めば酒になるのです。
息子はまだ修行が足りないってことです。
303 :
さく・え/ななし:2005/04/09(土) 01:19:11 ID:f2vnMKqT
>>301 未来の人がおいしい水で酒を作りたくて
タイムマシンでその時代に行ったのですが
お酒をつくる機械が壊れて酒が漏れたのです
すいません星新一さん少しパクリました
>>301 親は一口でベロベロになるような下戸でしたが、
子には酒のアルコールを代謝できる酵素がそなわっていたのです。
305 :
さく・え/ななし:2005/04/11(月) 19:50:55 ID:WZZsirQu
「大工と鬼六」という昔話の鬼一家は何に使う目的で大工の目玉をあんなに欲しがったのでしょうか?
「一晩で橋を完成させる」というのはただの大工の目玉二つの代償としては割に合わない大仕事のように思うのですが。
>>305 鬼の子供が歌っているぐらい待ちわびる代物、鬼にとってはたいそう美味しいお菓子の様なモノなのでしょう。
そして取引をしたのは「これは取引だ。悪さではないぞ。なんせこんな大仕事をやったんだ。安いくらいだろ。」と言って鬼退治の対象から逃れるためです。
むしろ大仕事をしてまで子供のためにお土産を持って帰ろうとした鬼が善で、それを誤魔化した大工が悪です。
307 :
さく・え/ななし:2005/04/12(火) 20:16:43 ID:LyYPxqtM
>>306 なるほど。言われてみれば、確かに大工の方がワルの話ですよね。
「大工と鬼六」でもう一つ質問させて下さい。
「鬼六」なんて鬼の名前としてはわりかし平凡だと思うのですが、鬼六が自分の名前を言い当てられない自信があったのはなぜでしょう?
>>307 私には鬼の名前として鬼六が平凡とは思えませんよ。
桃太郎のモデルである吉備津彦命伝説に登場する鬼の名前は『温羅(うらorおんら )』でしたからね。
鬼の名前も千差万別なんでしょう。
例えば私の名前が「鈴木 たかし」だとします。
まさしく良くある名前の基本ですね。
んで、自己紹介の際「私の名前は…せっかくだから当ててみてください」と言ったとします。
そこで当てられたら私は耳を疑います。
何が言いたいかッていうと「知らなきゃ当てられなくて当たり前なんだから、自信持ってて当たり前。」
309 :
さく・え/ななし:2005/04/13(水) 20:38:49 ID:qdQgDFoD
同種のイギリス民話の「トムなんたらかんたら」くらい複雑な名前だったら分かるんですけどね、
知らない場合は「鬼」に「1番目の息子」を表す「太」から順に「次・三…六」と付けてくのが一番普通に考えられる当てずっぽうの答え方のような気がするんですけど。
鬼六はどうしてそういうことを予想しなかったのかってことです。
310 :
さく・え/ななし:2005/04/13(水) 23:13:09 ID:6PBnOdxt
>>309 それは人間の、名前の付け方だからです。
鬼にとって、そういう名付けの仕方はあまり一般的ではないのです。
何か探し物をしていて、
実はものすごく目立つ場所に置いてあったのに、何故か家じゅう探してしまって
最後の最後まで気づかなかった……という経験をしたことはありませんか?
後から考えると不思議なほどに心理的な盲点が生じる、という現象を、実は
鬼六は意図的に発生させることができたのです。異形の鬼ならではの妖力です。
余談ですが、この能力は人間でも訓練を積めばある程度発揮できます。
この能力を職業に応用しているのが、手品師や詐欺師です。
『大工と鬼六』の物語については、私は別の説を考えています。
鬼六の正体はおそらく普通の人間で、顔見知りの人物です。
これは推測ですが、流されてしまった以前の橋を作っていた
ライバルの大工達による、集団犯行の可能性が高いでしょう。
もしかしたら、6人のグループで「鬼六」と名乗っていたのかもしれません。
何度も橋作りに失敗しましたが、その経験からノウハウや川の癖が分かってきたので、
今度は成功する当てがあったのです。
にもかかわらず、主人公に仕事を横取りされたので、その悔しさが犯行の動機です。
集団であれば怪物を演じることもたやすいですし、技術と人手がありますので、
突貫工事も可能です。
目を欲しがったのはもちろん、主人公が今後二度と仕事できないようにするため。
そして名前を当てられていなくなってしまうのは、その正体がばれてしまったので、
もう村にはいられなくなったからです。
313 :
さく・え/ななし:2005/04/14(木) 20:36:48 ID:Gjro6Vd/
>>310-312 みなさん、三者三様面白い解釈で感嘆しました。
個人的には310がシンプル・明解で気に入りました。
314 :
さく・え/ななし:2005/04/16(土) 00:42:29 ID:9Hft5eG0
「大工と鬼六」といえば、あの中で鬼の子ども達は鬼六のことを呼び捨てにしてるけど、彼等は鬼六の子どもじゃないのかな?
偉い鬼の子供で、鬼六は手下というか使用人なのかもしれないね。
あぼーん
317 :
さく・え/ななし:2005/04/17(日) 23:18:41 ID:vJdYRrQH
>>315 なるほど、大工と同じく、鬼六も上からの命令でやってたわけですね。
任務に失敗してその後どうなったんだろ。
>>317 その後二度と登場しなかったのだから推して知るべし。
319 :
さく・え/ななし:2005/04/18(月) 19:56:11 ID:MSARWQ2F
やっぱリストラされた?
消された。
321 :
さく・え/ななし:2005/04/19(火) 19:05:11 ID:7pkljrwl
>>320 確かに大工に名前を言い当てられた途端にポカッと消えちゃったね。
あれは自分で姿を消したんじゃなくて、雇い主に消されたのか。
悲哀だナー。
322 :
さく・え/ななし:2005/04/20(水) 19:50:55 ID:pNH75CpT
「星の王子さま」に出てくるきつねは砂漠に住んでるフェネックギツネのことだそうですが、あの絵本のイラストではフェネックというよりどちらかというと、キタキツネに似た外見なのはどうしてでしょう?
あの絵本のイラストをかいた人が、
帽子にしか見えない「象を呑んだうわばみ」の絵をかいたことをお忘れでしょうか。
砂漠に住むフェネック狐がキタキツネに見えるくらい、よく似ていた方です。
325 :
さく・え/ななし:2005/04/22(金) 20:24:43 ID:mjGTIbko
絵本に描かれてる魔法使いは善玉キャラなら先端に星のかざりのついた細い棒、悪玉キャラならねじまがった太い杖と手に持つ魔法のアイテムがくっきり違っていますが、なぜですか?
所属する組合の違いです。
団体によって魔法に関するポリシーも違えば、支給品のデザインも違うのです。
327 :
さく・え/ななし:2005/04/23(土) 19:03:53 ID:K8P288zd
絵本の魔法使いといえば、みんな揃ってとんがり帽子をかぶっているのはなぜ?
帽子は組合や団体に関係なく一律に決められているのですか?
>>327 伝統というものです。
昔、強力な魔法使いがとんがり帽子をトレードマークにしていたのにあやかって、みんなとんがり帽子をかぶりました。
それが現在まで続いているのです。
まあ黄布党の黄色い布みたいなもんです。
2ちゃん上で魔法使いといわれている30代童貞の方々も
多くの人々はある部分に帽子をかぶっていますよ
331 :
さく・え/ななし:2005/04/24(日) 18:14:18 ID:rSKIvaNB
そういえば、小人も絵本の中ではみんな三角帽子かぶっていますが、あれは何にあやかっての伝統なんでしょうか?
>>331 小人の場合は伝統ではありません。
例えば猫が喧嘩の時に毛を逆立て、背中を上げて敵を威嚇するのを知っていますね?
基本的に動物は、大きい=強いという認識を持っています。
人間でも同じで、背が高くなりたいと願い、ヒールの高い靴を履いたり牛乳を1日1L飲んだりしています。
小人も同じ事です。
彼らは他の生物に比べ体が小さいという事で、色々な不利益を被っています。
(勿論利益もあるんですが、一般に利益より不利益をカバーする事に目が行くのはご承知の通りです。)
その為、少しでも体を大きく見せる為に三角帽子を被るのです。
ちなみに帽子が三角なのは、高さの割りに体積が少なくすみ、軽いからです。
334 :
さく・え/ななし:2005/04/26(火) 19:21:00 ID:kLSslMGm
>>333 な〜るほど、そういえば、巨人の場合はあんまり帽子をかぶった姿を本で見かけませんが、そういうわけだったんですね?
335 :
さく・え/ななし:2005/04/27(水) 22:57:02 ID:r4BF8M6E
東欧の童話で「黒猫ミケシュの冒険」というのがありますが、小学生の子どもが「黒猫なのにミケとつく名はおかしい」と言います。
「外国の猫の名前だから」と言っても納得しません。何と説明したらいいでしょうか?
1 まず、質問者のその子供の名前を聞いてください
2 次に本当にその子供がその名前の通りの子供かを判断してください
3 その点について問い詰めてみてください
説得力は抜群ですが子供が自暴自棄、人間不信に陥る可能性があるのでお勧めはしません
名前じゃなくて姓の方なら、ちょっと柔らかくなるかもしれませんね。
例えば
>>335さんが「田中さん」だとして、「ウチは田圃の中にある?」
とか。まぁ姓と環境が一致してたら使えませんが。
338 :
さく・え/ななし:2005/04/28(木) 20:57:27 ID:8ZlhuEJ0
>>336-337 回答ありがとうございます。
実は「田中」で田圃に囲まれて住んでいます(冗談でなく)。
で、今、自分で思いつきました。
その子はうちの子ではありませんが今度来たら「ミケとはその国の言葉では黒という意味だ」と言いくるめることにします。
>>335 三毛猫ミケシュが黒猫になっちゃうプロローグ的外伝をでっち上げちゃうのが
ある意味正解かも知れないと思ったり思わなかったり。
元の話を知らないのが何とも弱いんだけど、
「ミケシュはもとの三毛猫に戻るため、冒険の旅に出たのでした……」みたいな。
340 :
さく・え/ななし:2005/04/29(金) 13:54:43 ID:xokhyLXM
>>339 大昔、1度読んだりなんでよく覚えてないけど、「黒猫ミケシュ」は農家で飼われてる黒猫ミケシュが突然人間の言葉をしゃべり始めるのが冒頭じゃなかったっけ?
>>335 ミケ・シュでなくミ・ケシュって感じのイントネーションかもしれないね
342 :
さく・え/ななし:2005/04/29(金) 23:54:07 ID:FGwVVjG+
「げんきなマドレーヌ」で入院中のマドレーヌを見舞った11人の子供。
その夜、屋敷でパンを食べるシーンにはなぜか12人の子供がいます。
歯を磨くシーンでは11人に戻りますが、この現象は霊的なものでしょうか?
残像です。
>>342 近所の貧しい子供がこっそり混ざりました。11人もいるんだからわかりゃしません。
345 :
さく・え/ななし:2005/04/30(土) 22:10:49 ID:VOS5CFit
昔話の「雪女」は、「お前はいい男だから殺さないけど、ここで見たことをしゃべってはいけないよ」と若者に言いつけますが、結局自分が誘導尋問してしゃべらせてしまいます。
彼女の言葉や押し掛け女房になったところを見ると若者に惚れてたようですが、そこまで好きな若者と別れるハメになることがわかっていながらわざとしゃべらせるようにもっていったのはなぜでしょう?
どうにも彼女の心理が理解できません。
>>345 被虐嗜好です。
「ああ、なんて不幸なわ・た・し♪」と悲劇のヒロイン気分に浸るタイプの女性だったのです。
人間にもいるでしょ、そういうタイプ。
347 :
さく・え/ななし:2005/05/01(日) 10:13:51 ID:6RVzxoPD
>>345 ヒトもモノノケも、女心とはそういうものです。
女の言動に論理を求めてはいけません。
>>345 男は女房を愛しながらも昔見た雪女を忘れられずにいました。
男の雪女に対する想いは恐怖だけではなく、憧れや恋慕の情が入り混じったもののように思います。
雪女にとって男は
「過去の想い人を忘れられない夫」であり
「他の女に取られてしまった愛しい恋人」でもあるのです。
男にしゃべらせてしまったのは
「過去の想い人」としても「女房」としても男の気持ちを100%で手に入れることが
出来なかったジレンマの現われのように思います。
男が雪女のことを女房に話せば過去の自分を裏切ることになり
話さなければ今の自分を裏切ることになります。
男が話しても話さなくても雪女は裏切られた気持ちになったことでしょう。
それでも過去の女より私を愛しているという証拠が欲しかったのではないでしょうか
349 :
さく・え/ななし:2005/05/01(日) 19:20:44 ID:vHI0v3fy
>>348 うーん、複雑な女心ですね。
自分なら、むしろ、夫が過去の女としての自分も現在の妻としての自分も思っていることに満足度倍増するけどなー。
>>349 そこら辺が考え方の違いって奴ですね。
なんせ種族からして違うし。
351 :
さく・え/ななし:2005/05/02(月) 23:54:51 ID:H10bEQlQ
日本の昔話でよく、若者に助けられた動物が美しい女性に化けてお嫁さんに来て恩返しをする、という話がありますが、助けられた動物達はみんなメスだったのでしょうか、それともオスの場合でも人間に変身するときには女になったということなんでしょうか。
後者だとすると、なんか気持ち悪いんですが。
目的が本当に「恩返し」である場合は後者です。
恩返しをするとき動物たちはその家に一番入り込みやすい姿になります。
毒男のところへ美しい女性の姿で現れれば手っ取り早くお近づきになれますね。
もしも同性の姿で恩返しをしようとすると親しくなるまでに
時間のかかる可能性が高く、あまり合理的ではありません。
彼らの目的はあくまで恩返しであり、人間との生活をエンジョイすることでありませんから
一番時間のかからない方法を選んでいると考えられます。
「親しくなる」計画はあっても「嫁になる」のは予想外の展開だったのではないでしょうか。
また「人間の男と交わうこと」が目的である場合があります。
このケースでは実は動物ではなく
動物のふりをした物の怪である可能性が高くなります。
目的は人間との子を成す事ですから
「困った状態の動物」というのは男を選別するためのふるいです。
旅人にたいして娘に伽をさせ新しい血を入れる山村の話などもありますが
同様に時折人間との混血を望む種であるか
もしくは人魚などのように極端にオスの少ない種のメスの行動です。
>>349 彼女の場合「雪女=自分」ということを明かせないのです。
ときおり過去の女を想いぼんやりする夫
その過去の女は自分ではあるが、夫は妻とは別人と思いながら焦がれているのですから
あまり嬉しくはないのではないかと思います。
353 :
さく・え/ななし:2005/05/03(火) 22:52:39 ID:aOqzdKcO
>>352 ええっと、そうすると、「恩返し」が目的で嫁になった場合、「キツネ女房」のように子どもが生まれる展開の話もままありますが、オスであっても人間に変身した間は生殖能力があったわけですよね。
生物的にどういうメカニズムになっているんでしょう?
(「だったら動物が人間に変身すること自体、科学的にはありえない」てのは言いっこなしね)
354 :
さく・え/ななし:2005/05/04(水) 02:20:53 ID:DHeXbmr0
>>353 横レスです。
オスとメスを必要に応じて転換する生物や、雌雄同体というものが実在します。
恩返しをしに来た動物は鶴やら狐やらといますが、あくまで昔の人が見てそう
思ったのであって、実際は鶴や狐にみえるなにか別の性転換する動物か雌雄同体の
生物だったのでしょう。
性行為の刺激で自家受精できる生物ということも。
一番ありそうなのは、そのほかの場所で楽しんでいた、いわば浮気の子を
産んでいる可能性が高いです。
355 :
さく・え/ななし:2005/05/04(水) 15:11:58 ID:xKphqZGR
>>354 そうか、一番考えられるのは、鶴型・狐型宇宙人だったって設定ですね!
雌雄同体は軟体生物が多いんで、状況によって自分の形、色を自在に変態させる生物であった可能性もありますね。
だとすれば知能は非情に高いはず。
357 :
さく・え/ななし:2005/05/04(水) 15:15:00 ID:cxaYCUUV
>>355 いや、どちらかというと鶴型・狐型かたつむりかと。
358 :
さく・え/ななし:2005/05/05(木) 14:21:52 ID:wTtlEKbf
>>357 >鶴型・狐型かたつむり
どんなんなんだ。
>>353 たとえば狼と犬などのように近い種族の混血はありえますが
人間と狐といったような妊娠期間の大きく違う動物同士の混血はまずありえません。
では「子供が生まれた」という記述どんな意味を持つのか。
もともとこれらの話は何某家(何某村)は
「人に化けることの出来るくらい神聖な能力を持った生き物」
の血を継ぐ家系である、という家系図の注釈のようなものでした。
つまり家系に箔をつけるための物語で、狐や鶴は天照大御神や神武天皇のような役割です。
では家系図に続く部分は何故削られてしまったのか、という疑問が残りますね。
・恩返しの物語としては面白いが家系図に続く部分はその家系の人間以外には
あまり興味のない記述だったため語り継がれるうちに削られていった。
・人の価値観が「化ける動物=神聖」から「所詮獣」に代わり物語の最後に家系図を示すことに価値がなくなった。
というような点から自然と削られていったことが一番の理由ですが
それに追い討ちをかけるように戦後「無意味な差別意識を助長する」との理由から
人為的かつ徹底的に削除されました。
360 :
359:2005/05/05(木) 16:13:51 ID:???
つまり「子供が生まれた」というのは
動物たちの恩返しに便乗した人間側の創作です。
>>358 鶴や狐の形の殻を持ち、擬態しているかたつむりということでしょう。
上で出てきたような人間女性型の殻を持つ個体は
リアルミミズ千b(ry なので毒男を悩殺するなど朝飯前であると同時に
子供も自分で作って生むことができますね。
362 :
さく・え/ななし:2005/05/05(木) 20:49:06 ID:EfcXTYYb
>>354-361 えーと、そうすると、生まれた子供は結局、人間なんでしょうか、それとも、宇宙人とかかたつむりとかの一種なんでしょうか?
人間じゃないとすると、そのパターンで生まれてきた安倍晴明とかもかたつむりってことなんでしょうかね?
>>362 まだ続ける気なら、とりあえず安部晴明の出てる絵本を挙げてくれ。
そろそろくどくて飽きてきた。
生殖の方法には無性生殖と有性生殖があります。
この内、無性生殖は親と全く同じ遺伝子を持つ子供が生まれます。
そこで物の怪の類は何らかの生命エネルギーの塊であり
伴侶の細胞を急速に成長させ子供を作り出したと考えることができます。
まれに角があったりといった物の怪の特徴を色濃く残した子が生まれる場合もありますが、
細胞を急速に分裂させる際、何らかのエラーが生じたのだと考えられます。
>>363 飽きたら新しいネタ投下してみてちょ。
まあ、「狐女房」自体、結末は「その子は長じて有名な陰陽師安倍晴明になりました」で終わってるけどね。
タイトルを失念して恐縮ですが、
魔物が住むという屋敷の探索に
動物たちが体をくくりつけて大きな魔物の姿で行ったら
解けなくなって一体化し、結局大きな魔物になってしまったという話がありました。
一体、拒絶反応はどうなりましたか?
367 :
さく・え/ななし:2005/05/07(土) 16:53:59 ID:NXjJCJEw
>>366 魔物になった時点で、そういう科学的問題は超越しました。
>>366の話は「かいぶつになっちゃった」ですが、
実際動物たちの体内で拒絶反応が発生しました。
長時間にわたる一体行動によって身体の癒着が生じ始めたとき、それぞれの動物の
免疫機構の働きにより、お互いを異物と認識して排除しようとする反応の結果、
化学変化によってある種の毒物が合成され、それぞれの神経系を破壊したのです。
その結果として、それぞれの動物の自我が崩壊し、また癒着面では神経系の再接合が
進行し、一体化を促進することになってしまいました。
要するに、拒絶反応の意外な副作用の結果、逆にくっついて
かいぶつになっちゃった
訳です。
丘に、町が
神話やファンタジーに出てくるケンタウロスを見るたび、走っているうちに
腰を痛めないかと心配になるんですが。
それは、木の枝とか細いところに止まって寝る鳥のバランスを心配するようなものです。
あの走る姿が彼らにとってもっとも楽な走る姿勢なのです。
372 :
さく・え/ななし:2005/05/10(火) 19:29:43 ID:TbKfuG0Z
一寸法師とお姫様は打ち出の小槌で法師の背丈を伸ばしたあと、どう処分したのでしょう?
小槌のその後の行方が気になります。
>>372 星新一がそれを題材にしたショートショートを書いてます。
374 :
さく・え/ななし:2005/05/10(火) 21:50:44 ID:FEME3s1R
>>372 一寸法師はその後、打ち出の小槌を使って裕福な暮らしを送ります。
打ち出の小槌というのは、当然一寸法師の背を伸ばす為にある訳ではありませんから、
願うものはなんでも出してくれるのです。
そんなものをわざわざ手放す訳がありませんね。
因みに一寸法師はその素性から、その後は中納言の位まで上り詰め、
三人の子宝にも恵まれ幸せな人生を送ったという事です。
375 :
さく・え/ななし:2005/05/10(火) 23:16:17 ID:W0+Sukkr
浦島太郎は何で窒息しなかったんですか?
376 :
さく・え/ななし:2005/05/10(火) 23:20:07 ID:p0876J53
>>374 法師が幸福な生涯を終えたのち、小槌はどうなったのでしょう?
子どもたちの間で血で血を洗う遺産相続の元になったのではないかと気になります。
>>375 「助けた亀に連れられて」というのは、亀の背中にそのまま載って、ということではなく、竜宮城には亀につれられて潜水艇に乗って行ったので大丈夫です。
(絵本などで太郎が亀の背中に載って竜宮城を訪れるイラストは単に挿し絵画家の思いこみと勘違いによるものです)
378 :
さく・え/ななし:2005/05/11(水) 00:11:52 ID:u33dje0H
きびだんごは本当は薬だと思うのですが、特別な成分でも入っていたのでしょうか?あと、桃太郎がやったことは完全な略奪ですよね?鬼が人の財産を強奪したなんて一言も言ってなかった気がするんですけど・・・
379 :
さく・え/ななし:2005/05/11(水) 00:26:27 ID:VpHRX7Y1
>>376 当時は嫡男が家を継いでいたので、当然嫡男の物になりました。
また、後の兄弟は分家した訳ですが、
当時も今も、分家と本家では行事ごとにかかる費用が格段に違います。
その為特に争いにはなりませんでした。
>>375 なんか以前に同じ質問あって竜宮フィールド云々って解説がついてた。
381 :
さく・え/ななし:2005/05/11(水) 20:47:01 ID:bD3amPbt
>>378 >きびだんごは本当は薬だと思うのですが
きびだんごは一般には食料です。
うそだと思うんなら、ショッピングセンターに行って薬売場と食料品売場のどっちに置いてあるか確かめてみて下さい。
>あと、桃太郎がやったことは完全な略奪ですよね?
