【エアいじめ対策】義家議員18【有料恩返し】

このエントリーをはてなブックマークに追加
263実習生さん
フライデー12/21号
ヤンキー先生「裏切りの血税800万円ビデオ」独占公開

「私は何もない人間でした___」
 ヤンキー先生の重々しい一言で、そのビデオは始まる。
タイトルは『ドキュメント 立ち直ること、支えること、出会うこと』。
法務省が作成した第57回「社会を明るくする運動」PR用ビデオである。
 過去に罪を犯した人々はどうすれば更生できるか。周囲の人間たちは
どう受け入れればいいのか。義家弘介参議院議員(36)は、そんなテーマと
対峙する。
 「(罪の)重さをずっと持ち続けながら、(社会と)かかわっていくこと。
それが今度、新しい誰かを変えてあげられる出会いになる気がしますね。」
 「誰もが一人で弱い存在。いくつになっても一人では抱えきれないものを
持ちながら、私たちは生きています。だからこそ、私は誰かを変えることの
できる、小さな力になりたいと思っています」
 義家議員は自らの生い立ちを振り返りつつ、テレビ画面の向こうから、アツい
メッセージを連発するのであった。
 だが、同運動の強化月間である7月から5000回もの上映会で流される予定
だったメッセージが、迷える人々に届くことはなかった。
”裏切り出馬”により、お蔵入りとなってしまったのである。
 法務省開示の資料によれば、ビデオ収録時期は’06年9月下旬〜12月下旬頃。
 永田町で囁かれていた政界転身の噂を気にしてか、同省は義家議員に対し、
「出演依頼の前に出馬意志の確認をしました。このとき義家氏側は出馬の意思を
否定していました」(法務省保護局)
 と、問い合わせ作業をしていた。だが、ヤンキー先生は’07年6月23日、
自民党公認での参院選出馬を宣言。そのため、「特定の政党あるいは特定の候補者を応援
していると誤解を受ける可能性は否定できない」(法務省保護局更生保護振興課長)
として、件のビデオは上映禁止→回収の憂き目をみたのである。
264実習生さん:2007/12/07(金) 16:09:24 ID:xxFHwfGm
 ビデオの配布は今年3月。839万円もの制作費はわずか3ヶ月でパーとなった。
もちろん、すべてわれわれの血税である。
「(義家議員の)事務所に対して事実確認をしたところ、『急な出馬になった』と
陳謝の連絡があった」(法務省保護局)
え?謝っただけ!?
 法務省に義家議員サイドから、「ギャラの返還・放棄、はたまた損害賠償がなされて
いるのか」を問うと、その答えは、「承知していない」(同保護局)
と、一言。まさか、センセイ、出演ギャラを”ネコババ”している!?
 資料によればビデオの出演費は総額で120万円。内訳は非公開だが、主演・義家議員に
大部分が支払われているのは間違いあるまい。
 センセイのモットーである直接対話でギャラの行方を聞くべく、取材を申し込んだが、
多忙を理由にFAX回答。
 「(ビデオの収録は義家議員の代理人と法務省側の代理店らの契約によって進められて
いるので)出演料等の返納については当然のことながら義家個人の裁量ではできません。
現在は保留という形で関係者間の内部協議がなされています」
つまり返さないってこと!?
しかも、当該代理店に確認すると、
「ギャラ返還について義家サイドと話し合っている事実はありません」
法務省の回答も同じだった。
紀藤正樹弁護士が首をかしげる。
「彼の行為が原因でビデオが回収になったのだから、義家氏は出演料どころか、全制作費
839万円の賠償請求をされるべき立場にあります。責任があると感じるのなら、
請求がなくとも支払うことは可能。
法務省の対応にも問題があります。国家予算がムダになったにもかかわらず、損害賠償請求を
していない理由がわかりません。癒着でもあるんでしょうか」
 自民党の最大派閥である町村派入りするなど、着々と長いものに巻かれるヤンキー先生。
迷える人々を捨ててまで、政治力を求める人間に”変わる”ことを、かつての恩師や
教え子は望んでいようか。