日本の国語教育9

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617実習生さん:2007/02/11(日) 13:26:39 ID:L1A5+xPH
小林秀雄は嫌い。ニーチェには非常に学ぶものが多く素晴らしいと思う。
618実習生さん:2007/02/11(日) 13:50:05 ID:p0ZfyDga

【今日は◆yk/JpL/Z9Uさんはどこに?】

ネコちゃんどこにいるの?ここにいるの?
早く私を感じさせてw
619571:2007/02/11(日) 14:04:22 ID:ABrIU+YP
>>613ブルーバックからの連想ゲームで行けば英語さんかな?
まあいいや。

>ブルーバックスを読んだだけで現代物理学を理解できた気になる阿呆だ。

専門筋の人だと、その分野における膨大な知識の総量やその習得の困難さ
がわかっているので、素人が安易にその領域で分かった風を装って出てくると
頭に来るんだろうなぁ。
でも、素人に不寛容な態度はあまり感心しないね。もっと包摂的に扱って欲しいね。
その分野の専門家でなくても、その分野のエキス的知見を、他の分野で培った
経験を通じて理解するってのは、アリだと思う。
他の分野の専門家であっても、高度に専門性を高めた人の中には、そこから先
普遍性に関心を持つ人だってたくさんいると思う。普遍性は分野を超えて横の繋がりを
もっていても不思議じゃないでしょ。
620実習生さん:2007/02/11(日) 14:21:33 ID:0GMpL5YS
>なにがしかの行動を通じて、その後の方向性が定まっていくような
>フレキシブルなやり方が、現代的だと思う。
自分がその分野の最先端にいて、開拓者であるならばそれでOK。
しかし一般人ではね…。
無目的なただの場当たり御都合バカなだけだよ。
人は低きにいくものだからね。
621実習生さん:2007/02/11(日) 14:26:13 ID:7AKMH61y
>でも、素人に不寛容な態度はあまり感心しないね。
そういうことは猫に言え。
622実習生さん:2007/02/11(日) 14:48:04 ID:aMfXiM1T
>>619 >>571

>他の分野の専門家であっても、高度に専門性を高めた人の中には、そこから先
>普遍性に関心を持つ人だってたくさんいると思う。普遍性は分野を超えて横の繋がりを
>もっていても不思議じゃないでしょ。

同意します。でも素人が現代物理・現代数学から普遍性を導けるような段階
でないことも理解すべきです。一世紀前には、マッハが「宇宙の方を回した
ときにも遠心力が発生するか」と物理学者に問題提議できました。それも意
識する形でアインシュタインは一般相対論を作りました。でも現代は そんな
ことは不可能な時代です。


>素人が安易にその領域で分かった風を装って出てくると
>頭に来るんだろうなぁ。

>でも、素人に不寛容な態度はあまり感心しないね。もっと包摂的に扱って欲しいね。

素人が分かった気になったことに目くじらを立てるような無粋な真似はしません。

分かった気になって、それを自分の屁理屈が正しいとする根拠に使う態度に
文句を付けるだけです。真理に対して真摯な態度を取ることなく、屁理屈を
捏ね回すことに反対するだけです。真理に対して真摯であることの必要条件、
自分が理解していないことを峻別することを要求するだけです。

宗教・思想・社会科学関係の分野では、自分も よく理解していないままに、
中途半端な理解のままに有名人の言葉を自分に都合よく引用する輩が多くい
ます。それらを断罪したいだけです。
623571:2007/02/11(日) 14:57:29 ID:ABrIU+YP
>>620ニュートン的なというか、因果的発想は古いと思う。
複雑系の発想でいかなきゃ。

>>621猫さんは象牙の塔の住人ではないでしょ。
624実習生さん:2007/02/11(日) 15:23:19 ID:aMfXiM1T
>>623 >>571
>ニュートン的なというか、因果的発想は古いと思う。
>複雑系の発想でいかなきゃ。

阿呆といいたい。ニュートン的・因果的発想のどこが古くて使えないのか。
これらは未来永劫使える人類の獲得した真理だ。複雑系の発想の何が解って
いるのかと言いたい。実際に複雑系で予測できることなどニュートン力学・
因果的発想で予測できることに比べたら塵・芥でしかない。

しかも、このような阿呆な理解を自分に留めておくだけでなく、他人にまで
強要することを私は非難する。私は このような真理に対し不誠実な、分かっ
た風な、自分に都合よく屁理屈を展開する態度を非難する。これを「不寛容
な態度」というなら言え。阿呆な文句を垂れるな。
625実習生:2007/02/11(日) 15:29:59 ID:Qa6S+TDQ
>厨房工房の方でしょうか。勘違いもあるとはいえ、スレ違いでアラシ認定されて
またまたナメクジの餌食になります。どうかご容赦を。いっそうの精進に励んでください。

猫はまだ正体がばれてないつもりなのか??それとも立場上こうするしかないのか?