相手が人間だったらそういう定義になりますが、鬼だからいいんです。
>>381 それを鬼サイドから見た話を星新一が書いてます。
383 :
さく・え/ななし:2005/05/12(木) 21:23:17 ID:FlaM6pO/
シンデレラは王子様と結婚して玉の輿に載ったところまではめでたしめでたしで済みますが、そのあと「身分違いの成り上がり者」としてお城でいびられるようなことはなかったんでしょうか。
どうも、彼女は継母とか魔法使いのお婆さんとかの言うことに従うばかりで自分から主体的に行動できるかどうかかなり危なげな気がするんですが。
マジレスですが、彼女は継母と義姉妹は追放というかたちで始末していたはずです。
権力を手に入れた彼女はもちろん陰口を叩いたもの全員を始末しています。
人の恨みつらみは恐ろしいですね。
「ラプンチェル」について質問なのですが、
塔のてっぺんに幽閉されたラプンチェルは
長い髪をたらして王子を窓から招き入れました。
痛くなかったのですか?自分には到底耐えられそうにありません。理不尽です。
>>385 ラプンツェルは、長い髪を三つ編みにして窓から垂らしていました。
髪を編んだことのある方ならご存じでしょうが、ピッチリ編み上げようとすると
かなりテンションがかかるものです。
そもそもロープ代わりに使おうというのですから、相当固く編んでいたに違いありません。
ラプンツェル嬢は、髪を窓から垂らすまでの間に、頭皮をぎゅうぎゅう引っ張る力に
既に慣れていたのです。
387 :
さく・え/ななし:2005/05/12(木) 23:42:14 ID:4tQH3GUS
ラプンツェルといえば、養い親のおばあさんは赤ん坊の頃から彼女をあの塔に閉じこめておいたようですが、ラプンツェルの髪が伸びるまではどうやって彼女の所まで登っていたのでしょうか?
あのおばあさんは魔女です。
もうお分かりですね。
つまりははしごです。
>>385 髪のロープを一旦部屋内の柱に巻き付けて結べば、力は柱にかかりますから、痛みをかなり軽減できます。
>>387 マジレスすると、ラプンツェルを塔に閉じ込めたのは
ラプンツェルが12歳になってからです。
便乗して質問です。
王子は塔の中でちゃっかりラプンツェルを孕ませちゃってましたが
どうして魔女はラプンツェルの生理が来ない事に気づきませんでしたか?
塔の中にはトイレがあったし、ゴミは袋に入れて窓から投げ捨ててましたから、確認する事はできません。
ストーカーみたいにゴミ袋の中身漁れば別だけど魔女は面倒だからそんな事はしないのです。
394 :
さく・え/ななし:2005/05/13(金) 22:48:01 ID:HMl55+dT
そういえば、そもそもあのお婆さんは何が目的でラプンツェルを赤ん坊から育ててたんだっけ?
魔法使いなんだから老後の世話頼む必要からじゃないよね?
幼女萌えビアン
396 :
さく・え/ななし:2005/05/14(土) 11:43:21 ID:BTZ+ETk1
>>395 げげ、百合でロリかよ。
じゃあ、王子様はお婆さんのお古に手をつけちゃったわけ?
お婆さんは怒ったのは嫉妬によるものだったのか。
それなら、ラプンツェルは追い出しただけで王子様に残酷な報復をしたのも納得できるな。
>>396 昔、ある漫画でこんな会話があった。
「ひ、人の命をなんだと…」
「やれやれ…。我らは人間の十倍以上の時を生きてるのじゃぞ?人間の命なんぞ…犬や猫のそれと同じじゃ」
こんな感じかも知れません。要するに所有物というかペット。
398 :
さく・え/ななし:2005/05/14(土) 14:40:38 ID:TTCTAXz4
>>397 だったらいっそ、ブリーダー感覚で王子様とつがいで飼って生まれた子供を魔女仲間にでも売りつければ三方丸く収まってよかったのに、とか思ったりして。
それはさておき、茨で傷つけて失明した王子様の目がラプンツェルの涙がかかった途端、治って見えるようになったのは医学的にはどのように説明できるのでしょうか?
>>398 ちょっと目にゴミが入って見えなくなったのを
「うわー!俺失明したー!マジヤバイ、マジ目痛ぇー!」
と大騒ぎした王子さま。
ホントに失明したと思って泣く、純粋無垢塔入り娘ラプンツェル。
あ、目からゴミ取れた。
ハイドロキシアパタイトが歯の欠損部分を再石灰化して埋めるように
ラプンツェルの涙に含まれる「ラプンツェル細胞」が王子の瞳の傷を埋めて治癒させました。
魔女が手放したがらなかったわけもわかりますね。
401 :
さく・え/ななし:2005/05/14(土) 20:16:39 ID:mj2zeuFw
>魔女が手放したがらなかったわけもわかりますね。
その割には、妊娠がわかった途端、サッサと放り出しちゃったけど。
妊娠中は「ラプンツェル細胞」の分泌が止まっちゃうんでしょうかね?
>>401 魔女はブリーダーなのです。
「ラプンツェル細胞」を持つ人間を育て、交配させ増やしている訳です。
最初の交配というのが特に大事で、最初に何処の馬の骨ともわからないようなのと
交配させてしまうと、その後の交配にも大きく影響が出てしまいます。
動物の話で恐縮ですが、例えば白猫が初め三毛猫と交尾した場合、
その後白猫としか交尾しなくても一定の割合で三毛が産まれます。
血が穢れてしまう訳ですね。
そんな訳で、純潔でなくなったラプンツェルは、魔女にとっては不要となってしまったのです。
ラプンツェルをただ追い出しただけなのは、やはり育ててきた情があったのでしょう。
また王子に報復したのも、自分の苦労を踏みにじられた怒りによるものです。
403 :
さく・え/ななし:2005/05/15(日) 14:44:30 ID:CyhVm2Gc
>>401 なるほど、すると、ラプンツェルの両親の隣に住んだことからして、ブリーダー計画の一端だったわけですね!
なかなか時間的には遠大なプロジェクトだったわけだ。
両親が「ラプンツェル細胞」保有者の交配に的確だとわかったのは、やっぱり魔力によってなのでしょうか?
それともあのお婆さんは実は魔女じゃなくて天才科学者だったのでしょうか?
話の中では魔法使った場面が全然出てきませんよね?
魔女にもいろいろいるんです。
森の中で大鍋を「ねるねるねるね…ヒェッヒェッヒェ」ってタイプも多いんですよ。
>402
>動物の話で恐縮ですが、例えば白猫が初め三毛猫と交尾した場合、
>その後白猫としか交尾しなくても一定の割合で三毛が産まれます。
強引に解釈してるところスミマセンが、それは思いっきり迷信ですよ。
ブリーダーの管理が甘かったか、その白猫に元々三毛の血(ご先祖)が入ってたかでしょう。
>>405 >白猫が初め三毛猫と交尾した場合、その後白猫としか交尾しなくても一定の割合で三毛が産まれます。
>その白猫に元々三毛の血(ご先祖)が入ってた
ここを良く見比べてみよう。
どちらも同じ事を言ってるのがわかるはずだ。
407 :
さく・え/ななし:2005/05/15(日) 21:52:26 ID:ko/ojdtp
405じゃありませんが
>どちらも同じ事を言ってる
え〜?私にはそうは解釈できないんですが。
私の読解力が足りないんでしょうか。
他のみなさんの解釈はいかがですか?
〉402
仰るとおり妊娠出産によってホルモンバランスが変わりました。
妊娠出産について質問なのですが、
妖精に声や涙等、体外に排出したものが宝石になるように
魔法をかけてもらった娘の話なのですが、
このままだと子供が無事に生まれません。
あまりに理不尽です。
また、もし生まれるとしたらその基準はどこにあるのですか?
>>408 その子は3倍体の養殖魚だの種無しスイカみたいなもんです。
この辺の知識は曖昧なので、何か妙な事言ってたら誰かフォローしてください。
まあ兎に角、人生万事塞翁が馬。子供を生む事だけが幸せではないはずです。
>>407 まず白猫Aと三毛猫Xが交尾します。
その結果白猫Bが生まれます。
そして白猫Bは白猫αが交尾します。
その結果白猫Cが生まれます。
以下白猫同士の交尾を続けて繰り返して、その子孫に三毛猫Zが生まれたとします。
そうすると三毛猫Zは白猫の両親の子にして三毛猫Xの子孫でもあります。
最初に402が言ったのは、
白猫Aが三毛猫と交尾した後、例えその後白猫同士あてがったとしても
最初に三毛猫と交尾した白猫Aからは三毛猫の子供が生まれてくるって言う
アホなブリーダーが流した迷信の事言ってるんだと思うよ。
どうでもいいけど三毛猫のオスって極少ない上に繁殖力無いよ。
あ、ちょっと言葉足らずだった。一回目の三毛猫との交尾→出産をした後に
白猫同士交配させても三毛猫が生まれてくるって言う意味ね。
人間で言えば黒人男性と離婚した白人女性が元夫や他の黒人との性交も無いのに
その後白人男性と結婚して白人黒人のハーフ生んじゃうようなもの。ある筈が無い。
ここはマジレスだらけのネタスレですね
414 :
さく・え/ななし:2005/05/17(火) 19:43:36 ID:NGU9My1z
松谷みよ子の「おばけちゃん」一家は人間が一度死んでから化けたのだから実際には「幽霊」だと思うのですが、本人たちの自称でも他の人たちからの他称でも「おばけ」と言ってるのはなぜでしょう?
>>414 幽霊とか妖怪とか、幻獣魔獣妖精精霊神族魔族とか、
細かい区別をつけて分類したがるのは実のところ一部のマニアだけです。
興味のない人からすれば「おばけ」「化け物」でひとくくりです。
>>414 >一度死んでから化けたのだから
化けたのだから「化け物」=「おばけ」
御化け】(1)何物かが霊能によって姿を変えたもの。
特に,異様・奇怪な形をしたものをいう。ばけもの。「から傘の―」「―が出た」
(2)死人が再びこの世に現れたときの,想像上の姿。幽霊。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(3)形や大きさが異様なもの。「―カボチャ」「―きのこ」
by三省堂
418 :
さく・え/ななし:2005/05/18(水) 20:08:37 ID:qhme0CAq
>>415-417 なるほどねー。
じゃあ、平将門や菅原道真の怨霊もハムレットの父の亡霊も「将門のおばけ」「道真のおばけ」「ハムレットの父のおばけ」と言ってもいいわけですね?
>>418 言いたければ言っても構わないと思う。
ただ
>>414のように「幽霊なのに何でおばけ?」という人もいるから
注意しとくように。
一々「三省堂国語辞典によるとー」ってやるのは面倒臭いよ?
私が小学生の頃、図書館に
「ぴすとるをかまえろ」という小学生が
銃で物事を解決しようとする絵本がありますが
銃刀法はどうなりましたか?理不尽です。
421 :
さく・え/ななし:2005/05/18(水) 22:49:08 ID:asLXFLW9
おもちゃの銃だから問題ありません。
そんなものにだまされた方が愚かだっただけのことです。
422 :
さく・え/ななし:2005/05/19(木) 02:29:02 ID:jApLDANN
グリム童話、ガチョウ番の娘について質問です。
輿入れの時に母妃が娘にハンカチを渡し、
「決してこのハンカチを落としてはいけませんよ」と言った所為で、
あの悲劇の入れ替わりが行われてしまった訳ですが、
そもそも何で母妃はそんなけったいな事を言ったんでしょうか。
ハンカチ渡さなければすむ事だったと思うんですが。
423 :
さく・え/ななし:2005/05/19(木) 18:00:38 ID:oKmwRPhH
母妃は「白雪姫」の母親(原作では実の親)と同じ性格で、娘の幸福が妬ましく、心の中では彼女の破滅を望んでいたからです。
自分が全面に出て立ち回らないだけ、白雪姫の母親よりは賢いですね。
「いかりじぞう」で空襲で瀕死になった少女を見て
お地蔵様が憤怒の形相で一粒の涙を流しますが。
その怒りはどこに叩きつけられたのですか。
そのまま気が収まったというのはあまりにも理不尽です。
>>424 何もできません。
ただ見つめるのみです。
ただその怒りと恨みがあるだけです。
人間だって同じでしょ?
仮に怒りが叩きつけられたとしたらアメリカでしょうが、結局戦後みんな「マッカーサー様ありがとう」の大合唱だったし。
426 :
さく・え/ななし:2005/05/21(土) 18:49:51 ID:2k8gB2qf
>>424 基本的には425さんの説の通り。
怒りがおさまらないからいまでも怒った顔のままなのです。
427 :
さく・え/ななし:2005/05/22(日) 23:23:20 ID:XPqXr1Vm
絵本の「だるまちゃん」シリーズのですが、もともとだるまは手足のない作り物のはずなのに、どうしてだるまちゃんは手足がついて動き回り、その上おとうさんとかおかあさんとか兄弟とかがいるんでしょう?
だるまに似てる生命体です。
マジレスですが、小学校のとき同級生に達磨(たつま)くんという子がいました。
という訳で、「だるまちゃん」はだるまではないのです。
まぁ今時の親は、子供に平気でくらげだのひとでだのいう名前を付けるので、
だるまという名前を付けられた子がいても何の不思議もありませんね。
鬼太郎に出てきた妖怪のだるまです。
431 :
さく・え/ななし:2005/05/24(火) 14:55:29 ID:4ufrMnEV
432 :
さく・え/ななし:2005/05/25(水) 21:58:59 ID:wjY1BkIQ
「はなのすきなうし」のフェルデナンドは闘牛に向かないと元の牧場に戻されますが、スペインでは役に立たなくなった闘牛は食肉用に解体されると聞いたことがあるんですが。
どうしてフェルデナンドにかぎってそうした不幸から免れることができたのでしょうか?
434 :
さく・え/ななし:2005/05/26(木) 13:24:46 ID:V0gbIpgQ
「三匹の山羊のがらがらどん」で、大きながらがらどんとトロールのガチンコバトルは童話の歴史に残る
名勝負ですが、どう考えても山羊ふぜいに化け物を倒せるわけ無いと思うんですが...もしかして山羊って強いの?
435 :
さく・え/ななし:2005/05/26(木) 13:59:30 ID:V0gbIpgQ
>>64 映画「スプラッシュ」でダリルハンナ演じた人魚で分かるように、人魚には下半身を人間と同じようにする能力
(当然生殖器も)があります。しかし、残念ながら、水をかけると元の生臭い尾びれに戻ってしまうため、お風呂でのプレイや
おまたにお酒を注いで飲む、わかめ酒はできないので、もし、それらを嫌がる人に出会ったら、100%人魚です。
>>434 トロルを倒した大きいヤギが、新たなるトロルとなって橋の下に住み着くのです。
がらがらどんに倒されたトロルも、かつては大きいヤギのがらがらどんでした。
がらがらどんって名前自体、化け物くさいと思いませんか?
437 :
さく・え/ななし:2005/05/26(木) 14:57:14 ID:V0gbIpgQ
>>436 なるほど、ちなみに最初のトロルはムーミンらしいです。
押入れにはねずみばばあが住んでいます。子育てに面倒になったお母さんは
そこに子供を押し込めば、完全犯罪が成立します。
438 :
さく・え/ななし:2005/05/26(木) 19:28:27 ID:2bqH5ogf
439 :
さく・え/ななし:2005/05/26(木) 20:00:25 ID:V0gbIpgQ
「押入れの冒険」という絵本に出ていたねずみばばあは、悪さをして押入れに閉じ込められた子供を手下のネズミ達とともに
食べてしまいます。 主人公の2人のがきんちょが食べられようとするとき、なぜかでかくなったSLだかがやってきて助けてくれ、
逆にねずみばばあとねずみを追い回して追っ払ってくれました。
440 :
さく・え/ななし:2005/05/26(木) 23:57:33 ID:fM6dnuAt
>>439 それじゃ、結局、主人公の母親の場合、完全犯罪どころか子供の始末自体失敗したのでは?
441 :
さく・え/ななし:2005/05/27(金) 00:03:33 ID:BWKfnAmB
ヤマタノオロチは名前のとおりなら、股が8つですから頭が7つなければいけないと思いますが。
(ドラえもんののび太が言ったことが20年近く気になっていました)
442 :
さく・え/ななし:2005/05/27(金) 02:11:57 ID:rYneRKqh
>>435 僕の彼女は、成人式で振袖姿のとき、おまたを開かせてそこにお酒をかけてわかめ酒をしようとしたんですが、
怒って帰ってしまいました。あれから連絡がつきません。彼女は人魚だったんでしょうか?
443 :
さく・え/ななし:2005/05/27(金) 14:06:07 ID:rYneRKqh
>>441 八岐大蛇は頭が八つある事は有名ですが、尻尾も八つに分かれている事はあまり知られていません。
そしてやまたのおろちは正式には「八岐大蛇」と書きます。
八股では無い事に注目しましょう。
岐とは道の分かれ道と言う意味でして、8本の首がひとつにまとまり、また8本の尾に分岐する。
そういった理由で「ヤマタノオロチ」という名前は正しいのです。
ありゃマジレスになっちゃった。
445 :
さく・え/ななし:2005/05/27(金) 20:32:42 ID:rYneRKqh
>>444 八岐大蛇はありませんが、私の股間にはお股の大蛇があります。
447 :
さく・え/ななし:2005/05/28(土) 00:15:09 ID:RfKwl4uI
日本や中国の昔話ではキツネは普通に化けたり魔力で人間を化かしたりしてますが、西洋の昔話のキツネがそういうことをしない(それともできない?)のはなぜですか?
>>447 化ける狐は、本来であれば本居宣長の言うところの「迦微(カミ)」、
すなわち鳥獣木草の類を問わず、「尋常ならずすぐれたる徳(力)
のありて、可畏きもの」のひとつにすぎません。日本で狐がその
代表格のようになっているのは多分に中国の怪異伝の影響が
あるといわれます。
人里近くに住み、夜な夜な家畜を脅かしては白い尻尾の残影
とともに掻き消える・・・これは西洋の狐も同じことなのですが、
それに対する畏怖感情の帰趨がキリスト教圏と東洋では異なって
いたのです。
端的に言ってその違いは何か。
祖霊・人霊・自然霊などを手当たり次第に祀り上げる日本や
中国では、当然のごとく狐自身に霊格を認めていました。対して、
神の位格を厳しく制限したキリスト教圏では、そのような霊的
存在は許されません。唯一(三位)の神か、それとも悪魔か、
どちらかです。
ケルトなどに見られる土着の神々や精霊なども、本来であれば
伝道師の布教とともに根絶されなければならなかったのですが、
文化風土と深く一体化していたため名目上悪魔として生き残る
ことを黙認されたといっていいでしょう。
したがって狐やその他の生き物が特殊な魔力を発揮するには
悪魔の手先として、その憑依による以外にはありません。
ですから西洋の狐は狡猾ではありますが、自前の魔力は持って
いない(持つことを許されない)のです。
一応狐の姿をした神様ならいます。
ギリシア神話に登場するバッサレウスです。
んでも
>>449の言うとおりキリスト教下ではこのトーテム神も悪魔扱いです。
無論、日本のお稲荷様も悪魔。
つくづくキリスト教ってケツの穴のちいせえ神様だなって思ってしまう。
とりあえず、近頃皆さんマジレスなさるという事はわかりました。
452 :
さく・え/ななし:2005/05/28(土) 13:21:42 ID:S6qmhjLM
>>449 >化ける狐は、本来であれば本居宣長の言うところの「迦微(カミ)」、
すなわち鳥獣木草の類を問わず、「尋常ならずすぐれたる徳(力)
のありて、可畏きもの」
「化けくらべ」でたぬきにだまされたり、「ずいてん」で小僧にだまされて酷い目に遭うキツネは化けることは出来てもとても上の定義に当てはまるとは思えないんですが。
「本来」の化ける狐じゃないってことなのかも知れませんが、だとすると何なのでしょう?
キツネが化けるための呪文は漢字で書かれているのではないでしょうか。
454 :
さく・え/ななし:2005/05/28(土) 13:42:00 ID:XeFx0kzc
3枚のお札からの質問ですが、お札は声を出したり、山や川に変身すると言う素晴らしい万能アイテムですが、
それなら小僧は最初から「山姥を倒すようなヒーローに変身しろ」とか言えばよかったのではないでしょうか?
おそらく恐怖のため冷静な判断ができなかったと思いますが。また、後から傍観者がけちを付けるのも失礼かとは思いますが。
>>454 3枚のお札の話を思い出してください。最後に山姥を倒したのはお寺の和尚さんです。
「山姥を倒すようなヒーローに変身しろ」と言うと、和尚さんが出てきてしまうのです。
和尚さんの言い付けを守らずに身の危険に晒された小僧さんは、
出来る事なら和尚さんの助けを借りずに事を収めたいと思ったのです。
まぁ結局、小僧さんの願いも虚しく山姥はお寺まで追いかけてきてしまった訳ですが。
>>452 化ける狐のなかで比べてしまえば確かに頼りないものも沢山います。
しかし「尋常ならず、可畏き」というのは、あくまで普通のありふれた
動物(あるいは他の自然物)が基準ですから、未熟者でも化かしあい
に参加するだけの力があれば十分なんです。
それどころか、別に化かさなくとも、ちょっと普通の固体と色が違うとか
(白蛇など)、並外れて巨大であるとか(霊木、神木の類など)の要素
があれば、古来の感覚でいう「カミ」の資質を備えているということです。
西洋の神様とは違い、決して超越性を期待されているわけでは
ないということですね。
457 :
さく・え/ななし:2005/05/29(日) 00:01:02 ID:Fb8K2BM/
>>455 454ではありませんが思わず爆笑してしまうくらい大受けしました。
話は違いますが、「どろんこハリー」の飼い主達はハリーが泥だらけになっただけで自分達の家の飼い犬だと見分けられなくなっています。
何週間も家出していたならいざ知らず、外へせいぜい数時間遊びにいってただけなのに同じ屋根の下で毎日一緒に暮らして犬との関係が濃密なはずの欧米人にしてはちょっと薄情じゃないでしょうか?
>>457 では、貴方は泥まみれの犬を見分けられるとおっしゃるか?
俺は猫好きだが自宅で飼ってる猫とそっくりの猫を何度も見かけたぞ。
そういうもんですよ。外国人が同じ顔に見えるとか、他種族の細部は見分けづらいものです。
459 :
さく・え/ななし:2005/05/29(日) 11:58:51 ID:u48zjuj4
ポプラ社の名作、「後から前から」に出ていた元アイドル女優は歌詞の意味に気づいて歌っていたのですか?
460 :
さく・え/ななし:2005/05/29(日) 18:58:10 ID:RrMOKoFW
>>458 うちの猫は家出して1年2ヶ月経ってからメチャクチャボロボロドロドロになって帰ってきたけど、見分けがついたけどな。
あなたもよその家の猫を自分の猫と見間違えることはあっても自分の家の猫がわからないということはないと思いますよ、多分。
スレ違い失礼。
>>459 残念ながら、私はその本は未読ですが、
元アイドル女優はきっと気付いていたと思いますよ。
芸能界というのは、そういう所です。
どんなに華やかに見えても、裏に回ればドロドロした世界です。
多少のえげつなさは、麻痺してわからなくなっている事でしょう。
462 :
さく・え/ななし:2005/05/30(月) 21:46:54 ID:jXLaTUKu
「金太郎」のお母さんは息子の金太郎が源頼光の目に留まって家来として都に連れて行かれることになっても腹掛けのまんまで送り出しますが、普通、ああいう場合は無理してもそれなりの格好を都合するものじゃないでしょうか?
源頼光の目にとまったのは、腹掛け姿の金太郎なのです。
いやむしろ、金太郎の腹掛けなのです。
腹掛けをしていない金太郎は、
薪を担いでいない二宮金次郎みたいなものです。
ただの本の虫を、誰が銅像にしようと思いますか?
