女子バレー部員に体罰=合宿費の流用も-奈良市教委、高校教諭を停職処分
女子バレーボール部員の腹をけるなど体罰を加え、合宿費の一部を流用したとして、奈良市教育委員会は
23日、市立一条高校の男性教諭(46)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。同校校長は戒告、教頭は
文書訓告の処分にした。男性教諭は「自分の身勝手な指導方法で、子どもの心を傷つけた」などと話している
という。
市教委によると、教諭は2005年12月ごろ、同校での練習中に当時1年の女子部員の腕をつかんで腹をけった
ほか、06年1月ごろにも遠征先の練習試合で同じ部員の上半身をけり、転倒させた。また、同年12月ごろには、
当時2年の別の部員の腹をけった。2人ともけがはなかったが、それぞれ直後に退部した。
部活動では「アホ」「ボケ」などの暴言もあったという。中には「死んでしまえ」と言われた部員もいたと
される。
一方、教諭は06年度に8回あった他校との合宿のうちの7回で、生徒から集めた合宿費の中から約20万円を
相手校指導者との飲食費に流用していた。
教諭は1990年4月に同校に赴任した直後から部の顧問を務めていた。同校女子バレー部は97年に全国大会に
出場した実績がある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070523-00000217-jij-soci 同和奈良市だから処分が甘いのか?