日本学生支援機構(JASSO)奨学金について

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207実習生さん
提案:誤解の生じやすいので現行の一種・二種奨学金(返済義務あり)は「進学支援ローン」(利子つき・二種)と「進学貸与金」(無利子・一種)に名称変更してはどうですか?
その上で、文字通りの「奨学金」として返済不要・給付のものを新設し「成績条件(若干の経済状況も吟味)」にて適用する、というのはどうですか?
2種なんか正直枠が余ってると思うし、その枠相当減らしてでも「返済不要」タイプを創ったらどうかと思う。
208さおりん ◆y.XhExhfy2 :2007/03/10(土) 00:34:55 ID:NQqi3z6K
実現は難しいと思います。

大学推薦入試の「評定平均値」で既に話題になっていますあ、同じぐらい勉強ができても
一流高校の中位以下だと出願権がなく、三流高校のトップだと出願ができてしまう問題があります。
同じく、給付奨学金なんか作った場合は、一流大学の中位者と、三流大学のトップのどちらを優先するか、
それをどう客観的に判断するかなんて問題が発生しますね。

もし、全国で1000人というのなら、正当に学力で配分したら、
東大が980人、京大が10人、国立医学部で8人、早慶で2人なんて結果になって、
国民から大批判の的ですね。
さらに、大学の成績の優劣は、特に文系は実際の学力の高低に関係がないことは大卒者の常識です。
孤独に真面目に勉強する子よりも、ノートまわしっこできる不真面目な子の方が成績が良いというのが、
大学文系での常です。そんな学生に給付奨学金をあげる価値はあるでしょうか。

かといって、学生数に比例・応分して・・・などというと、
金がない優秀な学生が研究レベルの低い三流大学のトップで入り、
一流大学の競争力の低下、大学の勢力図まで変わってきてしまいます。