そんな訳で、金太郎を腹掛け姿で送り出した母は
正しかったという訳です。
464 :
さく・え/ななし:2005/05/31(火) 04:52:24 ID:1GDcNXWG
>>462 所詮お母さんは山姥なので、金が無いと思います。でも、都に行ったとき、いい年した子が腹掛けなんて名将源頼光の顔に泥を塗ると思いますから、せめて毛皮でつくった服で送っても良いと思いますが、私はおそらくこう思います。
腹掛けは実の両親の形見なのです。これを語るためには、金太郎のもうひとつの謎を語らなければなりません。それは、「金太郎は、何故、<金>太郎と呼ばれるのか? 桃太郎は桃から生まれたから。浦島太郎は本名が浦島子だから。
力太郎は力持ちだから。はい、金太郎は、何故、<金>太郎と呼ばれるのでしょう?
続く
465 :
さく・え/ななし:2005/05/31(火) 14:14:40 ID:1GDcNXWG
さて、ここで、金がいるならセットで銀もいるのではないか?と思った方がいらっしゃるのではないでしょうか? そうです! 金太郎は双子で、銀太郎と言う弟がいたのです!
では、彼はいずこに? ところで金太郎は捨て子で山姥に拾われたのですね。
何故捨てられたか、理由に双子と言うキーワードが絡んできます。
@双子は古来不吉なものとして忌み嫌われていたため、金太郎の方が捨てられた。
双子を不吉としてみるのは、かなり高い身分の人ゆえ、この説で行くと、金太郎は公卿の子か、有力な武家、豪族の子の可能性がある。
しかし、双子を不吉なものとみる風習は江戸時代の頃ゆえ、否定的であろう。
A双子を生んだが、何分貧しい生活ゆえ、山に捨てた。それが金太郎。
こちらの説の方が有力でしょう。腹掛けはせめて親の形見にと、赤ん坊の金太郎に残した産着からつくったと思われます。
お分かりですか、金太郎はこの腹掛けを行く先々でアピールし、自分の両親を見つけ出そうと思ったのです!
続く
466 :
さく・え/ななし:2005/05/31(火) 15:59:11 ID:1GDcNXWG
では、弟の銀太郎はどうなったのでしょうか? 実は恐るべき運命の歯車が二人に待っていたのです!
実の両親の元で暮らしていた銀太郎。しかし生活は苦しく、困った末両親は銀太郎をお寺に稚児として差し出しました。
彼に恐るべき運命が待ち構えているとも知らずに…..。
稚児として暮らすようになった銀太郎はすくすくと育ち、やがて水もしたたるいい美少年になりました。
こうなると禁欲生活を強いられている坊主達は放っておきません。夜な夜な皺だらけの爺坊主や先輩坊主達に弄ばれる毎日です。
まさに、生き地獄です。しかし銀太郎は自分だけ我慢していたら里の両親に付け届けを送れる、苦しませずにすむ、と思い我慢の毎日。
しかしあるとき銀太郎は坊主達が酒盛りしているときにふすまの陰から聞き、知ってしまったのです! 里の両親には付け届けなどされておらず、
両親が病気になって何度使いが来ても、坊主達が「銀太郎は会いたくない、修行の邪魔だと言っている。」と言って追い出していたのです!
結果両親は銀太郎に会えず死んでしまいました………………。
それを聞き、我慢に我慢を重ねていた銀太郎もついに怒りました! 気がつくとお寺中血の雨! 怒りに燃え、ジェノサイドしたのです!
そのときの銀太郎の顔は悪鬼そのものでした。
続く
銀太郎ってジャンプ漫画の剣の腕だけは滅法強い糖尿の主人公、坂田銀時の事でしょうか
↑の論理に従うと金太郎は「金魂」になってしまい発音できません。理不尽です。
469 :
さく・え/ななし:2005/05/31(火) 18:53:26 ID:DBKVVYoI
470 :
さく・え/ななし:2005/06/02(木) 20:59:50 ID:mHwNqU3A
「浦島太郎」の童謡の一節に「タイやヒラメの舞い踊り」とありますが、タイはともかく海底に平べったく張り付いているヒラメが舞い踊る姿はイメージしにくいんですが。
どうして数ある海の生物の中でもよりによってヒラメがダンサーの役についたのでしょうか?
ヒラメはヒラヒラと波打つように泳ぎます。
服の裾をひらめかせて踊るダンサーとイメージを重ねてください。
>>470 マジレスですがヒラメ釣りの餌には生きたイワシがよく使われます。
つまりヒラメは実はよく泳ぐ魚なのです。
それに、エンガワのひらひらした動きや、表側と裏側の色のコントラスト等、
ヒラメはダンサーの素質十分といえます。
>>470 ふだんの生活スタイルからはイメージしにくいかもしれませんが、
ヒラメだってやるときはやる子なのです。
タイは体を左右にくねらせて泳ぎ、ヒラメは体を上下にくねらせて泳ぎます。
竜宮城では、両者合わせてものすごく立体的なダンスシーンが展開されていたのですね。
「月日のたつのも夢のうち」な訳です。
474 :
さく・え/ななし:2005/06/04(土) 14:47:51 ID:ZW7ni0RO
>竜宮城では、両者合わせてものすごく立体的なダンスシーンが展開されていたのですね。
「月日のたつのも夢のうち」な訳です。
なんだか、実際に見たくなりますねー、そういう風に説明されると。
で、浦島太郎が竜宮城に居続けた主な理由はタイとヒラメのダンスショーにはまりこんで、ということでいいのでしょうか?
正確には地上の貧乏暮らしでは到底味わえない、ご馳走、美酒、美女(乙姫)の酒池肉林退廃的生活。
476 :
さく・え/ななし:2005/06/04(土) 23:59:16 ID:boUTpM8x
西遊記で、三蔵の弟子の悟空・八戒・沙悟浄は妖怪が出るたびに一生懸命戦うのに、馬になった竜(確か竜白という名)は全然戦ってない気がします。
根性まで馬になったのでしょうか?竜ならでかいから姿出しただけで妖怪たちは逃げる気がしますが?何かの本で竜王の息子と読んだのですが、少しでも役に立ったことはあるのでしょうか?
基本的に師匠の三蔵の護衛です。
仮にいくら弟子の個々の戦力が高かろうと
人間である三蔵を攻撃されては一たまりもありません。
何度かミスをして三蔵をさらわれてしまったようですが、
無事天竺まで彼を送り届けた竜は立派に任務を果たしたと言えるでしょう。
第二シリーズでは藤村俊二に変身できます。
479 :
さく・え/ななし:2005/06/05(日) 15:49:06 ID:LkCDvzxV
雨も降らせない役立たずです。
俺が読んだ漫画では三蔵と合体して「龍人」となって前線に立ってたぞ。
私の読んだ漫画では「封神演義」のラスボスは宇宙人になっていましたよ。
482 :
さく・え/ななし:2005/06/06(月) 20:27:33 ID:ve8vyiJf
ある漫画では最後だけ竜になり、ある劇画では悟空の師匠です。
ある漫画では七つの玉で何でも願いを叶えてくれましたが。
485 :
さく・え/ななし:2005/06/07(火) 00:30:39 ID:d+MbW/Oe
飯食わぬ女房は後の大きな口から魚を食べるというので、それから考えると彼女の脳の容積は一般人より小さいと推測される。
すると一般生活に支障がかなりあると思えるがいかに?
どうせ人間脳の8割は使ってないのです。
脳の容量がちょっと少なくてもフル活用すれば問題ありません。
むしろ体の仕組みが複雑ですから自律神経系は常人より発達してる可能性もあります。
広く脊椎動物を見渡しても口が二つある生物は存在しません。
よって、人間に近い形状だからと言って脳が頭部にあるとは限りません。
頭部に詰まっているものは胃袋であり、
中枢神経は腹部に納まっていると考えられます。
ヒトデとイカを合わせた感じですね。
488 :
さく・え/ななし:2005/06/07(火) 12:53:27 ID:d+MbW/Oe
ポプラ社の日本3大絵本として有名なのが、「桃太郎」、「田螺長者」、そして「団地妻・真性マゾヒスト」であることはいうまでもありませんが、
「団地妻・真性マゾヒスト」だけはどこを探しても見つかりません。絵はまんが日本昔話の絵だそうです。内容知っている方は御願いします。
489 :
さく・え/ななし:2005/06/07(火) 20:25:15 ID:8g7243eM
488に挙がってる「たにし長者」で思い出しましたが、どうして昔話のメインキャラは世の東西を問わず、たにしとか、猫とか、馬とか、白鳥とかの異類を喜んで伴侶にしたがるのでしょうか?
490 :
さく・え/ななし:2005/06/07(火) 20:56:07 ID:d+MbW/Oe
発想が逆です。
異類をめとった人間が珍しいので昔話として残されたのです。
種の垣根を越えた恋愛を認めるとは昔はおおらかな良い時代だったのですね。
492 :
さく・え/ななし:2005/06/09(木) 01:46:47 ID:ZwT138Jz
岩手のオシラ様伝説では、人間の娘と雄馬が結婚します。人間の娘なのに雄馬に騎上位とはこれいかに。
マッチ売りの少女
マッチの他に売れるものなかったんかいな
494 :
さく・え/ななし:2005/06/09(木) 19:49:02 ID:quWMr/Gv
>>493 彼女の年では売春はまず児童保護条例に引っかかってしまいますから。
>>493 残念ながら舞台設定はクリスマスイブですから、
春を売ろうにも季節はずれだったんですね。
>>493 放火→火事場泥棒→盗品売買 ができるようなタマだったら
あんな境遇に甘んじたりはしません。
身よりも無い貧乏な少女ですから
春は売るまでも無く力づくで奪えば
良いだけなので商品価値はありません。
498 :
さく・え/ななし:2005/06/11(土) 20:55:17 ID:CvHTqCbO
>>497 >身よりも無い
あれ?
彼女は父親にマッチ売りやらされてたんじゃなかったっけ?
>>498 確かそうだね。
まあ、もう少し育てば、
親父に強姦され→売春させられ→病気に感染→家から追い出され→死亡
の恐怖5連コンボが待っていることは想像に難くないので、死んだ方がマシだったかも…。
501 :
さく・え/ななし:2005/06/13(月) 21:00:28 ID:PzRu7r2H
「ドリトル先生」の中に前後ろ反対向きに山羊の上半身がくっついた「オシツオサレツ」という珍獣が出てきますが、上半身だけで排泄はどうなっていたんでしょうか?
排泄とは、食べたもののうち消化し切れなかった部分を体外に捨てることですよね。
ということは、食べたものを100%消化しきってしまえば排泄物は発生しないわけです。
普通の山羊も食べた草を反芻して消化効率を上げますから、
体の両端に口のついているオシツオサレツは、ものすごく反芻して
徹底的に消化するのでしょうね。
え?それでも消化し切れなかった分?
前後の真ん中に排泄口があるんでしょう、多分(強引な解釈だいなし)
503 :
さく・え/ななし:2005/06/13(月) 23:48:45 ID:LsKpY5MK
「オシツオサレツ」についてもう一つ質問です。
生殖についてはどうやってたんでしょうか?
カタツムリのように首の横に交接管があります。
そこで精子の交換を行っています。
また、胃袋は消化器には繋がっておらず
胃のみで消化吸収を行い、
残りカスは吐き出しています。
孫悟空とか、邪悪な所業を行なった魔物が罰を受けて何年も生きて意識のあるまま
岩に封じられ続ける話がよくありますが、トイレはどうしているのですか?
ずっと垂れ流しですか?
506 :
さく・え/ななし:2005/06/15(水) 19:38:19 ID:YeYa+eG+
>>505 魔物は人間でもほ乳類でもそれ以前に動物でもないので、自然科学上の生物的な生理は関係ありません。
身動きを封じられて不自由な思いをするだけでなく、
垂れ流しで惨めな思いをするのも邪悪な所業に対する罰のうちです。
どうせ排泄があるのも最初の数日のことですし。
浦島太郎
絶対開けてはいけない玉手箱。・・・一体何でそんなもの持たせたんだろう。
別のみやげクレよ。
509 :
さく・え/ななし:2005/06/16(木) 20:24:55 ID:lLLfJP6m
>>508 あれは「みやげ」ではありません。
浦島太郎が竜宮城に帰還して永住する資格があるかどうか見極めるための試験用具です。
>>508 とりあえずこのスレを「玉手箱」で検索してみよう。
511 :
さく・え/ななし:2005/06/17(金) 01:55:20 ID:sepiPH4n
鶴の恩返しですが、決して除かないでといわれれば覗きたくなるのが人情です。どこかでこっそり羽毛を抜いてから人になって布を織ればいいと思いますが、どうでしょうか?
また、鶴は最後飛んでいったとかいてますが、たくさんの布を織るためにはそれだけ多くの羽毛を抜かなければならないと思いますが、そんなことしたら飛んで行けないと思いますが?
基本的には鶴ですから細かい作業は鶴形態の方が得意です。
生命体が自在にトランスフォームするという事は、アメーバのような軟体が状況に応じてその形態を変えるという事です。
すなわちそう言ったアメーバ状の体を持つ希少種だったのでしょう。
そしてアメーバのような原始生命体は分裂を繰り返す事で個体数を増やす事が出来ます。
すなわち、こういう行程です。
1・体から羽状のアメーバの塊を切り離す。切り離した部分は時間と共に増殖によって再生する。
2・羽は勝手に増殖。
3・織る
すなわち羽の数は全然減っていないのですから飛ぶのに支障はありません。
なあに、最初に羽部分を全部パージするだろ。
その後、羽部分と本体がそれぞれ分裂を開始。
羽が生えそろったらまたパージ。
1→2→4→8と倍々で数が増えるので40分ぐらいである程度材料がそろったら作業開始。
作業中にも材料は勝手にガンガン増えていくので問題はない。
大体織機だって旧式の手でやる奴だし。
515 :
さく・え/ななし:2005/06/17(金) 12:35:07 ID:sepiPH4n
傘地蔵は宝物をどこから持ってきたのですか?
過去にお供えされた小銭をこつこつ貯めておいて、ここぞとばかりに使いました。
罰当たりな連中を成敗して巻き上げたものです。
意外と武闘派ですね。
サラ金です。
519 :
さく・え/ななし:2005/06/17(金) 23:15:05 ID:sepiPH4n
再度質問ですが、傘地蔵は全身石でできているくせに、どうやって荷物を運べたのでしょうか?関節があったのか、足にC-3POみたいな車輪があったのか?雪道大変そうですね。
>>520 雪の上に地蔵が乗っかった時点で、地蔵自身の重量エネルギーで融雪されます。
その上を滑っていったのでしょう。
要するに、スキーの原理の応用です。
表紙でいきなりネタバレしている
>>520の本が理不尽です。
523 :
さく・え/ななし:2005/06/18(土) 14:50:34 ID:L4MxDOnL
長靴を履いた猫は何故、長靴を頼んだの?雨降っていたのか?
524 :
さく・え/ななし:2005/06/18(土) 17:10:19 ID:0IubKO3n
>>523 あの猫の国では長靴はある程度の身分や資産を持つ者だけがはく、一種のステイタスだったのです。
人間社会で働くためには長靴はいて権威付けする必要があったのです。
かつて、悪魔は山羊のかかとを持つ、と言われていました
かかとと言うものは、それだけで人間かそうでないかを見分ける、一つの特徴だったのです
そもそも猫は魔の化身として扱われることがままあった
そのため、猫は足をすっぽり隠して、人間に成りすますための道具がどうしても必要だったのです
自分が悪魔だと言うことを知られては、猫にとって都合が悪かったのです
526 :
さく・え/ななし:2005/06/19(日) 11:14:41 ID:4XbFbvo/
>>525 ベラルーシの昔話に「猫のマクシム」という「長靴をはいた猫」とほとんど同じ内容のお話があります。
猫のマクシムはペローの長靴猫と全く同じことをやってますが、長靴をはいていません。
どうしてでしょうか?
527 :
さく・え/ななし:2005/06/19(日) 11:25:38 ID:zLDX7Zq0
エアマックス履いていたからです。
ちびくろさんぼの虎はなんでバターになったの?
529 :
さく・え/ななし:2005/06/19(日) 13:02:55 ID:zLDX7Zq0
ナイス質問
530 :
さく・え/ななし:2005/06/19(日) 17:12:49 ID:B8huPWI+
>>528 もともとバターで出来ていたから回転熱で溶けただけです。
え?バター製の虎がしゃべったり動いたりしない?
もともと人間の言葉をしゃべるはずのない虎がさんぼと会話してるんだから、何だってアリですよ。
>522
そのとおりだ!
>>530 非常に惜しいので補足します。
ちびくろさんぼを襲った4匹のトラたちは、もともとバター(インドではギイといいます)で
虎型に作られた使い魔だったので、回転熱で溶けてしまったのです。
使い魔だったのでしゃべったり動いたりしたのですね。
え?じゃあその虎型使い魔を作ったのは誰か?
……術者を解明する前に食べられちゃいましたからねえ。
533 :
さく・え/ななし:2005/06/20(月) 01:44:40 ID:SYkoZ1sc
>>532 バターでつくられた犬のほうがいいと思います。
アンパンマンのチーズは「チーズとバター3分の1」で出来ています。
535 :
さく・え/ななし:2005/06/20(月) 11:50:18 ID:SYkoZ1sc
ジャムおじさんの脳漿はジャム。へ〜〜〜
536 :
さく・え/ななし:2005/06/20(月) 12:51:13 ID:A/dUTZTq
あの虎と言うのは、白人大国への暗喩なのです
武力での脅しに虐げられてきた黒人種族が、駆虎呑狼の刑を用いて、大国同士を食い合いさせ、最後に自分達が全てを得ようとするという、メタファーが存在するのです
サンボとは、本当は産母と書き、新しい国を生み出す母としての役割を持っているのです
そう考えると、身包みを剥がされたサンボというのは、とてもエロチックな何かもあるようですね
この本が発禁にあったのは、その計画を知ったユダヤ系アメリカ人が、その計画を未然に察知し、潰そうとした、という単純な背景ではありません
むしろそれを知られることを恐れた黒人組織SAN-BO(SUPER AFRIKANA NATURE BELIEVE ORGANIZATION:超アフリカ自然信仰団体)の工作員が、差別をでっち上げてこの本の流通を阻止したのです
全く、国際社会というのは、生き虎の目を抜くようですね
>>537 超アフリカってw
中央アフリカとか北アフリカとか順当なSでなく、いきなりスーパーかよ。
>中央アフリカとか北アフリカとか順当なS
??
540 :
さく・え/ななし:2005/06/20(月) 19:34:42 ID:7gVOOz3e
>>534 実はチーズ以外はすべてジャムおじさんの妄想の産物だから。
チーズだけはジャムおじさんの実在の飼い犬なので妄想の中でも現実に即した状態で登場しているのです。
541 :
さく・え/ななし:2005/06/20(月) 19:37:02 ID:7gVOOz3e
ちなみに中央はcenterだからCで、北はNだけど…
南はSouthだからSでいいけど。
なんかもうなにがなんだか
544 :
536:2005/06/21(火) 00:36:46 ID:9ebk9Xzx
>>540 dキュー
その話の限りではジャムおじさんが実はシャブおじさんであるという説は真実なのでしょうか
実はアンパンマンの世界は、交通事故で植物状態になった
パン屋さんが見ている長い長い夢だったのです。
ああ、アンパン(シンナー)マンにバタ子(道端の女、売春婦の意)の登場するアレか
547 :
さく・え/ななし:2005/06/21(火) 13:19:32 ID:0oe2daU2
ギリシャ神話のメドーサ嬢ですが、シャンプーのとき髪(?)が暴れたり噛み付いたりして大変そうですね。床屋に嫌がられそうだし。まだうら若い乙女なのに可愛そうです。
蛇が勝手に脱皮して綺麗になるので
シャンプーの必要はありません。
>>547 メドーサは、美しいことを自慢しすぎた高慢な娘が、神の呪いで醜くなりました
女性の美しさの一つに髪の美しさが上げられます。その髪が蛇と化したということは
>>547の言う通り、髪を洗えない、ということ。すなわち美しさを保てないと言うことです
何しろ神様のなさることですから、仕方ないのです
脱皮するからいつでもキューティクルキューティクルすべーすべー
見た奴は石になるので
見ようとする奴はいません。
だから手入れをする必要もありません。
キモオタと一緒ですね。
552 :
さく・え/ななし:2005/06/22(水) 01:39:13 ID:edmpZpW2
知り合いのピノキオは、うそをつくと鼻ではなく、下半身が伸びます。とくに妄想してあの子をこういう風に攻めたいとか考えると伸びは大きいです。
大丈夫でしょうか?
>>552 それはピノキオによく似たペニキオ種ですね。
手元の資料によると、第二次性徴の典型的な特徴として
ウソをつくなどの心理的興奮状態にある時に下半身の伸張が見られるようです。
ちなみに、ペニキオ種には必ず監視役の女神が1人付いているそうなので、
知人のペニキオ種をダシにして女神様とお近づきになるのもいいかも知れません。
どうせその女神様は中古品だし。
わざわざ大きくしてカミングカミングオーマイガッオーマイガッって感じだろ。萎えるわ〜。
555 :
さく・え/ななし:2005/06/22(水) 18:53:08 ID:edmpZpW2
「ハーメルンの笛吹き」ですが、あの鼠は町で発生したからドブネズミが疑われるのですが(あくまで推定ですが)、ドブネズミは水辺を住処とするので、川に流されて溺れてしまうとは考えにくいのですが?
556 :
さく・え/ななし:2005/06/22(水) 19:47:16 ID:iZpIuNeL
>>555 マジレスですが、あの時代にはドブネズミはハーメルンも含め、ドイツにはいませんでした。
ドイツには17世紀になってから、ロシアからボルガ河渡ってやってきたのです。
と、いうわけであなたの推測は成り立ちません。あしからず。
>>555 ねずみは水中に住むわけではありません
えらもついておりませんから、水中に沈められれば溺死してしまうでしょう
便乗ですが、大量に連れ去られた
少年少女のその後の行方がようとして知れません。
余りに理不尽です。
ドイツ騎士団の東方植民説は有名すぎるかな?
生活の厳しい辺境開拓団というのは最初から
子供を連れ歩くわけにはいかないので、定着段階
の地域には世代補充のため周辺地域から子供を
集めて行ったという。
>>558 音楽の名人にネヴァーランドに連れて行かれてしまったのです
諦めるしかありませんね
561 :
さく・え/ななし:2005/06/23(木) 13:51:49 ID:FuR0VSKY
当時の食糧危機のため、子供を口減らしのために捨てたのを、罪悪感なくすために「笛吹き」という伝説を作ったと思います。
「かちかち山」で狸が婆さんを殺して肉を食わせたのも、飢饉のため人肉を食ったのを伝説にしてごまかすためらしいですよ。
いやハーメルンての笛吹きって、実際にあった話って聞いたけど。
その関係で音楽演奏を禁ずる街路があるよ。ドイツに。
ハーメルン(はーめるん)Hameln
ドイツ北西部、ニーダーザクセン州の郡庁所在都市。人口5万5800(1985)。
ハノーバー南西方約40キロ、ウェーザー川の河畔に位置する。中世の最重要
軍事道路ヘルウェークが、ウェーザー山地中でウェーザー川を越える地点に発生し、
1200年ごろから計画的に建設され、商業が栄えた。鉄道の交差点をなし、木材加工、
食品、じゅうたん、陶器などの工業が行われる。
1284年、この町で130人の子供が行方不明になった。その原因については、ドイツの
東方植民や少年十字軍に関連づけて説明されているがさだかではない。この事件が
「ネズミ捕り(笛吹き)男」の伝説となり、グリムの童話やブラウニングの詩に取り上げ
られて、この町の名は世界中に知られるようになった。市内にはウェーザー・ルネサン
ス様式の「ネズミ捕り男の家」(1602〜03建築)などが残り、6〜9月の日曜正午にマル
クト教会前で伝説にちなむ寸劇が演じられる。
564 :
さく・え/ななし:2005/06/23(木) 21:08:20 ID:+nf1aKLJ
>>563 東方植民説や少年十字軍説の他に集団誘拐事件説や山に入ってそのあと穴ぼこにおっこって集団事故死説もあるらしいね。
性奴隷か…、恐ろしい話だな…。
と前のレスを重々承知で言ってみる。
童話に隠された秘密を暴くスレになってる……
本当は恐ろしい2ちゃんねる
568 :
さく・え/ななし:2005/06/24(金) 00:54:39 ID:63guHpe+
こぶとりじいさんのこぶは取ることはできても、くっつけることは不可能かと思いますが...