なんにせよなにか一言欲しかったものだ・・・・・
626571:2007/02/11(日) 15:42:03 ID:ABrIU+YP
因果で説明が付くのは、きわめて限定された物理現象だけでしょう。
人間社会に無条件で適用できる黄金律じゃあないよ。


627実習生さん:2007/02/11(日) 15:52:55 ID:aMfXiM1T
>因果で説明が付くのは、きわめて限定された物理現象だけでしょう。
>人間社会に無条件で適用できる黄金律じゃあないよ。

予測できるのは因果で説明が付く範囲です。一方で人間社会では予測できな
いことも多くあります。社会学の説明などは単なる後講釈で予測には使えな
いものが多数あります。どちらかの側が正しいとするための屁理屈が多くあ
ります。私は屁理屈には興味はありません。

なお貴方は他人の指摘に対して話をずらすことが上手いだけの方に見え
ます。会話することで真理に近づく気など微塵もなさそうです。自分が正し
いと屁理屈を付けられれば満足をする方に見えます。これ以上の返答は止め
ます。
628571:2007/02/11(日) 16:25:07 ID:ABrIU+YP
細分化された領域における限定された真理にはさほど興味がないですね。
だから、あなたが望むような真理を追い求める態度ではないのでしょう。
あなたは予測性と心中すればよろし。
629実習生さん:2007/02/11(日) 16:27:13 ID:dqotP6T2
>>627
オマイ、二十代前半の男の子だな?
そういう匂いがするw

日曜日の昼間に2チャンも結構だけれど・・・
デートの一つもしたらどうかね?好きな女の子の
口説き方ならば、アドバイスしてあげるよ。
630実習生さん:2007/02/11(日) 16:44:13 ID:7AKMH61y
>628 のような物言いは最低だと思う。
>細分化された領域における限定された真理にはさほど興味がないですね。
「細分化された領域における限定された真理」かどうか、どうやって判定するのか。
その基準が自分にはあるといいたげだが、そんなもん、ねーよ。
ないものを、あるかのように言い募り、それで自分の立場を高めようとする。
そんなくさった性根がこの国を腐敗させているんだあああ!


あ、ちなみに俺は not 英語君ね。あと not 眞子ちゃん。
631実習生さん:2007/02/11(日) 16:56:17 ID:dqotP6T2
>>630
私は>>628嫌いじゃないよ。
最低だとも思わんしw

>>630は、どこをどう読んでも英語君にはならんだろう。
でも、誰か分からねえ。

とりあえず英語君は>>627な。
632571:2007/02/11(日) 17:38:14 ID:ABrIU+YP
>>608に対して、

613-615の回答を否定したつもりは全然ない。
そこから先、別の観点を取り上げることで話が深まればと思い、
その後の投稿しただけなんだけど、論点ずらしのように受け取られた
とすれば我が身の不徳だよ。
633ヤマさん:2007/02/11(日) 18:17:47 ID:of/rpoff
>>602
何十年も前の学生の頃の話ですから、
そう断定的に教えられたのか否か、またどんな流れで
そのような結論が導きだされたのかは記憶に定かでは
ありませんが、僕の記憶の中で芥川がそう意識して書
いたと教えられたと記憶に染み付いているだけです。
634実習生さん:2007/02/11(日) 18:31:51 ID:RiY3DfI2
>◆yk/JpL/Z9U

先生、春からは復帰されるんですか?
635ヤマさん:2007/02/11(日) 18:40:39 ID:of/rpoff
>>633補足
以前書いたものです。
MSP=ヤマさん(改名してます。)

