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実習生さん:
ここに書いてあることは全て真実です。
帝塚山学院泉ヶ丘中学校 96年度卒業生
忘れもしない1995年 6月25日 五限目「英語」
その英語の授業というのは、能力別に教室が分けられており。
上からA、B、Cクラスとなっていました。
私と、この事件の被害者である友達の森松君は、英語の成績が芳しくなかったためCクラスでした。
この英語の、、、「先生」と呼ぶのもはばかられる教師が
「栗原 静雄」という男でした。
この「栗原」という男は、自分の気に入らないことがあれば全て暴力で解決する男で
生徒の目を見ては「目つきが悪い」といいがかりをつけて殴ったり
酷いときには、せき込んだだけで「オレをナメとるのか」と言ってボコボコにされたものです。
そんな男でしたから、生徒が宿題を忘れたときに体罰を与えるのは当たり前で
その日も、単語の意味を調べてくるのを忘れた森松君の顔は、これから行なわれるであろう理不尽な暴力の前にひきつっていました。
いつもならば、腹を十回ほど蹴り上げた後、顔面を八回ほど殴り、
教室の後ろで授業が終るまで逆立ちをさせられるぐらいで済むのですが
その日は、教室に入ってきたときから様子が違いました。
出席表を無造作に投げ置き、Cクラスの生徒がいかに無能かを語りだしたのです。
「オレの言うこときかんから成績あがらんのや」
まあ、これぐらいのことならば時々あるので、どうって事はないのですが、
運悪く、森松君が当てられてしまったため話は変わってしまいました。
単語の意味を調べてきていないことを森松君が告白すると
栗原は激昂し、教壇の前にあった机(生徒の座る机)を森松君に向かって投げつけたのです!
この「栗原」という男は長身で体格もよいため、机は物凄いスピードで森松君に向かって飛んでいきました。
幸い森松君は、うまくしゃがみ込んでよけることが出来たため
机は壁に激しくぶつかって、床に転がるだけで済みましたが
もし森松君がよけきれずにあの机にあたっていたら、、、
「栗原」の悪行はまだまだありますが、今回はこれだけです。