手術で移植でもしない限りは。
こぶに擬態した寄生生物(ヒルの仲間)ですから。
>>568 85年に発生した日航123便墜落事故を覚えてますか?
あの時、客席前方には最大300G近い圧力がかかったそうです。
で、どういう事になるかというと…
「どうも頭のすわりが悪いと思っていた。頭蓋部を開いてみたら、
大脳が左3分の1ぐらいに圧縮されていた。」
「1人の遺体のはずなのに、何故か目が三つある。
調べてみたら、後ろの客の眼球が飛び出して前の客の頭にぶつかったらしい。」
「遺体の頭の形がどうもおかしいと思い、丹念に解剖していった。
どうやら、夫婦で抱き合ったまま地面に激突したらしく、お互いの身体がめりこんで
1人の遺体のように見えた。聞けば新婚だったとか…。」
(参考文献:「墜落遺体」飯塚 訓)
という事で、すさまじい衝撃でぶつかった肉片同士は
その状態のまま癒着しあう傾向にあるようです。
当時、ヲニはかなり悪酔いしていたようで、力の加減などおぼつかなかった事でしょう。
すさまじいGでぶつけられた瘤は、そのまま爺の頬に癒着してしまったのです。
よくまぁ、爺の頭部が破裂しなかったものだと思います。
基本的に免疫機構による拒絶反応が起こらなければ
他者由来の細胞もその生物の中で生きて行けます。
また、異なる組織同士であっても条件次第では
接したままで癒着を起こしてくっついてしまうこともあります。
鬼はこぶの免疫を抑制し、切断面の細胞の増殖を活性化させたと考えられます。
「ねずみの嫁入り」で質問です。
ねずみの花嫁に最高の婿を探すお話なのですが
結婚するからには子孫を残すことが前提だと思います。
明らかに生殖応力の無い土塀等を
婿に選んで一体どうするつもりだったのでしょうか?
非情に理不尽です。
573 :
さく・え/ななし:2005/06/24(金) 23:41:40 ID:g//MWtx2
>>570 よくよく読んだら、Gと爺をかけてるんですね。
なるほど。
>>572 ねずみは多産です。兄弟もたくさんいるし、数を増やすには事足りません。
それより最強の婿を一族に取り入れれば先行きが安泰になります。
575 :
さく・え/ななし:2005/06/25(土) 16:02:37 ID:wogil30c
ろくろくびの飛行の原理を教えてください。翼もなく。頭と長い首だけで飛ぶのは不自然です。
576 :
さく・え/ななし:2005/06/25(土) 16:42:39 ID:/ciSTSZV
>>575 弾が糸の付いた栓になってるピストン式の木製のおもちゃの鉄砲がありましたよね。
あれと同じ原理です。
糸の代わりになってるのは肉眼では見えにくい繊維質の器官。
>>575 アレは、頭に形成された反重力場を用いて、スタンドアローンで飛んでいるのです。
首はおそらく有線サイコミュの働きをしているのでしょう。
このタイプのろくろ首は、信号線の有効長によって活動範囲を制限されていたようです。
なお、この首はエネルギー供給チューブには使えません。
首が伸びていくたびにチューブの外壁はどんどん薄くなっていくはず。
一方で、エネルギー物質(おそらく液体)はその構造上、供給に際し加圧の必要が有り、
外壁耐圧の限界点を越えた時点で液漏れを起こしてしまいます。
実際問題、エネルギーを頭部スタンドアローンでまかなえる以上、
無線orテレパシーによる頭部制御さえ実現できれば、
首がワイヤード制御方式を取る必要性は薄く、
後期のろくろ首は頭部だけが飛んでいく方式に改良されました。
(手元の資料によると、中国発祥の「飛頭蛮」がルーツになっている模様です)
このタイプの弱点は、首の断面に金属が付着すると頭部の制御が困難になる点。
これもおそらく、付着した金属片が無線信号を撹乱してしまうためでしょう。
前スレ見てないんで同じ質問あったかも知れないけど
シンデレラ探しの方法に疑問。
シンデレラと同じ靴のサイズの女の人は他にいなかったの?
つーか王子はシンデレラの顔覚えてなかったんでしょうか。
逆に考えるとシンデレラの靴は
個人が特定できるほど靴のサイズが
特殊なものだったと考えることが出来ます。
中国ではかつて足の小ささは女性の美しさを示すものでした。
そのため幼少時から足に布をきつく巻いていき
足を強引に小さく留める風習がありました。
これは纏足と呼ばれ悪習として知られています。
シンデレラは中国人だった。
やはり中国は世界の中心だった。
つまりはそういうことです。
王子が顔がわからなかったのは
外国人の顔は皆同じに見えるため
判断がつかなかったためです。
>>578 男物の靴と女物の靴
同じ大きさでも、性別がかわるだけで履けなくなってしまうものです
王子様は何人もの女性と出会っても、まるで感心を示しません
これはつまり、女性に興味がなかったとも言えます
しかしなぜシンデレラを妃に選んだのか? ここに謎を解くもう一つの伏線があります
つまり、シンデレラは男だったのです
この靴が合うものが妃、と定めたのは、おそらく家臣達でしょう。男を妃にするわけにはいかないからです
「どうにかして、この靴と合う女性が見つかってくれ!! 」
それゆえ、義姉たちが無理矢理足を合わせたとしても、家臣は見て見ぬふりをしたわけです
義母がシンデレラを舞踏会に連れて行かなかった理由も、これで解決ですね
「ママハハの教育が悪かったから」などと、あらぬ疑いをかけられるのは、血のつながりのない子供を持つ親にとって辛いものですから
皆さん。同性愛は病気ではありません。もちろん精神病でもありません
マイノリティでも精一杯生きれる世界を作っていこうではありませんか
>>578 ガラスの靴は魔法使いのおばあさんが魔法でシンデレラの為に特別に作った物です。
魔法にも色々ありますが、カボチャの馬車などを作った時の手口から、彼女の魔法は「原料・媒介」を必要とする、原子配列変換系の魔法(錬金術など)であった可能性が高いでしょう。
ここまでを踏まえて考えてみましょう。
シンデレラのドレスはボロ服を変換した物です。
ではガラスの靴の原料はいったいなんでしょう?シンデレラは裸足でした。もうお判りですね。
ガラスの靴は「シンデレラの足の表皮」からできていたのです!だからこそ一見裸足に見えるガラスの靴などというデザインになったのです。
ですからシンデレラの足に完全フィットします。例えサイズが同じでも足が痛くてとても履いていられないでしょう。
何しろ骨の大きさ、皮の厚さ、足の形、全てにシンデレラとまったく同じ物が求められるのです。
指紋なみに本人証明となりうるでしょう。
仮に痛みを我慢して無理矢理履いたとしても、元が皮膚ですからたちまち拒絶反応を起こして、履いた者の足をダメにしてしまうでしょう…。
>>579 外国人の顔は皆同じに見えるため
ワロス
>>579 >つーか王子はシンデレラの顔覚えてなかったんでしょうか。
王子は脚フェチでした。
>>583 化粧して着飾れば印象なんてガラッと変わるし、実際に探す家来はシンデレラの顔なんて知らないし。
585 :
さく・え/ななし:2005/06/28(火) 03:31:46 ID:yuXV/oyq
ウサギと亀ですが、いくら亀ががんばって、ウサギが居眠りしようが、亀はウサギに勝てっこない気がします。だって、あののろさですよ!
ウサギがどう頑張っても追いつけない距離まで先行を許すまで
居眠りから覚めなかったのが、亀ののろいです。
あれはよく考えると策略です。
あの話だとカメの方から勝負を持ちかけています。
普通、自分が負けまくっているジャンルで勝負は挑みません。挑むのは大馬鹿野郎です。
それでも自信たっぷりに挑むという事は「勝算がある」という事になります。
カメが勝ったのはウサギが居眠りをしたからです。
「勝算」と言うにはあまりに不確実な理由ですね。
こう考えると「カメはウサギが居眠りする事を知っていた」という結論が出てきます。
つまりカメは勝負の前日、ウサギに睡眠薬の様な物を盛ったのです。
勝負中に眠気のピークが来るように薬の量を調節しておきました。
後は絵本の通りです。
このスレでも「ウサギが寝てるのを放置していくのはスポーツマンシップに欠ける」という質問がありましたが、当たり前です。
だってカメが企んだ事ですから。
勝負の世界は厳しいのですよ。
俺さ、ミドリガメ飼ってるけどあいつ結構早いぜ
まあウサギにはかなうまい。
>>578 ガラスの靴のサイズ、昔どっかの番組で
ディズニーに問い合わせても教えてくれなかったから勝手に独自で調べた結果、「16a」だった!
ってのを観たことがあります。
591 :
さく・え/ななし:2005/07/02(土) 21:11:53 ID:1hToW4k5
>>590 正直言うとかぼちゃの馬車はダサいと思います。かぼちゃの形なんですよ!
>>587 昔(25年くらい前かな?)、朝日新聞日曜版に
毎週ショートショートが載っていたのですが
その中の一つで、まさに「ウサギとカメ」をそう読んだのが
あったのを思い出しました。
勝ち目のない勝負をなぜ亀から持ちかけたか。
それは睡眠薬を使ってウサギが眠ってしまうように
しむけてあったから。
同様に、いつも営業成績の悪い○○が急にここ一番という
ところで勝てたのは、事前にそれに似た手回しをしていたから、
…というような話だったと思います。
594 :
さく・え/ななし:2005/07/03(日) 00:52:14 ID:08ngBGcJ
グリム童話の中でもNo.1のホラー「ネズの木」からの質問ですが、少年が転生した小鳥がうすを持って飛ぶのは納得がいきません。あんなでかいものを持って飛ぶ図は想像できませんし、科学的に飛ぶのは不可能でしょう。
靴でさえ、もって飛ぶのは難しそうですよ
595 :
さく・え/ななし:2005/07/04(月) 20:04:37 ID:5uLmurlA
>>594 少年が小鳥に転生することに比べれば、小鳥がうす持って飛ぶくらい、まだ、科学的には可能な範囲だと思いますが?
科学的に説明すれば、鳥は飛んでいるとき、その上の何トンもの空気を背負って飛んでいるわけで、10キロ程度のうすなんて楽勝です。
何トンもの爆弾を積んで飛ぶ「スズメバチ」だっていますからねぇ。
598 :
さく・え/ななし:2005/07/05(火) 11:07:52 ID:DBSYZuKf
599 :
さく・え/ななし:2005/07/05(火) 20:22:10 ID:gVp9BUrh
>>598 597がいってるのはそういう呼び名の戦闘機でしょ
600 :
さく・え/ななし:2005/07/05(火) 20:51:16 ID:DBSYZuKf
ゲーセンのドドンパチですか?
601 :
597:2005/07/06(水) 02:57:13 ID:???
NLP騒音とかで有名かと思ったんだけどorz
基地周辺民の間では悪名高き、FA-18という艦載機の別称です。
ほーねっと?
603 :
:2005/07/06(水) 18:45:15 ID:???
そです、ホーネット。
>>594 飛んでいる時は「グライダー」に変わる「グラインダー」だったという
説があります。
石臼だけに「ストーン」と落として「ざまぁみる!!(mill)」ということなのでしょう。
604 :
さく・え/ななし:2005/07/07(木) 19:29:09 ID:ad3bw41Y
ハチといえば、「みつばちマーヤ」では雄蜂も雌蜂も勇敢に闘ったり、働いたりしてますが、実際のみつばちは働き蜂は雌だけで、雄は別名「怠け蜂」というくらいで生殖以外には針で敵を刺すことも働くこともなんにもしないそうです。
マーヤの仲間の雄蜂たちがそうした種としてののシステムに逆らってるのはどうしてでしょう?
>>604 宝塚システムです。
生物学的・生殖機能的な性差とはとりあえず別に、
性格描写の方便として雌雄が描き分けられているのです。
とりあえず喧嘩っ早い乱暴者キャラクタを(擬似)雄としているのは
差別的な表現なので抗議すべきだと思います。
>>604 ひょっとすると「男っぽい女」なのかも知れませんよ。
レディースっていうかアマゾネース
607 :
さく・え/ななし:2005/07/09(土) 23:33:16 ID:Jxh3w43K
「ちびくろサンボ」の虎が溶けたバターは絵本で見る限り黄色一色ですが、黒の縦ジマの部分はどうなったんでしょう?
あのシマは表皮部分にプリントされているだけなので、
混ざってもあの色になります。
ときどきバターの中に黒い粒々が入っていることがありますが、
製造工程上原料の一部が残っているものです。
品質には影響ありませんので安心してお召し上がりください。
610 :
さく・え/ななし:2005/07/10(日) 21:52:17 ID:Z+0kDaX9
チルチル・ミチルは妖精に「青い鳥」探しの旅のお供として自分たちの飼ってる犬と猫をつけてもらいますが、あの二匹、ほとんどお供の役を果たしてないように見えるんですが。
猫に至っては故意に二人の邪魔をして回ってる始末だし。
あの二匹をお供に付けた妖精の真の意図は何なのでしょう?
思ったより使えなかった。
よくある事です。
612 :
さく・え/ななし:2005/07/12(火) 19:35:05 ID:cu28rS5j
童話じゃなくて、童謡についての質問なんですが、
「白やぎさんからお手紙ついた、黒やぎさんたら読まずに食べた
…黒やぎさんからお手紙ついた、白やぎさんたら読まずに食べた」
と延々とエンドレスに堂々めぐりする歌がありますが、あの歌の最初の白やぎさんから黒やぎさんにあてた手紙の「ご用事」はホントになんだったのでしょうか?
>>612 チェーンメールです。読まれなかったのはある意味幸運でしょう。
>>610 どんなものにも相性というのは存在します。
妖精にとっては使える犬猫でも
チルチルミチルには邪魔でしかなかっただけです。
617 :
さく・え/ななし:2005/07/13(水) 17:08:40 ID:EVqMqTAj
ぐりとぐらが最後のページで作っていた卵の殻カーはちゃんと動くんでしょうか?
だとすればエンジンはどこから持ってきたのでしょうか?
618 :
さく・え/ななし:2005/07/13(水) 20:48:10 ID:K1DRFx2z
>>617 強力ガラス繊維でくまに引っ張らせてます。
ほんとは次のページにクマが描かれてる所なのですが、紙面の関係で割愛されました。
割愛されたページ初公開
∩─ー、 ====
/ ● 、_ `ヽ ======
/ ( ● ● |つ
| (_入__ノ ミ おまえら食いすぎクマー
―――+_/ ノ /⌒l
/\___ノ゛_/ / =====
〈 __ノ ====
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\___) \ ====== (´⌒
\ ___ \__ (´⌒;;(´⌒;;
\___)___)(´;;⌒ (´⌒;; ズザザザ
620 :
さく・え/ななし:2005/07/14(木) 15:01:43 ID:HLRRKJ5p
河童が人間の尻に手を突っ込んで取る「尻こ玉」ってなんでしょうか?医学部学生ですが、解剖図鑑にそんなものありません。
迷信です。
622 :
さく・え/ななし:2005/07/14(木) 19:21:18 ID:XvCpCZI1
>>620 想像妊娠の場合の胎児と似たようなもんです。
河童に「尻こ玉」とられたらどうしよう、とビクビクしてる人間がたまたま水中で肛門に何かが接触・衝突したのを
「あっ、河童に尻こ玉取られた!」
と勘違いしたあげく、心臓麻痺おこして死んだのを「河童に尻こ玉を取られて死んだ」と解釈されたわけです。
>>620 近代医学を学ぶ若い学生さんにはショッキングな事実かも知れませんが、
ほんの数百年前の人の体には、取られると命にかかわる「尻小玉」という器官があったのです。
玄妙なる進化の結果、現存人類には尻小玉を持っている人の割合は
数千万人に一人という希少なことになっています。驚くべきは人間の進化の速度ですね。
人体からの尻小玉の消失に伴い、
尻小玉を重要な栄養源とする河童は絶滅の危機に瀕しているといいます。
多様な生物種が微妙なバランスを保っている生態圏のこととて、
関連種の進化に適応しきれない以上はある意味仕方のないことですが、
ある意味ヒト種の影響ですから、なんだか残念なことです。
よく知らんけど、溺死したら脱肛したりするんじゃないの?
それを見て尻こ玉取られたって言ったのでは。
実は「尻こ玉」とは「シリコンの玉」がなまったものです。
この伝承が発生した地域では男性器を誇示するために
シリコンを陰嚢に入れて大きく見せる風習がありました。
しかしこのシリコンは河童の大好物でもあったのです。
肛門から手を突っ込まれて陰嚢の玉を抜かれる……
これはもうショック死するしかありませんね。
医療系の便乗質問ですが、「サルの生き肝」という
得体の知れないものでしか治らない
乙姫の病とは何だったのですか?
栄養失調です。
竜宮の乙姫様だからといって、海のものばかりでなく
たまには陸のものも食べないと栄養のバランスが悪い、ということです。
古来より「人の生き肝を喰らう」という生き物は数多く報告されています。
まだ人間が地上の覇者でなかった頃の話です。
乙姫はその生き残りでしょう。
本当は人の生き肝を喰らいたかったのですが、退治されてはたまらんという事でずっと我慢していたのですが、遂に限界がきたのです。
そこで人の代用品として猿の生き肝を喰らうというものが治療法として選ばれたのです。
629 :
さく・え/ななし:2005/07/15(金) 21:03:34 ID:IW2zxsnT
>>626 民俗学的研究によると、乙姫の正体は亀だそうなので、いずれにせよ、カメ目のかかる病気なのでしょう。
630 :
さく・え/ななし:2005/07/16(土) 18:25:56 ID:htN7Xriz
「青い鳥」は主人公達にあちこち旅させたあげく、結局、青い鳥は自分の家にいたっていう結末ですが、だったら最初から青い鳥捜索の旅に出る必要ないんじゃないでしょうか?
上の方の書き込みにあるお供の犬・猫の件といい、探しに行かせた妖精ってなにかあの兄妹に恨みでも実はあるんでしょうか?
>>626 サル出自の病気で、人間に感染するものの代表例として
エボラ出血熱が挙げられます。
これはご存知の通り、全身から血液を噴出して死に至る奇病で、
現在もアフリカを中心に猛威を振るっています。
この病気は重度の肝機能障害を併発するため、根治対策として
健康体のサルの肝臓を摂取させ、さらに体内で抗体を作るつもりだったのでしょう。
ちなみに手元の資料で、乙姫の全身に出血が見られません。
陸上であれば噴出した血液は皮膚に付着するなどしてしまいますが、
海中ゆえに血液は噴出したそばから海水に溶け込んでしまったため、
出血がビジュアル的にわかりにくかったものと推察されます。
≫630
私が幼いころに読んだ「同棲時代」という漫画での解釈ですが
作者は近親相姦による愛情が至上である主張しており
青い鳥は他ならぬチルチルとミチル自身を指しているそうです。
この旅はそれに気付くためのものなのです。。
犬や猫が妨害したがるのもよくわかりますね。
633 :
さく・え/ななし:2005/07/19(火) 22:24:45 ID:wN9RWxmo
>>632 つまらんつっこみですが、どうしてわざわざ旅をしないとチルチルミチルがお互い至上の愛情の対象ということに気付けないんでしょう?
日本などでは近代まで貧民街では住宅環境等の生活の劣悪さにより近親相姦はざらにあったと物の本で読んだことあります。
あの兄妹の家もかなりの貧困階級ですよね。家にそのままいても自然の成り行きで近親相姦に行き着いたんじゃないでしょうか?
>>633 人は果てしない苦労の末、やっと真実にたどり着く。
だからこそドラマチックなのですよ。
636 :
さく・え/ななし:2005/07/20(水) 20:19:10 ID:b48KWXUP
>>634 じゃあ、結局、家に戻ったら近親相姦はできないんじゃん。
632さんの解釈だとどうも破綻があるのでは…
>>636 己の真実に覚醒した子供は無敵です。
親を亡き者にして家を退廃の巣とするに何のためらいもありません。
638 :
さく・え/ななし:2005/07/21(木) 21:47:35 ID:wbqwfGxG
>>637 「青い鳥」が実はそんなに陰惨な結末だったとは…!
やっぱ、たきつけた妖精ってあの一家に恨みか悪意があったのかな?
639 :
さく・え/ななし:2005/07/21(木) 23:36:19 ID:Ie8uBh6r
小学校の夏休みの宿題ですが、吸血鬼がかがみに写らない原理、理由を教えてください。
640 :
さく・え/ななし:2005/07/22(金) 20:32:56 ID:6zR68WCu
>>639 そういう吸血鬼は実は存在していない、語り手の妄想だからです。
実体・実像がないんだから鏡に写りようがありません。
>>639 鏡に映らないという事は実態がないという事か、透明であるという事です。
しかし目には写るので透明ではあり得ません。
そこで考えられるのは「吸血鬼とは人間の脳に直接的に干渉する物体」という事です。
人間の目は反射光を受け取り、それを脳でリアルタイム画像処理する事で物を見ています。
すなわち、脳が誤動作をすれば、実際にはそこにない物を知覚する事が出来ます。
これを「幻覚・幻聴」といいます。吸血鬼は人間の脳に催眠暗示・テレパシーにより幻覚を見せる事で、人間のみにその姿を見せているのです。
吸血鬼は狼やコウモリに変身したり、体を霧状にしたり、死んでも灰の中から復活したりと姿を変容させます。
これは幻覚というイメージだからこそ可能なのです。
「血を吸われると吸血鬼になる」というのは、強くイメージを植え付けられて脳がそのイメージに捕らわれるからでしょう。
その証拠に血を吸われた人間は「レッサーヴァンパイア」と呼ばれるモノになるそうです。特殊能力を持たず、血を求めてうろつくだけの存在です。
鏡に写らない、流れ水が怖い、という弱点は、多分「吸血鬼」には「反射像」を再現する事が出来なかったのでしょう。
動く物体を他方面から見た映像を同時処理するのはむつかしいのです。
その欠点により「吸血鬼」は姿を写す水の周辺には出現しなかったため「流れ水が怖い」という事になったのです。別に流れ水に限らず水は苦手ですが。
人間社会が豊かになると生活に鏡が登場し、その欠点は露呈しやすくなったのです。
にんにくや十字架が怖いというのは根拠はありません。教会などがながしたデマでしょう。
ただし人間のイメージを利用しているため、「にんにくや十字架が怖い」という情報を強く信じていれば、幻覚対策には効果があるかも知れません。
太陽光線を浴びると灰になるというのは、多分日差しが強いと催眠状態が弱まって幻覚が崩れてしまうか、
「吸血鬼」が紫外線に弱いという事でしょう。目に見えないサイズの生命体は紫外線に弱いですから、「吸血鬼」がそう言う細菌の仲間である可能性もあります。
未知との遭遇って映画見ました?
