加熱する中学受験競争をどうすべきか2

このエントリーをはてなブックマークに追加
1実習生さん
中高一貫進学校では偏差値・学力という一つの基準で人間が判断される。
常に能力を超えた勉強の要求により生徒は抑圧され、生徒の精神の自由は奪われている。
まるで北朝鮮のようだ。

今回、奈良で耐え切れなくなった生徒が殺人事件を起こし私立一貫校の異常性が
浮き彫りにされたが、異常な詰込教育で苦しんでいるのは一人ではない。
もちろん殺人は許されないが、このような事件の背景にあるエリート教育、詰込教育の実態を
真摯に見つめ、社会的な規制を検討すべきときが来ているのではないか。

文部科学省は私立一貫校の実態を調査し、生徒の心身に過度の負担がかけらていないか把握し、
問題があれば是正命令を出すべきである。

いくら私立は自由だといっても、民間企業の過酷な労働条件が経営の自由を口実に正当化できないのと同じく
私立の詰込教育も生徒の正常な発達を阻害する危険性が高く、放置されるべきではない。

ましてや国が助成金を出しているのだから、なおさら監督をしっかりすべきである。