和服ってのは、袖や裾を膨らませて通気性を高めて、夏の蒸し暑さに適応した服装なのですが
これに合わせて室内の調度品も、裾や袖の邪魔にならないようにこしらえてあるものです。
床机とか正座サイズに合わせて低く作ってるし、ちゃぶ台だって折りたたんで壁に立てかけて
普段は和室の中は障害物がないように整頓するもんです。
机椅子がみっちり並んだ教室にはすんごくふさわしくない服装といえます。
もちろん和服の袖が邪魔にならないように、襷をかける習慣はありますが
教室内でずっと襷をかけてるくらいなら、洋装の方がまだマシですね。