56 :MSP :2006/07/07(金) 16:32:14 ID:1H6i+M7v0
>>53
芥川龍之介(作者)の意図が
「大人になるための儀式」
生きてゆくためには、手段を選ばない。
また、弱者を蹴落としてでも生きていかなければならない。
こんな感じでした。

しかし、作品は作者の手を離れたとき、
すでに読者のものになっているはずです。

だから、読者が10人いれば10通りの
解釈があっていいはずです。

多数の人は、
「人間、窮地に追い込まれると何をするかわからない」
と言う解釈でとどまります。

しかし、芥川は「大人になるためには嫌なことでもしなければならない」
と言うことを投げかけたのだと、だから「大人になるための儀式」を
この主人公の内面の変化を通して描いた。と言う感じでした。

ただ僕は「悪」をしてまでと解釈していますので、
それはどうか?と言っているだけなのです。

おかしいですか?
おかしいでしょ。
636実習生さん:2007/02/11(日) 18:42:03 ID:L1A5+xPH
>>634
小林秀雄に聞け
637ヤマさん:2007/02/11(日) 23:18:02 ID:of/rpoff
芥川がでたので、太宰に移りたいと思います。

問い一 なぜ、「走れメロス」を書いた作家が、「人間失格」を書いたのか?

問い二 三島由紀夫から見ると太宰はどのように見えていたか?

問い三 芥川と川端康成と三島に共通する点はあるか?

どうでしょう?
638実習生さん:2007/02/11(日) 23:40:16 ID:usk6YJgA
えーと。
走れメロスも人間失格も同じテーマ。生活の演技性を扱ってると思いますが、
まさかあれが本当に友情をすばらしいを作家がテーマとして掲げていると思う
ならセンスがないと思いますが?すべてが書割と芝居がかった台詞、大げさな
身振りで描かれどのような英雄的な行為も所詮は周り舞台の上で同じところを
走るようなそのようなニヒリズムが作品の基調低音になっていると思います。
それは人間の生活が理解できないと告白する失格の主人公にもつながる感覚で
あると思いますが?(簡単に言えば離人症という病理にとらわれた人間からみ
た世界の描写でしょう。)

 そういった意味で彼の文学を三島は虚構を弄ぶと思っていたかもしれないし、
病気を悪化させる毒のように思っていたかもしれない。嫌いだったのはそれに
対して引かれてしまう自分がいたからかも知れない。午後の曳航や仮面の告白
を書いた作家であることを考えると嫉妬も混じっていたと考えても不思議では
ない。

 自殺した作家であり流行作家であった。っていうだけでは何も言ってないに
等しい。流行するということは何がしら魅力がなければならないがはっきり言
えば、この三人は文学趣味のナルシズムを過激に酔わせるところがある。そし
て彼らが生きた時代はそのような文学趣味を好む知識階級がたくさんいたとい
うことに他ならない。自殺したのははっきりいえば<病気から>である。
639ヤマさん:2007/02/11(日) 23:57:47 ID:of/rpoff
>>638さん
病気とすれば、それぞれ病名がつくと思いますが、
なんと言う病気だったのですか?

