義家弘介引きこもりを語る
義家:インターネットをしていると、どんどん時もたちますしね。だから引きこもりをしている
限り、彼らに未来はありませんね。だって、履歴書に5年も空白のある人を社会は必要としない
でしょ。立ち止まったり、引きこもってもいいという寛容さを示すのは簡単ですが、それを
容認することによって、そいつにどれだけ人生の重荷を背負わせてしまうかということです。
俺自身、高校中退したという荷物が一体どれだけ重かったか。
人の10倍、100倍やらないと、同じ扱いをしてもらえません。容易に引きこもりを認める
人は、一生、そいつの荷物を一緒に背負っていけるのか。
そこを考えてほしいですね。
瀬戸内:義家さんは自分の教え子に引きこもりの子がいたら、どういうふうに対応するの?
義家:まず、部屋からたたきだしますよ。俺が一回やったのは、そいつの部屋に行って、
ゲームをぶっ壊しました。グシャグシャにね。もちろんあとで弁償しましたけど。
こんなことやってる場合じゃないだろう、なぜ学校に来られないのか、悶々と考えろと。
(略)
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