>>209 大学の時に長崎出身だった友人から総合選抜について話を聞いたことがあったが、
同じ被爆県でも広島とはまるで違う状況に驚いたことがあった。
何より文系、理系コースがあった。
そして進学指導の熱心さ。彼は九大、長大そして国公立理系至上主義がうざいと
言っていたが、広島では上位大学への進路指導を熱心にすれば同僚教師から糾弾
モノになる。
そして夏休み進学補習があること。これは賛否両論はあると聞いたが最初聞いた
時、「学院みたいだな」と思ったな。ホテル泊り込みとかもあって総合選抜でも
競争原理が成立しているんだなと感心したもんだ。
じゃ、就職志望の子はどうしていたのか?と聞くと普通に進学補習に強制参加。
国家公務員V種とか県庁初級とか、最初はうざいと思っていても意外に応用が・・・
後で思ったこと。長崎は総合選抜で東大に行く人が減ったと嘆いていたが、それ
でも長崎大とか九大にコンスタントに合格者を出しているし、高校内の秩序は守
られ各校の昔からの校風は健在なんだと。
これならもし総合選抜が廃止された時どうなるのかと思っていたら、長崎東と西
の人気がうなぎ上りになり、しかも長崎東、佐世保北には附属で中学校も併設さ
れたと聞き、「出る杭が更に伸びるのだろう」と広島との更なる違いにビックリ
したよ。
長崎県の公立が文理コースを新設した頃、広島ではDQN枠とも言える選抜Vが
始まり事実上の公立高校全入になったんだよ。あの頃からどこも更におかしくな
ってしまった。しかも、刺青入れた中学生まで地域の名門校に入るようになった。
この話を例の長崎出身の彼に話したら
「長崎だとそれ以前に県外追放だよ」と驚愕した表情だったのが今も思い出す。