公人といえども病名は個人のプライバシーでありますから
分ってっても言えないかも知れませんね。
しかし、漱石については精神科医ですら考察しているみたいですね。

個人の特性(病気)と言う観点からではそこで終わってしまいますので
他にご意見ございませんでしょうか?
640実習生さん:2007/02/12(月) 00:08:18 ID:PpPGBrbo
太宰と川端はそれぞれ鬱病。太宰はそれに他人を巻き込むという妙にロマンチズム
がついてまわった。川端は神経症がそれを悪化させた。
三島は人格統合失調症。また躁鬱の傾向もある。
641ヤマさん:2007/02/12(月) 00:16:51 ID:uREGzr0t
>>640ID:PpPGBrboさん
神経の病にお詳しそうですのでお聞きしたいのですが、
神経の病名がつかない人間とはどのような人間のこと
でしょう?
642実習生さん:2007/02/12(月) 00:38:29 ID:PpPGBrbo
治療しなければ社会的生活ならびに自己のコントロールに困難をきたす
場合を<病気>と呼び、そのための処置を行う。
一方で、処置を施さなくてもなんとかできる場合は気質と呼ぶ。ただそ
れだけのこと。
基準が厳しくなれば病気と呼ばれる人間が増え、基準が緩やかになれば
病気と呼ばれる人間は少なくなる。
ただ前出の三人は明らかに病気。(定義によっても、彼ら自身の行動を
分析しても)病人の言うことに意味がないわけではないので、勘違いし
てはいけない。
ノーベル経済学賞を取った数学者のナッシュも明らかに病気だが、彼の
記述した論文の成果とは無関係。
643ヤマさん:2007/02/12(月) 00:54:06 ID:uREGzr0t
>>642
論文の成果とは無関係。=作品の成果とは無関係。
と承りましたので、「個人特性の病気」と言う観点から
離れましょう。
644 ◆yk/JpL/Z9U :2007/02/12(月) 00:58:34 ID:fmvq3zv6
>>608
571さん
お示しのサイト、実は私もここで貼ったことあるんです。
「所有と国家のゆくえ」(NHKブックス、稲葉&立岩)をみなさんに薦めています。
久しぶりに考える本を読んだ感じがしたものですから。私は基本的に何でも
>>603で読んでます。もちろん、そういう定式化できないものはあるでしょう。
が、意識的にすることは限られます。そういう意味で武器はあれくらいが妥当かと。

それに加えて、スキーマ。読みながら分からないことは調べてスキーマを構築
する。ネット検索に加え、それなりのものを平行あるいは前後して読むことが必要な
場合も多いですね。

お示しのサイトの文章、及び「所有と国家のゆくえ」はああいう社会科学を読む基本的
スキーマがないとどうにもならないでしょう。そもそも「自由」や「国家」の意味自体を
構築しているわけですから。そういうものを自明とするような思考しか持たない人間に
無用なものになるでしょう。

その「ゆくえ」ですが、パレート最適とかナッシュ均衡とかゲーム理論の数学が出てくる
ので、そのことを某サイトで聞いてるんですが、やっぱりしっくりいかない。
「ゲーム理論」の解説本を読まないとアカンなーって思ってます。もちろん、そういう
タームは飛ばしても要旨は分かるんですが、これを機会にちょっとかじるっていう感じ。
そうでもないと広がることはないですから。
645ヤマさん:2007/02/12(月) 01:00:17 ID:uREGzr0t
>>638ID:usk6YJgAさんの
>流行するということは何がしら魅力がなければならない
は重要な観点と思われますがどなたかご意見ありませんでしょうか?
646 ◆yk/JpL/Z9U :2007/02/12(月) 01:12:32 ID:fmvq3zv6
571さん 続き
さて、立岩のような社会科学の理論的文章。やはりスキーマがないといけないようです。
「国家」や「自由」というものをめぐる言説をある程度しっておかないと話にならない。
例えば「自由」。立岩は強制によって「自由の平等」を結果として保障しようとします。
ははーん、マルクス主義だなっていう理解で終わるのではまるで読んでいない。彼が
「最小国家」を言う意味は旧来のML主義に完全に対峙しているわけです。

最低のスキーマがないとどんな方法論も無効です。
なお、パレート最適やナッシュ均衡などになるとゲーム理論及び周辺の数学に関する
まだ最低のスキーマがない状態ですから、ボコボコです。

(他サイトから引用)
>>よわんこさん、パレート最適とか
>なんとなく思うのは猫さんがぴんと来にくいのは、数学的な厳密さとか
>いうよりは、その原理の限界のようなものを知りたいのだろうとか
>思いますが。パレート最適原理がもつ限界とか、矛盾とかそういうのを
>話されるのがいいのではないかな、と考えます。
>私もゲーム理論は詳しくないので自分自身ではそういうことの説明は
>できませんが。
>大学の時の思い出ですが、積分の数学的な定義でもっとも初歩的なリーマン
>積分を習った際、それそのものは、ふーん、そんなもんだな、としか
>思えなかったのですが「この積分は例えばf(x)でxが有理数ならf=1、
>xが無理数ならばf=0のような関数だと計算できないが、より拡張
>された形式(ルベーグ積分だったかな)だったらばちゃんと∫f(x)dx=0と計算
>できるものだ」と聞いてなるほどと思ったものです。

このような丁寧なアドバイスというかコメントをいただいてんですが、私には
「うんうん」ってうなずけない。なぜなら、分からん。どんどん分からんから実感が
ますますない。