あれは異星人が一方的に人間に映像イメージを送りつけてました。
それと同様の能力かも知れませんよ。
まだまだ吸血鬼には謎が一杯です。
鏡つながりで「鏡の国のアリス」での質問ですが
鏡の中の世界は表の世界と似て非なるものでしたが
手鏡を手にどう頑張ってみても違う世界を見られませんでした。
非常に理不尽です。
643 :
さく・え/ななし:2005/07/23(土) 04:29:48 ID:2epFPAPg
エスカレーターで、女子高生の下で手鏡を持って覗けば、現実にはなかなか体験できない違う世界にいけますよ。
留置所、裁判所といった世界です。ただ、ワールドビジネスサテライトの世界には二度と行けないでしょう。
鏡のあるところでは、表の世界から見られることが解ってるので、みんなちゃんとそれらしく演じるんです。
某国におけるテレビカメラなんかと同じです。
645 :
さく・え/ななし:2005/07/23(土) 20:57:02 ID:JT4/4UTS
>>642 マジレスすると、あれは実際の鏡の向側ではなく、アリスの夢の中の世界だから。
アリス自身が潜在的にイメージしていた鏡の国が夢となって表現されただけです。
646 :
さく・え/ななし:2005/07/24(日) 22:06:07 ID:TuSmEiIJ
北原白秋作詞の童謡「赤い鳥」
赤い実食べたら赤くなり、青い鳥食べたら青くなるって、本気で言ってるんでしょうか?
もし、子供だからデタラメかいてもかまわないだろうっていんなら、これまたバカにした理不尽な話だと思うんですが。
その実に含まれていた植物アルカロイドによる
中毒死による症状です。
「赤マント」といっしょですね。
648 :
さく・え/ななし:2005/07/25(月) 04:50:45 ID:UiCQwh3X
649 :
さく・え/ななし:2005/07/25(月) 21:43:37 ID:C4HL3PQm
たまには真面目な質問します。アダムとイブの子、カインとアベルですが、カインは農夫に、アベルは羊飼いになり、カインはその農作物を、アベルは羊の群れの初子をヤハウェに供えました。
ところが神様はアベルの供物を頂いたけど、カインの供物はもらいませんでした。結果(これが理由なのもひどいが)カインはアベルを殺害という、殺人犯第一号になったわけですが、
なぜ、神様はカインの供物をもらわなかったんでしょう?
650 :
さく・え/ななし:2005/07/25(月) 22:03:19 ID:M2ZF1pK9
>>649 あの神様はすごい偏食家で、肉は大好きだけど、野菜は大嫌いだったからです。
一言でいうとお子ちゃまですね。
旧約聖書の中でやってることみればよくわかります。
651 :
さく・え/ななし:2005/07/26(火) 17:27:51 ID:B+MrkGhM
「ハーメルンの笛吹き」は約束の報酬をもらえなかった報復として町中の子供達を全員笛で操って連れ出してしまいますが、それほど子供には効果のある笛の音が大人には誰一人作用を及ぼさなかったのはなぜでしょう?
>>649 わたしは へいわな せかいに あきあきしていました
だから きょうだいげんかを つくりだしたのです!
つまりは なにかんがえてんだ と言うことです。
>>651 実際には大人も操れましたが
「むさいジジババは寝てろ」という事で連れて行きませんでした。
大量に連れ去ったみずみずしい肉体で
何を企んだかはご想像にお任せします。。
653 :
さく・え/ななし:2005/07/26(火) 20:30:19 ID:68gZ2tTk
>>652 >大量に連れ去ったみずみずしい肉体で
何を企んだかはご想像にお任せします。。
やっぱ臓器売買とか?
655 :
さく・え/ななし:2005/07/26(火) 21:51:29 ID:iT6xQa0W
>>651 笛の音が子供にだけ効果があったというより、なにせ田舎で何も娯楽がないとこですから、普段見られない笛の音を珍しがって子供たちがついて来たんでしょう。
ちんどん屋やサーカス、紙芝居に子供が群がるのと同じです。
ところで、私が子どものころ読んだやつでは、笛吹きは子供たちを連れて山に行くと、山は二つに割れ笛吹きと子供たちはその穴の中に入っていき、全員入ると山は元どうりになったとありました。
また、子供は全員誘拐されたわけではなく、寝ぼすけの子供二人は笛に気付くのが遅かった為、笛吹きたちとは離れて歩いたため助かったとありました。皆さんの中にこのはなしをご存知の方はいますか?
656 :
さく・え/ななし:2005/07/27(水) 00:15:03 ID:xmslFyMa
>>649ですが、正直理由を知りたいので、「どんな」解釈でもいいのでどしどし御願いします
>>649 信仰を試すためとはいえ「お前の息子を生贄に捧げろ」
と言う方なのでぶっちゃけ肉が好きなのでしょう。
また、家畜を育てるためには膨大な量の穀物が必要です。
それが今日の食糧不足の一因でもあります。
カインの供えた農作物とアベルの羊の食べてきた穀物を
単純比較してアベルに軍配を上げたのかもしれません。
神とは公平なものですから。
658 :
さく・え/ななし:2005/07/27(水) 13:44:55 ID:1A0eNFNB
>>649=656
強引な解釈でない、マジレスで答えるなら、ヤハウェは牧畜民の信仰した神であって、農耕民は時としてヤハウェを信仰した牧畜民の敵だったからです。
人間の始まり以来、自分たち牧畜の民は神に愛でられた選民で、敵である農耕民はそれに嫉妬して罪を犯した悪い奴、という自分にとって都合のいい歴史を捏造したんですね。
どっかの教科書作る会みたく。
>>653 ペストだったか天然痘だったか
大陸中に広まった病気を治すために抗体を持った子供を
各地に連れ歩く必要があったそうだ
という説を何かの本で読んだ
伝染病で人口低下
↓
人口増加のために子供が必要
↓
男子は種馬、女子は肉奴隷
>>658 歴史教育なんてどこでも捏造してるからあまりたとえにならないぞ。
それを言うなら「そこに限らず、歴史とは基本的に捏造する物だから、神話とはいえ歴史だからフカシ入ってます」と言うべきだな。
となると、
『人はいがみ合い、殺し合う。けっして和解する事はない。』
と言う教訓を残すために、あえて2人がいがみ合うようにし向けたのかも知れませんね。
ひょっとして神様、人間争わせて楽しんでる?
664 :
さく・え/ななし:2005/07/27(水) 20:02:38 ID:bQOCj54r
むしろ、「各集団が違えば、その違いがそれぞれの信じる神様の性格にも反映されることを念頭において神話や聖典は読みましょう」かも。
カインとアベルの両親のアダムとイブは
神の意に背き楽園を追放された罪人でした。
彼らに「己の子を己の子に殺される」という
苦悩を負わせるための神の罰です。とマジレスしてみる。
>>649 牧畜は、ヨーロッパの金融の基礎でして
牧畜で羊を貸し借りすることがあるのですが、貸すのは親羊
借金で言うところの利子と言うのは、言わばこの子羊の事
親の羊(元金)を貸す代わりに、そこで出産した子羊(利子)を全て返して貰うことで、貸し借りが成り立っているわけ。つまり借り手は次の代が残せない。その上貸し手には、労せずして儲けがやってくる
(日本の金貸しは、原理がまるで異なるので、置いておきます)
人間はキリスト教において、子羊とよく称されます。つまり、いずれ神の身元に返される定めなのです
苦しみの地で生まれた人間は、やがて神の身元に戻ることが出来るのです
つまり子羊を神の生贄にするのは、上記のような契約が、神と人との間に結ばれていた証拠なのです
農耕は、苦しみの地で生きる術です。しかしそれは、自らの手で自らのためのものを作り出すものです
カインは神の子でありながら、神との契約を忘れて、自らの作り出した物でごまかそうとしたわけです
子羊(神の子である我が身)をささげる術を捨てたカインは、神との契約を忘れたため、神に見捨てられ、そのような不心得物であったため、兄弟殺しの罪を犯してしまうのです
667 :
さく・え/ななし:2005/07/28(木) 17:57:34 ID:buY2jwe9
「カインとアベル」について、結論がでてないとこすみませんが、新しい質問です。
「長靴をはいた猫」に出てくる魔王の領地のお百姓さんは、どうしてたかが1匹の猫の命令に何の疑問もなく、ああもすんなり従ったのでしょうか?
正直お百姓さんにとっては
上に誰が立とうが搾取されるだけなので
あんまり関係有りませんでした。
フ〜ン、そうか新しく変わったかって感じです
すいません、アンデルセンの『野の白鳥』についてなんですが、
国王の後妻としてやって来た女が実は魔女で、11人の王子を白鳥に変えて追っ払い、
さらに主人公の王女をボロボロにして「こんなのはうちの娘じゃなーい!」と
王様が追っ払ったじゃないですか。
その後王女は兄達を人間に戻すべく血の滲む苦労をする訳ですが、
最後は王子達も無事に人間に戻り、王女も別の国の王子とケコーンしてハピーエンド。
…しかし、王女を追い出した国のその後が書かれてないのですが。
これはやっぱり魔女に滅ぼされたと思った方がいいのでしょうか?
>>667 ロシアでお魚さんのカマスの言う通りにして成功した話にあやかろうとしました。
671 :
さく・え/ななし:2005/07/29(金) 00:09:11 ID:3Q4FA+dA
「カインとアベル」の質問したものです。ご回答色々ありがとうございました。
お勉強になりました。
>>669 王位継承権者が11人もいて、そいつらがことごとく
魔女に白鳥にされちゃうようなボンクラ揃いです。
たまたま妹姫の頑張りで人間の姿に戻れましたが、結局のところ中身は鳥並みなので、
よしんば魔女を退けていたとしても、野心あふれる大臣とか貴族とかに操られて
いずれにせよ国政は王家の手から離れていったのでしょう。
ここは、
残酷なパワーゲームを敢えて記録に残さなかったアンデルセン氏の英断を称え、
勇気と智恵で国の難局を一旦はしのいだ末の妹姫の血脈が後の世に残ったことを
喜ぼうではありませんか。
アンデルセンといえば「赤い靴」の
お婆さんをないがしろにした少女が
赤い靴が脱げずに踊りつづけ
結局足を斧でぶった切ったという
猟奇っぷりが理不尽といえば理不尽です。
>>673 足が壊死してれば医者は足を切断しますよね。
それと同じですよ。
これ以上踊れば死ぬという所まで追いつめられたからこその処置。
675 :
さく・え/ななし:2005/07/29(金) 18:45:25 ID:eDx5a+Ro
673に便乗ですが、その赤い靴を履いた足がぶった切られたあとも足だけで踊り続けたのはもっと理不尽だと思うんですが。
ヒント:トカゲの尻尾
677 :
さく・え/ななし:2005/07/29(金) 23:09:27 ID:3Q4FA+dA
理不尽じゃありませんよ、足を斧でぶった切られる前、「Oh!No!」と叫びましたから
>>675 不具者になったからこそ、踊り続ける必要があったのです。
インドのカースト制度の中に「アンタッチャブル」と呼ばれる最下層が存在する事は広く知られています。
彼らの多くは定職に就く事もできず、現在でも物乞いや大道芸で生計を立てています。
この様な例は世界中に数多くあり、日本でも江戸時代まで「芸能関係者」といえば
「えた・ひにん」と呼ばれる、身分制度の外に置かれた人間が中心でした。
ヨーロッパでは身体障害者がこの最下層に位置づけられる事が多かったようで、
彼らは身体的欠陥ゆえ、あるいはその欠陥を宗教的禁忌とみなされた事で
農耕や都市工業などに従事出来なかったため、芸事や見世物で生計を立てざるを得なかったのです。
件の少女は足を切断されたため、もちろん農耕に従事する事は不可能です。
またヨーロッパの道は石畳のため車椅子での通行は困難、つまり都市生活にも制限がかかります。
残された道は、呪われている間に見につけたダンスで生計を立てる事だけだったのです。
ちなみに現在のバーラト共和国憲法ではカーストによる差別を固く禁じていますが、
3000年近くにわたって社会を構造付けた制度は、近代法ぐらいでそうそうなくなりゃしません。
679 :
さく・え/ななし:2005/07/30(土) 18:55:38 ID:pYktOD13
>>678 いや、あの、踊り続けたのは不具者になった少女カレンではなく、カレンから切り離された赤い靴を履いた足単体の方なんですが。
(ちなみに足ごと赤い靴とばっさり縁の切れたカレン自身はその後一生ダンスすることはありませんでした)
>>679 おや?
手元の資料では少女自身が踊り続け、宣教師が身体を張って止めたことになってますが…
どうなってるのでせうね?
681 :
669:2005/07/31(日) 10:14:01 ID:???
>>672 レスありがとうございます。
なるほど、そうだったのかー!
682 :
さく・え/ななし:2005/07/31(日) 14:37:43 ID:rdTZklxs
以前アブラハムの名前が出たので、彼についての質問ですが、神様は彼に長男を殺して自分にささげよ、って言いますが、もしここでアブラハムが神様の命令に背いて長男を殺さなかったらどうなったんでしょうか?
何しろ神様は「ヨブ紀」ではサタンに命じて神の試練だとか言ってヨブの財産をめちゃくちゃにさせたりしましたから。
ぶっちゃけその場のノリで処分を決めます。
神様は気分屋なのです。
おもしろけりゃなんだっていいのです。
684 :
666:2005/07/31(日) 23:22:21 ID:???
>>682 以前カインとアベルについて解釈したものですが
アブラハムの場合も同様、息子を神にささげられない、ということは、神との契約を忘れた者、ということになります
神に捧げられる物は、神の身元に送られると言うこと。子羊を生贄に捧げると言うことは、いつでも自分達を神の元に送れますよ、という証明なわけです
神の契約を破ったものは、救われない、という結末が待っています。塩の柱となったロトの妻のように
ヨブの財産は、所詮地上の物。カインの耕した作物のように、苦しみの地で生きるための術に過ぎないわけです
皮膚が爛れる災害も同様です。財産の焼失等、しょせん身体の表面の出来事である、という象徴なのです
>>682
もちろん従わなければ殺されました。
ソドムとゴモラ、ノアの大洪水、紅海を割る等の
例をみてもわかる通りぶっちゃけ旧約聖書の神は
信仰の薄いものに容赦がありません。
神は正しいのか?では無く、
神が正しいのです。
これによって宗教は人々に安心を与えますが、
過ぎた盲信によって引き起こされる過ちも多いことは
昨今の事件が示す通りです。
>>655 「ねぼすけ2人」じゃなくて「足の悪い子1人」ではなかったでしょうか?
みんなについて行けなくなって、追いかけてきた大人たちに発見される。
いずれにせよ、残された子はその後どうなったんでしょうかね?
687 :
さく・え/ななし:2005/08/01(月) 19:29:23 ID:VwxpjGgH
>>686 とくに生活には変化もなく、そのまま大人になりました。
>>685 というかその神だと盲信しないと酷い目に遭わされるのでわ?
689 :
さく・え/ななし:2005/08/03(水) 20:21:08 ID:uaBsuFaF
ヤハウェに限らず、地中海沿岸の神様は起こらせると怖いですね。
それとは対照的に日本の神話・伝説や昔話の神様は、人間に対していたずら程度の罰しか与えないことが多いのはなぜでしょう?
日本の神様は怒りを腹にためるタイプではないのです。
その証拠に地震台風火事その他災厄を毎年のようにもたらしています。
一度にドーンと来ないけど毎年コンスタントにちまちまいじめるのが日本の神様です。
691 :
さく・え/ななし:2005/08/04(木) 19:32:31 ID:0oQrBox3
>>690 なーるほど、さすが日本民族の神様ですね。
なんか納得。
かいけつゾロリのチョコレート城やお菓子の城が自重で崩壊しそうな気がしてなりません。
693 :
さく・え/ななし:2005/08/05(金) 19:29:47 ID:s65CSl5N
>>692 あれは実は書き割りで、本物じゃないから大丈夫です。
もちろん凄い圧力で圧縮して建材並みの強度を持たせてあります。
それを噛み砕く顎を持っているのは脅威と言うほかありません。
ゾロリがアニメ化されましたが、ライバルのはずの
ほうれんそうマンはどこに行ってしまったのでしょう?
なんとなく理不尽です。
>>690 というか日本には神様は800万以上いるので地震の神様、台風の神様などが荒っぽいだけでそれ以外はいたって穏やかなのが多いです。
アマテラスとかスサノオとか有名所は荒っぽいが故に有名なんで温和な神様達は記録に残って無いだけでいつも我らのそばにいるのです。
696 :
さく・え/ななし:2005/08/07(日) 12:17:16 ID:PuxBbgi6
グリムの「金のガチョウ」ですが、ガチョウに触った人だけでなく、その触った人に触った人まで順にくっついてしまったのは、どういう原理によるものでしょう?
697 :
さく・え/ななし:2005/08/07(日) 15:01:23 ID:faJjeDMY
どさくさにまぎれて女の子のケツを触っていたかったからです。
ガチョウから生えた根が触った人の体内に張り巡らされ、
それが新たに触った人に絡み付いています。
外見から「ガチョウ」と呼ばれていますが
奴はスプラッタな生き物です。
699 :
さく・え/ななし:2005/08/07(日) 19:51:24 ID:0O17/vBQ
>>698 グエ、けっこうホラーが入ってたんですね。
そういえば、確か、「金のガチョウ」の主人公だけはあのガチョウにさわっても大丈夫だったはず。
それはなぜでしょう?
>>699 本人も気付かないうちに、すでに脳まで乗っ取られてました。
701 :
さく・え/ななし:2005/08/08(月) 19:21:15 ID:TUGX9wTQ
702 :
さく・え/ななし:2005/08/08(月) 21:46:56 ID:ZVbUK5u4
>>698-700 「金のガチョウ」ってもともと主人公が助けてあげた小人からお礼にもらったんですよね、確か。
自分の恩人にどうしてそんな理不尽な仕打ちを小人はしたんでしょうか?
>>702 全ては芝居です。
「それ」が入りこんだ人間を次々感染させて仲間を増やすつもりでした。
自分の体の異変に気付かないだろうお人好しを小人は待っていたのです。
704 :
さく・え/ななし:2005/08/08(月) 23:34:19 ID:nQGHJV0Z
>>694 遅レスですみません、ほうれんそうマンがいなくなったのは、子供が野菜が嫌いなので、出ると視聴率が下がるからです。子供の成長のためには緑黄色野菜が大切なのに、自分達の視聴率のために
カットしたのです。利益のためにはなんでもするテレビ局に悪意を感じますね。
「トビウオの坊やは病気です。」で
トビウオの坊やが具合が悪くなったのは
原子力潜水艦からの放射能漏れが示唆されるのですが
そんなに放射性物質が漏れまくってたら
ヤバいんじゃないでしょうか?
何故人間界の方で問題になりませんでしたか?
706 :
さく・え/ななし:2005/08/10(水) 19:16:26 ID:iXlfL3PV
>>705 惜しい!
核実験による放射能です。
もちろん人間界でも問題になるにはなりましたが、首謀国がポチに金と武力で圧力駆けて闇に葬られました。
707 :
さく・え/ななし:2005/08/10(水) 21:53:49 ID:IcnBhXDB
マジレスですが
「放射能」とは「放射線を発する『性質』」のことなので、
放射能漏れとか放射能汚染とかは意味不明です。
漏れたり汚染したりとかは「放射線」か「放射性物質」のことかと思われます。
>>705さんは使い分けているようですが、原作者や
>>706さんは混同してらっしゃいますね。
お気をつけください。
で、放射性物質汚染または放射線被曝の人間界に対する影響については、
トビウオの坊やと人間とのサイズの違いや体の仕組みの違いが関係しています。
体が小さく、放射線に敏感なトビウオの坊やには問題がありましたが、
サイズや放射線耐性に優れた人間には無視できるレベルでした。
むしろ適度な刺激になって免疫効果が上がったかもしれません。
ラドン温泉とかと同じ原理です。
>>707 周囲の生態系に影響を及ぼし得るっつーのは十分に危険レベルだと思うが…。
恐らくその周辺の人里では奇形児が生まれる率が高くなってるとか何らかの影響は出てると思うぞ。
おそらく漏れ出した放射線自体は海水で希釈され微量だったのですが、
周辺海域の動物プランクトンを食べたトビウオくんは
生物濃縮した放射性物質による体内被曝を受けたのでしょう。
もちろんその海水につかる程度なら人間もラドン温泉効果に浴せますが
念の為そこの魚介類は口にしない方がいいと思われます。
710 :
709:2005/08/12(金) 16:14:29 ID:???
訂正
×おそらく漏れ出した放射線自体は
〇おそらく漏れ出した放射性物質自体は
711 :
さく・え/ななし:2005/08/14(日) 20:52:23 ID:CxCh0vJ6
日本の昔話では主人公の子供を授かるのはほとんどの場合、おじいさん・おばあさんばかりなのはどうしてでしょう?
>>711 おにいさん・おねえさんだと18禁になってしまうからです。
百年経つと器物には精が宿り「九十九神」になると言われています。
また、年を経た猫は猫又になると言われていますし、
経験豊富を意味する「海千山千」という言葉は
海に千年、山に千年住んだムカデは龍になるという言い伝えからです。
このように古来から日本には年を経たものには
不思議な力が宿るという考え方があります。
ジジババが怪奇現象に遭遇しやすいのはそのためです。
皆さんもお年よりは大切にしないといけませんね。
714 :
さく・え/ななし:2005/08/15(月) 11:49:47 ID:bb+yqFD/
>>713 >お年よりは大切にしないといけませんね。
でも、昔話のジジババはみんな授かった福を独り占めして他人に分けてはいないようですが。
(あ、はなさかじいさんはちょっと違うか)
よほど周囲の人々に冷遇されてたんでしょうか?
715 :
小太りじいさん:2005/08/15(月) 12:12:11 ID:HJcvBdAA
だって大体ジジババの家は村の外れにありますよ。町のど真ん中に家があった事はいまだかつてないです。貧乏だし。このことからも周りから嫌われていたかと思われます。
>>711 実は桃太郎の本当の話はモモを食べて若返った老夫婦がqあwせdrftgyふじこl
717 :
さく・え/ななし:2005/08/15(月) 15:56:23 ID:HJcvBdAA
>>716 漏れも知ってるよ。若返った二人が愛しあって出来た子供が
ももたろー。
718 :
さく・え/ななし:2005/08/15(月) 16:07:03 ID:kguvBB7c
【サッチャンのレス】
このレスを見た方は3日以内にサッチャンに異世界へ引きずり込まれます。
サッチャンの特徴は口が裂けていて内蔵が全て飛び出した女の子です。
死にたくない方は3日以内にこのコピペを10個別のスレッドに書き込んでください。
僕の友達のY・T君もサッチャンに殺されました。
内蔵?
720 :
さく・え/ななし:2005/08/16(火) 03:17:04 ID:HgbuKr8Y
内臓が飛び出て、体の中にないぞう
721 :
さく・え/ななし:2005/08/16(火) 15:32:49 ID:0WQNHU4s
こういった都市伝説の幽霊(?)のようなものに
「ちゃん」、「さん」と愛称をつけるのはどうなんでしょう。
なんか理不尽です。
あれ、なんか後ろに内臓の・・・・hodshyrotyu
723 :
sage:2005/08/16(火) 20:21:07 ID:9WbWvUn2
>>722 「四谷怪談」のヒロインは「お岩さん」とか「お岩さま」とか敬称をつけないとたたります。
他の幽霊の場合も同じです。
飴チャン
おイモさん
とか言う位ですし…
2chじゃあ「貞子たん」だしなぁw
726 :
さく・え/ななし:2005/08/18(木) 01:38:07 ID:y/FYIFka
アラビアンナイトの「アラジンと47人の盗賊」ですが、石の扉を開ける際の合言葉「開けゴマ」の「ゴマ」ってどういう意味ですか?
