酔って女子部員の顔を蹴る 教諭、隠蔽工作も
茨城県教育庁高校教育課は25日、県立伊奈高校(つくばみらい市)のバドミントン部顧問の男性教諭
(44)が酒に酔ったうえ、女子部員4人の顔や肩をけり、このうち3年生の女子生徒(17)に全治1カ
月のけがを負わせたと発表した。この教諭は暴行を隠すため、女性部員全員に口裏合わせを指示するなど、
隠蔽工作も行っており、県は26日付で停職12カ月の懲戒処分とする。
同課によると、今年7月22日午前0時ごろ、同部の校内合宿中、別の男性教諭(32)が男性部員と
花火をしていたことに女子部員3人が「危ない」と抗議。近くにいた男性教諭は女子部員が教師に口答え
しているととらえ、女子部員全員を正座させて4人に暴行を働いた。教諭は、未成年を含む卒業生らと
監督室で飲酒していた。
両教諭は女子部員全員に暴行を隠すよう2度にわたって指示。「滑ってポールにぶつけた」と口裏合わせを
させていた。
負傷した生徒の父親が同校長に問い合わせ暴行が発覚。県は、口裏合わせに荷担した教諭も26日付で
戒告処分とする。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071026-00000055-san-l08