やっぱりスキーマ。最低のスキーマ。次に二項対立ww
これが私の実感です。
647実習生さん:2007/02/12(月) 01:16:30 ID:qiQ/JSQH
パレード最適は資源や財の分配の概念。無駄や横取りがなくすべての財や資源
が分配された状態のこと。だからゲーム理論とは関係のない純粋に経済学の概
念。チョコレート4つ(財であり行動のエネルギーと考えれば資源)を二人で
分ける場合。他者が損をしていると思わない分配は(2,2)に落ち着く。こ
の状態がパレード最適。<公平という意味ではない。一見不平等にみえても、そ
れで損をしているという実感がなければ最適である。たとえば家族で分配する
場合父が多く、母が自分の分から子どもたちに分けて与える場合もパレード最適
であるといえる。)
648 ◆yk/JpL/Z9U :2007/02/12(月) 01:28:35 ID:fmvq3zv6
>>614
その類のことは、本多「日本語の作文技術」で終了。これはかなり精密。蛇足になります。

>>615
二つの点で問題を感じます。
1)それはレベルの低い文章で、かつ基本的スキーマを有する場合にだけ有効です。
2)上述したように、日常語でもある「自由」などを厳密な意味で用いられるような
  文章では危険です。実際、そういう言葉を自明なものとして理解できない人間は
  たくさんいます。ここでもよく見かけます。
649 ◆yk/JpL/Z9U :2007/02/12(月) 01:43:41 ID:fmvq3zv6
571さん
ID:aMfXiM1T は、あまり程度がよくないです。
そもそも「真理真理」っていう理系にまともな人間はいません。それはよく
御存知でしょう。それと、数学は予測とは何の関係もないです。数学とは基本的に
そういうものと切り離してどういう論理体系ができるかということです。物理学が
数学によって記述したということから事後的に数学を根拠付けない。こういう基礎的な
ことも分からんようです。
それと、物理学は理想化、捨象がありますから、現実における予測は常に「だいたい」です。
この現実とは天体の運行などの例外を除いて我々の現実のほとんどにおいてのだいたいです。
そのだいたいが有意味かどうかの判断はもはや物理学の圏外です。

なお、こういうスレに出入りする理系はただ単に文系を叩きたいだけの阿呆が多いから
注意です。そうでない人を見分けることが大事です。

経済学も数学で記述する。が、予測ははずれる。理想化という問題があるからです。

最後にそして最も重要なことですが、
ID:aMfXiM1Tのような真理者でも、形式論理に反する推論によって予測しているんです。
それが科学の知見です。真理や形式論理だけで考えたり予測したりしている人間は
存在しません。ID:aMfXiM1Tが、この世界を生きていて真理と形式論理だけで考え判断
していることがどの程度あるのか、尋ねてみてはどうでしょうか。
650 ◆yk/JpL/Z9U :2007/02/12(月) 01:51:29 ID:fmvq3zv6
蓋然性について あるいは、全か無か、の愚 もしくは、深い墓穴

ID:aMfXiM1Tは絶対的なことにだけ基づいて生きろw
そもそも、お前の発言自体が形式論理に反した推論による断定だ。

真理の絶対性を『信仰』する白痴は、あいまいな自然言語を捨てよ。
二度と使うなww
651 ◆yk/JpL/Z9U :2007/02/12(月) 01:58:58 ID:fmvq3zv6
>>635
善悪で考えるのはどうでしょうか。
「悪」に対し反射的に嫌悪するのはヤマさんの人柄の良さだと思います。
でも、芥川は逆にそれって悪いことなの?本当にそう断定できるの?
その根拠は?単に外部からの注入を信仰しているだけでしょ?そういう自明さ
自然さを考えた=懐疑したことあるの?