単なる語呂合わせです。
「ゴマ」は「護摩」と書き
密法における火を燃やして祈る儀式を指しています。
「ゴマ!」と叫ぶ事で開門の儀式における意識の集中を図っているのです。
なぜアリババが中国伝来の密法を知っていたのかですって?
民明書房によると世界の全ての技術の源は
中国拳法の研鑚によるとされています。
つまりはそういう事です。
729 :
さく・え/ななし:2005/08/18(木) 20:33:27 ID:zVnARVT0
グリムの「かえるの王子様」のお姫様の父王は、約束は守られるべきだというポリシーを持っていたとはいえ、どうして娘の意向よりもかえるの要求を優先してすんなりお姫様をかえると結婚させたのでしょうか?
>>726 調査したところ、
1.ゴマの実が熟するとき、種がはじけて開くところから「ゴマのように開け」となった
2.ゴマ油を潤滑油として用いていた頃の名残
3.「Open Says Me!」の誤訳
と諸説ありました。実際、文学者の間でも結論は出ていないようですが
私は1の「ゴマのやうに」を推しておきます。
>>729 約束を守るためだけに走り続けたメロスとかいう人だっています。
ある種の人にとっては、約束を守るということは人命以上に重要なことなのです。
たかが結婚相手、しかも娘といっても自分自身の問題ではないのですから、
命と天秤にかけてなお重い「約束」より軽んじられたからといって何の理不尽がありましょうか。
732 :
さく・え/ななし:2005/08/20(土) 11:21:46 ID:W+2jOaRy
そういえば、童話の登場人物って、いい年した分別ある大人でも、動物や鳥や虫が人間の言葉をしゃべっても、ちっとも
驚かずに当たり前に会話してますが、なぜでしょう?
実際には、ビックリ仰天してパニックになるもんじゃないでしょうか
>>732 それは文明の快適さに慣らされ、
自然の声が聞えなくなってしまった
現代人のあなたの感覚です。
昔の人は自然と対話をし、動物と語り合う事など
ごく自然にこなしていました。
心さえあれば機関車のような人工物とさえ
余裕で会話を交わすことが出来ます。……何でだ?
そういえば、機関車トーマスの彼らは
どのような原理でしゃべったり表情を変えたりしているのでしょうか。
脱線してバラバラになったりしたらかなりグロい現場になりそうです。
735 :
さく・え/ななし:2005/08/20(土) 23:42:38 ID:zSbkniCA
ブルーナの絵本の登場人物は、なぜ常にこちら側を向いているのですか?横に向かっているときにアレだと何かにぶつかりゃしません?
>>734 イギリス人に言わせると「機関車って奴は生き物だからな。放っておくと死んじまうのさ。」だそうです。
つまりそういう事です。
ああそれからトーマス達は「機関車」であって「列車」ではありませんから、バラバラになっても別に問題はないですよ。
737 :
さく・え/ななし:2005/08/21(日) 11:47:51 ID:ILmIKw81
>>735 連中は私たち三次元空間の住人と違って、二次元空間のみの存在なので、立体的な横向き自体ありえないのです。
>>735 常にこっちを向いているのは、ただのおめんです。
その証拠に、あまり複雑な表情がないでしょう?
739 :
さく・え/ななし:2005/08/22(月) 20:13:12 ID:DCDcK5Jm
ぼくしょうがくさんねんせいで、なつやすみのしゅくだいですけど、あかちゃんはこうのとりがはこんでくるってきいたんですが、そのあかちゃんはどこからもってくるのですか?
ちなみに、よっぱらっているきんじょのおじさんにこのまえあかちゃんはどうしてできるのかきいたら「あかちゃんはねえ、まつたけとあわびをいっしょにたべたらできるんだ。だからおとなになるまでいっしょにたべたらいけないよ〜〜〜〜」
といっていましたがいみがわかりませんでした。
>>739 童話では無いのでスレ違いのような気もしますが回答します。
コウノトリさんが運んでくる赤ちゃんは
「堕胎(だたい)」という行為で手に入る赤ちゃんの元を育てたり、
「間引き(まびき)」,、「水子(みずこ)」という行為で手に入る
いらなくなった赤ちゃんをつれてくる事で供給されています。
諸事情で赤ちゃんの手に入らない優しい親御さんの所に
そうしてコウノトリさんが運んでいくわけですね。
え?「堕胎」が何かって?
お母さんに大声で「ダタイって何?」と聞いてみてください。
>>739 そのあたりは6年生になったら、先生がおしえてくれます。
>保護者の方へ
彼が新生児受注生産センターの存在に気づく事のないよう、厳重に警戒して下さい。
特にコウノトリの前で不用意な事を口走らないように。
彼らは物流要員であると同時に、情報漏洩に対する監視エージェントも兼ねています。
厚生労働省 北赤羽新生児センター
コウノトリに便乗だがキャベツ畑はどういう原理なんだろうな。
植物のように実る赤ん坊。…シュールだ。
まあ悪魔は木の股から生まれると言うし。
>>735 マジレスすると、アレはあくまで子供向けの本だからです。
子供は正面の顔が大好きなのです。
その証拠に、子供の描く絵では、人間も動物も植物もたいてい正面向きでしょう?
子供は横向きの顔というものをイマイチよく認識できないのです。
あんまり子供と話す時に横向きで話す人もいませんしね。
ブルーナはそのへんが分かっていたので、全部正面向きの顔なのです。
あと、目がふたつとも見えていて、コッチを向いている方が、求心性が高いということも挙げられます。
ようするにグッとくるんですね。
よくできてます。
絵本作家になりたかった あの頃の漏れ。
>>735 実はブルーナの目は四方に4つ付いていてどの向きから見てもああ見えます。
寄生獣じゃないですか
>>742 中学になったら新生児センターの見学旅行に行く機会がありますから、
成長培養室を見られるかどうか期待していてください。
最近では培養室を公開していないセンターも多いそうなので、
こっそり覗くときには監視エージェントのコウノトリにご用心。
つるの恩返しなどの
「見るな」と告げて約束を破られると相手の元を去る話全般ですが
見られたくなければつっかえ棒とかしておけば良いのにと思います。
新手のプレイですか?
そもそも鶴が機を織るなんてそうそうできるこっちゃありません。
多分神様か何かから力を借りたのでしょう。
そしてその条件に「見られたらアウト」の他に
「見られないための厳重な戸締まりをしてはならない」とか
言われてたのかもしれません。
まあそれ以前に恩を返したい相手ですから、
そんな相手を疑って戸締まりを厳重にするのは野暮ってもんですよ。
752 :
さく・え/ななし:2005/08/25(木) 19:35:33 ID:+1mnLElH
>>750 あの手の話は「見るな」と告げた方でなく、告げられてその約束を守らなかった方にダメージがくるので、告げた方としてはあとは知ったことじゃないんです。
753 :
さく・え/ななし:2005/08/25(木) 21:29:03 ID:1Bw5FBAU
>>750 実は、自分の羽を抜いて作った織物なんかじゃなくて、見た目は本物そっくりの中国製のニセブランド品だったのです。実際に機織なんかせず偽物を本物と偽って荒稼ぎしていたのですから見られたら困ります。
さて、偽物と分かり、怒った与へえは怒鳴り込みましたが、彼女は一言、
「馬鹿野郎、私は鶴ではない、サギだ!」
と言って逃げていきましたとさ。
解釈なのにオチが付いてる!!
>>750 見られたくない訳じゃなくて「その人間が信頼するに足る者であるか否か」を測りたかっただけですから。
ふすまが開いた方が判りやすいってなもんです。
女が自分の携帯をこっそり見たりしたら、
すぐに別れろという教訓だろう。
もともと民話に多い「見るな」話は男女間の嫉妬を扱ったものなんだよ。
狭いムラ社会では男女入り乱れて関係ができるのは当然のこと。
子種のない夫婦なら、別の異性関係で子供を作ってくるのもよくあること。
でも、そのたびに離婚してたら家庭が持たない。
機を織るというのはセックスのこと。子作り。
鶴は実は浮気していて、男の隣人か兄弟の上に乗っかっていた。
それでも男は「見て見ぬふりをしろ」という大事な説話。
>>750 ここで、鶴による機織システムを思い返して下さい。
彼女は「自分の羽毛」を使って機を織っていましたね?
言うまでもなく、鶴一匹の羽毛生産量には限界があります。
おそらく、機織における消費量には追いついていなかった事でしょう。
つまり、鶴は無限に機を織り続けることは出来ないわけです。
しかるに「私の羽毛生産の限界が…」などと、はげちょろけの地肌晒して言える訳がありません。
鶴にとっては、どこかで生産をストップするための言い訳が必要だったのです。
つまり「見てはならぬ」というのは、本当に見られて困るのではなく、あえて与兵の視線を誘い、
見られた時点で生産終了という形で、最初から計画に織り込まれていた事なのです。
758 :
さく・え/ななし:2005/08/28(日) 21:28:47 ID:/g/7pMzl
>>751-757 「鶴の恩返し」の場合はそれらの理由で説明が付くとして、「青ヒゲ」とか「恋女房」とかの同じく「見るな」という言いつけを破られるパターンの他の話の場合はどうなるのでしょうか?
「青ひげ」の場合はプレイの一環です。
彼は間違い無く自分のコレクションを見て
妻が怯える事を望んでいました。
760 :
758:2005/08/29(月) 19:32:43 ID:ZTNHCf43
すみません、字を間違えてました。
「恋女房」じゃなくて「鯉女房」(似た話で「ハマグリ女房」てのもあります)
761 :
さく・え/ななし:2005/08/31(水) 21:00:20 ID:pYzYHDld
しかし、「鯉女房」や「はまぐり女房」は鯉の味噌汁やハマグリ汁を食べさせるために尻を鍋の汁で洗ってたのを見せないための言いつけでしたが、そんなことしないで普通に料理すればよかったんじゃないでしょうか?
>>758-761 普通に料理しても、最愛の夫に食べさせられるのは普通の料理でした。
しかし、秘密の調味法で作れるのは、生きた鯉なりハマグリなりでダシを取った
いわば究極の珍味です。風味の鮮烈さが桁違いなのです。
旦那の方も、狭量なことを言わずに「それじゃお前も食べちゃうぞー」とか言っていれば
夫婦円満だったのに、惜しいことをしたものです。
763 :
さく・え/ななし:2005/09/01(木) 22:05:26 ID:43jbemAJ
最大の疑問を出します。
舌切り雀で、もし爺さんが大きいつづらを持っていったとしても、その中には化け物が入っていて爺さんを食ったのでしょうか?
一見良い人のように見えても
そういう欲深い奴は必ずもう一度やってきて
里を荒らすに決まっているので
当然化け物入りのつづらを渡します。
ぶっちゃけ可愛がってもらった恩など
すずめの中では歓待でチャラです。
>>763 逆です。
大きいつづらを持っていても財宝です。使い切れないほどの財宝が、うひゃほおうるいおるいwfじぇうrうぃえ
…こほん。
そして欲深爺さんがやってきた時は(チッ!この爺ウゼェな!…おい、例の「嫌がらせ用つづら」の部屋に案内しとけ)(了解…)
と言う感じで両方とも化け物が入ってるつづらだったのです。
766 :
さく・え/ななし:2005/09/03(土) 09:06:56 ID:k2kLBe3O
季節はずれの話題ですが、サンタクロースはもともとはいい子にはプレゼントを、悪い子には「なまはげ」のようにおしおきをしてまわっていたそうです。
それが、いつのまにかどの子にもプレゼントだけしてまわるようになったのはなぜなんでしょう?
対象児童の数が増えて、事前調査に手が回らなくなったからです。
>>766 悪い子に対しては「黒いサンタ」が対応してくれるようになったのでよゐこばかりを巡っているのです。分業ですな。
769 :
さく・え/ななし:2005/09/05(月) 04:11:37 ID:yCDEC2sH
>>766 悪い子にはアシュラマンの師匠が来て昇技トライアングル・ドリーマーをくらわせますよ
770 :
さく・え/ななし:2005/09/05(月) 08:15:25 ID:peDlAr2c
今のサンタは偽者。オリジナルを撲殺して皮をかぶっている。
771 :
さく・え/ななし:2005/09/06(火) 03:20:40 ID:dAaCUCMX
カトリーナの冒険(全然意味はない)
772 :
十色神矢:2005/09/06(火) 22:37:47 ID:X0bxfhEY
初めまして。
476番ですが、原作だと孫悟空がいない時には人の姿になって(女装もしてたな)
三蔵法師を助けています。実力だけなら初期状態の孫悟空とだって並ぶほどです。
ついでに、彼は婚約者を殺されると言う悲しい身の上なのです。
773 :
さく・え/ななし:2005/09/12(月) 20:18:01 ID:3htxx6SV
日本の昔話でよく、父親が鬼とか化け物とか獣とかと娘の一人を嫁にやる代わりに願いを叶えてもらうとか命を助けてもらうというパターンがあります。
そういう話では上の二人の娘は父の頼みを聞かず、末娘だけが父の言うとおりお嫁に行きますが、結局、結婚相手を謀殺したあげく、けらけら笑って財産を簒奪して、実家に帰ってめでたしめでたしで終わります。
はたから見ると、どう見ても末娘が一番の悪人に思えるのですが、物語の中では上の二人が悪人で天罰を受けて身を滅ぼすこともままあるのはなぜでしょう?
非常に理不尽に思えるのですが。
774 :
さく・え/ななし:2005/09/12(月) 21:32:34 ID:eSyWVoWB
>>773 普通に保身に走った二人の姉が報いを受けただけです。末っ子には、
普通なら殺されている化け物を上手く出し抜いて財産を手に入れるだけの
知恵と度量があったのだから、幸運を手にする権利があるのです。
775 :
さく・え/ななし:2005/09/13(火) 21:36:36 ID:8Sg+AmCz
ていうか、その手の話って、大抵は、別に結婚相手は父親を脅して娘を嫁にしたわけでなく、「自分の頼みを聞いてくれる者に娘を嫁にやるんだが」という父親の言葉に答えただけなんですよね。
それなのに一方的にだまし討ちにされちゃうのは理不尽じゃないでしょうか。
父娘は結局、やらずぼったくりもいいとこなんですから。
嫁という名の単なる餌というか生贄のパターンもあるけどね。
「とらじろう」シリーズについてですが、
虎次郎の友人にウサギや羊がいますが、
彼らは本来虎の格好の獲物なはずです。
何で食われずに共存しているんでしょうか。
このような小話があります。
ネコとネズミが連れ立ってレストランに入りました。
ウェイトレスがネズミに注文のメニューを尋ねます。
「パンとスープを頼むよ。」
ウェイトレスは続いてネコに尋ねました。
すると、ネズミが代わりに答えました。
「ああ、彼は満腹なんだ。」
ウェイトレスはもう一度確認のためにネコに尋ねました。
すると少し怒ったようにまたネズミが答えました。
「しつこいね。もし彼が空腹ならば俺がここにこうして座っていると思うかい?」
つまりはそう言う事です。
779 :
さく・え/ななし:2005/09/14(水) 21:39:22 ID:mPHc7uc9
》728 知りませんか アリババって中国人なんですよ たしか・・・
780 :
さく・え/ななし:2005/09/14(水) 21:46:47 ID:mPHc7uc9
間違ったアラジンでした
>>777 栽培漁業のような物でしょう。
友人のウサギや羊は生かしておいて、
さらにその友人であるウサギ2や羊2を騙して捕食しているのです。
穿った見方をするなら、友人のウサギ・羊自身がエージェントなのかも知れませんね。
弱肉強食の世界ですから、友人を売ったぐらいでは非難されません。
>>777 我ら人間だって喰おうとすれば人間喰えます。犬喰う民族もいればゴキブリ喰う民族もいます。
「食べる事が出来る」と「食べる」は別物なのです。
783 :
さく・え/ななし:2005/09/16(金) 21:06:33 ID:6wfHU+O6
ヨーロッパの昔話では、小人は地下、大男は雲の上や山の上に住んでることが多いような気がしますが、彼等の体のサイズは、やはりそういう居住条件によって影響を受けた結果なのでしょうか?
だとしたら、人魚の場合もクジラのように地上の人間より実は大型化しているんじゃないかと思うんですが、どうでしょう?
>>783 人魚の場合、道具を使う進化を遂げた生き物ですから、あまり巨大化はできなかったと思いますよ。
まあ、そういう進化を遂げた種族はジュゴンとかあのあたりを経てクジラ系と繋がってるかも知れませんが。
785 :
さく・え/ななし:2005/09/17(土) 23:31:16 ID:0BUnedBw
ブルーナの絵本のミッフィーは、実際のウサギと違って鼻はX印の上、口がありませんがなぜでしょう
そりゃもちろん、ぬいぐるみだからでしょう。刺繍糸で顔を作るのに、もっとも簡便な方法です。
え、ぬいぐるみが動くわけないって?
とんでもない。たとえば千葉の遊園地なんかに行けば、いっぱい動いてるじゃないですか。
787 :
さく・え/ななし:2005/09/18(日) 21:06:33 ID:rZEJlFqz
>>786 単に動くだけではなく、親や祖母までいますが、ぬいぐるみがどうやって生殖能力を持てたんでしょう?
買ってくるんですよ
789 :
さく・え/ななし:2005/09/18(日) 23:33:50 ID:etdG+zi3
それでもいいし、祖父や親が「そろそろ子供でも欲しいな」と思った時に買ってくるのでもいいし。
>>789 「買ってくる」という説明を受け入れる以上、「ミッフィーとか家族はぬいぐるみである」という前提を無視できません。
ぬいぐるみである以上は、遊んでいるうちに汚れたりくたびれたりして、年経た感じが出てくるものです。
その年経た雰囲気が味わい深さを醸し出す一方、時として新しいぬいぐるみの新しさが恋しくなり、家族が増えるのです。
つまり、どうやって殖えるのかといえば、増やす外の人が居るのです。
>>789さんとか
>>787さんとか
>>785さんとかみたいな。
792 :
さく・え/ななし:2005/09/19(月) 23:21:33 ID:+/77a+kf
793 :
さく・え/ななし:2005/09/20(火) 19:57:16 ID:lk8ACSps
「7匹の子やぎ」は絵本などでは食べられなかった末っ子の子やぎがさも賢かったからのように描かれてることがよくありますが、本当は単に運がよかっただけじゃないでしょうか?
末っ子の子羊は他の兄弟が食われている間も悲鳴一つ上げず
取り乱して出て行く事もせず、ただじっと、身を隠して
冷静に兄弟の末路を眺めていました。
これはもう頭が良かったとしか言い様がありません。
そういえば、七匹の子ヤギで狼の腹を裂いて
子ヤギを助け出しますが、大蛇じゃあるまいし
狼が子ヤギ程の大きさの動物を丸呑みにできるというのは理不尽です
お母さんヤギは、針と糸を用意させていましたよね。
あれは狼の腹を元に戻すばかりでなく、噛み砕かれてバラバラになった仔山羊達を
繋ぎ合わせるのにも使われたのです。
「狼のお腹を裂くと、中から子ヤギたちが元気に飛び出しました」
……腹の中で仔山羊の再生手術を成功させるとは、ブラックジャックもびっくりの早業ですね。
狼の腹からの救出がその理屈だと
赤頭巾ちゃんがえらい事になってしまいます。
色々と理不尽です。
赤ずきんを喰った狼は丸飲みにしたという記述があったから躍り食い好きだったんでしょう。
799 :
さく・え/ななし:2005/09/21(水) 20:00:26 ID:nDehkgnh
そういえば、狼に赤ずきんちゃんが「食べられちゃった」というのは実は女の子が暴漢に襲われたことの比喩だと聞きました。
でも、狼は赤ずきんちゃんの前におばあさんを食べちゃってるわけですが、この場合もやっぱり赤ずきんちゃんと同じことの例えなんでしょうか?
>>799 その通りです。
まぁ「おばあさん」と言っても赤ずきんちゃん(10歳位)のおばあちゃんですから、
熟女と言って差し支えない年齢なのではないでしょうか。
801 :
さく・え/ななし:2005/09/21(水) 23:32:46 ID:pysmS6Mn
10歳位の女の子から熟女までとは、守備範囲広いですね、この「狼」は。
ロリコンでフケ専ですか。
だけど、絵本で見る限り、このおばあさん、どの本でも「熟女」というには老けすぎてはいませんか?
昔は栄養状態が違いますから、年齢の割に早々に老け込んでしまったんでしょう。
外見ベースで考えるなら、現代であれば正真正銘のおばあちゃんでもいけるんじゃないでしょうか。
恐るべきは狼の守備範囲ですね。
っていうか、この流れがどっかおかしい!変えよう。
>>797 もちろん赤ずきんちゃんもスゴイことになってました。
この事件の場合、狼の腹から食べられた幼女を救出したのは通りすがりの樵でしたが、
一説には彼の名はフランケンシュタインと言ったとか、言わないとか。
803 :
3匹の子豚:2005/09/21(水) 23:48:53 ID:Q/9jZiDU
長男豚のワラの家は狼に吹き飛ばされてしまいました
長男の豚は次男豚の木の家に逃げ込みましたが次男の家は壊されてしまいました
長男と次男は3男のレンガの家に逃げ込みました
狼は普通にドアを壊して入りました
〜終わり〜
804 :
さく・え/ななし:2005/09/22(木) 22:17:55 ID:HqPOvibA
>>803 もともとの話では長男と次男は自分の家を壊された時点で狼に食べられていますが?
805 :
3匹の子豚:2005/09/22(木) 23:46:33 ID:GI862e8v
長男豚のワラの家は狼に吹き飛ばされてしまいました
長男の豚は次男豚の木の家に逃げ込みましたが次男の家は壊されてしまいました
長男と次男は3男のレンガの家に逃げ込みました
狼は普通にドアを壊して入りました
4人は実は大の仲良しだったのです。
おおかみ「豚ってくせーよなw」
ぶた「狼とか肉くっててまじきもいんだよっ!」
一同「アハハ('∇`)ハハハ」
〜終わり〜
806 :
さく・え/ななし:2005/09/24(土) 07:09:18 ID:ZdrHMGLr BE:17487252-#
牛若丸の絵本では、背中のかごに、さすまた、まさかり等の七つ道具を背負っ
ているという弁慶の設定は、なぜ時代劇ではいつも無視されますか。
理不尽です。
ましてや袈裟頭巾もかぶっていない、滝沢「義経」の弁慶は理不尽すぎます。
ぶっちゃけた話、源九郎義経は小柄で浅黒く、
決して美男子ではない人だったらしいので
絵本の中では美化した分、
他の設定が間に合いませんでした。
>>806 冷静に考えてみてください。
7つも武器を持っていたら邪魔だし、重いし、うるさいしで無駄この上ありません。
強者である弁慶には似つかわしくないのです。
あれはただ単に7つの武器に長けていると言う事だと思われます。
状況に合わせて武器を選び、予備の武器として太刀を帯刀すれば十分です。
ですから、選ばれなかった6本の武器は、奪った99本の刀と一緒にアジトに置いてあるのでしょう。
809 :
さく・え/ななし:2005/09/24(土) 23:36:09 ID:ZdrHMGLr BE:31477829-#
ぼくの持っている本では、
>>726の話は「アリババと40人の盗賊」になっ
ています。
なぜぼくの本では同志が7名も脱盟してしまったのでしょう。
理不尽です。
810 :
さく・え/ななし:2005/09/24(土) 23:55:51 ID:eoEo/4Kb
>>809 7人は正規雇用でなくて、臨時雇いだったからです。
マジレスすると「40人」が正しかったはずですけどね。きっと、726さんの本は誤植によるものだったんでしょう
>>809 >>726さんの絵本は日本風にアレンジされた作品で
アリババにしてやられた盗賊は
その後アラジンに切腹させられました
手下達がお頭の無念を晴らすために
大晦日の雪の日にアラジンの屋敷へ討ち入るお話です。
仲間7人はその時増やしました。
なるほど忠臣蔵との習合か
813 :
さく・え/ななし:2005/09/26(月) 19:58:22 ID:3vDUmr0s
絵本に描かれてる竜は、日本も含め東洋の話の場合はスリムで威厳があってかっこいいのに、西洋の話の場合はデブでみっともないのはなぜでしょう?
