いじめに復讐しかた教えて

まあ、俺の場合は特殊なケースだから一般化出来ないだろうから
イジメに遭った時にどうしてデジタル録音媒体が必要か
細かく説明してみようと思う。これも残念ながら実話だ。
俺は、ある時、２年間の通信教育で社会福祉士の資格が
取得できることを知った。さっそく申し込んでみた。
その時に履歴書に資格取得後に老人の民間施設である
グループホームを開く意思があると書いた。
それから、２年間３０本以上の課題の論文を書いた。
それもクリアして残る課題は施設での研修のみとなった。
あらかじめ研修するにあたって候補となる施設に
特別擁護老人ホームを三つ書いた。
しかし、決まったのは、何故か
畑違いの知的障害者厚生施設だった・・・（続く）

俺は一気にやる気を失った。
運の悪い事に研修初日と二日目と交通渋滞に巻き込まれて
遅刻してしまった。そのせいか、研修の成績がオールEという結果がでた。
いわゆる「不合格」だ。それで研修先を決めたジイサン教師との
面談が始まった。
ジイサン：私もこういう施設とのトラブルに慣れているので
ひとつ、私にまかせてくれないか？
俺：何とか見逃してもらえませんか？
そうすれば、国家試験を受けることができます。
ジイサン：わかった。前にこんなケースを納めたことがあるんだよ。
俺が施設と生徒の間に入ってトラブルを治めたケースがね・・・
俺：何とか、宜しくお願いします・・・
ジイサン：君ね、僕の心のうちがわかっておきながら
わからない振りをしているんだね・・・
ようし、わかった。来年の研修の再履修にあたっては
３ヶ月のボランティアを申し付ける！これが条件だ！（続く）

明らかに賄賂の要求が垣間見えた。
それが達成出来ないとなったら、いきなり
「嫌がらせ」が始まった。俺は完全に怒った。
専門学校に電話をかけた。そこで相手をしたのは
副理事長だった。
俺：研修に不合格したのは、明らかに僕の失敗です。
しかし、研修に失敗したら、罰則として３ヶ月のボランティアが
必要とは、どういう事なんです？そんな事は、送られてくる資料には
何処に書いてありませんよ。それにスクーリングでも言ってなかった。
学則にも書いてないですよ。どういう事なんです？
副理事長：いやあ、君ね、私たちは、文科省や厚労省から
生徒に対する「恣意的裁量権」が与えられているのですよ。
残念ながら、あなたには３ヶ月のボランティアが必要と思われます。
それが嫌なら退学してもらうしか、ありませんな・・・（続く）

俺：そうですか・・・言って置きますが、この副理事長さんとの会話も
ジイサン教師との面談もICレコーダーで録音済みですが、
ブログをたちあげて、公開しても良いでしょうね〜
それを聞いた瞬間、相手の雰囲気が一瞬で変わった。
副理事長：待って下さい！ボランティアはもう結構です。
あなたを誠心誠意、卒業までお世話させてもらいます。
そのように協議しますので、しばらくお待ちください。
これは、実話である。肝心要な時に情勢を有利にさせるのが
デジタル記録媒体なのである。裏表の激しい、教育者に有効なのが
残念ながら、「動かぬ証拠」なのである。