また、子供=純粋無垢、大人=清濁糞味噌 そういう前提で芥川が書いてるとは
思えません。そういう図式自体が陳腐で低レベルなイデオロギーです。

そういう感じです。
652実習生さん:2007/02/12(月) 02:02:48 ID:rkVvee4L
猫さん
本当によく勉強されているようでいつも感心しております。
ただ、ここまで2ちゃんに張り付く必要があるのかも疑問です。
もう少し、現実に正面から向き合ってはどうでしょうか。
なんか、現実から逃れる一種の手段(もしくは代償)として学問に精力を尽くしている様な印象を少し受けました。
653 ◆yk/JpL/Z9U :2007/02/12(月) 02:11:42 ID:fmvq3zv6
>>637
作家論と作品論の結節点ですか。

まず、作家に同一性を求めるというのはどうでしょうか。
転向という問題にまでならなくても、いろんな状態があります。人間が生きている
というダイナミズムとは変化です。その変化を成長や進歩などにだけ還元するのは
イデオロギーです。収斂できない、あるいは不確定な方向性を見るべきです。
そういう視線で全体(作家)を見ること、その傾向を考えることはできるでしょう。

作品とは一つの切断です。いろんな意味での切断です。ここから全体性への還元は
要注意です。注意しながら全体での布置を考えるべきでしょう。

作家の資質とは、「強度」だと思います。
それを病気とすることもできますが、我々の延長にあるという理解です。
境界などありません。特に、挙げられた作家は強かった。そういうことでしょう。
654実習生さん:2007/02/12(月) 02:15:36 ID:tw4u8O+F
>>637
えらく「of」の好きなIDですね
655ヤマさん:2007/02/12(月) 02:20:29 ID:uREGzr0t
>>651
>善悪で考えるのはどうでしょうか。
そうでしょうか?

立場によって善悪は変化しそうですが、
>懐疑したことあるの?
その結果どう判断されるのでしょう?

結果、個々人の善悪の判断が作動しませんか?
656実習生さん:2007/02/12(月) 02:22:55 ID:6qcVYXe6
猫さんがやめたせいでこの1年間で成績が下がりました。どう責任とってくれるんですか…?でもとりあえず卒業はできてよかった…
657 ◆yk/JpL/Z9U :2007/02/12(月) 02:25:14 ID:fmvq3zv6
「走れメロス」
退廃した精神生活において、ちょっと健康的な状態のときに書いたからとか、
人妻のもとに走る自分を描いたとか、いろいろ読んだ記憶があります。

それより、彼が女性にもてたということに興味があるなー。何度も心中するって。
今でも若い女性に好まれてるとか。彼は自殺して永遠に愛されることとなった??

ヒロポンとアルコールの力で書いた「メロス」
友情、希望、勇気・・・・

入水前の太宰に音読させたかったww
658ヤマさん:2007/02/12(月) 02:36:53 ID:uREGzr0t
>>653
中学で「走れメロス」がでます。
その際、作家である太宰をどう扱うか難問なのです。

教える側の判断が微妙に生徒に伝わります。

高校で「羅生門」がでます。
教える側がいかに考えているかによっていろいろな化学変化?が
生徒に生じます。

まして、感想文まで書かされるわけですから教える側も自分の
立つ位置を生徒に伝えなければならなくなる場合があります。

そして、点数をつけるなどという暴挙にでられては困るんじゃ
ありませんか?
かつての僕のように批判的な意見がでてくるはずです。

ですから、ある立場を示してやることも必要ではないでしょうか?
しかし、それを今の教育界が許すとも思えませんが・・・。
659 ◆yk/JpL/Z9U :2007/02/12(月) 02:42:32 ID:fmvq3zv6
太宰論、モテル理由に関しての一考察とか

タナトス(フロイト)か
http://charm.at.webry.info/200504/article_2.html
>“エロス”とは、シグムンド・フロイトの精神分析学の汎性欲説では、
>『死の欲動』である“タナトス”に対置される『生の欲動』です。
>人間には、自らの生命活動を継続し、存在を維持しようとする生の本能が
>ありますが、それに先行する形で死の本能が先天的に内在しています。

>エロスと同時にタナトスが存在していると言うと、矛盾しているように感じる
>かもしれませんが、村上春樹の小説『ノルウェイの森』の言葉にあるように
>『生きることと死ぬことは、その本質において等価である』というのは一つの真理です。
>エロスとタナトスという二つの矛盾する欲動が、一人の個人の精神内界そして
>生理学的身体に内在化しているという事を、簡潔明瞭に表現すれば
>『私達には、寿命という遺伝的制約があり、運命として有限の生を生きるほかない』という事です。

秘められた「死への欲動」を露に掻き立てる太宰。
そういうのもアリだろう。だが、万人には使えない危なさ。
そして、その危なさが引きつけて止まないとしたら・・

あの「強度」への勇気はなかなか持てない。
彼にとっては勇気ではなく必然宿命か。それが太宰というものか。
660実習生さん:2007/02/12(月) 02:42:54 ID:FfC02qoe
走〜れ〜メ〜ロ〜ス〜の〜よ〜ぉ〜にぃ〜〜♪
661実習生さん:2007/02/12(月) 02:48:32 ID:6qcVYXe6
ところで猫さんが去年担任されたクラスで何人の生徒が卒業できなかったかご存知ですか??
662ヤマさん:2007/02/12(月) 02:48:35 ID:uREGzr0t
>>654
ありゃ、ホント!


