全国セクハラ教員名鑑２００１

セクハラ教授：停職３カ月の懲戒処分に　京都大

　京都大は１９日、文学部の元女子学生が「指導教授にセクハラを受けた」と訴えて
いた問題で、セクハラ行為をするなど職務規範を逸脱したとして、男性教授（５２）
を国家公務員法に基づき停職３カ月の懲戒処分にした。同大でセクハラに関する処分
は初めて。
　会見した金田章裕文学部長によると、教授は一昨年１０月末〜昨年２月、卒論と
大学院入試の指導を名目に女子学生（当時４年）と３０回以上にわたり２人きりで
面談。レストランやバーで酒食を強いて不快感や強い威圧感を与えるなどセクハラ
にあたる言動をしたり、大学院入試の担当教官でありながら入試の直前まで立ち入
った指導をして試験の公平性を損なうなど、公務員の職務規範を逸脱した。
　女子学生は昨春の大学院入試に合格したが、入学手続きをせず卒業。昨年１０月、
学部の相談窓口に被害を訴え出た。
　金田学部長は処分について「各大学の前例に照らして妥当だと思う」と話した。
　【富永浩三】［毎日新聞６月１９日］ ( 2001-06-19-23:32 )

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20010620k0000m040152000c.html