>>813 食生活の違いです。肉食メインの西洋では竜も高カロリーでデブってるのです。
>>813 ぶっちゃけ、東洋の龍は神様で、西洋の竜は悪魔ですから。
デザインも違うという事ですよ。
816 :
さく・え/ななし:2005/09/27(火) 20:29:42 ID:9MBBolAY0
>>809 以前「なぜあの扉は呪文式?」という疑問に答えた際に書きましたが、もう一度。
中東、特にアラブ地域の自然環境は、日本人には想像もつかないほど苛酷です。
医療技術も今より発達していなかった当時の状況では、
自然災害による死者は後を絶たなかった事でしょう。
またイスラム法では、盗人はその場で手や首をはねられる事になっており、
それは「その場で盗賊団引退」を意味します。
そして減少の一途をたどるメンバーを、拉致や人身売買でどうにかキープしてきました。
つまり、盗賊団の構成メンバーは常に変動していたのです。
おそらく
>>726の資料と
>>809の資料が編纂される時差の間に
7人の脱退もしくは入団があったものと推察されます。
いつも思う事ですが、ミッフィーの頭の形では横になりにくいのではないでしょうか。
少なくとも枕は必要なさそうに見えるのは何故ですか?
>>818 某国営放送のななみちゃんを見るに頭がでかくても転がったりするのに支障はありません。
そして枕には膨らんで上体を起こす機能がついています。むろんデカ頭では起き上がりにくいからです。
820 :
さく・え/ななし:2005/09/28(水) 19:49:57 ID:yD6XJ9s5
もしかしたら、板違いかもしれませんが、「まんが日本昔ばなし」のオープニングの打ち出の小槌を振りながら竜に乗ってる男の子は何者でしょう?
私の知る限り該当する昔話が見当たらないので昔から気になってます。
「竜の子太郎」とも微妙に違うし(第1、あの話、創作童話で昔話じゃないし)。
>>820 検索したら「小太郎と母竜」てのがあった。
長野県のお話で話の筋は龍の子太郎と似てる。
まんが日本昔ばなし絵本も出てるみたいだからたぶんこれじゃないかな
画像は見つからなかったのではっきりとはわからなかったけど…
よければタイトルでぐぐってみてね
>>820 いじめられっこの少年芭須地庵が「はてしない物語」という本の中の世界を救う昔話で、乗ってる竜は春魂といます。
823 :
さく・え/ななし:2005/09/29(木) 20:15:13 ID:d7yKNIfD
>>822 こっちの解釈の方が強引で面白いので支持します。
824 :
さく・え/ななし:2005/10/01(土) 21:43:34 ID:fZmiuROL
ちょっと時期が早いですが、アンデルセンの童話で、ストーブに恋した雪だるまの話があります。
雪だるま本体は形が自分と似てるからだと思ってましたが、顔見知りの犬の見解では、「雪だるまの芯が火かき棒だったから」でした。
ホントはどっちが正しいんでしょうか?
恋に理由などありません。
まだ若いですね。
どちらも本当です。
見た目での親近感も、自ら知り得ない構造に由来する親近感も、
恋に落ちるきっかけとしては充分すぎるものです。
現実にも、一目ぼれなんて何が理由と説明できるものではありません。
824さんも恋をすれば分かりますよ。
>>824 、私が呼んだやつも「雪だるまの芯が火かき棒だったから」だったです。
つまりストーブの「棒」が雪だるまの体内にインサートされたから恋したわけです。
>>827 肉体関係が先だったってことですか・…。
なかなかにスゴイ恋愛関係ですね。
829 :
さく・え/ななし:2005/10/02(日) 16:47:39 ID:u75FtrR8
>>827 だけど、私が読んだ本では雪だるまは「僕」と自称し、ストーブを「彼女」と読んでいましたが??
もしかして、ストーブがおカマで、雪だるまが性不一致、または同性愛者だったわけですか?
雪だるまが「僕女」で、
ストーブがペニバンを装備した同性愛者だとすれば納得がいくのではないでしょうか。
三匹の子豚についてですが、
いくら二匹の長男、次男の家の作りが雑だったとはいえ
狼の息程度で崩壊するのはおかしくないですか?
そんな家では日常生活もままならないと思います。
もしくは、狼の息が異常に強力だったんでしょうか。
>>831 あなたが感じつづけて来た違和感こそが
「3匹の子豚」の世界がマトリックスである証拠です。
狼は既に目覚めたものでした。
己の力を過信してあえなき最期を遂げるのは
どこの世界でも一緒のようですね。
>>831 実は家に火をつけていました。息を吹き付けるのは火勢を強めるためです。
834 :
さく・え/ななし:2005/10/05(水) 19:26:39 ID:wow4jx8c
「王様の耳はロバの耳」ってよく考えると理不尽な話に思えるんですけど。
床屋が地面に穴を掘って王様の秘密をしゃべって埋めたら、そこから生えてきた葦が秘密を漏らしたって、どういう仕組みでそういうことが起こったんでしょうか?
そういやあれ穴を掘った程度で秘密に出来るって時点で理不尽だな…
駄々漏れだし。
便乗質問でお願いします
あの物語は独裁の元で闘争する政治犯の話を
童話風にしたもので、本来は王の政治を批判した書面を
壺に入れて埋めて隠し、それが発見されてしまうという話でした。
童話と言うものは妖精が舞い花がしゃべくるおろかな世界なので、
その理不尽な設定の裏の寓意を読み取る必要があります。
マジレスかよ!
穴を掘って秘密を埋める、これは単純に地下室での独り言です。
防音効果の高い地下室でなら、思い切り王様を嘲笑してストレス解消しても
誰にも聞こえないと思ったのでしょう。
しかし、植物の根が地下室の壁に穴を開けているのに、床屋は気付かなかった。
で、そこから音がだだ漏れだったと。
そう解釈するのが自然だと思われます。
839 :
さく・え/ななし:2005/10/05(水) 22:12:41 ID:FCYzgaYx
>>836-838 そういえば、あの話は元のギリシア神話では王様はロバの耳だということが国中に知れ渡った恥ずかしさで川に身を投げて自殺したというオチらしいですが。
それは、つまり、政治犯の抵抗により、独裁者が滅ぼされたということでよろしいですか?
>>834 海に向かって「○○の馬鹿野郎ー!」と叫ぶようなストレス解消法は比較的メジャーな方法でしょう。
それと同じで彼は思いきり叫びたかったのです。
そこで彼は洞窟の中に入って思いっきり叫んだのです。
ところが誰もいないと思われた洞窟には人がいたのです。そいつは城下町でも評判の悪い浮浪者でした。
王制国家では王家に対する侮辱は国家反逆罪となる事がよくあります。
そしてそれを密告した者には報酬が出る事もよくあります(恐怖政治の常套手段ですが)
例の浮浪者は床屋の発言を密告しました。
そして床屋は反逆者として処刑され、浮浪者も秘密保持のために闇に葬られました。
しかし浮浪者は口の軽い男だったので、密告する前に何人かの町人にその事を話していたのです。
最初は半信半疑だった町人達も床屋と浮浪者が相次いで消された事で、「あの話は本当なんだ」と町中に噂が広まっていったのです。
葦(あし)という漢字には、「悪(あ)し」を思い起こさせるから葦(よし)という別読みが作られたというエピソードがあります。
つまりこの物語の上で「葦」とは「悪党(浮浪者)」の隠喩と使われているのです。
841 :
さく・え/ななし:2005/10/06(木) 03:24:44 ID:q2OhL13Q
>>843 王様の耳がロバの耳であることは、当然国家機密です。
それを知った敵国の情報部員はその写真をマイクロチップに焼き、
チップを埋めました。
しかしそのチップを回収する前にスパイが露見して情報部員は消されました。
その後葦が生えてくるときに、チップが地上に押し出され、
秘密が明るみに出たということです。
842 :
ロバ:2005/10/07(金) 20:17:14 ID:4rAZUkXp
「王様の耳はロバの耳」の王様は、音楽神アポロンより牧神パーンの楽器の演奏をほめたために、「名演奏が聞き分けられない耳ならロバの耳で沢山だ」とバチを当てられたそうです。
なんでロバの耳なんですか?
理不尽だと思います。
>>842 へぇ〜……じゃなくて、
音楽家の音 → 人の耳が聴くもの
牧場農家の音 → 家畜の耳が聞くもの
という意味なのでしょう。ひどい慢心ですね。
844 :
さく・え/ななし:2005/10/08(土) 17:30:55 ID:G6p/WP1a
「ロバの耳の王様」でも一つ質問です。
>>842の説によると王様はもとは人間の耳だったようですが、周囲の人達はある日突然王様の耳が顔からなくなってるのにだれも気が付かなかったんでしょうか?
「え?ワシの耳は元からバカには見えんよ?」と
王様が押し通したので誰も指摘できませんでした。
>844
ロンゲですから。髪型ひとつでどうにでもごまかせますよ。
848 :
さく・え/ななし:2005/10/09(日) 21:35:24 ID:nbxaOGp2
>>847 このスレには関係ないけど、ミノタウロスの父親はミノスじゃなくて、ミノスがポセイドンから贈られた牡牛だよ。
母親はミノスの妃だけどね。
850 :
さく・え/ななし:2005/10/10(月) 00:02:00 ID:JpVF9m6b
奥さんが牛に一目ボレというか
そのように何かの神が仕組んでいました。
奥さんはイカロスの父ダイダロスに大きな牛の張形を作らせ
その中に入って牛に近づきまぐわったとされています。
851 :
さく・え/ななし:2005/10/11(火) 20:01:34 ID:qS2S734H
850を見て、ふと思ったんですが、
ギリシア神話のイカロスの話やちょっと似た話でパエトーンの話教訓て、一般には「身の程知らずの慢心した行為は身を滅ぼす」とされてるみたいですが、本当は「お父さんの言いいつけはちゃんと守ろう」じゃないんでしょうか?
世の全てのお父さんがいつも必ず正しく子供を導くとは限りません…
特定の作品というわけではないですが、子供向けの絵本では動物が
「○○だワン」「○○だニャー」などと鳴き声を語尾に付けてしゃべりますが、
ウサギやタヌキなどは、「○○だピョン(ポン)」など、
鳴き声というより擬音をつけてしゃべることが多いです。
これは、彼らがしゃべっている時は常に飛び跳ねたり腹を叩いたりしているということでしょうか。
また、ワニやゾウに至っては「○○だゾウ(ワニ)」など、語尾に自分の種族が付いてたりします。
一体どういうことなんでしょう。
854 :
さく・え/ななし:2005/10/14(金) 19:10:36 ID:Kk8iTpkq
>>853 あれは全部人間語に翻訳されたもので、語尾はすべて翻訳者がしゃべってる先入観で付けてるのです。
よく、物語の中では中国人は「〜アルヨ」、アメリカ人は「〜しマセーン、〜デース」としゃべらせてるのと同じですね。
>>854 補足。中国人の「〜アル」にはちゃんと意味があります。
戦前、中国からの留学生が日本に押し寄せて来る際、
中国側はとりあえず簡単な日本語を教えて
「あとは現地で何とかせい」と送り出しました。
その簡単な日本語が、語尾に「〜アル/ナイ」をつける事。
例えば肯定文なら「メシ食うアル」、否定文なら「メシ食うナイ」。
とりあえず意味は通るでそ?
これが日本における中国人口調のデフォルトになったようで、
留学生の日本語力が上がった現在でも、日本においては
中国人のイメージに強く影響しているようです。
(Special Thanks to Mr.Nakagawa)
856 :
さく・え/ななし:2005/10/14(金) 21:07:41 ID:tsmPi4TX
>>852 851に挙げられてる話は、お父さんの言ってることに従わなかったために破滅の道に陥ってしまってるんですが?
858 :
さく・え/ななし:2005/10/17(月) 19:30:33 ID:8BIt2n+n
「まりと殿様」という同様がありますが、まりが最後みかんになるのも理不尽ですが、それ以前に駕籠に乗った紀州の殿様に「一緒に連れてってくれ」と口をきいて、殿様もすんなりその頼みを受け入れてるのも理不尽だと思います。
普通は、まりが殿様に口をきいた時点で、「妖怪」扱いされて切り捨てられるんじゃないでしょうか。
859 :
さく・え/ななし:2005/10/17(月) 19:31:42 ID:8BIt2n+n
↑失礼、同様じゃなく、童謡でした。
>>858 バカ殿ですからね。そのぐらい脳内では日常茶飯事でしょうよ!
861 :
さく・え/ななし:2005/10/18(火) 06:01:06 ID:Dcy2B+eK
マリとは「柔らかく弾力があって弄ぶもの。」
そうです。
この童謡は「お殿様が町娘に手をつけた」こと
への隠喩になっています。
最後にみかんになったとのことですが
紀州といえば大藩。
後継ぎ問題もさぞ激しかった事でしょう。
推して知るべしということです。
と、元の歌を全く知らないのにレスしておきます。
862 :
さく・え/ななし:2005/10/18(火) 19:56:22 ID:hYPvNNHm
「あらしの夜に」って第一作しか読んでないんですが、山羊はともかく、狼は夜目も臭覚も効くはずなのに、暗かったから相手の正体がわからなかったってのは、変じゃないでしょうか?
>>858 何か最近、話題がループしている気がするのは気のせいでしょうか?(゚Д゚;)
以前も答えた気がするのですが。
864 :
さく・え/ななし:2005/10/18(火) 22:13:46 ID:YEmUASdw
>>863 でも、そのたびに回答は違ってて面白いので、それはそれでいいんじゃないでしょうか。
>>852 お父さんの中途半端ないいつけを守ったばかりに世界がエライことになった
例もありますし<GR
866 :
さく・え/ななし:2005/10/19(水) 18:32:13 ID:50SyHw2v
どうして最後まで言ってくれなかったんですか!?
あんまりじゃないですか!!
>>858 子供らにもてあそばれて肥後と熊本と仙波しか知らされない生活にうんざりしていました。
>>862 むしろ極限状態でエサを食わない狼の方が気になる。
「ガブさん、わたしを食べてください」
「そいつはいけねぇ! それ以上言ったら怒りヤスぜ?」
しかし
もう二人は限界です。
雪の上に広がる鮮血。
「うぅ、美味いッスよ……メイさん……」
869 :
さく・え/ななし:2005/10/22(土) 19:37:23 ID:d0uVL3Gd
「スーホの白い馬」についてですが、最後、馬のバラバラになった遺体でスーホは楽器を作って愛用しますよね?
どうして遺体はいつまでも腐敗も白骨化もしないで原形を留めていたのでしょう?
ふ、愛の力よ。愛と宇宙人とスタンド能力のせいにすれば何でも解決できる。
使用したのは骨や腱などのように、
腐敗してもそれほど影響がない部分だったからではないでしょうか。
面白い答えが思いつかなかったのでマジレスしてしまいました。
あとモンゴルって冷えるから、冬だとあまり腐敗も進行しないのでは。
872 :
さく・え/ななし:2005/10/23(日) 00:42:08 ID:rZth1/Qa
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\∵\ _- ̄ ̄ ̄-_ /∵/ 801
|Ξ|~ \ / ~|Ξ|
/∴ヽ/|\_______/|\ /∴:ヽ
http://sakura03.bbspink.com/801/ |.:∴:.| \ / |∴∵|
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聖書の出エジプト記に出てくる、ぎゃあぎゃあ腹減ったとわめくユダヤ人に神ヤハウエが与えた「マナ」ってどんな食べ物ですか?
地面を覆っていて白くて甘いらしいですが。
>>873 出エジプト記によると、地表に降りた霜に含まれる成分で、
食してみたところ蜜入りのウェハースの味だったそうです。
ここまでですと、パンのような固形物を連想してしまいますが、
気になるのが、計量単位が「オメル(1オメル=2.3リットル)」である事。
ここから揚げ足は「元は粉状で、牛乳などを入れて練る」物を想像しました。
放置しておくと、たった一日で虫がわく辺りにも足の速さが見て取れます。
875 :
さく・え/ななし:2005/10/23(日) 20:51:31 ID:W/sA62fU
聖書の話といえば、ヤハウェの神は「全知全能」という触れ込みなのに、アダムとイブが言いつけ破って知恵の木の実食べることが予想できなかったのでしょうか?
うろおぼえですが、蛇はサタンを表していているとか。「ヨブ紀」では神はヨブがどれだけ信心深いか試すためにサタンに命じてヨブの一家に次々苦難を与え、それでも神を敬うか試したそうです。
それと同じように神はアダムとイブがどれだけ自分達に従順か試すためにサタンに二人をそそのかしたんではないでしょうか?でも結果として人間は知恵を手に入れて神の奴隷から脱却したからサタンには感謝してもいいような....
「ファウスト」や映画「コンスタンティン」も神と悪魔が人間がどれほどなのか賭けたような...
>>875 全知全能とかのたまってる連中に限って予想外の行動には弱かったりします。
死んだはずだと思っていたお富さんが生きていたとは知らぬが仏状態だった御釈迦様のように。
ま、要するに全知全能ってのは『就職率100%』というのと同じぐらい眉唾物の宣伝文句ってこってす。
879 :
さく・え/ななし:2005/10/24(月) 21:24:51 ID:DdgMAwxd
つまり、ヤハウェは人間よりは出来がいいけど、「全知全能」のうたい文句を鵜呑みにできるほど、完全無欠な存在じゃないってことですね?
全知全能ならこのスレの内容も即座に理解して書き込み人に天罰を与えてるでしょうよ。
881 :
さく・え/ななし:2005/10/25(火) 10:57:26 ID:MBBLblO1
ヤハウェに限らず唯一神は
まあ、全知全能です。
全人類の運命も全て熟知しており
それらを変える力もありますが
正直、人間の事は特に大事に思っていません。
「ああ、来れる奴は天国にきたら?」って感じです。
獅子は子を千尋の谷に突き落とし
這いあがってきた子のみを育てると言います。
全ての人が神を愛するのではないように
神もまた全ての人を愛さねばなら無いということは無い
ということなのでしょう。
じゃあ心が広いんだろうな。
神を呪う奴とか異教徒とか、醜いものとか、みーんな知ってるっていうか現在進行形で膨大な情報が飛び込んでくるんだもんな。
頭イカレちゃうよ。
やっぱりコンピュータみたいに何も考えず莫大な情報を蓄えるだけの存在なんじゃねえの?
やろうとすればなんでも出来るけど、やろうと思わないって言うか、思う事が出来ない存在。
ってそしたら全能じゃなくなるか…。
つうか全能って矛盾そのものなんだよな。
矛盾する命題を突きつけて、クリア出来るわけがないけど、クリア出来なければ全能じゃない。
この前ヤフオクで天狗の葉団扇を落したのですが、使ってみたら鼻ではなく、股間が伸びてしまいました。どうしてですか?
884 :
さく・え/ななし:2005/10/25(火) 19:38:11 ID:ei+vw9BA
>>883 パチモンをつかまされましたね。
お気の毒に。
でも、どうして鼻を伸ばそうなんて考えたのですか?
そっちの方が不思議に思うのですが。
>>882 そもそも、神はよく使いを出して人類世界の修復を試みますが、
本当に全知全能の存在ならば、修復さえも予定通りの行動となってしまいます。
だとしたら、使いの存在意義とは何なのでしょうか?
「…だめよフィオ!そんな事考えてたら初期化どころか消去され…」
…おや皆さん、お久しぶりです。最近はずっと忙しくて、このスレに来る暇さえもなかったですよ。
886 :
さく・え/ななし:2005/10/26(水) 20:38:52 ID:nv1brjJZ
>>885 フィオって誰のことですか?
無知なもんで教えて下さい。
ひょっとしてオリジナルキャラだったしてwwww
888 :
さく・え/ななし:2005/10/28(金) 19:26:40 ID:nB+rPwBR
「因幡の白兎」の教訓って、「他人(サメだけど)をだますと酷い目に遭う」「他人をだますなら最後までうそをつきとおしなさい」のどっちでしょう?
なんか、よく考えると、後者みたいな気がするんですけど。
嘘はバレなきゃ嘘にはなりません。(少なくとも相手にとっては)
ですからその両者は方法が違うとはいえ「嘘はいけないぞっ」という教訓なのです。
890 :
さく・え/ななし:2005/10/28(金) 21:00:21 ID:bAiisKNW
>>886 スレ違いかつ横レスですがお答え致します。
フィオは六道紳士の「ホーりー・ブラウニー」という漫画の登場人物です。
神の命を受けて働いているのですが
あまり、主である神を詮索すると
まあ、消されてしまう というようなことを
>>885のような台詞で説明していました。
891 :
さく・え/ななし:2005/10/28(金) 22:31:28 ID:gK+Y8wh6
>>889 ええっと、「嘘はバレなきゃ嘘にならな」くて、「嘘はいけない」というのが教訓ということは…
つまり、白兎に即した場合、「途中で嘘だとバラしてはいけない」ということですか?
神様は人間を見て楽しんでるんだよ。
ちょうど俺たちがシミュレーションゲームをして町をつくって楽しんでるみたいな幹事
>>888 「他人をだますと酷い目に遭う」だろうな。人を騙すと今度は自分が騙される、うさぎちゃんは大国主の兄達に騙されて傷口に海水つけるもの。
894 :
さく・え/ななし:2005/10/29(土) 12:22:25 ID:nExleCxx
>>893 でも、最後まで嘘をつき通してたら、そもそもサメを怒らせてそんな目に遭わずにすんだわけで…
「嘘をついて人をだますような奴でも
泣いてる人がいたら助けてあげましょう」
が教訓じゃない?
>>890 アシスト多謝でございます。
ただ一つツッコミを入れさせて頂くならば、「六道紳士」ではなく
「六道神士(りくどう・こうし)」ですので。m(__)m
>>893 アレは「安易に人を信じるな」という、とても深い教訓なのです。
実は、あの兄弟達は裏で繋がっているのです。
最初に大国主の兄者達がやってきて、兎を酷い目にあわせる。
そして次にやってきた大国主が優しく接すれば、ほぅら大国主の手駒の出来上がり。
後々、あの兎は兄弟達のパシリとして奔走した事でしょう。
…実はコレ、ヤクザの常套手段でありまして、最初にチンピラクラスが暴力的に迫り、
幹部がそれを押し止めて優しく接し、交渉を有利に持ち込む戦法が取られています。
さすがに、韓国をうまく言いくるめて舎弟に仕立てた民族の先祖だけの事はあります。
897 :
さく・え/ななし:2005/10/30(日) 18:08:27 ID:gzBfPc/J
「すてきな三にんぐみ」
みなしごを助けるためとはいえ、強盗で得たお金を使うというのは
法的にも倫理的にも問題があると思うのですが
「すてき」ってどういうことでしょう?
