勉強真理教反対! ゆとり教育を守れ

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1実習生さん
ゆとり教育の趣旨は机の上で知識を覚える勉強だけではなく自ら主体的に調べものをし、仲間と討論し、レポートを書き上げるような
新しいタイプの学習を奨励するためにカリキュラムを軽減したことにある。
このような学習の方が実社会での仕事にも役に立ち有意義である。
したがって総合学習の削減・廃止は旧来のパターン化された社会的意義の薄い教育への後退を意味するだろう。

また、土曜日休みも地域の活動やボランティアや高校生であればアルバイトなどによって地域と交流し社会を知る
ために貴重なものであって、大人社会の休みにあわせて週休二日とすることは重要である。
地域と交わり社会を知ってこそ自ら将来の進路を選ぶこともできる。
学校の中しか知らない者がどうして未来を選べようか?

学力向上が必要だとしてもボランティアやアルバイト等で社会を知ってこそどんな勉強が必要か
理解でき、向学心が沸いてくる。学校という閉鎖的環境に隔離していては意欲が湧かないのは当然である。
実際、大学・大学院でも社会人経験者は向学心が強いだろう?

したがって日本政府は現在の教育路線を堅持し、後退させない義務がある。
学習到達度世界一のフィンランドも授業時間は日本より少ないのだ
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200502210108.html

むやみに知識を詰込むな、軽くなぞっておけば大人になってから必要になったときに
その分野だけ深く学ぶことができる、ということは東大の総長も勤めた有馬理学博士もおっしゃっている。

勉強は手段に過ぎない。にもかかわらず勉強を自己目的化するような風潮は間違っている。
勉強真理教に反対し、子供たちの健やかな成長を願おう。