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328実習生さん
児童の父親が学校を暴力で支配、恐喝で起訴 徳島市
2005年11月10日 (木) 06:15

 徳島市の市立小学校で児童の父親が約2年間にわたって教職員を脅すなど
威圧的な行為を続け、夏休みには研修名目で全教師が集められ、半日間にわた
り「説教」を聞かせられるなどしていたことがわかった。この父親はその後、
校長らに対する恐喝容疑で逮捕され、起訴された。

 起訴されたのは同市住吉4丁目、コンパニオン派遣業中村和夫被告(45)。
7月下旬、「担任を代えろ」と校長らを脅し、校長と長男の担任教諭から現金
80万円を脅し取るなどしたとされる。9日の初公判で中村被告は起訴事実を
認めた。

 学校などによると、中村被告は約2年前からささいなことでクレームをつける
ようになり、次第にネクタイをつかむなど暴力をふるうようになった。夕方に
学校に来て、翌朝まで校長室で怒鳴ったり、文句をいったりすることが何度も
あり、今年7月には数日間続いたという。検察は「みんなが恐れ、被告が
教職員を牛耳る異常な状態になっていた」と指摘した。

 「研修」は本来は個人情報保護に関するもので一部の教師が出席する予定だっ
たが、これを知った中村被告が校長に全教員(約30人)を集めることを要求。
「説教」は学校への不満が中心で、教師は一人ずつ順番に立ち反省を述べさせ
られた。同市教委職員も立ち会っていたが、だまって見ていたらしい。