そこにシビれる! あこがれるゥ!
と、いうことです。
>>897 日本鬼子は過去に悪いことをしたから殺しても良し、奪っても良し、大使館に石を投げても車壊しても愛国無罪ということアル
900 :
さく・え/ななし:2005/10/31(月) 19:53:22 ID:kx6Eayfb
>>896 >安易に人を信じるな
つまり、本来はウサギよりサメにとっての教訓を含んでたわけでしょうかね?
901 :
さく・え/ななし:2005/11/01(火) 22:08:55 ID:GlTjVJgl
>>395 でも、助けたからって、白兎は大して大国主に恩返ししてないよね。
「大国主が兄たちより偉くなる」って予言してるくらいで。
ひどいことしたやつより助けた方をヨイショするのは、常識的に見て当たり前だし。
>>901 見返りを求めないのが愛というものですよ。フフフ。。。
>>896 >韓国をうまく言いくるめて舎弟に仕立てた民族
それ中国?
大国主命は国津神だから日本民族の祖先ではないんだが。
もちろん国津神だって中国人の祖先って訳じゃないけどさ。
904 :
さく・え/ななし:2005/11/02(水) 19:04:28 ID:m2X6wrIL
>>903 日本民族なんてほとんどみんないろんな処からの寄せ集まりのあいの子なんだから、まあ、東アジア・南太平洋地域すべての古代人は先祖にあたるはずであって…
>>902 愛だとすると、大国主はウサギにどういう種類の愛を抱いていたのでしょうか?
なんか、気になる。
>>905 そう、マジなこといっちゃ、このスレは成り立たなくなっちゃうよ。
「強引に解釈」しなきゃ。
>>907 それは言えてる。
揚げ足にもう一度リセットしてやり直し希望。
狼と7匹の子山羊では、狼はチョークを呑んで声がきれいになったそうですが、そんなもの飲んで声がきれいになるんですか?
>>908 そこら辺は「強引に解釈」して下さいよ。
私はただのエセ学者で、ジャーナリストじゃないんですから。
まぁ、あえて言うなら「先祖」ではなく「守護神」ってぇ所ですか。
>>909 声が変質する可能性は大いに考えられます。
埃を吸い込んで喉がガラガラになるのと同じ原理かと。
おそらく狼は「騙し」のテクニックの一環として、
普段から粉を吸引して変声する技術を磨いていたものと推察されます。
何事も、力押しだけでは限界がありますからね。
911 :
さく・え/ななし:2005/11/03(木) 19:38:01 ID:ge9m3xwO
>>909 やぎにとっての「キレイな声」なので
粉を吸いこんだガラガラ声でOKです。
ヤギ繋がりで「3匹のやぎのがらがらどん」について質問です。
「がらがらどん」とは一体何のことだったんですか?
913 :
さく・え/ななし:2005/11/03(木) 20:33:08 ID:AKeCMXLt
>>912 「がらがら」という名のやぎに「〜さん」にあたる「どん」(「西郷どん」とかの)をつけた呼び方です。
つまり、3匹とも同じ「がらがら」という名だったわけで、それが理由で仲良くいつもいっしょに行動していたんでしょう、たぶん。
「がらがら」の意味までは北欧語に詳しくないので知りませんが。
>>912 英雄叙事詩「ガーラガルドゥ」が元です。デンマークを舞台とし、スウェーデン出身の勇者である勇士ガーラガルドゥが邪悪な巨人グレンデルを退治する話です。いつしか勇者が三匹の山羊、グレンデルはトロルに変わりました。
916 :
さく・え/ななし:2005/11/03(木) 21:40:16 ID:hX+RGPl2
>>914 原典でも勇者は三人なんですか?
一人だとすると、山羊に変わった際、三匹に分列したのはどうしてでしょう?
917 :
さく・え/ななし:2005/11/03(木) 21:41:34 ID:hX+RGPl2
↑あ、分列じゃなくて、分裂でした。
>>916 ほとんどおまけの従者二人がいたってことでしょう。絵本の2匹の山羊もいるだけだし。なお近くジェラード・バトラー主演で映画化です。
>>914 勇士ガーラガルドゥの三徳「人徳」「知略」「武勇」を個別のキャラクターとして
それぞれに表現したのが「三匹の山羊」です。
原語ではそれぞれ「優しきガーラガルドゥ」「賢きガーラガルドゥ」「強きガーラガルドゥ」
と呼ばれていたのですが、同音異義語とか類音語とかが紛らわしかったため
最初に「小さい」「中くらい」「大きい」と誤訳されたのが定着してしまったのです。
ふーん、じゃあそれぞれの特徴を受け継いだ勇者の子孫が三家あって、有事の際には三家の代表三人で合体して勇士ガーラガルドゥになったりするんだろうか。
勇気!友情!団結!みたいな感じか
つーかいい加減にウソだと気づけよ
題名を忘れましたが、三人の息子が父親の命令で旅に出て、一番優れた技術を持った者に家をやるという話があります。三男は剣闘
士の弟子になり剣の達人になりますが、いざ父親に技術を見せるとき、雨の中剣を頭上で振り回すとまるで傘のようになり濡れなか
ったらしいです。このことは科学的に可能でしょうか?なお、次男の技術は鍛冶屋で走っている馬車の暴れ馬の蹄鉄を打ちかえるも
のです。
剣の形をした折り畳み傘でした。
>>914 今更マジレスするのも理不尽ですが、
ベオウルフの話ですよね?
>>924 落ちてくる雨滴を全て剣で受け止めたり弾いたりすれば濡れないのです。
同様の技術を高めると、右足が沈む前に左足を出し、左足が沈む前に右足を……
と繰り返すことで水の上を歩けるようになります。
さらに極めれば、右足が空を踏み抜いて落ちる前に右足を出し、左足が落ちる前に右足を……
と繰り返して空中を歩けるようになります。
俗に言うニンジャの技術です。
927 :
さく・え/ななし:2005/11/05(土) 02:07:26 ID:nsj5Xo4j
>>923 中国拳法で言うところの「気」、つまり闘気(オーラ)で雨を弾いているのです。
剣闘士といえども武術家です。
奥義を極めれば闘気が身につきます。
その闘気をバリヤーの様に展開して雨を防いだのです。
「剣闘士は古代ローマに由来すると言うのが一般に信じられているが、実はその起源は中国拳法の拳闘士にある。
シルクロードとは古代ローマと漢王朝の武術家の交流を目的に作られたという事実が最近の研究で明らかになっている。
後に日本から中国に武術の修行に行ったものを遣唐使と呼ぶのは、剣闘士に由来する事は賢明なる読者諸兄には既にご存知であろう。」
(民明書房刊「東西拳法交流史」より抜粋)
928 :
さく・え/ななし:2005/11/05(土) 14:14:48 ID:nUDCtw/R
「ムーミン」のトロールたちってイラストやアニメで見る限り、カバにしか見えません。
北欧のトロールたちって本当にカバみたいな姿をしてるんですか?
だとしたらなぜでしょう?
>>926 おそらく、剣を振り回すことで急激な上昇気流を発生させ、
落下する雨滴を下から吹き飛ばしたのでしょう。
要するに、扇風機の原理です。
ただしこの逸話、くれぐれもマネをしないで下さい。
ブレードの向きを間違えると、下降気流になって雨滴を加速させてしまいますから。
>>928 元々は見にくい巨人だが、鳥山明か金子一馬がデザイン描いた際、可愛いカバの姿にしたせい。スライムもタマネギ状にするくらい強引な方々だから。
931 :
さく・え/ななし:2005/11/06(日) 13:14:38 ID:zYtO7WJe
>>930 原作のイラストもカバみたいですが、あれも日本人が描いてたんですか、へぇ〜。
わざわざ極東の人間に北欧の児童書のイラスト描かせたのはどうしてでしょう?
ふ、ドラクエ人気とメガテン人気にあやかろうとしたからよ。もっとも人気ゲームをハリウッドで映画化したが大コケした挙句赤字になり、しまいにはライバル会社と合併した会社もあったが。
このスレでマジレスするのもなんだが、
■とeは元からライバルじゃなくて仲良しこよしだ。
934 :
さく・え/ななし:2005/11/06(日) 14:17:42 ID:rB/rb6FH
>>928 ムーミンたちの先祖は人間の家に住み着く前は
海のトロールと言われる海洋性の生物でした。
(ここまでは公式設定)
トロールと言うのは北欧神話に出てくる巨人族のことだというのは
皆様もごぞんじのようですが、この巨人と言うのは実はゾウの事だったのです。
そして海のトロールはゾウの近縁種のステラーカイギュウだったのですが、
これらのカイギュウが陸上動物になったのがムーミンの先祖なのです。
つまりムーミンはカバではなく先祖であるカイギュウに似た動物なのです。
>>92トロールは元々北欧神話に出てくる巨人族ですが、キリスト教の普及によりその地位をおとしめられ姿が小さくなり
今のカバの姿になったそうです。イギリスのケルト神話の主神ダーナ神族がキリスト教の普及によって姿が小さくなり可
愛い妖精だか小人になったのとほぼ同じです。
千夜一夜物語あたりの中東の昔話に、
深い谷底に転がっている宝石を入手するために
肉の塊を放り込んで、ハゲワシがそれをつかんで
飛んできたところを矢で射落として、
肉に食い込んだ宝石を取るという小話があったように思います。
そんな面倒なことをしなくても、肉(もしくはとりもちのようなもの)に長い縄を取り付けて、
それを谷底に放り込んで引き上げればいいだけではないですか?
ハゲワシを使う方法では、矢が命中しなかった場合やそもそもワシが肉を
取りに来なかった場合など、不確定な要素が多すぎて、コストが釣り合わない様に思います。
937 :
さく・え/ななし:2005/11/06(日) 20:33:43 ID:BDFrKD9F
>>936 あまりに深く暗い地元の人にとっては前人未踏の谷だったので、谷底までどれくらいの距離があるかわからず、そのため届く程の長さの縄が調達できなかったのです。
>>936 禿鷲を撃ち落とさないと今夜のおかずがなくなるからです。
>>936 ぶっちゃけ何十メートルもあるロープはとても重いし
用意する事自体が大変な地域でした。
>>936 王妃が不倫したため、女性不信から結婚翌日に王妃を殺すというシャハリヤール王。彼の不信を除くため、
大臣の娘シェヘラザードが、自ら進んで嫁ぎ、毎晩おもしろい物語を話しつづけます。王は続きを知りた
くて、彼女を殺せぬまま、千一夜をあかし、ついにかたくなな心もとけて、二人は仲良く暮らしました。
このとき王に話したのが千一夜物語ことアラビアンナイトです。無論千一夜も話のネタが続くわけは無く、
かなりいい加減なその場思いつきの話もありましたし、話が尽きたら殺されるので多少の理不尽さは気に
せず創作しました。肉だのワシだの細かいことはどうでもいいのです。どうせ王様も年寄りだし眠くなる
だろうし、世間知らずだし、多少のことは気にしませんでした。
>>936 それならばついでに、ワシが谷底で肉を平らげてしまった場合の心配もした方がいいと思います
>>941 その場合は出て来たワシを射殺した後それを放り込めば良いと思います。
943 :
さく・え/ななし:2005/11/07(月) 19:36:53 ID:MoX5AsBY
>>936 で、結局、ここに出たどの解釈が一番納得がいきましたか?
>>936 てか引きずってるうちに落ちちゃうでしょ
バーバパパのモジャは何故他のきょうだいと違って
ツルツルじゃないんでしょうか。
まさか!ママが浮気〜?
中学校の理科でやらんかった?
メンデルが庭でバーバを育てて実験したっていう話。
バーバの体毛を決める遺伝子はハゲとモジャの2種類あって、
ハゲが優勢、モジャが劣勢
モジャ×モジャ→モジャ
ハゲ×モジャ→ハゲ
モジャ×ハゲ→ハゲ
ハゲ×ハゲ→ハゲ
高校の入試とかでよく出る問題なのに。
さては
>>946はゆとり教育世代だな?
>>946 小人のとりかえっ子により実の子供と変えられました
>>936 高所恐怖症だった為に谷底を覗き込むのが嫌だったのではないでしょうか?
肉を投げ込むだけなら下を見ないでも出来ますし
>>946 「託卵」です。
「バーバカッコウ」がママの隙を見て
卵を一つ紛れ込ませておきました。
やがてモジャはエサを一人占めして
子供たちの誰よりもでっかくなります。
気付いた時には手遅れです。
952 :
さく・え/ななし:2005/11/08(火) 20:23:18 ID:mBQzUz+1
松谷みよ子作の「オバケちゃん」は最初ぎょろ目で出っ歯で坊っちゃんヘアだったのに、いつの間にか小さい目におちょぼ口、キューピーヘアの別人みたいになってしまいました。
いくら途中でイラストレーターが交代したからって、あそこまでイメージ変えてしまうのは理不尽だと思うのですが?
>>952 いみじくも質問の中に答えがありますね。
「別人みたい」?いいえ、あれはまさしく別人なのです。
え、前のオバケちゃんはどうしたのかって?
まさかオバケに人権があるとでも思っているんですか?
何事も無いように成仏させられましたよ。
>>952 「美人は視聴者が作る」という言葉があります。
限度はありますが、基本的に女優やタレントはテレビに露出する頻度が高くなるに比例して魅力的になって行くんだそうです。
メイク係にいい人材を使えたり、本人が自分の魅力に気づいて磨き上げたり、理由はいろいろあるそうですが。
見られ続ける事で美しくなるのであれば、すなわち人気が出て長期シリーズ化した「オバケちゃん」がかわいらしくならない訳があろうか。
>>952 オバケが変わったんじゃない
君の心が変わったのさ・・・
956 :
さく・え/ななし:2005/11/10(木) 23:51:57 ID:KrLn9Qio
>>953 オバケを成仏させるってどうやったんですか?
ボディーブローで。
958 :
さく・え/ななし:2005/11/12(土) 19:52:50 ID:Uusu+gOL
「海の水はなぜからい」とか「塩吹き臼」とか呼ばれる昔話があります。
あの話だと、海の水が塩辛いのは海の底に沈んだ塩を吹き出す臼がずっと回り続けているからだとなっています。
海の水はそれで説明が付くとして、塩吹き臼が沈んだ海とつながっていない内陸部の塩水湖も塩辛いのはどういうわけでしょう?
うちの彼女も内陸部の出身だが、しお吹くし、しょっぱいぞ。
960 :
さく・え/ななし:2005/11/12(土) 21:32:14 ID:ncmqhPuy
>>959 「彼女もしお吹く」って、あなたの彼女って臼?
>>958 1.昔は海の一部だったけど地殻変動や気象の変化などで別れてしまった
2.塩水湖にも塩吹き臼が沈んでいる
3.959の彼女がそこで泳いでいるから
など、様々な可能性が考えられます。
962 :
さく・え/ななし:2005/11/13(日) 17:22:03 ID:rlgCfMiK
塩水湖の多くは、海面からかなり低い位置にあるので、周辺に降った雨や地下水は、途中で蒸発する以外はすべて湖に流れ込んで
いき、周囲の岩塩をたっぷり含んだ塩水が湖に注いできます。そしていったん湖に入った水は、蒸発する以外は外部に出れません。
そこで塩分が非常に濃くなった塩水湖ができるわけです...................
ってのはまったくのウソです!
964 :
さく・え/ななし:2005/11/13(日) 20:36:42 ID:p3ItHy5L
嘘かよ
965 :
さく・え/ななし:2005/11/15(火) 21:06:20 ID:2a5+Sd4i
桃太郎がその中から生まれた桃は川をどんぶらこどんぶらこと流れ下ってきたわけですが、つまり、上流には中に子供の入った桃のなる木がはえてるということでしょうか?
そうすると、あのおじいさん、おばあさん以外にも川に落ち流れた子供入り桃の実を拾った人がいそうなものなのに、そういう話を全く聞かないのはなぜでしょう?
竹から生まれたかぐや姫が
異世界から転送されたやんごとなき姫君だったように。
桃から生まれた桃太郎もまた、
異世界から桃に転送されたやんごとなき身分の生まれでした。
しかし、無事、主導権を取り戻して姫を迎えにきた月の世界とは異なり、
ついに迎えに来なかった所を見ると桃太郎の故郷がどうなったかは
推して知るべしということなのでしょう。
>>966 手元の資料によると、アレは未来世界での人体実験だったようです。
その世界で行われていたのは、筋肉の遺伝子改造による強化兵士の研究でした。
そして筋肉強化理論は完成するわけですが、皇帝の手で実験に一時ストップがかかります。
理由は、強化兵士が制御不能なほどのパワーと征服欲を手に入れるリスク。
現用兵器で歯が立たぬほどの存在になって、自我の目覚めor誰かの入れ知恵で
皇帝に牙を剥く可能性は大いにありました。
そこで研究班は一計を案じ、強化対象の赤ん坊を数千年の過去へ送り込みます。
強化兵士といっても寿命や知能は普通の人間と同じなので、
過去の世界でいくら暴れても安全だと踏んだわけです。
もちろん、タイムマシンは過去への一方通行に設定してある事でしょう。
そのタイムマシンがなぜ「桃のようなもの」に見えたのかは、現在も結論が出ていませんが、
こう考えると「桃の真ん中に刃を入れて、中の赤ん坊は何故無事なのか」も見えてきます。
外から一定の力が加わった段階で、戦闘機のキャノピーの如く
タイムマシン自体が自動的に割れるようになっていたのです。
この時の赤ん坊が成長して桃太郎となり、鬼ヶ島侵略を企てるのでした。
>>965 あの上流には桃源郷があったのです
ある日、桃源郷は鬼の軍団の襲撃を受けて灰燼に帰したのですが、
桃太郎の両親は息子を脱出カプセル代わりの桃に入れて川に流したのです。
そしてその桃がたどり着いたのは
アメリカのスモールビルという村
そこで優しいケント夫妻に拾われた彼はクラークと名づけられ健やかに育ちます
成人した彼は世界一の大都市メトロポリスのデイリープラネット社で働きながら、スーパーヒーローとして活躍しているのです
>>965 あれは、実は神が作った存在です。
鬼が地上で暴れ回っているのが面白くない神々がいました。
しかし直接力を使えば、「現世にあまり干渉するべからず」の禁を破る事になり、他の神々に示しが付きません。
そこで、ある神が「そうだ!俺の力を分け与えた子供を、人間の子供として送り出そう。そして人間に育てさせて鬼を退治させるんだ。そうすりゃ人間が自力で退治した事になるさ!」と考えました。
さっそく捨て子を拾ってきて神通力を注入しましょう。
か弱い子供にそんな事をして大丈夫か、という心配もありましたので、その辺の犬や猿や雉で動物実験してみました。
どうやら死ぬような事は無さそうです。神は安心してフルパワーで神通力を注入しました。
さて、問題はどうやって人間にその子供を託すかです。
直接渡せば、その人間が神の存在を知ってしまいます。あまり好ましい事態ではありません。
かといって、どこかにそっと置いておいても、ただの捨て子と思われて放置されるやも知れません。何しろ、当時は鬼に貢ぎ物をする為に人々は食うや食わずの生活をしています。捨て子なんて珍しくありません。それでは「例の子」が無事育つ可能背は低いでしょう。
神は悩みました。
だんだん面倒になってきて「あぁもう。でっかい桃に入れて川に流しちゃえ。」と「例の子」を川に流してしまいます。
動物は他の神に見つかると厄介なので、その辺に捨ててきました。
実に無責任な神様です。
流れ流れてその桃はお婆さんに拾われるのです。
そして、『鬼を殺す為だけに生まれ、鬼殺しを魂にプログラムされたキリングマシーン』、桃太郎が目覚めるのです。
桃太郎は異様な速さで育ち、心の中に鬼への殺意を育てていきます。
そして桃太郎は旅立ちました。その途中で同じく『魂に鬼殺しをプログラムされた存在』である、犬、猿、雉に出会います。
彼らも魂の命令に従って鬼ヶ島へ向かっていたのです。
この出会いは必然にして運命。
鬼ヶ島では殺戮が始まります。
例え女子供だろうと鬼とみれば八つ裂きです。残虐です。まさに外道。
手加減はありません。なにしろ心が「鬼を殺せ!殺せ!」と叫ぶのですから。
>>965 もちろん全ての桃の実に赤ちゃんができるわけではありません。
特別運が良く条件が整っていた桃の樹の、特別運が良く条件が整っていた実だけに赤ん坊が出来ます。
そして特別運がよく条件が整っていたため、腐ったり猿などに食べられたりすることなく
ちょうど良い具合に成長し、、偶々川に落ちて、偶々拾われることが出来るのです。
通常の出産においてもどれだけ多くの精子のなかからひとりの赤ん坊が生まれてくるかを考えれば、
桃太郎がいかに特別な存在であっても、何の不思議もないでしょう。
ある版の絵本によれば、該当桃の前後、小さすぎたり美味しくなさそうだったりする
桃が一緒に流れてきていたとあります。
これらは、同じ樹から落ちてきた不出来の実と考えられます。
971 :
さく・え/ななし:2005/11/16(水) 19:36:32 ID:LhF9wKf7
>>966-970 百家争鳴って感じの解釈がとびかってますね。
どれもそれなりに捨てがたい解釈です。
>>965 桃太郎は元をたどると桃を食べたおじいさんとおばあさんが若返って生んだ子供
ということはトリビアで出ていました。
(パロディで柿太郎があることはあまり知られていません)
体質で若返ったんじゃないでしょうか。
>>966-970の解釈の後なので少し弱い解釈ですが。
>>972 そいえば、かぐや姫や桃太郎では、おじいさんとおばあさんが神様に
「どうか子供が授かりますように」と祈っている場面がありますが、
どうかんがえてもあの年で子供が授かる様な行為をしているとは
思えないのが理不尽です。
>>973 彼らは「異様な子供」をすぐさま引き取って育てています。
よっぽど子供が欲しかったのでしょう。
それが自分たちの血をひいてるかどうかなど彼らにとってはどうでもよかったのです。
まあつまり。彼らは捨て子を見つけて拾いたかったのですよ!
「拾ってやるよ、だから、ほら…、誰か捨てろよ、子供」
と言う感じに祈っていたのです。不謹慎ですね。
>>973 平安時代の平均寿命は30歳程度だったと言われています。
昔話のおじいさん&おばあさんも実際には30歳程度だったのでしょう
30歳での子作りなら充分に可能です
平安時代は乳幼児死亡率が高いから平均寿命が低かったと言う学術的事実は忘れました
昔の日本昔話で、「まるかの人星」という
いたずら好きの小坊主が、ある日和尚さんに
捕まって、お仕置きとして庭の木に縛り付けられていたら
大量の蚊に刺されて死んでしまうという
全く救いようのないトラウマな話があったんですが、
あの理不尽な話の教訓はなんだったんでしょうか。
日本脳炎に気をつけようね。というのが教訓。昔は国民病と言われたもんだ。
>>976 微妙にマジレスですが「それが現実」というのが教訓です。
原作の「赤頭巾」が狼に食われるところで終わるように
そうそう都合の良いようには救いの手は現れません。
運命は自分の手で勝ち取るものだということですね。
>>976 その試練に耐え抜いた宮本武蔵の偉大さを間接的に褒め称えているのです
>>976 お寺のやけ薮にはやぶ蚊が大量に沸くので気をつけましょう、って話。
981 :
さく・え/ななし:
>>976 普通に考えたら、いたずらしてると、最後には命取りになるから、しないほうがいいよ、じゃないの?