この問いもoffでしょうかね?
663 ◆yk/JpL/Z9U :2007/02/12(月) 02:57:22 ID:fmvq3zv6
>>647
失礼ですが、あなたはパレート最適を分かってない。パレート(Pareto)を
パレー「ド」にしているのはタイプミスかなって最初思った。でも、違いますね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E5%8A%B9%E7%8E%87%E6%80%A7
>ここでパレート効率性の意味を考えるために簡単な例を挙げる。
>例
>AさんとBさんがケーキを2人で分けようとしている。
>AさんもBさんもケーキを食べれば食べるほど効用が高まるとする。
>ケーキを2人に取り分けた後、まだケーキが余っている。
>では、この状況はパレート効率的ではない。なぜなら、その余ったケーキをさらに
>分けることによって、Aさん、Bさんどちらの効用も悪化させることがなく、
>少なくともどちらかの効用を高めることが可能だからである。

>パレート効率性は社会状態を評価する一基準ではあるが、唯一の基準ではない。
>例えば、上の例のケーキすべてをAさんが消費し、Bさんはケーキを少しも消費しない
>状態を考えよう。この配分はパレート効率な社会状態となる。しかし、このような配分は、
>公平性の観点から見れば問題があると思われよう。
>なお、「パレート効率性」は「パレート最適性(Pareto optimality)」と呼ばれることもあるが、
>上に述べた理由などからこの「最適」は意味が強すぎるとして、「効率性」という言葉が
>好まれているようである。

☆ ウィキにあるような公平性との兼ね合い、あるいは次のような問題を考えてます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9A%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%9E
664 ◆yk/JpL/Z9U :2007/02/12(月) 03:14:41 ID:fmvq3zv6
>>658
>メロス

まず、作家と作品を切り離して読む。次に、この作家がなぜこの作品なのかを
考えさせる。太宰の退廃については資料などプリントを配布することもあり。
そういうので、どうでしょう。
ヤマさんの考えをそのまま話せばいいと思います。

>羅生門

私見は既に詳しく論じました。
これもヤマさんの考えをぶつければいいと思います。
「通過儀礼」という読みだけはいけませんw

なお、試験や点数は疑義生じないように作問すればいいでしょう。
それと入試や学校の試験で求められる「道徳空間」については詳しく説明し、
それを知識として伝授する必要があります。ゲームだから、攻略はこうなんだと。

それと別に考えるようなことをすることは相互に排除しないと考えます。
正解とされる道徳的な読みを検討することは受験技術であると同時に、そのような
道徳性を対象化し批判的思考へとつなげられるでしょう。

参考 「国語教科書の思想」(石原千秋)
http://www21.ocn.ne.jp/~smart/Kokugo1223.htm
http://d.hatena.ne.jp/Wallerstein/20060429/1146280752
665ヤマさん:2007/02/12(月) 03:25:11 ID:uREGzr0t
>>664
ありがとうございます。

それでは寝ます。
おやすみなさ〜い。
666実習生さん
>>663
ああすみません。本当に「パレート」ですよね。
そのような公平性を考えるためには、需要欲求をなんらかの形で形式化
(数値化)しなければなりません。この世のすべてが個人参加のオーク
ションで価格が決定されるとすれば、高い価格をつける=欲求が高いと
いえますが、そうではありません。
先の例のように、誰がどのように満足するかは分からないのです。です
からパレート最適化は資源の分配について主に使われることになります。
その際、欲求を基準にするのではなくどのように分配すれば社会全体の
生産額が高まるかが基準です。自動車を作って売ることで多大な利益を
得る国では自動車関係の工場に資源を優遇することがパレート最適にな
ります。